かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

前原氏、ミニ政党から離党して超ミニ政党結成! どんなに小さくとも長の座は欲しい物なのでしょうか?

2023-11-30 20:51:49 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は8.2℃、昼の最高気温は14.2℃、五條市の今朝の最低気温は6.7℃、昼の最高気温は12.4℃でした。今日は明け方に一雨あって、朝は比較的高めの気温で夜が明けました。ただ天気は相変わらずで、午前中はまだしも日差しもありましたが午後はすっかり曇り、肌寒い一日になりました。どうもこのところスッキリしない天気が続いていますが、ずっとこんな天気なのでしょうか?

 さて、国民民主党の前原誠司代表代行が、このほど離党届を提出、3人の離党組と無所属から一人を加え、計5人で、新党「教育無償化を実現する会」を結成すると発表しました。前原氏以外の4人は、参議院の嘉田由紀子、衆議院の斉藤アレックス、鈴木敦に、衆院無所属の徳永久志です。代表は前原氏、幹事長は徳永氏が務めるとのことです。国民民主党の代表戦にも出馬した前原氏がなぜ新党を結成して離党したのかについては、前原氏は現在の国民民主党が岸田政権と協力を模索しているからということのようです。「トリガー条項の凍結解除に体重をかけ、岸田政権との協力を模索している。ガソリン代を下げることも大事だが、それが全てではない」と述べています。その上で新党では「日本の失われた30年を取り戻す」、そのために「教育予算の倍増や少子化対策などに取り組む」と述べられました。
 ただでさえ少数野党の国民民主党から更に分離独立して極小勢力に甘んじるというのは正直よく判らない心理ですが、鶏口となるも牛後となるなかれという言葉もありますし、極小でもトップであることに意義と満足を覚えておられるのやもしれません。しかし、国民民主党でさえつい最近まで全く政権へは影響力が見られませんでしたし、その上更に小さい政党で一体何ができるのか、しかも今どきワン・イシューで挑もうというのは、流石に無謀すぎやしないかと思わずにはいられません。そのワン・イシューがよりによって「教育無償化」とは、一体国民のどれだけにその主張が届くのやら、と疑問を覚えてしまいます。かつては政権交代を可能にした民主党の党首も務められた政治家が今や5人の小所帯とはまさに隔世の感がありますが、ここから伸びて政策実現が叶うかどうか。松下政経塾出身で国交大臣や外務大臣も務めながら、脇と詰めの甘さで代表辞任に追い込まれたこともある、前原氏の未来やいかに? って、前原氏って若いと思っていましたけど、もう61歳なんですね! 自分が年を取るわけです。

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24時間テレビ寄付金横領の件、最初はこれだけ頑張ったんだから少しくらい拝借しても構わないだろう、なんて軽い気持ちだったんでしょうかねぇ。

2023-11-29 20:01:52 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は14.4℃、五條市の今朝の最低気温は0.4℃、昼の最高気温は13.2℃でした。今朝は通勤途上で真正面からくる朝日に目が眩むほどお日様が輝いていましたが、程なく雲がワラワラと現れて空を覆い、日中はひんやりとした空気に包まれたくもり空の一日でした。ただ、分厚い雲になってきてこれはまた降るのかと思いきや、昨日と違い結局雨は降らずに済みました。明日もどうやらあまりはっきりしない天気のようです。雨が降らないことを祈るばかりです。

 さて、日本テレビの中国地方の系列局「日本海テレビ」の経営戦略局長という幹部職員が「24時間テレビ」の寄付金など264万円と、会社の売掛金853万円を着服、そのお金をパチスロや飲み代に使っていました。朝の通勤途中ラジオで聞いた話によると、税務署の調査で不正が発覚するのを恐れ、罪の軽減を狙って自分から会社に横領の件を自白した上で横領した全額の変換を申し出たそうですが、会社側は即日懲戒免職に処したとのことです。寄付金は一旦会社に持ち帰った後振込手続きを取るのを悪用し、振込前にお金を抜き取っていたそうですが、会社の売掛金も同じように抜き取っていたんでしょうか? 何れにせよ、単なる金銭横領という話では済まないのが24時間テレビの寄付金というもので、いずれ発覚することは避けられないのに、局の幹部職員が庶民の浄財に手を付けて遊興に浪費してしまったというのがなんとも救いようのない話です。24時間テレビで集められたのは44年間で400億円を超えるそうですが、こうなってみると他に同じような「中ヌキ」は発生していないのかが気になるところです。このとんでもないおっさんが一人トチ狂っただけというのならまだしもですが、24時間テレビの偽善性は以前から話題になっていますし、そもそもテレビ業界そのものが以前と比べその倫理観や正当性に疑念を持たれる事が多くなっており、他にもやっているに違いないという決めつけが発生するのも致し方ないところかもとは思います。つまり、もはや一地方テレビ局の問題では片付けられず、日本テレビ本局、更にはテレビ業界全体へ飛び火して、燎原の炎と化して業界を焼き払う羽目にならないとも限りません。一罰百戒で身を律するよう望みたいものですが、相変わらずNHKも不祥事が相次いでいますし、なかなか難しい問題かもしれません。

