かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

旅先なのにひょっとして風邪? というちとやっかいな事になりそうな気配です。

2008-10-31 20:36:16 | Weblog
 今日で10月が終わりですが、まさか異郷の地で11月を迎えようとは、月初めには思っておりませんでした。長期の出張というのは心身共に結構きついものがありますが、ようやく山場も越えて、帰宅まであと2日です。
 
 さて、今日は昨日の天気予報が外れたようで、予想以上に寒い1日でした。自宅なら服装を替えて対処もできたのでしょうが、旅先とあってはそれも限度があり、結局寒さに震えながら歩き回ることになってしまいました。町中でもやたら咳ごむヒトが目立ったように感じましたが、私も風邪を引きかけたのか、夕方には少々頭痛と悪寒を催すようになっておりました。まあ悪寒はこの寒さに震えているのか風邪のせいなのかは判別つきがたいものがありましたが、もうすぐ酷くなるぞ、と警告されてるような眉間から前頭葉辺りの不快感は、ほっとくと本当にやっかいなことになりそうな気配でした。何といっても旅先ですし、週末とあっては悪化したからといってそうそう医者にかかるわけにも参りません。とはいえ、まだはっきりした症状も出ていないうちから、無闇に薬を飲むわけにもいかず、結局色々考えた末、先日飲んだ栄養ドリンクを改めて試してみることにしました。酷い味だったので二度と飲みたくないと思っていたのですが、まさしく、背に腹は代えられません。
 
 ところで、風邪によって生じる症状の原因を、カナダとアメリカの研究チームが発見したのだそうです。何でも、鼻水やくしゃみ、咳などの不快な症状は、感染したウィルスによる直接的な作用ではなく、ウィルス感染によって体内の遺伝子の活性が変化することによって、そんな症状が現れるんだとのことです。従って、そんな症状を起こす遺伝子の活動を抑制できれば、風邪の症状もまた、緩和することができる可能性があるとの事です。まあ、今すぐそれが実現できるわけでもないでしょうが、遺伝子の活性をいじる方法としては、現在でもRNA干渉などツールも幾つかあるようですし、そう遠くない将来には、鼻が詰まったり咳が止まらなくて夜眠れない、なんて言うような不愉快極まる症状も。効かなかったり効きすぎて別の副作用に悩まされる薬に頼らずとも解放される日がやってくるのかも知れません。
 取りあえず今日については、とっとと寝てゆっくり休むのが一番のようですね。

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高速道路千円均一、乗用車よりも商用車重視の方がまだしも意味あるんでは?

2008-10-30 21:54:42 | Weblog
出張3日目。
 昨日、あんまり疲労が蓄積して歩くのも億劫になる状況でしたので、モノは試しと、当店で一番売れている、という宣伝札の下がっていた、1本840円の栄養ドリンクをホテル近くの薬局で購入しました。高麗人参をベースに、7種類の生薬エキスを配合したという奴です。高麗人参は正直あんまり好きではないのですが、背に腹は代えられず、藁をも掴む思いで購入し、飲んでみるとやっぱり不味い。3本セットで割引販売もあり、店員にも勧められましたが、やっぱり買わないでよかった、とその時は思ったものです。
 ただ、我慢して飲んだだけのことはあったのか、今朝の体調は久々に身体の軽さを覚えるものでした。眠気はまだ残りましたが、ホテル住まいという何かと疲れやすい状況にあって、この体調はなかなか驚異的と言えますでしょう。これが本当に栄養ドリンク効果ならば、もう一本くらいは我慢して飲んでみるのも良いかも? などと考えています。あと2日。何とか乗り切りたいです。
 
 さて、仕事が終わって一風呂浴びたあとテレビを見てましたら、総理大臣が2兆円の減税とか高速道路原則千円均一とかブチ上げておりました。減税の方は前々から話がありましたから、まあそんなものか、と言う感じがしましたが、首都圏と近畿圏を除いて、乗用車なら何処まで行っても千円、と言うのは、ちょっと驚かされました。ETC搭載車のみの措置だそうですので、私も早くETCシステムを付けないと、と考えてしまいました。そんなに遠くにしょっちゅう出かけるわけでもないんですが、インパクトのある話というのは、思わずそう言うことを考えさせてしまう勢いを感じさせます。
 でも、トラックは対象外、と言うのはどうなんでしょう? 私はトラック輸送よりも鉄道貨物などをもっと利用すべきだろう、と思ってたりするのですが、今、流通の主流がトラック便であることを考えると、短期的なカンフル剤としての経済効果を狙うなら、トラックの優遇策を講じた方が効果があるんじゃないか、と思うのです。
 まあそれはそれとして、民主党は選挙対策の典型的なばらまき政策だと批判していましたが、当の野党は公約で高速道路無料化なんて言ってる訳ですから、言うなら千円だって高すぎる、我が党なら無料だ、と主張なさるべきでしょう。それに急速に悪化する経済状況を何とかするための緊急の政策で、3年後には消費税を上げたい、と我が国の政治家にしては珍しく素直に痛みを伴う話を出してきているんですから、これを批判するのなら、選挙対策なんて言う言葉じゃなくて、そんなのではこうこうこういう理由から効果が無い、とか言うような批判をすべきなんじゃないでしょうか。

