かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

暖かいと思っていたら、カエルが泳いでいました・・・。

2007-01-31 22:43:19 | Weblog
 今日で新しい年の最初の一ヶ月が終了します。振り返って感じるのは、今年はどうやら体調が結構いい、ということでしょう。昨年の日記を振り返ってみますと、新年早々から具合が悪くて不眠に悩んだ末、月なかばには風邪を引いて、ぐずぐずしながら残りを過ごす、という体たらくだったようです。それから見ますと、もちろんちょっとした事は色々ありましたけど、総じて今年は体調良好で、元気に一年のスタートを切ることができたみたいです。願わくば、このまま無病息災で元気に一年を過ごしたいものです。
 さて、季節的にはもちろん大寒を越えて一年で一番寒いはずのこのごろなのですが、昨日に引き続いて春うららかなお昼休み、軽く散歩しておりましたら、驚くものを見かけました。道の端に雨水などを流すための溝があるのですが、その側溝の、上から流れてくる水を受けるため、少し深く掘り切って水がたまったところに、なんと、カエルが浮かんでいました。私が除くと、ぽちゃん! と元気よく水音を立ててカエル泳ぎに足を動かしてすぐ潜ってしまいましたが、見間違いでもなんでもなく、あれはトノサマガエルでした。1月の末にカエルだなんて、暖冬もこれまで何度か経験してまいりましたけど、さすがに初めて見ました。一体どうなることやら、と思っていましたら、どうも今夜から週末にかけて、やっとカレンダーにふさわしい気候がやってくるらしいですね。雪も降るかもしれないということなので、一応バイクの後輪に巻くチェーンも用意しようと思っていますが、この寒さも長続きはせず、週明けにはまた季節を一ヶ月以上先取りした気候に戻りそうな気配。時々寒気は来るものの、どうもこのまま季節は春に移行しそうな感じです。サボテンの植え替えも、今年は少し早めに準備する必要があるかもしれません。
 そういえば、そろそろ準備する必要があるものに、花粉対策があります。昨年はどういうわけかあまりひどい症状も出ないまま、花粉の季節をやり過ごしてしまい、ひょっとしてアレルギー体質が治った? と期待したのですが、今年果たしてどうなるか、で、その結果が出そうな気がします。全国的にスギ花粉は少ない予報が出ているのですが、なぜか我が奈良県だけは多いのだそうで、なんだか詐欺にでもあったような気分です。でも、本当に体質からして花粉症から開放されたのだとしたら、もうそんなことに気を使うこともなくなるのですから、そういう意味では早く花粉のシーズンになって身体の具合を試してみたいところでもあります。これだけ暖かいとひょっとしてもう花粉が飛んでいたりするのかもしれませんが、スギ花粉飛散情報でみても、まだ情報はないみたいで、しばらくは天気と花粉情報をにらみつつ過ごす、2月となりそうです。

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やっぱり今冬は異常ですよ。

2007-01-30 22:53:53 | Weblog
 今朝は今まででも5指に入る寒さだったようで、バイザーが曇ってしょうがなかったです。でも昼間はうってかわってぽかぽか陽気の小春日和。いえ、もう春といって差し支えないような上天気でした。職場の気象観測値を見ますと、このところの平均気温は、平年値より1.2℃高くなっています。1℃というと大したことないように感じますが、平均で1℃高い、ということは実はとんでもないことで、一見それだけのことで氷が張らなかったり雪が降らなかったりで、色々な産業に影響が出て参ります。なんでも一説によると今世紀中に年平均気温が7℃ほどあがるそうで、そうなると東京は沖縄と同じ気候になるんだとか。もう、日本で雪がちらつくのは北海道だけ、お米がとれるのも北海道だけになるかもしれません。私達の孫の世代は、こぞって北に移住しないといけなくなりそうです。
 そうなると当然世界的にもとんでもない事態が待ち受けているはずで、たとえば世界の食料基地、アメリカは、耕地のほとんどが砂漠化してその地位を失うんじゃないでしょうか? 代わりにアイスランドとかシベリア平原などが一躍世界の食料供給を一手に担うようになるかもしれません。そうなると、ロシアは豊富な資源と食料を武器に、ソ連時代に果たせなかった世界征服を、アメリカに取って代わって実現する、なんていう未来も、あながち馬鹿馬鹿しいとはいえなくなるでしょう。多分そのころには中国やインドに豊富な水を恵んでくれるエベレスト山などの氷河も消えてなくなっているでしょうし、そうなると中国なんてのはますます砂漠化が進み、とても世界をリードする国になんてなれそうに無い気がします。この間、中国がアメリカと並んで世界をリードする大国になる、なんていう予測が新聞に載っていたようですが、常々疑問に思うのは、あの国の食糧生産力と人口で、本当にそんな未来がありうるのか?_ということなのです。経済を考える人たちは、そういうファクターを計算に入れないのでしょうか。
というようなことはとりあえず本題から外れるのでそこまでにしておきますが、そんな事態がこの数十年先に控えているのだとしたら、今こそアメリカは率先して地球温暖化対策に乗り出すべきじゃないかな? と思うのです。少なくともアメリカ大統領はじめ、かの国の政経界の重鎮達が自分達の子供達や孫達の繁栄を本気で望むのなら、アメリカ合衆国の底力を食いつぶすようなまねをしていてはいけない、と思いますし、彼らが本当にそんなことに気づいていないのか、と疑問だったりもいたします。それとも私が危惧しているようなことは、実は大したことが無くて解決策がちゃんと整っている、ということだったりするのでしょうか? いくらバイオテクノロジーが進んでも、水なしで食糧生産ができるようになんてまではならないと思うのですが。そういう問題を検討しているシンクタンクとかどっかに無いですかね。あるなら一度、じっくりその分析を聞いてみたいです。

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桃太郎なライダーは果たして面白くなるでしょうか?