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文科省の調査で子供の視力悪化が過去最悪な数字になっているそうですが、その原因の一端は文科省だと思うのですが。

2023-11-28 19:27:47 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は10.4℃、昼の最高気温は16.8℃、五條市の今朝の最低気温は8.8℃、昼の最高気温は14.7℃でした。今日は雲が多い晴れ、という感じで日中推移していましたが、夕方近くになっていきなり本格的な雨が降ってきました。雨は17時半頃には止みましたが、雨と予測していなかったために、随分と驚かされました。明日、明後日も曇り時々晴れで、今日と同じような天気になる見込みです。また雨が降るのかどうか、明日は仕事で奈良市まで走らないといけないので、天候の変化が気になります。

 さて、文部科学省が実施した2022年度学校保健統計調査の結果が取りまとめられ、今日公表されました。調査対象は満5歳から17歳まで、発育状況は69万5600人、健康状態については322万411人を調査対象としています。その内容によると、裸眼視力が1.0未満の小中高生は過去最多で、小学生37.9%、中学生61.2%、高校生71.6%で、年齢が上がるほど多くなり、高校生では7割越えという結果になりました。また、肥満度20%以上の肥満傾向な児童は、男女とも小学校高学年が最も高く特に8歳以降の男子は全体の1割以上が肥満傾向を示したとのことです。
 ただこの傾向は日本特有のものではなく世界的なもので、特にアジア人は近視になりやすいのだとか。その原因の一つは遺伝にあり、日本人は近視になりやすい遺伝子を7割のヒトが持つほどですが、更に最近のスマホなどの普及が目に与える負担が大きいなどの環境要因が近視傾向を高めています。改善するには、「近くを見ないで遠くを見る」機会を増やす他ないようで、戸外での活動を増やすよう眼科の医師は訴えておられるようです。
 それにしても、タブレットの導入など電子デバイスを積極的に教育現場に持ち込み子どもたちの目に過剰な負担をかけたのは文科省ですが、一方でこんな調査をして、子どもたちの目をどうしようというのでしょう? せっかく調査結果が出てもそれを活かせないのであれば文科省の存在意義が問われるというものだと思うのですが。
 
 ところで私も随分長い間メガネ生活ですが、悪化したのは高校生の時、初代ファミコンを購入して遊びだしてからでした。それまでは裸眼視力1.5だったのにみるみる衰え、メガネ必須になってしまいましたが、年を取って遠視になって遠くが見えやすくなるのかと思ったらそういうことはなく、近視がますます進んでいるのが感じられます。若い頃目を痛めつけすぎた結果なのか、仕事を始めた頃から触っているパソコンのせいなのか、ここ数年で普通に使うようになったスマホのせいなのか、多分その全部じゃないかと思いますが、今の子は生まれたときから電子デバイスに溢れた環境ですし、目の疲れ方は私の子供の頃とは比較にならないほどきついのだろうと思います。私としては、できるだけ早く、失明などになる前に目の代わりができる電子デバイスが開発されて欲しいですが、オーベルシュタインの光コンピューター内蔵義眼は目を入れ替えなければならないのが痛そうなので、できればもう少しマイルドに装着できるデバイスが欲しいです。

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まだせいぜい若年寄位の年齢なのに逆走事故を起こすとは、もはや完全自動運転以外解決策がなさそうな気がします。

2023-11-27 19:53:44 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.3℃、昼の最高気温は12.9℃、五條市の今朝の最低気温は0.7℃、昼の最高気温は14.1℃でした。今日は朝のうちだけ日差しがあり、その後は偶に薄日が差す他はほぼ曇り、夕方日没前からパラパラと雨が降り出し、日没後は本格的に降ってきました。雨は強弱つけながらしばらく降り続いていましたが、20時前には止みました。ひょっとしたら今夜は更に降ってくるかもしれませんが、峠は越えたと見て良さそうです。明日は晴れてまた暖かくなる予報ですが、雨の後気温が上がるのがどうにも不思議です。寒くなってくるのは明後日からという予報ですが、どういうわけか気象の解説を聞いてみたいです。