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カップめんの値段を知らないことがそんなに問題なら、庶民生活検討委員会でも作ってはいかが?

2008-10-29 21:17:03 | Weblog
出張2日目。生活する上で、出張中もっとも変わるのは多分新聞を読まなくなることだろうと思います。一応ホテルのロビーでは日経や産経など、幾つかの新聞を読むこともできるのですが、部家に持ち帰るわけにも行きませんし、と言ってわざわざ買って読もうとも考えず、結局、何日間かは新聞無しの生活になるのです。その分、普段は見ないテレビを見たりする時間が増えるのですが、朝などは時計代わりにもなるので、それなりに重宝します。ただ、番組内容は面白いものばかりではなく、知りたい情報についてじっくり内容を吟味する事もできかねる所が欠点と言うことになるでしょう。

 で、今朝たまたま出発前にホテルで見ていたテレビ番組で、麻生総理が民主党議員の発した質問「カップめんの値段を知っているか」と言うものに対して、「400円くらい?」と答弁したのを捕らえ、庶民派の正体見たり、とばかりに責め立てる内容の放送がありました。コメンテーターの人達は、その質問がでたのが国会の外交防衛委員会だったことを捕らえ、一体カップめんのどこが外交や防衛に関係するのか、とそんな質問をした民主党の姿勢を問題視していたのに対し、番組の司会者は、何とか麻生総理のメッキを剥がそうとでも言うのか、民主党の問題はさておいて必死に麻生総理は庶民はではない、という方向に誘導しようと話を振っていたのが何とも滑稽で、不愉快にすら感じました。
 基本的に私はコメンテーターの人達と同じ意見で、そんな質問を外交防衛委員会でやるという感覚こそを問題視すべきだと思うのです。仮にそれはひとまず置くとしても、一国の総理がカップめんの値段を知っている必要があるのか、ということについては、知っていてもいいんですが、別に知らなくても問題は無かろう、とも思います。そんな些末事よりも、国政を舵取りしていくために、知らねばならない知識、深めねばならない議論と言うものがあるはずで、しかも議論の場が外交防衛委員会と銘打つからには、民主党の方にもそんな質問をしている場合ではないでしょう、と申し上げたいわけです。そんな野党に対して、政府には「下らないことを質問する暇があったら、もっと真剣に外交・防衛のことを考えてくれ」と言うような権利はないのでしょうか? 政権交代が我が国の閉塞状況を打開する一つのきっかけになりうるとは私も思わないでもないのですが、どうにもこの野党には、信頼するに足る何かが不足しているのです。そんなに庶民の生活が気になるというのなら、選挙の前に、候補者はまず一般教養試験を受け、それに合格した者だけに被選挙権を与えるようにしてはいかがでしょう?国語や歴史や地理、科学、などと共に、物価とか生活に関わる問題をその中に混ぜて出せばよいのです。出題のレベルは大学入試クラスでどうでしょう? 東大初め我が国を代表する最高学府を出た官僚達を従え、我々国民を率いる選良と呼ばれる人達ならば、与野党問わずそれくらいはこなして当然と私は思います。

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紫色のトマトって、美味しそうかなぁ?

2008-10-28 21:22:13 | Weblog
 今日は朝から出張です。幸いなことにホテルの部屋にLanケーブルが設置されており、空きの時間にも、少しでも溜まり気味の仕事を片づけるために、今回珍しく持参したノートPCでブログを付けることができました。もちろん、ネットカフェやホテル備え付けのPC、あるいは携帯などでも更新は可能ですが、日頃使っているのはそれなりに辞書も充実してますので、変換ミスが少な目ですむのがありがたいです。
 