2007-01-29 22:43:52 | アニメ特撮
 今年は暖冬、というのはほぼ確実なわけですが、全国的にそうらしくて、群馬県高崎郡にある榛名湖も氷が張らず、25年続けていたワカサギ氷上穴釣りができなくなっているんだそうです。確かにこちらでも、氷が張ったのを見たことがありません。一度だけ、水溜りに張った氷が割れ砕けていたのを見かけましたが、結局あれ一回きりです。今夜は風呂場でクモが一匹、うろついているのを見かけましたし、昼間はなにやら小さい虫が飛び回っているのも見ました。1月末というと一年で一番寒い時期ですのに、それでこれなら、もう雪が積もったり池が凍ったりするようなことは、この冬は見られないかもしれません。バイクで走る分にはまあありがたいと言えなくも無いですが、早朝のそれでもやっぱり寒い空気にあわせた防寒対策が、昼間とか夕方にはまったく過剰防御になるので、信号で止まったりするとたちまち暑くて困ることになります。ある意味、一番格好に悩む季節だといえるかもしれません。

 昨日は時間が取れなくて観られなかった新ライダーを、今日、夕食時に観る事ができました。一言で言って、あれ、本当に石ノ森原作なの? という感じです。未来であれなんであれ、異世界からやってきた未知の輩に憑依されて力を発揮する、って、まんま「デビルマン」ではありませんか。あるいは「ウルトラマン」か。私は石ノ森作品に詳しいわけではありませんけど、かの作品群にこの種のネタはあったんでしょうか? あるいはひょっとして、第1話がこうもり男だったのが、原作を表わしているのでしょうか? まあそんなことは無かろうとは思いますが、仮にも仮面ライダーと名乗る以上は原作石ノ森章太郎、と書く必要があるのかもしれませんね。ひょっとして今度はバイクに乗らないのかと思っていたら、どうやら次回はちゃんと一応乗るみたいですし、お話自体はまだ1話なので、観続けるかどうかはもう少し観てから判断するといたしましょう。でも、あのソードフォームって言うんですか? あの赤い姿はどうもごてごてして変です。スマートでない、というか、洗練されていないというか。どうせ途中でパワーアップするのでしょうけど、そのときはこれまでの経験上、更に色々オプションがつくと予測されるのですが、あの装飾に更に何かくっついてきたら、それこそ飾りに埋め尽くされて、カーニバルの山車みたいになってしまうんじゃないでしょうか?
 とりあえず、しばらく安心して楽しめるのは、「コードギアス」だけかもしれませんね。

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「仕事」使用と思っていたら、「お仕事」が舞い込んで休日返上です。

2007-01-28 23:14:17 | Weblog
 今日はまじめに「仕事」しよう、と思っておりましたら、朝一番の電話で『お仕事』をしないといけなくなりました。ううむ、休みはきっちり休むのが私の基本理念だったのですが、現実はそうも言ってられない、というところまできているようです。というわけで、自宅勤務といえばていのいいサービス残業をこなしつつ、合間を見て最低限しておきたかったこと、メール連絡とサイトの更新だけやりました。サイト表紙の差し替え用CGでも描こうかと思っていただけに、この突然の「残業」にはまったく閉口させられます。とはいえ、これしとかないと4月からの仕事に差しさわりがある、下手をすればおまんま食いあげ、になってしまいかねないので、必死さも多少は違います。CGあきらめるくらいに、ですが(苦笑)。
 さて、かくも今の時期に苦労させられるばかりな事務仕事が山積みになるのも、政府が進める、研究費の競争型資金へのシフトのためです。競争型、という通り、お金をいただくのに自分達の仕事がいかに優れ、将来に役立つか、をいっぱい文書書いて関連特許とか集めてアピールするわけですが、面倒な書式やらなにやら、私達が普段使う文書と、いわゆるお役人、と一般に言われる連中の要求する文書というのは、フォーマットが基本的に違うので、あわせるのが大変なのです。いつも「こんなもの書けねーよ!」と思わせるような、3年分の計画やらなにやらを詳細に書けという無理難題なわけです。
 こんな風潮はアメリカから吹いてきたのですが、その本場アメリカはもちろん、わが国においてもその弊害というのはすでに現れてきています。たとえば捏造。成果がないと研究費はいただけないので、少しでも自分をよく見せるためにデータをいじったり、そもそもやってもいない実験をでっち上げたり、と、このあいだの納豆騒動と構造的にほとんど同じようなことが、研究の世界でも現れたりします。
そんなことをまとめた本を読みました。「背信の科学者たち」講談社ブルーバックスの一冊です。副題は、「論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか」とあるのですが、内容を読むとまあ昔々から色々出るわ出るわ、メンデルとかニュートンとか科学史上の偉人達から最近の博士たちまで、本当にたくさんの事例が挙げられていて、めまいすらしそうな気がします。科学というのを私はもっと理想的な美しい世界のように思っておりましたけど、実際にはやっぱり人が営む行為ですし、秩序も誠実さも、やっぱり一般の人とそう変わらないレベルであるということになるのでしょう。そして、最近の次々出てくる不祥事も、世間のモラルハザードが科学の世界にも波及しているということなのかもしれません。でも、私が思うに、さっき書きましたけどこの競争型資金というやつがその風潮を助長しているのではないかと思うのです。もちろん研究費を投資にまわしたりする「馬鹿」は論外にしても、研究者といえども霞を食って生きるわけで無し、追い詰められれば追い詰められるほど誘惑は大きくなることでしょう。競争型資金はその追い詰めに一躍買っているとさえいえそうです。その全てを否定するわけではありませんけど、罰則を強化したりするばかりでなく、不正行為をそもそも起こせない制度、起こす気にならない環境作りを考えるべきだと思います。それも、科学を窒息させないようにできるだけ自由に縛らないような方法で。