 さて、熊本市内の片側2車線の道路の交差点で、左折で交差点に侵入してきた軽自動車が何を間違えたのか大きく曲がりすぎて本来進むべき道路の更に奥側まで走ってしまい、逆走。車と車の間をすり抜けるように走った末に衝突してようやく止まりました。運転していたのは69歳の男性で、なんと、この事故を起こす前に、その日の朝、電柱に車をぶつけて左側のサイドミラーを破損するという事故を起こしており、その後、ミラー修理のために移動中サイドの事故を起こしたとのことでした。このニュースを見て最初に思ったのは、まだ69歳という、今の日本なら十分若くて元気な年齢のお年寄りと思えるのに、それでも逆走事故を起こすのか、と驚きました。運転手の高齢男性は、駆けつけた警察に体調不良で薬を飲んだのが事故の原因か?と語っていたそうですが、何の薬を飲んでいたのでしょうね? 自分もいわば薬漬けの状態ですし、気をつけねばと気持ちが引き締まりました。
 しかしこの手の事故はもはや高齢者がハンドルを握って運転している以上避けられないでしょう。都会と違って田舎は車がないとそもそも移動できませんし、買い物や医者通い等日常生活ができないところも多いです。いくら免許返上を訴えてみても生活できなければ無理でも乗るよりなく、乗る以上は事故を起こす危険度が跳ね上がらざるを得ないというジレンマがあります。年寄りがどんどん増える一方の我が国において、重要なインフラに老人向けの最適化がなされていませんが、そんな対策の遅れがこれらの事故を誘発しているのでしょう。これをどうにかするには、もっと年寄りの視力や反射神経、判断能力等を精査した上で、その衰えた能力でも安全に運転運行可能な自動車の開発や逆走などのミスの発生を妨げるような道路環境の整備が必要でしょうし、更には完全自動運転を実現して高齢者からハンドルを奪わないまず防げないと感じます。

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大型帆船「日本丸」の一般公開を見学するため、名古屋まで行ってきました。

2023-11-26 21:08:49 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は2.2℃、昼の最高気温は14℃、五條市の今朝の最低気温は−1℃、昼の最高気温は14.8℃でした。今朝は強烈に冷え込みましたが、昼間はほぼ一日よく晴れて、そこそこ気温も上がり、日向ではポカポカ陽気でした。明日は、昨日まで曇り時々晴れの予報でしたが、今日見ると曇のち雨という内容に変化しています。雨は夕方以降に降って来る見込みですが、少しは晴れると期待していたこの身としては少々納得し難い予報です。とりあえず雨が降り出すのがこれ以上早くならないように期待して、明日は日中のうちに色々やっておきたい戸外での作業を片付けるといたしましょう。

 さて、今日はそんな好天気の下、一般公開を行っていた、独立行政法人海技教育機構所属の練習用帆船「日本丸」の見学に、名古屋港ガーデンふ頭に行ってきました。1984年完成した帆船で、総トン数2891t(国際総トン数)、全長110m、幅13.8m、3本マストの立派な帆船です。ただ、これに最大人員190人、実習生定員120人が乗って遠洋航海するというのを聞き、人数の割に船体が小さいように感じました。直ぐ側で常設展示されている南極観測船ふじは、全長100m全幅22mで200人乗りですが、一般船員は昔の夜行列車の3段B寝台より狭いんじゃないかというような3段ベット群に詰め込まれていました。ふじの場合は南極探検のための雪上車やヘリコプターを搭載しているうえ、砕氷設備もある特殊船なので一概には比較できるものではないでしょうが、日本丸は女子実習生も乗り込むための設備も施されているとのことで、その人数の居住空間を満足できるレベルで確保できているのか、ますますその居住環境の様子が気にかかるところです。ただ、随所で案内に立っていた男子・女子の実習生は皆初々しくも凛々しさもあり、サービス精神旺盛で受け答えもしっかりしていて、見事な教育成果を発揮されていました。

 それにしても独立行政法人海技教育機構というのは、かつて存在した東京商船大学や神戸商船大学といった教育・研究機関となにか関係がある組織なのでしょうか? 東京商船大は東京海洋大学となり、神戸商船大は廃止されて今はありませんが、東京海洋大では帆船実習は日本丸、海王丸で行うようですし、何らかの交流なり役割分担なりがあるのかもしれませんね。

 

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岸田首相、追い詰められてついに覚醒したんでしょうか? 

2023-11-25 20:08:39 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は5.3℃、昼の最高気温は12.3℃、五條市の今朝の最低気温は3.2℃、昼の最高気温は12.2℃でした。今日は朝のうちは晴れていましたがその後分厚い雲が流れてきて日差しは途切れがちとなり、弱い北風もあって気温は振るいませんでした。明日は晴れ、明後日明明後日も晴れ時々曇りで気温も今日より高めが予報されていますが、それ以後は今日並みもしくは低めで、いよいよ寒さが募ってくることになりそうです。

