かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

次々と昭和の光が消えていく中、気がつけば今年も後一月です。

2006-11-30 22:37:31 | Weblog
 実相寺昭雄逝く!
 夕刊を何気に開いて見えたそのニュースに、私は一瞬確かに凍りつきました。69歳、胃がんだったそうですが、ついこの間特撮オリジナルビデオ「シルバー假面」の総監督をつとめたという情報を耳にしておりましたので、てっきり元気なんだと思い込んでいたのです。それがこうもあっけなく逝ってしまうとは、人間というのはかくももろいものなのか、と嘆かざるをえません。昭和の光がまた一つ消えてしまいました・・・。
 実相寺作品で印象に残っているのは、やっぱり「ウルトラセブン」の「狙われた街」や「怪奇大作戦」の「京都買います」が頭に上がってくるのですが、どの作品にしろ、一目見たら「あ、実相寺だ!」と判るこだわりの映像が子供心に強く焼きついているのでしょう。今の私を形作るジグゾーの、間違いなく重要なワンピースに違いないのです。この上は心静かに冥福を祈りましょう。合掌。

 さて、今日はインテックス大阪でとある展示会のブースのお守りをしてきました。ちなみに明日も出動して、一日出入り口がすぐ近くの寒々としたブースで一人過ごしつつ、時折訪れるお客様の応対をすることになります。一種の営業というところでしょうか。私の現在の地位の所掌事務に、「営業」の二文字は記されていなかったはずなのですが、同人誌即売会で妙にイベント慣れしているせいか、こういう仕事は特に苦手でもなく、割とそつなくこなしてしまうがためにまた担ぎ出されることが多くて、来週はまた別のところでやる成果発表会の展示ブースに駆り出される事になっています。どうも公私共に雑事で時間を拘束されることが多くて、自分の時間がなかなか作れないのがつらいですね。
 仕事だってやりたいことがあるのにぃっ!
 この11月を振り返ってみても、イベント的にはここ数年で一番の収穫があった月であったにもかかわらず、三分の一は体調不良で無為に過ごし、三分の二は雑事に追われていただけだったような気がします。なんてもったいない、と思うのですが、明日から始まる今年最後の1ヶ月間くらいは、もう少し充実した日々を送り、一年の締めくくりをきっちり行ないたいと思います。

 
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日本人のDNAには「事故調査」など無理なのではないか、と考えさせられました。

2006-11-29 23:05:08 | Weblog
 今日は久しぶりに本の紹介をしてみようかと思います。
 先日京都に行った際、時間調整に立ち寄った本屋さんで見かけた本で、久しぶりに寝るのも惜しんで本を読む醍醐味、を味わいました。
「隠された証言 日航123便墜落事故」藤田日出男(新潮文庫)です。
 私は車にしても銃にしても飛行機にしても、あまりメカニックなことには関心がないというか、疎い方なのですが、事故とかヒューマンエラーというようなことに関しては関心があり、その手の本を好んで読む傾向があります。たとえば柳田邦男の「マッハの恐怖」などは代表的な「その手の」本になりますが、ヒトの判断ミスというようなことに興味がより偏っているので、たとえば「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」なんていうような本も同一傾向の趣味として見ております。
 それはともかく、なぜこの本が気になったかといいますと、日航123便事故、とあったからです。後部圧力隔壁の修理ミスが原因で空中でジャンボジェットが操縦不能になり、御巣鷹山に墜落、520名が亡くなる、という航空史上最凶の事故のことで、ふと見た拍子に、その事故からもう20年になる、ということを改めて認識したからでした。今頃まだその種の本が、文庫とはいえ新刊として出版されているのか、と一種の感慨を持って手にしたのでした。とはいえ、事故当時の私はというと、それなりに興味は持ちながら、「たった520人死んだだけで連日連夜の大騒ぎ、交通事故では毎年1万人死んでいるのに」とマスコミの時におろかしい報道合戦ぶりを斜に構えて見ていただけで、事故調査委員会の「圧力隔壁破壊説」を頭から盲信していたのでした。ところがこの本はその公式見解に重大な疑惑がある、というのです。当時はあまり持ち得なかった興味が、俄然湧き上がるのを覚えた私は、そのままその本をレジまで持って行っておりました。
 一通り読んでの感想は、暗澹たる絶望というところでした。
「マッハの恐怖」等を読むと、昔の日本の事故調査委員会というのは本当にいい加減というか、事故調査の体をなしていないことに驚かされます。しかしその問題点はその後もまったく解決されることなく、この123便事故においても、科学的調査からは程遠い、「まずシナリオありき」の八百長がまかり通っていることを知らされるのです。また、当時の報道を見ても思っていたことですが、事故の真相を解明することよりも犯人探しを重視する、愚昧きわまるマスコミやわが国の制度、風潮にも絶望させられます。それにしても、本当に国土交通省はいったい何をしているのでしょう? いくらお役人が文系ばかりで国土交通省に就職したからといって交通機関の専門家ではないといっても、少々ひどすぎるのではないでしょうか?
 私自身は飛行機などほとんど乗らないのですが、飛行機ばかりでなく、公共交通機関全般に、事故や故障が増えてきているような気がします。折から、「失敗学」というような学問分野も注目を集めてきている今こそ、単なる犯人探しからは卒業した真の事故原因追求と安全向上対策に努める視点を持たねばならないと切に感じました。

