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さて、昨日の朝7時10分頃、大分県臼杵市の国道の交差点で、救急車が緊急で赤信号のところに侵入したところ、青信号で直進してきた30代女性の運転する軽自動車に衝突する事故がありました。大分県臼杵市消防本部は、「全職員への交通安全運転研修の実施と毎日の朝礼時の事故防止の確認を行い、再発防止に努める」とコメントを発表されたそうです。事故の状況が不明ですので軽率な発言も致しかねるところではありますが、交通安全運転研修を受けねばならないのは、緊急車両の侵入に気づかず(気づいていたけど漫然と?)青信号だからと交差点に侵入して消防車に衝突した女性の方ではないのか? という気がしてなりませんでした。道路交通法第40条でも、交差点で緊急車両が接近した時は交差点を避けて左に車を寄せて一時停止しなければならない、緊急車両には進路を譲らなければならない、とあり、怠った場合の罰則もあります。そのことは自動車教習所でもきちんと習っているはずですし、周囲の自動車の動きを見ていれば自分がどう動くべきかもある程度推測できるのではないかと思います。まあ、それを忘れていた、できなかったから事故になったわけですが、故にこそしっかり違反を咎めた上で交通安全運転研修を課すべきであろうと思う次第です。最近は横断歩道でも救急車等が来ても止まらずに渡る歩行者も多いと聞きますが、歩行者も含めて、研修の義務化や罰則規定を厳罰化するなりして、緊急車両の通行を妨げないよう教育を徹底する必要があるんじゃないかと思います。