 さて、最近岸田首相が今までとは違うことを言い出しています。国会で国民民主党の玉木代表から「トリガー条項」発動を迫られ、今までですと買い控えが起きるとか流通が混乱するとかよく判らない理屈を並べ立てて拒絶していたのに対し、今回は「与党と国民民主の政策責任者で議論、検討を進めたい」と随分と前向きの答えを返しました。また、中国が日本の排他的経済水域に勝手に設置した「海洋ブイ」についても、これまでは中国に対して及び腰の態度だったのが、日本維新の会の三木議員が「中国が撤去しないなら日本が回収を」と述べたのに対して、「ブイの撤去も含めて、可能、かつ有効な対応を関係省庁で連携して検討していく」と答弁されました。いずれもこれまで通り「検討」に留まる発言ではあり、そう考えると何ら変わっていないとも感じますが、それでもふわっとした何をどう検討するのかわからないこれまでの曖昧トークではなく、具体的に何をどうするかを検討しようという進化した内容に、驚きが禁じえません。特にトリガー条項については、早くも財務省が鈴木財務大臣の口で、発動には国・地方で新たに1兆5千億円の財源が必要になる、と水をかけて来ていますが、ガソリン補助金で6兆円も使っておいて、というネット世論の反論もあり、それなりに岸田首相の今回の「検討」には期待値が高まっているところもあるようにも思えます。ただ、再三言うように所詮はまだ「検討」ですし、具体的に動き出さないことには意味がありません。首相がこれを持って支持率アップを狙うのであれば、口に加えてそろそろ手を動かして「実」を見せて欲しいところです。

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超強力な宇宙線「アマテラス粒子」が観測されたそうですが、桁が凄すぎてそれがどれくらいとんでもないことなのか理解が及ばないのが歯がゆいです。

2023-11-24 21:04:35 | Weblog

  昨日朝の奈良市の最低気温は5.5℃、昼の最高気温は20.3℃、今朝の奈良市の最低気温は11.8℃、昼の最高気温は19.3℃、五條市の昨日朝の最低気温は3.5℃、昼の最高気温は20.6℃、今朝の最低気温は7.8℃、昼の最高気温は17.4℃でした。一昨日から少しばかり遠出をしており、昨日帰宅したのは日付が変わるかどうかというところでした。一昨日の分は現地のホテルで投稿できましたが、昨日はさすがに更新は叶いませんでした。それはそれとして、連日異様に温かいですね。11月も後1周間を切ったのですが、明日からいよいよそれっぽくなるのかと思ったらまた暖かくなるようですし、本当に今冬は暖冬と言うにふさわしい年になるようです。そんな気温のためにいまだ灯油を購入してないのですが、来週後半はぐっと冷え込んでくるようですし、ここいらで灯油を購入しストーブを整備して、その寒さに備えておく必要がありそうです。

 さて、大阪公立大の藤井俊博准教授ら大公大始め世界8カ国の研究者らの共同研究で、2008年の観測以来最大の超強力な宇宙線を観測、これに「アマテラス粒子」と命名したと発表がありました。アメリカ・ユタ州で実施中の共同研究は高エネルギーの宇宙線の観測を目的とした「テレスコープアレイ」計画で、2021年5月27日に、1粒子244エクサ電子ボルト(1エクサ=100京)という非常に高いエネルギーの宇宙線を検出しました。テレスコープアレイは、ユタ州の砂漠約700平方Kmの中に507台の観測機器を並べ、大気に突入した宇宙線の粒子が生成する粒子群を検出する観測装置で、1粒子100エクサ電子ボルトを超える宇宙線「最高エネルギー宇宙線」をキャッチすることを目的として常時かどうしています。通常強力な宇宙線は、超新星爆発や今日巨大ブラックホールが発生源の候補になりますが、今回はそれらが無い空白領域から飛んで来ており、発生源が特定できません。過去、1991年にも320エクサ電子ボルトを観測した高エネルギー宇宙線「オーマイゴッド粒子」がありましたが、アマテラス粒子同様、こちらも発生源は不明なままです。藤井准教授は「かつてないエネルギーの値で、最初は何かの間違いだと思った。これから観測を強化して発生源を特定していきたい」とコメントされており、観測が現地時間の明け方に検出されたことや、宇宙線の起源解明に向けた道標となることを期待して、日本神話の天照大神にちなんでアマテラス粒子と命名されたとのことでした。謎の発生源という「天の岩戸」を開いて、宇宙の闇に一筋の理解の光を通してくれることを期待して、続報を待つと致しましょう。

 

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秋が深まる11月末の季節にプール熱が流行る不思議。

2023-11-22 21:24:02 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は4.7℃、昼の最高気温は18.5℃、五條市の今朝の最低気温は2℃、昼の最高気温は18.5℃でした。今朝もきつい冷え込みでしたが昼間は快晴の好天気が続き、気温が一段と高くなりました。朝出かける時の格好で出歩くと汗が流れてくるほどで、服装の準備が難しい季節です。明日はやや雲が増えそうな予報ですが、気温は更に上がってきて、暑いと感じるほどの天気になるかも知れません。かつて勤労感謝の日にこんな暖かい日があったんでしょうか?