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結局は何事もほどほどに、ということなんでしょうね。

2006-11-28 22:59:36 | Weblog
 現在患っている風邪はよほど気を引き締めてかからないとひどい目にあう性質の風邪のようです。さすがに先週1週間を棒に振った私といたしましては、そう警戒せざるを得ません。とりあえず昨日から小康状態を保っているにもかかわらず、薬を飲み続けているのはそんな気持ちからです。眠いし胃の調子が今ひとつだしおなかも下るし、ろくなことはないのですが、それでも喉が痛くなったり鼻が詰まったりめまいがしたりすることから比べればなんでもないことです。3食しっかり摂って早寝早起きして薬もちゃんと続ける。しばらくはそんな生活を続けることになりそうです。

 さて、速やかな眠りにつくためにはいろいろ効果が期待できるものがあり、私も寝る前にハーブティーや温めた牛乳を飲んだり、バロック音楽を聴いたりというようなことをたまにするのですが、寝酒、ということはやりません。あんまり酒に強いわけではないですし、好きというものでもないので、普段はまったく飲まないのです。ところが最近、寝るという事に関しては、アルコールは役に立たないことが証明されつつあるようでちょっと驚きました。もっとも、私も飲み会があったりしたときに経験するのですが、結構寝つきはいい割りにすぐに目が覚めてしまうことがよくありました。それが、日本大学医学部の疫学調査で明らかになったんだそうです。ただ、このニュース、確かもっと以前、マリみての新刊「大きな扉 小さな鍵」を読む直前に見たことがあるのです。同じニュースかどうか判らないのですが、やはり寝酒は睡眠障害を誘発する、というような内容で、それを読んでいた私は、作中瞳子の父上が不眠から酒に強いわけでもないのに寝酒する、というシーンに、「それではかえって眠れなくなるじゃないの?」と一人突っ込んでいた記憶が残っています。別のソースだとすると寝酒不眠説が複数の研究事例で立証されたことになり、大きく補強されることになりますが、同じネタが時間差で出ているということなら、マスコミもなにやっているんだろう? ということになるでしょう。まあ今日本人の健康情報で不眠とかストレスが一大キーワードになっていますので、いずれこの種のデータはもっとはっきりした形で出てくるときがくるでしょうけど、結局のところお酒はほどほど控えめに、というのが正解のようです。
 別の報道では、大酒飲みほど自殺率が高まる、という話を報じておりました。これも大分前に、酒でストレスは発散されず、かえって酔い覚め後にうつ症状を起こしやすい、という研究事例が紹介されていましたから、それとあわせて考えてみるとなかなか興味深いものがあります。
 一方で、酒をまったく飲まないよりも少しだけたしなむヒトのほうが長生きする、という疫学調査の例もありますから、一概にお酒を飲むことが悪いわけでもないでしょう。昔から言われているように結局は程度の問題ですので、私も晩酌に梅酒くらいは飲んでみてもいいかな? と思わないでもないのですが、いまだ実行できずにいます。
 これもいずれ何故少量の飲酒が寿命延長に効果を発揮するのか、について研究結果を出すところが出てくるでしょうから、有る意味楽しみではあります。たとえば将来とある遺伝子を調査することで、「あなたの適切なアルコール摂取量は日量○ミリリットルです。△ミリリットルを超えると、×ミリリットル超過ごとに寿命が○○分縮みます」なんていう診断が得られるような時代になるんじゃないかと思うのです。それをうれしいと思うか、そんな殺生な、と思うか、はその人しだいかもしれませんが。