 さて、英国の研究チームが、トマトにアントシアニン合成の遺伝子を遺伝子組み替えで導入し、紫色のトマトを作ったのだそうです。このトマトをマウスに食べさせると、ガンの予防効果があったとのこと。実験内容など詳しいことがなんにもわからないのが困ったところではありますが、アントシアニンは強い抗酸化活性を有し、抗ガン作用も期待される物質ですから、それなりの効果は認められたのかも知れません。それにトマトには油溶性のカロチノイド色素も豊富ですから、ひょっとしたらそう言うものの相乗効果もあったりするのかも知れません。でも、何も無理矢理トマトを紫色にしてまで抗ガン作用を発揮させなくても、アントシアニンやカロチノイドなどを含む色々な食品をバランスよく食べればよいのではないか、とも考えられます。例えばブルーベリーなどのベリー類とか、シソとか、ナスの皮とか、紫キャベツとか赤カブなんて言うのを食べればアントシアニンは摂取できます。
 ただ、納豆などに含まれるイソフラボンも構成分子の基本骨格はアントシアニンによく似ており、茶カテキンなどと共にフラボノイドとか、ポリフェノールなどと呼ばれています。このイソフラボンが摂取過剰にならないように、ということで暫定基準が設けられ、今は例えば納豆なら1日2食分が目安なのだそうです。それから考えると、アントシアニンにも何らかの摂取上限があっても不思議はないわけで、何でもたくさん食べればよい、と言うわけでもなさそうです。活性が高い、と言うことはそれだけ身体にも影響する力が大きい、と言うことですから、人によってはアレルギーを起こすようなこともあり得るかも知れません。現に私などは、どうもブルーベリーなどアントシアニンの豊富な食品を食べると身体に蕁麻疹ができるようになってしまいました。1キロ398円とかの安物のジャムだと果実量が少ないのか、抗酸化活性も低く、私自身も大丈夫なのですが、自分でブルーベリー果実を砂糖で煮込んだような高濃度な奴を食べると、もうてきめんです。私自身は遺伝子工学は全面肯定していますし、早くそう言う食品がどんどん普及してしかるべきだと思うのですが、それにしても何を目的にしてそれを行うのか、もう少し説明してくれてもよいような気がします。大体何故トマトなんでしょうね?
 
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明日からお出かけ、ということで準備しているのですが、毎度の事ながら何か忘れているような・・・。

2008-10-27 22:28:05 | Weblog
 明日からほんの1週間ばかり旅に出ますので、今日はその切符の手配や荷造りにいそしんでおりました、と言いたいところですが、さすがに1週間も留守にしようと思うと色々と片付けておかなくてはならないことや、同僚や部下にお願いや指示しておかなくちゃならないこととか色々あって、気がつくとすっかり遅くなっておりました。というわけで、そろそろ明日早朝の出発に備えて寝ておきたいなあ、と思いつつ、それら諸準備に追われておりました。
 それにしても、ほんの1年前だとこういう出張ではブログが更新できるかどうかは現地のPCとネット環境次第、という一種の賭けになりましたが、今は携帯でも更新が出来るので、電波すら届かない山間僻地にでも行かない限りは何とか途切れることなく日記をつける事が出来ます。まあ今回は一応ネット環境のあるホテルであることは確認済みで、仕事の都合で自前のパソコンを持っていくため、その種の心配はまあありえないのですが、その代わり、昼の仕事のあとは同僚や部下にはお願いできない仕事を持っていって、夜にホテルでかちゃかちゃとキーボードを叩き続けねばならないようです。自宅ならサービス残業とか何とか愚痴の一つも言えるのですが、こういう出張中の内職と言うのは分類上超過勤務になったりするんでしょうか? なんとなく、出張=常在戦場、てな感じで、24時間臨戦態勢、ということになるんじゃなかろうか、となんとなく思っているんですが、それならそれで、たとえば出張先が東京なら、空いた時間に秋葉原をうろつく、何てのは許されない行為になろうかとも思いますし、なかなか考えると悩ましいものがあります。まあ埒もない与太話ではあります。

 さて、何はともあれ、何とか準備も完了し、切符の手配も完了、滞在費等必要なお金も財布に満たし、名刺も十分な数を用意、いつでも出られる準備が整いました。あとは明日の新幹線に乗り遅れないようとっとと寝るだけ、なのですが、いつも大体何か忘れているような気がしてならないのは、きっと一生治らない性格と言うものなのでしょうね。