 さて、現在、過去に例を見ない程の勢いで、「プール熱」が流行ってきているそうです。全国の小児科医療機関3000からの報告を国立感染症研究所で取りまとめたところ、ここまで4週連続で患者数が増加、最近1週間では1万173人と1万人の大台を超えました。いわゆる「警報レベル」は1医療機関あたり3.0人とされますが、全国の平均は1医療機関あたり3.23人と初めて全国規模で警報レベルを超えたとのことです。都道府県別では、福岡県7.41人、奈良県6.41人、佐賀県6.3人であり、25都道府県で警報レベルを超えています。
 プール熱ってプールで伝染して増えるからこの名前になったと記憶しているのですが、今やプールとは縁のないはずのこの季節でも急増するみたいです。インフルエンザも流行っていて学級閉鎖という話も聞こえてきますし、ウイルス感染症がやたらと流行る秋になっているようですね。専門家によると、別に夏だけに流行る病気ではなく、特に今はコロナ禍のために日本人の免疫を獲得できてなのいためではないかと話しています。これで免疫獲得となれば病気も収まってくるでしょうが、それまでは目が充血したり熱を出したりするヒトが子供大人問わず多く出てきそうな様子です。それにしても奈良県が全国ワースト2位とは冗談ではないお話ですね。なぜこの3県は特異的に多くなっているのかについても、専門家の意見をお伺いしたいです。

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池田大作氏逝去の報は特に関心はなかったのですが、岸田首相の弔問には驚かされました。

2023-11-21 20:03:58 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.5℃、昼の最高気温は16.9℃、五條市の今朝の最低気温は0.9℃、昼の最高気温は16.5℃でした。今朝の冷え込みはこれまでに増して強烈でした。車のフロントガラスはすっかり曇ってしまいましたし、出会うカーブミラーも軒並み凍りついていました。11月後半としてはさほど珍しくない現象ではありますが、今年はとにかく暖かかったために唐突な感じが拭えないという、困った年になっています。その分昼間は絶好の晴天に恵まれ気温も一気に上がりました。それでも昨日より数字的には低めなのですが、遮るもののない快晴の青空から降り注ぐこの季節としては強めな陽光のために、日向では気温以上にポカポカとした陽気で朝の厳重に固めた防寒具がじゃまになってしょうがない日中になりました。明日明後日と更に上天気が続いて気温も季節外れな暖かさまで上がってくるようです。一体いつ「冬」になるんでしょうね?

 さて、創価学会の池田大作名誉会長が逝去、享年95歳、との報道に、個人的な感想としては「まだ生きていたの?」という疑問が一番大きくてそれ以上のものは特に浮かばなかったのですが、岸田首相が弔問に創価学会本部を訪れたという報道には、驚かされました。第一感は「そこまで追い詰められているのか」、第2感は「まだ諦めない執念」や「なりふり構わなくなったな」という捨て身感で、そんなに逆境敗勢を意識されているのならもっと国民受けする政策を打ち出せばいいようにも思うのですが、減税がほとんど受けなかったために、何をしても駄目、と絶望感を募らせてしまわれたのかも知れません。それはそれで政治家としてはどうなの? という気も致しますが、このままで今後支持率が回復することはまずありえないでしょうし、最強の集票マシン創価学会に改めて頼りたくなるのもしょうがないかもしれません。
 それにしても、消費税減税やガソリンのトリガー条項発動を決断されていれば結構容易に支持率回復したんじゃないかと思うのです。それをやらずに支持離れも辞さずとしたのは、経団連会長がのたまうように首相として安易な大衆迎合をせずに必要な施策を選んで頑張っていると観る向きもあるのでしょう。でも、補助金に投じた税金があればトリガー条項は余裕で発動できたでしょうし無駄になった税金も節約できたはずですし、消費税減税は、一発限りの給付金よりも、より直截的に低所得者層にも恩恵を実感させることができたでしょう。それを選ばなかった(選べなかった?)時点で岸田首相の賞味期限はついに切れたという感じなのですが、創価学会に頼ることで敗勢挽回できるんでしょうか? 創価学会員の方々の、岸田首相を支持するや否やの意見を聞いてみたいですが、マスコミにその仕事ができるとも思いませんし、結局次の選挙で創価学会の真価が問われることになったりするのかな、と思ったりもします。

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AIでブラック・ジャックの新作を作って週刊漫画雑誌に掲載するとは、大変な時代になったものです。

2023-11-20 19:53:44 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は10.8℃、昼の最高気温は17.5℃、五條市の今朝の最低気温は5.9℃、昼の最高気温は14.7℃でした。今日は南に行くほど曇りがちで、奈良市では昨日に引き続き穏やかに晴れながら昨日よりは雲が多くて日が陰る時間が出る程度でしたが、五條市ではほぼ一日空が曇って日差しが届きませんでした。その間に位置する私の居住地域では、午前は晴れ、昼曇り、夕方また晴れ間が現れるというような天気で、一時かなり怪しげな雲が湧いてきましたが結局雨は降らずに済みました。明日にかけて冷え込みが厳しくなってきますが、明日の予報は晴れ、最高気温予測を見る限り、昨日より暖かくなるようです。明後日、明明後日は更に気温が上がってきますが、24日(金)はまたがくんと下がり、この週末は冬のような寒さに見舞われる模様です。気温の変化が一段と激しくなってくるような感じがする11月末ですが、12月になってもまたこんな暖かすぎるような日があったりするんでしょうか?