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今日は京都へ仕事&久闊を叙しに。

2006-11-27 23:59:59 | Weblog
 今日は仕事で京都へ。とある会議に出席したわけですが、このところよく行く機会があります。そこで、今日は特別に仕事の後で久々にご無沙汰の方にお会いしようと連絡を取ってみました。前に連絡しようと思いついたのがほとんど仕事帰りのバスの中、でして、到底そんな土壇場では話にならないので、今度は事前に打ち合わせをしておいたのです。
 京都タワー近くの中華点心のお店に落ち着いた後は、とりあえず定番の麗夢の話に始まって、これも定番のサボテンの話で盛り上がり、話がさらに転々として地方行脚の話や写真や天体観測の話から天体望遠鏡を使ったいたずらなど(定番(?)のノゾキではありません。もう少し高尚(?)というか、ちょっとびっくりするような悪戯です)に至って、とにかくとめどなく続きました。楽しい時間は過ぎるのも早いもので、さすがにこれ以上長居すると帰れなくなりそうだったので、名残惜しい事ながら話を切り上げ、今、ようやく帰宅した、というわけです。
 隣の府ですけどやっぱり京都は遠いです。近鉄京都線の北の端から南の端までですからね。でも、何せお忙しい方で、前回のオフでは突然の仕事でお会いできなかったですし、大分ご無沙汰だったので今日は会えて本当によかったと思います。
 風邪のほうも大分落ち着いてきましたし、明日からは平常に復帰できそうです。
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今日は一難去ってまた一難、を地で行ってしまいました。

2006-11-26 23:43:57 | Weblog
 やっと風邪の症状が軽減し、喉の痛みも消えてやれやれ、と思いつつ寝た昨夜でしたが、今朝起きてみるとどうも頭が重くて妙な按配です。鼻が詰まって眉間と鼻の根元あたりを震源とする、何か大きな塊がぶら下がっているような、あるいは詰め込まれてしまったような違和感と鈍痛があります。
 鼻炎をわずらっていたのです。
 もともと鼻炎もちで、物心つくころから季節の変わり目などは耳鼻科に通い詰めの毎日でしたし、花粉症にもしっかりかかっていて、昔からいろいろな薬を飲んだり治療器具を使ったりしてきました。特に風邪を引いた後は必ず鼻炎になり、いわゆる蓄膿症状に悩まされてきたものです。特に10台のころは、蓄膿症状がひどくなって眉間を中心にキリをねじ込まれるような強烈な頭痛に悩まされ、三国志演義の一方の主役である曹操が大変な頭痛に悩まされるシーンを読んだときは、「ああこんな感覚だったのかも」と妙な親近感を覚えたりしたものでした。その後つい数年前までは風邪の後は鼻炎、という公式のままに過ごしてきたのですが、なぜか一昨年くらいから花粉症症状が軽くなったり、風邪を引いた後の鼻炎がなかったり、というような状態となり、少し油断しておりました。もう少し用心して風邪薬を飲み続けていたらここまでひどくならずにすんだのですが、昨日症状が改善したのをいいことに、飲むのをやめてしまったのです。そしたら今日見事にそれが復活してくれたわけで、何とかかつての七転八倒する痛みこそありませんでしたけど、鈍痛は次第にひどくなってくるし、めまいや吐き気がしてくるし、で、結局一日枕から頭を上げられませんでした。
 幸い、昼過ぎから改めて薬を飲み、今はアレルギー性鼻炎用の薬も追加してようやく小康を保っていますけど、薬が効き始めるまでの1時間ばかりは、本当に早く効いてくれることを祈るばかりの体たらくでした。水を飲むことさえ耐え難い間断なく続く喉の激痛と、永遠に続くかと思われるような鈍痛とめまいと吐き気という不快感と、比較するのは大変難しい、できればどっちも願い下げな症状なわけですが、まずこれからの季節、風邪を引かないようにする事が先決と、日ごろの不摂生を反省したしだいです。
 結局この休みは体調を整えるのに全リソースをつぎ込んでしまい、なんら有意義な活動ができませんでした。そのことを反省しつつ、とりあえず明日は一日外出ですし、薬一式忘れずに持って行かないと、と気を引き締めているところです。


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麗夢っていいな、といまさらながら感激した一日でした。

2006-11-25 20:15:37 | ドリームハンター麗夢
 風邪がようやく「マシ」といえるレベルまで落ち着いてきました。昨日あたりがピークだったみたいで、今日は朝から喉の痛みも引いて、久々に顔をしかめずに食事ができました。まだ違和感はありますし、何より頭が重いというか、少々ぼぅっとしてますので予断は許しませんが、明日にはほぼ回復しているのではないか、と期待しています。

 麗夢DVD、おかげさまでようやく全部最後まで見ることができました。「聖美神~」も「夢隠し~」も久々にじっくり見ましたが、いやいや、いいお話ではないですか。何かこう、創作意欲を掻き立てるというか、久々に、早速何かお話を作りたくなりましたよ。動きもすばらしいですし。DVDならテープと違ってスロー再生やコマ送りもなんの気兼ねなしにできますから、次は細かくチェックしながら観てみたいです。
 あと、いまさらながら少し驚いたのが、クレジットが日本人ばっかりだったこと。当たり前といえば当たり前なんですが、当時はアニメって日本人だけで作っていたんだな、それだけ業界も活気があったんだな、と思ってしまいました。いまや製作もコンピューター上でやって、隣国の名前がクレジットにずらっと並ぶことが多いみたいですが、当時は完全に手作りで、それもすべて日本人が作業していたのを再確認したわけです。でもこれ、そんな昔じゃなくて、つい20年前のことなのですから、時代が変わったといってもここ最近激変した、ということなのでしょう。そんな環境の変化の中で、この作品に関わった方々はまだちゃんと第一線で活躍なさっておいでなのですから大したものだと改めて思います。