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今日は久々にのんびり一日骨休めして、溜め込んでいたビデオを観ておりました。

2007-01-27 22:46:10 | アニメ特撮
 今日は久々にのんびりくつろげる時間が有ったような気がします。まあ先週の今日は翌日のイベントに備えてあちこち連絡したり自分の出し物作りに追いまくられておりましたし、その後の日々の仕事も結構その日その日にぎりぎり切羽詰りながらの綱渡りでこなしていましたから、かなり厳しい状況が続いていたこともあり、余計そう感じるのかもしれません。もっとも、今日も朝は地元自治会の掃除の日で、周辺のお掃除と近所の児童公園のごみ拾いに8時から出動していたので、のんびりしたのはそれらが終わったあとなのですが。
 まあそれはともかく、久々の自由時間というわけで、ずっとほったらかしにしていたコードギアス 反逆のルルーシュとか仮面ライダーカブト、とかの録画をまとめて観ることにしました。
 ルルーシュ、やっぱり面白いですね。話が大掛かりな戦争から小さな周辺事象になってましたけど、ギアスという特殊能力を持つ人間が複数いることや、その能力がその人によってさまざま違った形で現れること、能力が時間とともに強くなっていき、人によってはその力に飲み込まれて破滅してしまうことなどといった説明、ギアス使い同士が相手の能力の弱点を突いていかに戦うかという心理戦も、見ごたえがあったように感じます。ただ、そろそろそういう小さな戦いはおしまいにして、華々しい「戦争」をまた描いて欲しいなと思います。あと、あの新オープニングは何とかならないものでしょうか? 第1クールの「COLORS」が大変気に入っていただけに、それが変わることには基本的に抵抗があるのですが、それにしてもあれはひどい。聞きながら、どうも聞いたことがあるんだけど、思い出せないでしばらく悶々としていたのですが、そのうちようやく「ブラッドプラス」のOPとそっくりだったことに気がつきました。「ブラッドプラス」でも結構違和感を覚えつつも、まあまだ許せるか、というレベルで聞いていたのですが、これはもう聴くに堪えない。公式サイトには、このバンドの紹介文に「圧倒的なオリジナリティと存在感」なるお言葉を奉っておいでですが、J○ROに訴えてもよさそうなくらい過大評価ではないかと思います。まあ、ひょっとしてひょっとしたら歌だけ聴いていればそれほど毛嫌いするほどのものでもないのかもしれませんが、絵との不一致はどうしようもないでしょう。仮にもアニメのOPなのですから、もっと神経配って作って欲しいと切に願います。
そうそう、EDの勇侠青春謳も気に入っていたのに、変わってしまいました。何故にこのようにOPやEDを次々換えるんでしょうね? お話の進み具合にあわせて、新展開!なんてことになったときには換える、というのなら理解できるのですが、テーマソングというのはそんなに頻繁に変えてよいものとはどうしても思えません。
 仮面ライダーカブト、とうとう終わってしまいました。日曜朝のライダーシリーズは、クウガ以来ずっと観ているのですが、カブトは面白さという点ではシリーズ1,2を争う出来だったのではないか、と思います。「暴走スイッチ」とかハイパーカブトが時を越えて現れたりした話がうやむやになっているところとか、結局ネイティブって何? というあたりがはっきりしなかったりとか、相変わらず話の筋立てがご都合主義的に首尾一貫しない点があるのが気になりましたが、まあそれを別にしても最後まで楽しく観られたと思います。次のライダーは時を越える電車で登場するらしいのですが、どうもその設定とか、あるいはライダーのデザインを見ても、ずいぶん子供っぽい感じがいたします。見てみないと判りませんけど、戦隊モノみたいに、対象年齢を下げてお話作りをするのかもしれません。そういえば、次の戦隊モノはなんなのでしょう? 今回のやつは結局ほとんど見ずじまいでしたが、またデカレンジャーみたいなやつが出るようなら、また楽しめるかもしれません。

