天気予報のごとく、今は毎日体調が気になるわけですが、喉の調子はとりあえずひきつるような鋭い痛みは大分収まり、鈍痛位に変わってきました。それに取って変わるように、むずがゆい咳の発作が強くなり、昨夜は布団に入るまではまだマシだったのですが、身体が温もってくるに従って咳が出て難儀を致しました。多分今夜も似たような調子になるでしょう。明日は休みなので、多少寝付きが悪くても安心できるのがせめてもの救いでしょうか。
さて、そんな夜でしたが、夢だけはしっかり見ました。と言っても、「見た」といってよいかどうか。一応記録しておきましょう。
真っ暗な闇の中です。音もありません。ただ、不安は全く無く、どちらかと言うと心地よい感じがしています。隣に誰かいます。私より若干背が低いヒトです。性別は不明ですが、多分女性ではないか、と思われます。私は子犬を抱いています。彼女(便宜上そう呼びます)は子猫を抱いています。子犬、子猫はもちろん、彼女も真っ暗闇なのでどんな姿をしているのかさっぱり見えませんが、何故かそこにいてそれぞれを抱いている、という確信だけはあります。と、子犬が私の懐から飛んで逃げました。すると、彼女が私に子猫を預けてきました。柔らかな毛で覆われたしなやかで赤ん坊のような小さな身体が私の手のひらに収まります。猫は脇腹をかいてやると気持ちよいだろう、と言うことで、片手で軽く脇腹をかいてやりますと、お礼なのか正面から大きな目をくりくりさせて私の顔に猫パンチを繰り出してきました。私は爪でひっかかれるとイヤだな、と思いつつも我慢していると、肉球が頬に触れるだけで、傷つけられることはありませんでした。
見えているはずがないのに、まるで時折見えているような気がする、不思議な夢でした。それにしても、猫がそれで気持ちよくなるのかどうか、私は知りませんが、脇腹をかいて喜ぶのは普通犬ですよね。それと、私はキホン犬が大好きで猫は嫌いなヒトです。ですので、いくら可愛らしい子猫だからと言って、現実世界ならあんなに可愛がることはないはずなのですが、そこが夢の面白いところで、夢の中では私はまるで愛猫家の一員になったかのごとくでした。
さて、夢占いでは、猫は女性を暗示するのだとか。そういえば、ここ最近何故か妙に女性と仕事することが増えてきています。大学の先生も、以前は男性ばかりだったのですが、このところの国策もあるのか、助教クラスには女性が増えてきています。企業の方も、女性スタッフが増えているようで、そういう方々と仕事の話をする機会が多くなってきているのです。まあ仕事ですから、相手が女性かどうかよりも、そのヒトが何をできるか、私と仕事をする上でどれだけパートナーとして互いに役に立てるか、と言う点が大事なので、あんまり性別は関係ないのですが、それでも無意識下では相手の性別は結構厳密にとらえているのかもしれません。それが反映しての夢なのかどうか。犬は病気や凶運を象徴し、猫は幸運を表わすという夢占いの暗示もあるようですので、病気が去って幸運がやってくる、というような夢解釈が成り立つのなら嬉しいのですが。