 さて、DVDを見た後は、体調もぼちぼちだったので、ネットのほうも久々に少し時間をとってあちこち観て回りました。そこで発見したのが「マリみて」新刊情報。12月22日発売、副題は「クリス・クロス」だそうです。私なら続きを3日で書きたくなるくらいのクライマックス、と前の感想で書いた気がするのですが、よもや年内に出ようとはちょっと思っておりませんでした。はたして懸案の年内決着があるのかどうか、今年は最後まで気が抜けませんね。

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どこまで続くぬかるみぞ 七日七夜と快ならず。

2006-11-24 23:00:33 | Weblog
 なんか代わり映えのしない書き出しですけど、風邪は相変わらずの状況です。本当にいったいいつよくなるんでしょう? せっかくの休みもすっかり病気の療養で使い尽くしてしまいそうです。毎日明日には少しはましになるかな? と期待しているのですが、なかなか期待は報われないまま時間だけ費やしている感じです。

 そんな中ではありましたが、ようやく麗夢のDVDを見ました。とりあえず1と2だけですが、想像通り、へたったダビングテープなどよりも数段美しい映像ですね。久々にしっかり通しで鑑賞しました。明日は一番好きな3をゆっくり見て、体調が改善しているようなら停滞しているあれこれを少しずつ片付けるといたしましょう。すばらしい「もの」もいただいていることですし、いつまでも寝てばかりもいられません。
 風邪引いてから時事にも疎くなってまともにニュースや新聞も見てないですけど、崖上に孤立した犬の救出劇なんてのを各局こぞってやっていたところをみると、大した事件も起こっていないのでしょう。やることないならいっそのことお休みすればいいのに、と思うのですが私も万全からは程遠いことですし、ぐちぐちいうのはやめて明日の回復に期待しつつさっさと寝ることにします。

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風邪は重症化してますけど、気分は高揚しています。

2006-11-23 19:41:58 | ドリームハンター麗夢
 日が改まったと思ったら病状一転にわかに改まり、まる一日、頭を上げることもできない状態になっておりました。風邪というのは薬で治すものではないとは知りながらも、頼みの薬があんまり効いていないように感じるのはしょうがないところで、ご飯食べて薬飲んで寝る、をただひたすら一日続けておりました。食欲が落ちてなかったのが不幸中の幸いで、夕刻になってようやく小康状態となり、かくして日記など付けているのですが、まあそんな暇があったら身を横たえていたほうがいいとは思いますので、今日は簡単にニュースだけ上げておきましょう。

 もちろん今沸騰の話題は麗夢DVD-BOXですが、某巨大掲示板でも評判はいいようで、滑り出しは想像以上に順調のようです。情報によりますと、雑誌告知前にすでに定数を超える予約があったそうで、大手ネット通販会社や製作元ではその反響に驚いたそうです。この好調ぶりに版元では追加製作されているそうですので、まだ入手されていない方も、あきらめてネットオークションの転売などに手を出したりせず、お店に注文なさいますように。その一本が更なる成功への鍵となるはずですから。

 あと、特に印刷物のほうでいろいろ細かいミスもあったりするようですけど、現場の修羅場ぶりは素人の想像をはるかに超えるレベルにあったようです。私もある雑誌の編集に携わり、インタビューのテープおこしなどもした経験がありますが、あのブックレットの内容、あれだけのボリュームをテープで起こし、編集して読みやすい形に整えるのは途方にくれるほど大変な作業です。予算も時間も取れない中、よくあれだけの仕事を完遂されたものと、まったく脱帽するよりありません。大枚はたいて購入した消費者としては言いたいことが無きにしも非ずかもしれませんが、私としては、そんな些細なミスに拘泥するよりも、こうして待望のDVD化を、想像以上の出来でちゃんと期日に出していただいたことに、素直に感謝したいと思います。これで残りのDVD化はもちろん、その先の究極の野望がはるか地平線から浮かび上がってきたのですから、この一本の成功は何にもましてすばらしい成果に違いないのです。
 続きはいつ出るのか、本当に楽しみになってきました。私の風邪でイカれた頭には、来年が生涯最高の1年になるかもしれないという予感で満たされているみたいです。

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ついに、ついに! DVDが発売されましたねっ!

