かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

結局豊洲は安全なのか?が一番大問題で、その次にお金の流れが問題では無いかと思います。

2016-09-16 23:07:41 | Weblog
 本日の最高気温は、30.4℃。久しぶりに30℃超えです。今日はここ最近では珍しく、日中青空が見え、日が差したのですが、そのために昼間は結構暑く感じました。雨も降ったりやんだりでなかなかにうっとおしいムシムシした気候が体に堪えます。

 さて、都民の胃袋を支える新しい天下の台所として、満を持して鳴り物入りで開くはずだった豊洲市場が、小池新知事就任後、バタバタと慌ただしく不穏な様子が伝えられていますね。最初の予定だった盛り土が無いとか、空洞が知らないうちに作られて、気化したベンゼンの影響があるのではないかとか、ベンゼンが溜まったら爆発するんじゃないか、などというような、ちょっと怪しげですが本当だったら怖い話も聞こえてきますが、いずれにしても、奈良県の産物も扱ってもらうことになるわけですし、都民の食を預かる市場としては、怪しげで危なげで不安を煽りかねない話は、少しでも早く払拭して欲しいですね。あったかどうか判らない汚職やら談合やらとはまた別に議論いただくとして、とにかく安全で安心できる市場を作って欲しいです。
 とはいえ、果敢にも(?)豊洲地下に潜り、溜まっている水(雨水? 湧き水? 単なる結露?)を「調査」した、共産党都議団はさすがに少々勇み足が過ぎたのではないかと思います。万一気化したベンゼンが一定濃度に達していたら遭難の危険もありましたし、溜まっていた水にpH試験紙を浸して「強アルカリ性だ! 自然界の水は弱酸性のはずなのにおかしい!」と鬼の首を取ったように喧伝したのは、さすがに無学を露呈して恥ずかしいとしか思えませんでした。ダムなどは、堤体がアルカリが水と反応して熱を持つために、一旦積み上げたあとはしばらく放熱しないといけないくらい、コンクリは強アルカリ性の性質を持つのですから、そこで水を採取したらアルカリになるのはある意味当たり前ではないかと思います。パフォーマンスとしては幼稚ですし、どうせやるのだったらもう少し実のある調査をしてもらいたかった、というところでしょうか。色々と暴き立てるにあたって、まずは現場に踏み込むその意気やよし、と言いたいところでしょうが、結局いらぬことをして敵に付け入る隙を与えていては利敵行為にしかなりませんし、やる気のある無能は有能な敵よりも厄介なのですから、共産党都議団にはもう少し知恵を絞って攻め方を検討してもらいたいです。



 
コメント
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