さて、今日のんびりした分、明日は少しまじめに「仕事」するといたしましょう。サイトの更新とか、メールとか、色々ですね。


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一昔前の新人漫画家のような小説を読みました。

2007-01-26 22:55:55 | ドリームハンター麗夢
その小説とは、「悪夢探偵」のことです。作者は塚本晋也、角川文庫の一冊です。昨年の12月1日の記事で、この映画について少し紹介していますが、その映画を撮った監督さんが書いたものだそうです。
 で、実は興味津々、でも不安もかなり、という状態で本をレジに持っていったのですが、不安はそれなりに当たりました。何が不安かというと、これはひょっとして偏見かもしれないのですが、映像作家というのはえてして文章が苦手、なんて事があるのではないか、と思うのです。それで、この本も内容はともかく、その文は読めるレベルかどうか、大変不安に思ったというわけですが、それが的中いたしました。ひどい、というのは少々酷かもしれませんが、それでもこれは、本屋さんに並べていいレベルとはいえないと思います。そう、たとえて言えばできの悪い同人小説。意欲過剰筆力過小を絵に描いたような文章でした。私は基本的に上手な文章が好きなので、さて、果たしてこの本最後まで読めるかどうか、最初の数ページで早くも危惧したものでした。
 それでも結局最後まで読みました。途中放り出すことも無く。
 なぜなら、文体はともかく、お話には実は結構のめりこんでしまったからでした。
 なぜか人の夢に入ることができるようになった無気力な自殺願望男とエリートコースまっしぐらな道を自ら外れて現場に足を踏み込んだ美人の女警部。二人が対峙するのは、人を悪夢で操り、被害者自らが自分の身体を切り刻んで死ぬように仕向けて殺していくという連続殺人鬼。圧倒的なパワーを持つ殺人鬼に対し、夢に入る以外に何の力も無い男と、そんな特殊能力すら持ち合わせていない女警部、ほとんど押されっぱなしの二人にはたして勝ち目はあるのか? 
 この種の本はあんまりネタばれすると面白くなくなりそうなのでこのあたりで抑えておきますが、スピード感あふれる戦い、というより一方的にやられているシーンや、本当に血の臭いが鼻の奥に押し入ってきそうな凄惨な殺戮シーン、など、読んでいるうちに、その文体からするとおよそ信じがたいほどリアルな描写に思えてくるのです。
 これは一体ナンなのだろう? としばらく考えておりましたが、やがて、文体の粗さを補って余りある描写力、テンポの良さ、内容の面白さがある、ということに気づきました。一昔前の漫画家さんは、デビューのころというとそれはひどい絵を描いていましたが、そのうち描き慣れてきて絵が見られるようになってきたものです。それでもデビューできたのは、物語の勢いや熱さ、人を引き込むような展開や絶妙なギャグの間合いなど、面白い物語をつむぎだすのに必要な何かを、その漫画家が持っていたからではないでしょうか。この初小説デビューという監督さんも、言ってみればそんな漫画家さんたちと同じ熱い何かを持っているということナンじゃないか、と思ったのです。
 というわけで、少し楽しみな作家が一人できました。私の好きな作家は、たいてい最初から文章のうまい人ばかりだったのですが、この作家の場合は、これからどんな風に成長していくのか、ということ自体を楽しめそうな気がいたします。果たして書きなれてきたらどんなスゴイストーリーをみせてくれるか、今から楽しみです。

 ところでこの話がわれらが麗夢ちゃんと似ているかというと・・・、「パプリカ」よりは親近感がありますが、やっぱり違うのではないか、というのが私の結論です。そもそも、似ているかどうか、などというのはもうどうでもいいというか、夢に入る、という舞台設定が同じだからといっても、作家が違えば視点も違い、切り口も違い、解釈が違うのですから、盗作でもしたのならともかく、似たような話になるということはないと思うのです。夢の世界は違う切り口が3つや4つ同居したからといって似通ってしまうほど狭くも単純でもない、と、今日私は思いました。後は興味のある方が、ご自分で読んで(あるいは観て)ご判断ください。


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もっと自然に安全に使えるPCが欲しいです。

2007-01-25 22:58:25 | Weblog
 今日は大丈夫だろうか、などと不安を覚えつつも、とりあえず日記など付けているわけですが、年に何度か、その種の痛い目にあって、そのたびにこまめな保存やデータのコピーなどを心がけるようにもしています。でも、結局いつの間にか忘れてしまって、長時間一度も保存しないでデータを作ったりいじくったりした末、ほんのちょっとした不運に足をすくわれて、また長時間の成果を台無しにしてしまうということを繰り返すのです。つらつら思うに何故そんな不毛な輪廻をめぐってしまうのかと考えてみると、やはりそういう保存とかコピーとか言うような操作が、自然でないからではなかろうか、ということではないかと思います。意識しないとできない操作というのはそれだけで負担になるわけで、忙しいときなどはつい忘れてしまいがちになるのです。そしてそういうときに限って凶運が足をすくってくれたりするわけで、だからこそダメージも大きくなるというわけです。そもそも、そういう構造になっているシステム、というのは、相当脆弱な頼りないものだということになるのでしょう。PCが個人のホビーだったころはそれでも良かったというか、それほどデータの安全性とかPCの安定性というようなことは大した問題でなく、そういうことに見舞われても、自分のおバカさを笑い話にしていれば済んだのだろうと思います。でも、いまやPCは仕事や生活に無くてはならないわけで、そういうものはもっと堅牢であるべきですし、無意識に操作できるように簡便でもあるべきでしょう。ワープロソフトにあるみたいに定期的に勝手に保存してくれたり、バックアップファイルを作ってくれたりするのはそういう意味ではありがたい機構だったりするのですが、お絵かきソフトとかブラウザとかにもそういう機能を是非標準装備して欲しいと思います。たとえば、ブログ日記をつけている時は、100字入力ごとに内容をどこかにバックアップとっといてくれる、とかいうような機能があれば、私の絶望といらいらも、何分の一かは確実に減少し、生産性もまたあがるというものです。といいつつ、今のところこまめな保存を忘れないでいますけど。一体いつになったら車並みに無意識に操作できるようにPCはなるのでしょうね。やはり自分の神経とPC端末を直結して、思考とかでPCを操れるようになる、そんな未来がくるまで、しばらくは己ののうかつさとPCの融通の利かなさ、を呪いつつ、やり場の無い怒りに身を焦がす日々がおとずれるのでしょうか。
・・・どうやら今日は無事でした(ホッ)。