2006-11-22 20:43:27 | ドリームハンター麗夢
 厄介な秋の風邪にはさすがに業を煮やしまして、今日、仕事を少し早めにしまって、医者に行きました。診察してもらって薬ももらって、とりあえず人心地ついた、というところでしょうか。でも「あと1週間かかる」という診立てなので、安心もしてられません。症状は、右の鼻の穴の奥に当たるのどの一点が猛烈に痛んだ昨日までとは少し様相が変わり、痛みがのど全体に広がったかわりに、水を飲むことさえ敬遠したくなったほどの痛みが少し和らぎました。あと、むずがゆいというか、咳が出そうで出ない、という不快症状が新たに加わりました。あと1週間、しばらくは我慢が肝要なようです。

 さて、肉体の不調とはうらはらに、気分は結構高揚しており、病は気から、ということならもう瞬間的に完治することは間違いないと言い切れそうなくらいです。
待ちに待った麗夢DVD-BOXが発売当日である今日、ちゃんとうちに届いたのであります! 
 ただ、最初はとんでもなく馬鹿でかい箱で届いたので仰天しました。38センチ×58センチ×6.5センチ。確か注文したのはDVDのはずで、厚さはまあ想定内だったわけですが、この面積の広さはまるでLDでも入っているかのよう。店舗付録の「未公開設定資料集」なるものがこんなA3ノビサイズほどの大きさのブツだったりするのか? と開けてみるまではドキドキでした。まあ結果はさすがにそんなミニポスターサイズのものではありませんでしたけど、今までネット上の写真でしか見ることのできなかったボックスがこうして実体となって手元にある、という現実は、なかなかに味わい深い感動であります。
 BOX付録のブックレットも結構見ごたえ、読みごたえのあるボリュームで、各DVDのジャケットも描き下ろしのかっこいいデザイン。このままシュリンク包装のプラスチックフィルムを破らないで飾っておきたいくらいです。
 DVD中身のお話はもちろん知り尽くしていることではありますが、いい加減劣化の激しいダビングテープとは明らかに次元の違う美しい映像が拝めるものと、期待もいや増しにまします。
 身体さえいつもの調子ならこれから一人上映会を延々行なうところなのですが、お楽しみは明日にとっておいて、今日のところは断腸の思いで寝ることにしました。早く明日にならないかな?

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なんだか遠足前日に熱を出した子供のような気分です。

2006-11-21 22:12:01 | ドリームハンター麗夢
 症状は相変わらず、ぐずぐず言いながらぼちぼち仕事しています。で、今日同僚と話をしていたら、以前同じようにのどが痛くなって、でも熱などほかの症状が出なくて、その不快状態が3週間続いた、との体験談が。3週間・・・。もう、勘弁してください、と言いたくなる長さですね。でも、本当にこれ風邪なのでしょうか?巷では、風邪によく似た症状なのだけれど、実は風邪ではなくて、風邪薬では直るものも直らない病気が今流行っているんだとか。その話、本当なのか? とちょっと首を傾げてみましたけど、現状の自分を振り返ってみると、結構説得力ありそうな話ではあります。結局これは医者に行け、ということなのでしょうか。かかりつけの内科のお医者は結構評判の名医らしいのですが、どうしても仕事しながらだと診察時間内にいくのは難しいのですよね。これが、熱でも出して身動きとれません、てな具合になってくれたらかえって行きやすいのですが。症状がただのどが痛いだけ、では、比較的休みの融通の利く私の職場でも、そう簡単に仕事を休むわけには行かないのです。

 さて、いよいよ明日に迫った麗夢DVD-BOXの発売ですが、通販って、いつ送られてくるんでしょうね。私は今まで何の疑いもなく、発売日当日に送られてくるものと信じ込んでおりましたが、考えてみるとそんな根拠はどこにもないかもしれない、と思い直しつつあるところです。たとえば発売日に発送となれば届くのは早くて翌日ですし、発売日に届くのだとしたらもう発送されていてもおかしくないわけですし、そもそも通販取り扱いのお店から発送されるのか、あるいは注文だけそのお店が取りまとめて、発送は別の問屋さんみたいなところからまとめてやられるのか、そのあたりの事情も実はぜんぜん知らなかったりします。ひょっとしたら「本日発送しました」とでも発注先からメールが届いていないものか、と思いましたが、今のところそれもないようですし、私の元に届くはずのボックスが一体今頃どこにいるのか、想像すると結構楽しいというか、不思議な気がいたします。まああんまりいつまで待っても来なかったりしたら大変ですので、遅くてもこの飛び石連休中には届いてほしいですが、正直なところ、身体の具合のほうが気になって、せっかく明日が待ちに待った記念の日、というのに、今ひとつ身が入らないでいるのが至極残念です。

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この不快感や痛みを一発で解消する薬ってできないものでしょうか?(苦笑)