 さて、慶應義塾大学栗原聡教授と手塚プロダクションの手塚眞氏らが、AI技術を用いたマンガ制作に挑戦するプロジェクト「TEZUKA2023」が、「ブラック・ジャック」の新作作成に挑戦、この程完成し、22日発売の週刊少年チャンピオン52号に掲載されることになったとのことです。ブラック・ジャックは今年で誕生50年を迎える手塚治虫の代表作の一つであり、「TEZUKA2023 ブラック・ジャック 機械の心臓-Heartbeat MarkII」という表題で、32ページの新作マンガが掲載されるのだとか。この制作のために、「ブラック・ジャック」200話分のテキストデータや短編漫画200話分のテキストデータ、それに手塚漫画のキャラクター2万枚の顔画像データや「ブラック・ジャック」の4千ページ分のコマデータをAIが学習し、プロットーシナリオ生成、新キャラクター生成、ヒトによるネームの制作と作画、一部ヒトがAIコマ素材の生成を指示、生成されたコマ素材のアングルなどを参考に作画へ反映させ、漫画に仕上げたとのことです。このニュース記事を読んでいて今ひとつわかりかねたところもありますが、一番不可解だったのは、AIが学習したのはキャラとコマ、ストーリーだけで、肝心のコマ割りについては学習していないことでした。これについては手塚氏も「漫画はストーリーとキャラクターだけでできているものではなく、作家の感性が重要」で「感情をかき立てる効果的な演出(コマ運び)を(AIで)提示できるか」という点を大きな課題として挙げており、「さらなる漫画の研究、コンテンツの研究が必要だ」とされていました。
 今やAIでそれっぽい小説を書いたりきれいな絵を作り上げたりすることができるのが知られていますが、本当に商業作品と癒えるだけのものができるのか、疑問もありました。絵描きさんが安易にAIに絵柄が盗まれることを危惧したりいわゆるAI絵として判で押したような似通った絵ばかりになる点などもあり、商業作品を制作するのには使えないのではないかと思ったりもしましたが、こうして本気で取り組むと、それっぽいものもできなくはないのだな、という感じはいたしました。とりあえずは明後日発売のチャンピオンを見て、手塚AIが作成した新作ブラック・ジャックを読んでみれば、現状のAI制作の限界や可能性を垣間見ることができそうです。

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なんだかやたらスケジュールを詰め込んでしまって、なかなか休めそうにありません。

2023-11-19 20:18:59 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は6.6℃、昼の最高気温は14.9℃、五條市の今朝の最低気温は5.4℃、昼の最高気温は14.8℃でした。今日は昨日とは打って変わって穏やかな晴天に恵まれました。空気は程々に冷たくて天気のわりに気温は上がらなかったようにも感じますが、11月後半としてはこれくらいで普通じゃないかとも思います。明日から暫くはまた11月らしからぬ暖かい日が続くようで、その後はまた寒波が来て冷え込むという予報が出ています。本当に最近は寒暖差がとにかく激しいので、そのストレスにやられないよう、ゆっくりと休息を取れるようにしたいものです。

 と言いつつ今日は朝6時から起きて南の五條市までとある仕事に出かけてきました。夜の会食まで含めて、帰ってくるまででざっと14時間働きました。幸いだったのは天気が良くて昼間はポカポカ陽気だったことで、これが昨日のような天気だったら、もう色々諦めてとっとと引き上げていたかもしれません。そんなわけでまる1日走り回ってきたので明日くらいはゆっくりしたいところですが、ちょうど折悪しく仕事が重なり、週末まで休みが取れそうにありません。我ながらなんでこんなに予定を入れまくってしまったのかなと過去の自分を叱責したいですが、こうなったからにはとにかく体調重視で穴を開けないようにして、淡々とこなしていくよりありません。昔から開いているスケジュールを埋めまくるくせがあるので、特に年を取ってからは無理をしないよう心がけ、仕事が集中しないように注意していたんですけどねぇ。ついついやってしまいます。まあこの時期だけはしょうがないといえばしょうがない普通に多忙な時期ではあるのですが。

 というわけで今日はせめて早く寝るようにしたいと思います。

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寒い寒いと思ったらなんと身近なところで積雪とは! まだ11月なんですが、「冬」が早すぎる・・・。