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この2,3日は厄日が続くみたいです。

2007-01-24 23:01:59 | Weblog
 どうも昨日から具合が悪いみたいです。私の運勢が。またもや半分ほど書いていた日記が、どこかへ行ってしまいました。ちょっと内容をチェックするために別のページを見に行っていただけなのに、ちゃんと別ウインドウで開いて間違っても日記の方を消してしまわないように気をつけていたというのに、さすがにこれにはがっくりきてしまいました。
 夏コミのほうも、申込書通販がうまくいかなくて少々投げやりになっております。年明けからどうにも忙しくて郵便局に行く暇もなく、とりあえずネット通販を試してみたのですが、申し込むまでは良かったものの、そのお代を銀行振り込みせよ、と。それも2営業日以内に。これでは結局郵便局と同じで、時間が取れないからこそのネット通販なのに、何の意味もありません。それでもコンビニに設置されたATMから振込みできる、と聞きかじり、物は試しと2件ほど回ってみたのですが、どちらも銀行のキャッシュカードがないとサービスそのものが受けられない始末。もう、申込書料金の支払いができないということだけで、夏コミ行くのやめてしまいそうです。今はちょっと気がめいっているので余計やる気がそがれているのですが、2営業日などとうに過ぎておりますし、といって明日銀行まで出向く時間が取れるかというとこれもほとんど期待できそうにないし、もう、面倒になってまいりました。といいつつ今は気がめいっているだけなので、明日にはもう少し努力できることでしょう。その為にも、これ以上余計なストレスは欲しくないので、PCは何事も無く普通に動いていて欲しいです。
 
今日は精神的にどっと疲れたのでとっとと寝ることにします。
でも、体調は結構いいのですよ。昨年の不調からは考えられないほどです。最もこれからまた花粉の季節が始まるので、この好調もいつまで維持できるか不安は残りますが。

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納豆効果捏造には失笑しましたが、多分懲りるということは無いのでしょうね。

2007-01-23 23:10:27 | Weblog
 うー、今日はつくづくPCに嫌われているみたいですね。仕事でも今まで安定してフリーズしたことの無かったやつが突然すねてシャットダウンし、それまで保存を怠ってひたすら打ち続けていたデータが吹っ飛びましたし、今また書きかけの日記がついさっき虚空に散華いたしました。そういう日もある、とあきらめるしかないのでしょうけど、聖人君子から程遠い私のはらわたは、煮えくり返ったままそう簡単に鎮まってくれそうにありません。思えばPCを使うようになってから、この種の理不尽な出来事のためにやり場の無い怒りに駆られることが増えたような感じがします。PCは確かに便利ですけど、その一方でこれほどストレスを覚えさせるものも無いような気がいたしますね。

 愚痴はともかく、納豆礼賛をでっち上げた番組の打ち切りが決まったそうですね。むしろ今まで決定を延ばしていたのが冗長に思えるくらいなのですが、結局これも半年か一年位したら忘れ去られる出来事なのでしょう。そして、テレビ局はしれっと内容を少し衣替えして、似たような番組をはじめるのではないでしょうか?そして視聴者もまた懲りずにそういう番組をみて、いろんな商品を店の棚から食い荒らすのでしょう。こういう愚行に少しでもブレーキをかけるためにも、私は今回、納豆業界や流通業界が一丸となって、テレビ局に対し損害賠償を請求する裁判を起こすべきではなかろうか、と思います。実際、納豆屋サンは仕込みに数日かかる納豆を無理して増産し、ただいま大量の売れ残りを抱えておられるのでしょうし、パックやら包装資材やら出荷用の箱やら、色々無駄なものを大量に購入してしまってもいることでしょう。それらの損害を積み上げた上、無意味な番組で迷惑をかけられた分を上乗せして訴えれば、負けることはそう無いような気がいたしますし、この軽佻浮薄な風潮に一石を投じることもできるでしょう。もう一つ、研究者のほうで、こういう番組を監視し、科学的におかしなことを伝えたり、とても科学とはいえないような方法でそれらしく粉飾したりしているような内容をチェックして告発したりというようなことを、個人個人でなく、たとえば学会とかで率先して組織的に取り組むようにすべきではないでしょうか? もっともそんなことをすれば、ほとんどの内容は根拠なし、と断じられ、番組そのものが成立しなくなることでしょうが。あとはやはり消費者教育を徹底する方法を考える必要があるのでしょうね。でも、識者といわれる人が「何を信じていいか判らなくなる」というようなコメントを出しているようではなかなか難しいかもしれません。テレビも新聞も放送する側のバイアスがかかっていてけして客観的な内容ではなく、どれも基本的にはハナから疑ってかかるべきものだ、と言うくらいのことは言って欲しいものです。
 