2006-11-20 20:10:49 | Weblog
 風邪引き状態は相変わらず、というよりもまた若干悪化しているのではないか? と疑われるのどの痛さ。でも、一昔前ならとっくに熱出して寝込んでいるはず、と思うのですが、そういう事態には陥っておりません。じわじわ、じわじわ、ゆっくりと症状が進んでいる感じ。年をとって身体の反応が鈍っているせいなんでしょうか。ということは明日もさらに悪化し、明後日の大事な日が最悪な体調だったりするのかも。どうも今年を象徴するような具合ですね。困ったことに。
 同盟盟主殿も病院に担ぎ込まれたそうな。胃潰瘍か、12指腸潰瘍か、とにかく血圧が急降下するほどの出血を伴っていたらしいですが、お互いいい年なんですし、もう少し身体をいたわってやらねばならないのかもしれません。気持ちだけはまだまだ、という感じなんですけどね。前にも書きましたけど、きっとそういう精神年齢と肉体年齢の乖離が大きくなりすぎて、ついつい無理をしてしまうのでしょう。しょうがないといえばしょうがないのですが、そろそろ本当に何とかしたいものです。

 新しい薬の効き目や副作用などを調べるのに臨床試験という要するに人体実験を最終的に行うのですが、人類共通の病気などの薬には、世界のあちこちで同時にやる「国際共同臨床試験」なるものが行われます。各国の製薬メーカーも自分の国だけでなく、たくさんの国で使えることが判ればそれだけ売れる数が違ってきますし、ほかの国のヒトにとっても、新しい薬の登場は、病気に対する新たな備えを得ることができるかも知れないわけで、それぞれが大きなメリットがあるといえます。ところがわが国では、この「国際共同臨床試験」がほとんど行われていないそうです。今日の夕刊によると、日本、アメリカ、ヨーロッパの大手製薬メーカーが実施している413件の試験計画のうち、日本人の協力者が含まれている計画はわずか6件だったんだとか。日本での臨床試験は、スピードが遅い、コストが高い、といった特徴があって敬遠されているらしく、世界87カ国の国際共同臨床試験実施例でも、日本は60番目とアジア諸国の中でも下位にランクしたといいます。さらに、日本の企業が計画した44件のうち、日本人が含まれているのはたった1件。このため、海外では有効性が認められていても日本人のデータが不足しているため承認がおりず使用不可能な事例が生じているとのことです。確かに人体実験というのは大変ハードルが高くて、たとえ薬でなくても、そうおいそれとできるものではありません。大学ですとその大学の倫理委員会に計画を提出して承認を受けないといけませんし、とにかく面倒この上ない話です。でも、日本人に有効かどうかは、やっぱり日本人を使ってやらないとわからないでしょう。遺伝子解析の結果を基にしたオーダーメイド医療がそろそろ実用化しつつありますけど、白人と日本人ではいろいろ遺伝的な差異もあり、白人に効くからといって日本人にも有効とは一概に言えないのです。なのにこの体たらく、しかも日本企業まで日本人を対象にしないというのは、問題ではないでしょうか? とはいえマスコミ報道を鵜呑みにできない点もないことはなく、たとえば日本企業の実施例の対象薬剤がそもそも白人に多い病気用とか、白人を主としたターゲットのものだったりしたとしたら、日本人を相手にする必要はほとんどないわけで、そういう例が含まれているのだとしたらそれなりに割り引いて考えてやらないといけません。マスコミ報道で一番歯がゆいのは、そういう詳しいデータが提示されないまま、一見目立つ数字だけが大げさに取り上げられてしまうというところなのです。風邪薬で頭がぼぅっとしている今はいちいち調べるのも面倒なのでやりませんけど、報道を仕事としている人々は、そういう点まで気を配って、本当に非難すべきことなのか、あるいは実はたいしたことはないことなのかをかぎ分けてほしいと思うのです。

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いまさらですが、偽セキュリティソフトに引っかかりかけました。

2006-11-19 20:32:46 | Weblog
 今日は小雨けぶるあいにくの天気の中、秋恒例の休日出勤で仕事してきました。さすがに仕事しながらサイト更新はできかねましたので、更新は23日以後の連休でやりたいと思います。22日にDVD-BOXが届けばひょっとしたらそれどころではなかったりするかもしれませんが、それはそれとしてちゃんと考えてはいるのです。

 さて、風邪もなかなか改善の兆しがなく、相変わらずのどが痛いままです。痛みだけをいうなら、かえって悪化しているといえないこともない面倒な状態。本当に、鼻の右側の奥あたりだけが引きつったような痛みを覚えるだけですので、ここだけに集中的に抗炎症剤をぶち込めばあっさりカタがつきそうにいつも思うのですが、多分そんな感嘆には行かないのでしょうね。でも下手をするとDVDを前にして連休は寝て過ごさなくてはならない、なんてことにもなりかねないですし、早く直したくてしょうがないのです。