2023-11-18 18:14:51 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は4.7℃、昼の最高気温は8.9℃、五條市の今朝の最低気温は4.6℃、昼の最高気温は7.1℃でした。今日は昨夜からの雨が止まず、1日雨模様の天気でした。それもやたら荒れ模様となり、雷は鳴るわ、走行中の車が揺さぶられるほどの風が吹くわ、挙げ句に昼過ぎにはパラパラと雹が降ってくるわと散々な天気でした。気温もまるで上がらず、11月なのに1月中旬並みの冷え込みです。明日は天候回復して気温も少しマシになる予報が出ていますが、仕事で朝から山の方に行かねばならないので、防寒には気をつけようと思います。
 それでこの天気、上空5500mに−30℃というこの時期にしては強烈な寒気が入り込んできているために生じているそうで、気象庁からは、局地的に雷雲が発生する可能性があり、突風(竜巻)や強風、雹、落雷、急な強い雨、高波などに注意するようにと呼びかけを行っています。なるほど今日の天気と寒さはそれによるのかと納得したのもつかの間、国土交通省・中部地方整備局『北勢国道事務所』が、名阪国道で今年度初の降雪があったことを公式X(旧Twitter)に投稿しました。添付された現場写真からは、路面は黒いものの周辺の景色がすっかり真っ白に雪化粧した様子が写っており、いきなり冬が来た様子をまざまざと見せつけています。国交省では、「11月は『タイヤ装着運動月間』です。冬用タイヤへの早めの交換、タイヤチェーンの携行、早めの装着をお願いします」と呼びかけているとのことです。私など、東北北海道信州などならともかくまだ早くね? と思っていたのですが、車で1時間もかからない近所の積雪写真は説得力が半端ないです。早々にスタッドレスタイヤに履き替えるよう、準備をしようと思いました。
 それにしても、「X」っていまだ旧ツイッターって言われるんですね。この夏に変更して数ヶ月経ちますが、よほどツイッターが浸透していたということなのでしょうね。呼ばれなくなるのはいつ頃いなるのやら、ひょっとして年単位で「旧ツイッター」なんでしょうか?

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高速道路逆走年間200件というのはもはや不注意とか高齢者の認知低下とかで説明していい発生量ではなく、根本的な対策が必要ではないかと思います。

2023-11-17 19:25:29 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は11.2℃、昼の最高気温は16.1℃、五條市の今朝の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は114.1℃でした。今日は未明から雨が降ってきました。たまたま午前3時に目が醒めてトイレに立ったのですが、そのときは盛大に雨音が外から響いてきていました。その雨は夜が明けても止まず、9時を回ったくらいからようやく止んで、その後時折パラパラと降る時間がありましたが、昼にはすっかり上がって青空も見えていました。それが夕方17時前から再び降り始め、その後は降ったり止んだりが続いています。明日も午前中を中心に雨模様の天気のようで、しかも明日の最高気温は奈良市の予想が9℃とついに10℃を割り込むという、寒波が来てないときの1,2月の気温相当とあって、明日は冷たくて寒い一日になりそうです。

 さて、ネットニュースを見てましたら、高速道路での逆走が、全国で2日に1回以上発生していると書いてありました。しかもネクスコ中日本のヒトによると、逆走しているヒトの3割は逆走していることに気づいていないとのこと。映像でも高速出口から逆侵入してきた車がそのまま片道3車線の高速道路を逆走し、トラックと正面衝突する事故を起こしたとありました。逆走車の7割は65歳以上の高齢者ドライバーともありますが、中には運転が仕事のトラックが逆走している事例もあるとのことです。いくら全国津々浦々に高速道路網が伸び、総延長1万キロ超の長さを誇ると言っても、それで年間200回近く逆走が起きるというのは、いくらなんでも問題がありすぎるのではないでしょうか? 例えば出口から高速道路に逆侵入できてしまうなど、そもそも致命的な構造的欠陥があるのではないかという気がします。自分が逆走していると気づかないというのも大問題ですが、気づきながら逆走しているヒトも居るという風に解釈できる話の内容なのがまた新たなショックを与えてくれます。誤って侵入してしまって戻ることも出来ずに、にっちもさっちも行かなくなって結局そのまま逆走することを決断するなど本来あっていいはずがありませんが、逆走で侵入される可能性がかくも明瞭にありながらその対策がなされていないというのはさすがに高速道路会社の不備ではないかと思うのです。これまで色々なことが若い健常者を基準に決められてきましたが、今や高齢者のほうが圧倒的に多い時代になった以上、その高齢者に準じた設計で作られないといけない時代に入ったのでしょう。自動運転が実現すればそのような心配も激減するでしょうが、それまでのつなぎとしてまずは逆からの侵入を阻止する仕組みを早急に考えて配備すべきでしょう。さすがに侵入しなければ逆走もないでしょうから。

 

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いま11月なのですが・・・。なんで今どき黄砂なんて飛んでくるのでしょう?