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雲の中を走る、というのはただ怖いだけでした。

2007-01-22 23:10:59 | Weblog
 今日は昨日の興奮冷めやらぬままだったのか、寝るときは日が変わっていたのに朝は4時に目が覚めてしまいました。さすがにこれでは一日活動に差し障ると思ったので布団にくるまっていたのですが、結局6時には起きてしまいました。それでも3時くらいまではなんとも無かったのですが、その後は眠くて眠くて。今も半分寝ぼけながらの日記付けになっています。
 ところで今日は朝から大変でした。昨夜は雨だったのでちょっと不安だったのですが、出かけるときはすっかり上天気で気を良くしておりましたのに、恒例の朝の易では地水師六三、という易の卦の中でも最凶クラスの占断。どういうわけだろう? と首をかしげながら出発して、即ああこのことか、と理解させられました。
 通勤途上、大阪とわが大和の国との境に横たわる1000m級の山脈、金剛・葛城連峰が見えるのですが、その頂付近が白くけぶる様になっています。どうやら昨夜の雨が、山の上のほうでは雪になっていたようです。結構暖かい朝なのに、とそのときはそれ以上の感想も無く眺めていたのですが、やがて、おかしなものに気づきました。山は、中腹辺りに分厚い雲が取り巻いて、いかにも今さっきまで雨でした、という風情だったのですが、その白い雲が少しずつ下に下りてきているように見えたのです。まさか雪が降っているのではないか? とそれを見ながら少しばかり不安に駆られつつもひたすら通勤路を急いでいた私は、やがて自分がその雲の中にすっぽり包まれたことを知りました。霧、です。はじめのうちは大したこと無かったのですが、進むにつれてその白い悪魔はどんどん濃さを増し、一番濃いときで多分視程50m切っていたのではないかと思います。ただでさえ見えづらいのに、バイザーに細かい水滴が浮かんで余計曇ってきますし、では、と顔が冷たいのを我慢してバイザーを跳ね上げて走れば、今度はめがねが曇ってきます。途中何度もグローブはめた手でめがねをぬぐいながら、ゆるゆると走ることになりました。
 それにしても、ほとんどの車がヘッドライトを点けずに走っていたのは驚きでした。せめてスモールランプだけでも点けていれば対向車への視認性も多少は違ったでしょうに、よくあれで走れるものだと感心いたします。自分が相手に見えていない可能性がある、ということが、怖くないんでしょうか? そりゃ車は透明度の高いフロントグラスにワイパーなんていう便利なものもついて、霧の中でもそれなりに視界が確保できるのでしょうけど、バイクはそうは行きません。そんなのも一緒に道路を走っているのだと少しでも理解できていれば、自分の存在を知相手に知らしめる必要性は言わずもがなだと思うのですが、霧の中ではライトを点けよう、という風に習いませんでしたっけ?

 そんなこんなでまあ無事に着いたから良かったですが、霧とか雨とか、およそ冬らしくない天気が続くのが不気味です。今日の夕方から急に寒気が強くなってきたみたいですけど、この辺でいきなりドカ雪、なんてことにならないといいんですけどね。

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コミックトレジャーというイベントで大いに楽しんでまいりました。

2007-01-21 23:15:56 | ドリームハンター麗夢
 今日はインテックス大阪で開催された、コミックトレジャー9に行ってまいりました。大阪でのイベント参加は、一昨年秋のコミックシティ以来2回目。前回はイベントの中身をろくに調査しないままとにかく大きそうな即売会、ということだけで参加し、9割以上女性オンリーな中身に面食らってしまいましたが、今回は一応男性向がメインらしいオールジャンル即売会という事前情報をもとに参加してみたのです。更に即売会明け後は難波に移動して御参集の関西在住麗夢ファンの皆様と懇親会を催し、ただいま帰宅した次第です。

 さて、コミックトレジャー、どんな即売会かというと、ミニコミケ、というのが一番ぴったり来るような雰囲気のイベントでした。男性向年齢制限同人誌が多いのはもちろんなのですが、それ以外のさまざまなジャンルが少しずつ寄り合ったみたいな内容で、コミケのエッセンスを凝縮して1200スペースに絞ればこんな感じ、というような参加サークルさんに感じました。でも、事務局の動きはコミケよりもはるか心配りが行き届いており、サービス満点の内容だったことは、特筆するに値するでしょう。規模はコミケとはもちろん桁違いに小さいわけですが、それを考慮に入れても、参加して気持ちのいいイベントであったことは間違いありません。お客様も、コミケにせよシティにせよ名古屋でのイベントにせよ、終了1時間前位には、すでに通る人もまばらになり、早々に片付け始めるサークルさんも多数出てくるなどいたしましたが、このイベントでは多少の減少はありましたけど、最後まで比較的大勢の人が会場内を回遊し、終了直前まで売買が成立いたしました。終了後に主催者が行なった抽選会などのイベントが、人々の足を会場にとどめたのかもしれませんが、それらをひっくるめて参加者を最後まであきさせない工夫は、なかなか見事でした。カタログも上質なつくりで程よい大きさであり、中身もたとえばジャンル別索引があるなど検索しやすいようにできておりました。メイドさん達による飲み物の無料サービスもありがたい取り組みでしたし、積極的にこちらから次も出たい、と思わせる良質のイベントだったと思います。
 唯一の不満は会場内のトイレの少なさですが、ひょっとしたら外に十分あったのかもしれません。結局一度も出ずじまいだったので確認してませんが、まあいずれにしてもこれは会場の設備の問題であって、事務局の問題ではありませんね。
 そんなおかげか売り上げも上々で、何のかんのをひっくるめて、総計45冊のアイテムが売れました。お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございます。次に出るときは是非とも新刊刊行に努力いたしますので、またよろしくお願いします。
 DVD-BOXに関するアンケートも、ごくごく簡単なものではありますが随時行ない、結局20名ほどのデータが集まりました。これから集計して、まとまり次第オフィシャルに送りたいと思います。
 最後になりましたけど、本日朝早くからお手伝いいただいた麻砂貴さま、綾野光史さま、誠にご苦労様でございました。また、会場までご足労いただいた皆様も、本当にありがとうございます。また是非皆さんと麗夢をメインに楽しみましょう。
 次の目標は、6月10日(日)にある、コミックコミュニケーション11と考えております。あ、その前に夏込みの申し込みをしませんといけませんね。

 

 
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準備完了!