 ところで、今日はあちこちネットを徘徊してましたら、突然まっきっきの見たことあるようなデザインのサイトが別ウインドウで勝手に現れてびっくりしました。なんでも重大なシステムエラーが検出された、と日本語で出てきたのです。この間からのトラブルなどいろいろ身に覚えがあるものですから、思わずスキャンボタンを押しそうになりましたが、よく見ると日本語がヘンです。これはおかしい、と直感した私は、それをそのままにしてすぐググって見ますと、案の定、偽セキュリティ対策ソフト、として注意が呼びかけられている悪質なソフトだと判明しました。いわれるままにクリックしたりすると、怪しげなサイトに誘導され、そこでクレジットカードの番号を盗まれたり、多額のお金を要求されたりするんだそうです。
 危ない危ない。本当に油断もすきもあったものではありません。ところが危うく虎口を逃れた、と安心してそのページを消そうと試みたのですが、消しても消してもまた現れるという面倒なことになりました。何度かやるうちに出なくなりましたが、ひょっとしたら何かやられたかも、と思ったもので、急いで作業をすべて中断し、ウィルススキャンをかけてみました。結果としてとりあえず感染は確認されませんでしたが、完全に安心しきるのはまだ早いかもしれません。それにしても日ごろこのことあるを予期してそれなりに心がけと対策を講じてきたつもりの私も、いざその場面に遭遇すると案外に役立たずというか、あっさり引っかかりかけてしまいました。今回は相手の日本語能力の不足のおかげで助かりましたけど、もっと磨きのかかった文章だったなら、はたして引っかかることなくすんだかどうか、正直心もとない気がいたします。
 それにしてもこの誘導サイト、いったいどういう形で私のところに表示されたのでしょう? 確かに絶対安全、とはいえないサイトを経めぐっていたのは確かですけど、そういうところのどこかでトラップが仕掛けてあったりしたのでしょうか? ネットの世界は一寸先は闇。無事泳ぐにはそれなりの経験と知恵が必要だと、今日改めて認識させられたしだいでした。

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コミックトレジャー9に応募いたしました。

2006-11-18 21:31:06 | ドリームハンター麗夢
 どうも風邪を引いてしまったみたいです。寒暖激しいこのごろ、服装やマスク着用などできるだけ健康管理には気をつけていたつもりなのですが、睡眠不足など基本的な部分はなかなか思うようにならず、肉体の疲弊が進行していたみたいです。職場でも家でも同僚や家人が風邪を引いてコンコンしていたので警戒はしていたのですが、もうしっかり薬飲んで寝てるより仕方ないみたいです。DVD発売を前にとんだ面倒ごとを抱え込んでしまいました(フゥ)。
 そんな中ではありますが、更なる活動に向けて今日、コミックトレジャー9に応募いたしました。当たれば年明け早々の1月21日(日)、インテックス大阪へ行きます。関西方面の麗夢ファンの皆様には是非是非お越しいただきたいです。
 それにしてもこの種の申し込みもずいぶん楽になりましたね。オンラインで、テキストであるパーソナル・データだけじゃなくて、カタログ掲載のサークルカットまで全部片付いてしまうのですから、ちょっと驚きです。参加費もネットバンク利用していれば自宅にいたまま処理が済んだのでしょうが、私は利用していないので郵便局のATMを使った振込みにいたしました。長々と数字を打ち込まなければならなかったのはちょっと面倒でしたけど、ATMの画面にちゃんとコミトレの申し込みである旨表示されたのが新鮮で安心もいたしました。何せ打ち間違えていやしないか、おっかなびっくりでしたから。おかげで無事、通帳の預金から決済できましたので、まずはやれやれです。
 コミケだと、配置用データや短冊や封筒に重複して記載するパーソナルデータ、そして5連式郵便振替に5連続記載する住所氏名、と、とにかく同じことを何度も書かないといけないので、結構大変です。サークルカットも、私は絶対に短冊へ直描きなどできませんから、PCで作って切り貼りするのですが、カラーで作ったCGをモノクロにしてトーン変換ソフトでグレーをトーンにし、プリンタで出力してカット、強力のりを裏前面に塗り広げ、ずれたりしわがよったりのりがはみ出してこないように指定場所に貼り、のりの不足で浮いた部分に爪楊枝などでのりを継ぎ足して全面ぴったり密着するようにしてから乾くまでしっかり放置、それから封筒に入れて封をするのですが、専用封筒への書類の入れ方まで指定されていますので、ポストに出しに行く直前まで、ちゃんと中身がそろっているか、指定どおりの入れ方になっているか、などを再三再四確認してやっと出すのです。この煩雑さ、例年内容不備で門前払いを食らうサークルさんがたくさん出る、というのもわかる気がいたします。
 名古屋のメンコミや今回のコミトレ、あるいは昨年出たシティーなど、地方イベントは申込書も簡単でしたし記載する量も少なく、コミケに慣れた身にはそのそっけなさというか、簡便ぶりにかえって不安を抱いてしまうほどでしたが、今になってみるとコミケのほうがお役所仕事みたいに過剰な書類至上主義になってしまっているのかな、と思えてきます。
 方や何万ものサークル申し込みをさばく超巨大規模、方やせいぜい数千、ものによっては100内外、という小規模開催、この差を考えれば、大きいほど緻密にしっかりした管理が必要なのも理解できますが、それでももう少し書類は少なくすむようにしてもらいたいものです。
まあコミケもこの夏くらいから一応オンラインで申し込みできるようになっているらしいので、今回のコミトレ並に簡便なシステムであるなら、次はそれを検討してみようかと思います。