2023-11-16 19:24:38 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は5.6℃、昼の最高気温は17.8℃、五條市の今朝の最低気温は2.9℃、昼の最高気温は17.9℃でした。今日は朝から快晴で久しぶりに青空を仰ぐ事が出来ました。昼間は日差しの下はポカポカ陽気で、夕方にかけて西から雲が張り出して日が陰り勝ちになりましたが、総じて温かい一日でした。ただ天気は急速に下り坂で、雨をもたらす前線の先遣たる雨雲が既に近畿にかかってきており、今夜半から明朝にかけて、相当しっかりと降ってくることでしょう。早ければ明け方には上がりそうですが、その後は寒気が入ってきて更に土曜日も雨らしいので、どうもこれまでにも増して寒々とした週末になりそうです。一方週間予報によると、来週はまた驚くほどの暖かさになるらしく、寒暖のさの激しさに苦労させられそうな感じがします。

 さて、天候の急変と荒れ模様も厄介な話ですが、なんとこの11月も半ばを越えようという時期に、大陸から黄砂が飛んでくるそうです。2019年以来4年ぶりの11月黄砂だそうですが、ブログを見返しても2019年11月に黄砂を話題にした記事がありません。私にとっては天敵の黄砂が季節外れにやってきたら騒がずにはいられないはずなのですが、結局大したことなかったのかも? それはともかく、この荒れた天気で吹く暴風に乗って流れ込んでくるのだといいますから、そんな風も迷惑ならこんな時期にわざわざ飛んでくる黄砂もはた迷惑極まる代物です。ここまで飛んでくるかはわかりませんが、観測基準以下の低濃度の到来でも確実にアレルギー鼻炎が悪化し気管支系にダメージを喰らいますから、仮に気象庁が奈良県までは届かないと言ったとしても鵜呑みにして油断するわけには行きません。とりあえずマスクは必須、なるべく外に出ないようにして引きこもるのが吉だと思いますが、そうも言ってられないこともあり、憂鬱な週末になりそうです。全く、ただでさえ疲れ気味で体調が今ひとつなのに、それを悪化させるだけのものが勝手に流れてくるなど許しがたいにも程があります。4年前のように、気づかないうちに終わってた位で過ぎ去って欲しいです。

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全国の農協が20年あまりで半減するのだとか。これだけ農業が衰退すればそれも当たり前でしょうね。

2023-11-15 19:48:11 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は4.9℃、昼の最高気温は16.5℃、五條市の今朝の最低気温は3.6℃、昼の最高気温は15.6℃でした。今日は朝のうちは曇っていましたが、やがて薄っすらと日が差してきて、気温も昨日より幾分上がりました。ただ朝晩の冷え込みはかなり強く、冬並の冷たい空気にさらされています。明日は明後日の前線接近の前に更に気温が高めになるようですが、金曜日の低気圧の後はまたぐっと冷えてくるようです。11月も後半に入っていきますし、暖冬という予報がどれだけ当てになるか分からなくなりそうなこのところの急な天候の変化もあり、早めにスタッドレスタイヤに履き替えておいたほうがいいかもしれません。

 さて、全国の農業協同組合が、この20年あまりで半減、2000年代初頭には千を超えていた組織数が、2023年10月で535となり、2025年春には500を割り込む勢いなのだそうです。原因は、まず市町村合併で、これまで自治体単位の規模で組合があり、地域をきめ細かくサポートしていたのに対し、その市町村数が減っていったために統廃合が進んだことです。更に人口減少や低金利が長期に渡って維持されている状況で農協も財務基盤の強化を迫られることになり、再編して県内の農協を1つにまとめる1県1農協とした県も、平成11年の奈良県を皮切りに全国で5県が実施、来年の春には宮崎県がこれに加わり、他に12の県で県一農協を検討しているとのこと。新潟県、徳島県でも来年度にかけて県内の農協を再編する予定で、両県で合わせて16の農協が消えることになります。更に和歌山県、宮城県なども追随する模様です。
 戦後の農村復興、食糧増産に貢献した農協組織ですが、2000年代に入った辺りから地域サービスから金融へ重点を移しつつあり、率先して農業基盤の脆弱な奈良県が金融機関への特化を推し進めていました。もはや農家のためにサービスを提供し、農業振興と農村活性化を目的とした農協は既になくなっており、「農業協同組合」という看板自体掲げているのはどうかと疑わしくなるような状況になってきています。それが全国的に進むというのは、我が国の農業政策が誤り続けた結果、それだけ全国の農業現場が衰えている証拠でしょう。農協も農水省の犠牲者と言ってしまうのは若干語弊がある気もしますが、主要顧客だった農家が衰えたなら新たな収益源を求めるのは、民間経営体としては至極真っ当な考え方ではあります。この際「農業」の看板は下ろしてはいかがでしょうか。

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