2007-01-20 21:15:16 | ドリームハンター麗夢
 朝からひたすら色々な用事に奔走して、ただいまようやく荷造りが完了、明日の準備が万端整いました。あとやることは、明朝寝坊しないようにすることと、天気が良いことを祈ること、くらいです。幸い天気は習慣予報が外れて、明日はそれなりにいい天気になるような気配です。予想されていた雨がずれたのかそもそも予報そのものをはずしてしまったのかはわかりませんが、いずれにせよ上天気ならそれでよし、です。なんだか、あれもこれもと詰め込んでいるうちに思いのほか重たい荷物になってしまいましたが、これが明日の帰りに片手でらくらく下げられる位になってくれたら万々歳! ですね。

 ところで、よくよく気がついてみると私のサイト、今年で7年目になっていたんですね。2000年の正月明けそうそうに今のプロバイダに開設して、その後ADSLに回線を変えたときに一時プロバイダを変えて、そこがあまりに不具合の多いところだったのと、元のプロバイダでもADSLサービスが格安で始まっていたので、また舞い戻ってきたのですが、サイト表紙のカウンタには2002年からになっていますけど、カウンタが壊れたんだったか、プロバイダ変更の際の問題だったかで元のカウンタ記録を失ってしまい、付け直したのがこの日付になります。ですので、もう一息で5万ヒットを数えるわけですが、実際にはもうとうに突破していることになるはずなのです。まあこういうきりの縁起物は実際にカウンタの数字がそうなってくれないとありがたみが薄いので、数ヶ月先がわがサイト5万ヒット目、ということで公式にはしておこうと思っています。
 ところで、よくよく考えてみると、その出だしは電話回線だったわけです。28kbps、とか、56kbpsとか、今となっては信じられないくらい低速回線でよくもまあインターネットなどをやっていたものだと思いますが、それよりも更に以前は、2400bpsとか14400bpsとかでパソコン通信をしていたわけで、そんな速度で細々と麗夢の話をしたり、CGを集めたりしていたわけです。
 それでも、麗夢の歴史からすれば、半分にも満たない年月でしかありません。ネットも無かった時代に生まれた物語ですが、大脳新皮質の神経細胞のごとく地球の表層をあまねく取り巻くようになったこのネット全盛の時代においても、まだその輝きを失わず、あまつさえ復活の機運さえあるという、そのこと自体がなんとも感動的な歴史を感じさせる物語ではないか、と思ったりいたします。
 明日はそんな歴史に価値ある一ページを刻むことができたらいいですね。

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団塊の世代はもっと自分達のずうずうしさを自覚すべきだと思います。

2007-01-19 23:59:09 | Weblog
 今日はお仕事で京都へ。普段ならご一緒した方々と夜の京都をそぞろ歩いたりするような延長戦もありのお仕事だったのですが、あさってのことを考えますとそんな悠長な時間つぶしをしていられる状況ではございません。そこで、「どうしてもはずせない所用がある」の一点張りで仕事終了後はそそくさと帰途に着きました。ですので、時間があればキーボードでも見に駅前のパソコンショップによってもいいかな? などと考えていた寄り道も全てキャンセル。ひたすら駅へと直行し、一番速い電車に飛び乗りました。
 そんなわけで、現在修羅場の真っ最中です。こんなぎりぎり作業、これまでのコミケでもついぞ無かったんじゃないでしょうか? まあ明日一日まだありますので自分で言っているほど状況は切迫しているわけではないのですが、もともと余裕の有るスケジュールでないと嫌という贅沢な性格をしているために、多分間に合うという今の状況がちょっと気になっているのです。
 そんな心理状態のせいかもしれませんが、今日はかなり不愉快な思いもいたしました。郵便局でお金を下ろし、それを隣の銀行で両替して明後日のつり銭をこさえようと画策して、時間を都合して郵便局に行ったのですが、運悪くすでに数人がATMに並んでいます。その建物は、郵便窓口の入り口とATMの入り口が別になっているのですが、中は仕切りが無く、行き来できるようになっています。すいているときは郵便関係で用事を済ませてから即ATMの方へ移動できるので便利なのですが、混んでいるときはATMに並んでいる人が外にいないか確認が必要なつくりになっているのです。私はATMにしか用事が無かったので素直に外で並んでいたのですが、ようやく順番が回ってきたので中に入った瞬間、タッチの差で郵便窓口から滑り込んできたおばさんに先を越されてしまいました。明らかな順番抜かしですが、当のご本人にはまったくそんな認識は無いらしく、唖然とする私の前で機械を長々と操作した上、何の挨拶も無くとっとと出て行きました。ううむ、書いているだけでまた腹が立って来たりいたしますが、私から見ておばさん、という世代、すなわちいわゆる団塊の世代になりますが、この連中のずうずうしさはちょっと信じがたいことがあります。今の若者達のていたらくも、結局この年長者達の堕落振りを拡大再生産しているだけなんじゃないか、と思うこともあります。そんな人たちがもうすぐ大量に仕事からはずれ、地域社会に還流してくることになるのでしょうが、どうも迷惑ばかりかけられそうな気がして少々不安でもあります。もちろんなかには立派な人もいることは承知していますが、一つの世代というグループ単位で見ると、やっぱりもう一つ上の世代と比較して人間の出来がいまひとつ劣るのではないか、と思えてしまうのです。
 ただ、今日はそんなことも考えつつ、何故自分は今そんなに立腹しているのか、ということも一方では考えておりました。で、公私多忙のために自分を見失いかけているのではないか、との自省にいたったのでした。まあ私もまた、まだまだ人ができているとは到底言えないということを理解したところで、正直そんなことで怒っている暇もないことを思い出しました。あと一日、がんばって準備に勤しみましょう。