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麗夢が掲載される雑誌を紹介します。

2006-11-17 23:16:12 | ドリームハンター麗夢
以前からドリームハンター麗夢の記事を掲載していた雑誌「ヒロイン危機一髪」の姉妹誌とでもいうものでしょうか、「ヒロインコロシアム vol.3」という同じ会社の雑誌で、DVD-BOX発売を記念した特集記事が掲載される模様です。
本の概要は、

B5判 平綴じ 80頁( カラー64Pモノクロ16P)
定価  2500円(税込み) DVD付
発売  2006年12月8日(金曜日)
発売元  ( 株) 英和出版社
発行所  ( 株 ) 英和出版社

とのことで、ドリームハンター麗夢は64ページから66ページの3ページにわたる記事になっているようです。表紙にも右側に大きなフォントで赤く目立つように書き付けてありますし、なかなか興味をそそられる雑誌になりそうですね。ただ、残念ながらこの田舎町ではちょっとお目にかかれそうにない雑誌ですし、12月8日は仕事で北陸方面に出張らないといけないため、大阪等に出向いての購入はちょっと厳しそうです。まあサイトでは通販も扱っているみたいですので、予約して購入するのもいいかもしれません。いずれにしても楽しみなことです。

 ところでそろそろ冬コミに備えて「印刷所」を再稼動する準備をしないといけません。私自身は残念ながら年末に東京まで行くことはできませんが、その分しっかり本を作って東京の方々に託したいと思います。


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関西から宇宙へ!

2006-11-16 22:56:28 | Weblog
 楽天ブックス、昨日までは確かまだ30幾つか在庫あり、となっていた予約状況が、今日見てみましたら売り切れ予約終了、となっておりました。様子見のかたがたのなだれ込み購入でもあったのか、あるいは単に期限が来たので予約を締め切ったのか、売り切れと書いてあるからには完売、と考えたいところですが、今となってはそれも謎です。ばたばたと売れたのだったら、ちょっとその状況をリアルタイムでモニターしてみたかったな、と思ったりもするのですが、そのほかの分も合わせて、最終的に1000本の目標はクリアできたのでしょうか? 22日以後の動きに注目したいと思います。1000本クリアなら続きの話だって出てくるはずですしね。

 さて、日本有数の中小企業集合地域である東大阪市で、企業グループが推進していた人工衛星「まいど1号」がついに完成したそうです。まあ、民間企業、それも中小の企業が集まって開発開始、と聞いたときは、まあ大した夢だこと、と感心するやらあきれるやらだったのですが、しばらく音沙汰がなかったのでとうとう中止にでもなったのかな? と思っておりました。ところがちゃんと、計画から1年遅れたとはいえ完成にこぎつけ、来年にも日の丸ロケットに搭載して打ち上げ予定といいますから、なんとまあ手放しで拍手を送りたい気分です。
 宇宙というのはなんとなく憧れを覚えるところで、私など死ぬまでにせめて一度はいってみたいところなのですが、できれば現在何千万円か積んでやっと連れて行ってもらえるような、かろうじて宇宙? というような地球の上っ面ではなく、最低でも宇宙ステーション、できれば月に行ってみたいと思っています。その為にも宇宙へ行く手段がさらに改良進歩を加え、民間でもどんどんロケットを上げていくような時代にならないと、到底そんな夢はかないっこないのです。「まいど1号」が成功するかどうかはまだまだ未知数ですけれども、この衛星にはそんなささやかな私の夢もかかっているような気がいたします。
 ところで、「まいど1号」って機能らしい機能もない、ある意味パフォーマンス目的の張りぼてかと誤解していたのですが、ちゃんと雷の調査を目的とした機器類が組み込まれているんだとか。もともとが安く簡単に製造できる商業用小型衛星の開発が目的だったそうですから、単なるアドバルーンじゃなくて使える機能が搭載されるのも当然といえば当然なのですが、そもそもの始まりが「何かの冗談?」と思い込んでいたために、かえってその質実な中身に新鮮な驚きを覚えています。
 是非万全を期して、成功に導いてもらいたいものです。

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