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キーボードが壊れました。

2007-01-18 22:58:08 | Weblog
 おや? なぜかキーボードが傾いてガタガタする、と思って裏返してみたら、右側の足が折れていました。プラスチックが割れてしまったので、もはや修復不可能です。キーボード自体は安物の正直言って長時間の入力は願い下げにしたいレベルのものでしかなかったので、いずれ軽快に打ち込めるものに買い換えたいものだ、と考えてはいたのですが、なかなか算段がつかないまま今日まで無為に過ごしておりました。しかし、こうなってはもはや猶予もありません。できるだけ早い機会に適当なものを見繕って、環境整備に努めたいと思いますが、なんかこう、指に負担にならないほど軽くて、でもしっかりキータッチにメリハリがあるようなキーボードって無いものでしょうか? それでお値段もリーズナブルなら言うことありません。いいえ、私のようなテキスト屋さんにとってキーボードがいかに重要なアイテムであるかは重々承知してはいるのですが、先立つものの乏しさには勝てず、どこかで妥協しないといけないのがつらいところです。ディスプレイも結局いまだ新調することもかなわないままですし。

 さて、愚痴はこれくらいにして、いよいよ3日後に迫りました大阪イベントですが、今日主催者からメールが来てました。色々当日の案内などが記載された親切なメールで、初めて参加する私としてはありがたい内容でした。この種の心配りは主催者代表の人柄なのでしょうか? あるいはそうやってこまごま行き届く規模のいべんとだからでしょうか。多分その両方ではないかと思うのですが、長年コミケだけしか参加せず、地元軽視で過ごしてきた私といたしましては、内心申し訳ないような気もいたします。正直初めて参加するイベントでどういうことになるのやら検討もつきかねるところではありますが、それはそれとして、イベント自体は大変楽しみになって参りました。その後のオフ会も準備整えつつありますし、天気はやっぱりあいにくになりそうですが、それすら気にならないくらい充実した一日になることを期待したいと思います。その前にイベントのほうの出展準備を進めないといけないのですけど、どうやら前日土曜日にかなり気合を入れないといけないようです。それでは作業に戻りましょう。

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もう12年にもなるのですね。

2007-01-17 22:56:46 | Weblog
 今日は朝から、というより昨夜未明からずっと雨、天気予報では昼にはあがるようなことを言っていたようにも思ったのですが、結果は夕方までずっと降り続き、帰りもまだポツリポツリと雨粒が思い出したように落ちてくる、そんな天気に終始しました。霧も出てところによっては昼間でも視界がぐっと落ちて車で走ると結構ぞっとさせられます。黒い服を着た人なんかほとんど背景に溶け込んで間近に来るまで認識できませんし。多分濡れていっても気にならない春雨、というのはこういうしっぽりとした雨のことを言うのでしょう。しつこいですが、まだ1月中旬、なんですけどね。旧暦ならともかく、新暦の1月としては異例の暖かい毎日です。

 さて、ブログというのは、一日のうちで何か思いついたときに、今日はこれをネタに書こう! などと一応は思ってみるものなのですが、さてこうしてモニターを前にキーボードをたたき始めると、たいていの場合思いついたネタを忘れてしまうことが多いみたいです。たとえば昨日は久々に見た「遠山の金さん」で、松平建扮する金さんがどうも違和感があって、それは松平建=暴れん坊将軍、、金さん=中村梅之助or杉良太郎、という強烈な刷り込みが私の中にあるからなのだろう、という話を書くつもりでいたのですが、そのこと自体をすっかり忘れて別のことを書いてしまいました。ああ、そういえば松方弘樹の金さんもどうも違和感があってしょうがなかったですね。
 それはともかく、たまには朝から考えていたネタでいこうかと思ったのですが、今日、1月17日といえばやはり忘れてならないのは阪神大震災の記憶、というわけで、実はつい先日までそのことをすっかり忘れており、何で最近新聞が地震の特集をしているんだろう? などと首をかしげる体たらく、たまには新聞もこういう忘れてはならないことを思い出すよすがとして役に立ってくれているのだな、と見直したりいたしました。
 で、昨年は何を書いたかな? と過去の日記を紐解いてみたら、ん?何も書いてない。昨年の今日は宮崎勤死刑判決確定の話。一日前は風邪を引いてマスクしっぱなし、という、ああ、このころから具合が悪かったんだな、などと再認識させられたような記事、一日後はキャベツが肺がんリスクを下げる、という話。おかしい、記憶では確かに地震のことを書いたはずなのに、と思って一昨年の今日の日記を見てみましたら、ああ、ここにはちゃんと書いてありました。震災10周年の記事ということで、あの地震のときの記憶を記録していたんですね。昨年は何も書いてなかったとは、ちょっと自分でも驚いてしまいました。
 今年は、つい最近北のほうででかい地震があって津波警報が出てたりしましたし、地震そのものが身近に感じられる年だったということなのかもしれません。それでもあの未曾有の大惨事の記憶を風化させて良い訳は無く、改めてあの日のことを思い出している次第です。
 地震予知自体はなかなか進展しないようですが、阪神大震災では地震の直前、空気中のラドン濃度が急上昇していた、という記録がでたそうです。なんでも地下深くの花崗岩が破壊された際放出されるラドンが検出されたのだろう、ということですが、そんなこんなも含めて、近い将来必ずあるとされる南海東海大地震の予知が成功するよう、この分野の研究が進展することを祈りたいと思います。

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