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新作短編 その21

2008-10-26 22:30:04 | 麗夢小説 短編集
 何のカンのと言っている間に早や10月も最後の日曜日になってしまいました。来週はもう11月ですよ。日々多忙に過ごしたとはいえ、ちょっと時間の速度が速すぎやしませんか? と自分で自分に問いかけたい気分なのですが、今更過ぎた日や時間を取り戻す訳にも行かず、こうして過ごしてきた日々の生業が、明日のために少しでも意味のある行為だったことを信じつつ、加速する時の流れを乗り切るよりないようです。というわけで、ようやく終わりが見えてきた連載小説。ここに至るまでいまだに題を決めかねているという体たらくではございますが、本当にあと少し、できれば来週の連休でけりをつけたいと言うところ。とはいえ、今週はちと長期であちこち渡り歩く出張生活に突入し、帰宅はちょうど1週間後の日曜日遅くの予定ですので、果たして思うように大団円を迎えられるかどうか。まずはともかく今日の分を上げてしまいましょう。

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『散々我らの邪魔をした末に、今更そのような物言いが通じると思うたか』
 土偶は、改めて左の槍を麗夢の左胸に擬した。胸を覆って薄く透明な皮膜を形成していた氷がその圧力にひび割れ、槍の穂先に圧されたプロテクターの布が軽くへこむ。もう少し力を加えるだけでその先端は布を突き破り、麗夢の柔肌に傷をつけることだろう。もちろん、八甲田山の神はそんな位で事態を収めるつもりはない。一気呵成にその胸肉を裂き、心臓を串刺しにして、夢守の耐久力を試す所存なのだ。
「だからそれは誤解なんです。つい先刻まで、倉田大尉は朝倉幸司だった。麗夢さんにちょっかいかけたのも、朝倉幸司としてであって、倉田大尉ではなかったんです」
 今にも飛び出しそうな円光、アルファ、ベータらを抑えて、あくまで冷静に鬼童は言った。
「第一、さしもの貴女ももう限界のはずだ。それ以上この炎天下で無理を重ねれば、倉田大尉との約定を果たすことすらかなわなくなりますよ!」
 微妙な動揺が今にも麗夢の胸を貫こうとしていた槍先を震わせた。切っ先が胸からわずかに外れ、キラキラと陽光を跳ねる氷の破片を落としていく。あれ? と麗夢は思った。お日様など、いつ差し込んでいたのであろう? ついさっきまであれほど荒れ狂っていた雪と風はどうしたのか。麗夢は、思わず自分の状況も忘れて周囲を見やった。さっきまで、あれほど寒々とした駒込川大滝の谷筋から、いつの間にか冷たい冬の気配が失われている。ところどころに雪を張り付かせていた崖にうっすらと緑の草の生えるのが見え、足元で硬く凍りついていたはずの川岸からも、すっかり氷の姿がない。どうやら厳寒期の様子を見せているのは、目の前の雪の土偶と囚われの身になっている朝倉、そして自分の周囲だけのようだった。それすら、暖かな日の光が差し込み、今にも全身を覆うばかりだった氷が、少しずつ表面から溶けてきているのが判った。
「無理はいけないよ。そろそろおしまいにしよう」
 朝倉、いや、倉田大尉の落ち着いたやさしげな言葉に、ついに雪の土偶も自身の限界を悟ったようだった。まず、麗夢の左胸の前で震えていた巨大な雪の槍が、いきなりどさっと音を立てて崩れ落ちた。同時に、麗夢手足を拘束していた氷と雪の塔が見る間に溶け出し、雪の土偶が崩れ落ちるとともに、麗夢の身も自由を取り戻した。しばらく谷は土偶の上げた朦朦たる雪煙に覆われたが、急速に侵入してきた8月の日差しと熱気をはらんだ風が、雪の残滓を拭い去っていった。ふらりと落下した麗夢は、すぐに円光に受け止められ、アルファ、ベータらに迎えられた。
「朝倉さんは!」
「大丈夫ですよ麗夢さん。山の神も、それ位の力は残していたようです」
 鬼童が指差すその先で、朧に丸い光に囲まれて、宙に浮かぶ朝倉の姿が見えた。背中越しにちらと見えたのは、朝倉が正面で両手を繋いでいる小さな白い人影だった。光はその人影ごと朝倉を包み込み、ゆっくりと下りてくる。やがて、河原に下り立った朝倉は、左手を離して麗夢達の方に振り返った。
「皆さん、百年前に交わした私とこの八甲田山の神との約束に巻き込んでしまい、申し訳ない」
 だが一堂は、朝倉の言葉よりも、深々と頭を下げる朝倉の右手にしがみつく、年端の行かない少女の姿に釘付けになっていた。身長は麗夢よりも随分低い。抜けるような白い肌を真っ白な着物で包み、綺麗に切りそろえたおかっぱ頭の下で、大きな目をおびえたように見開いている。服を着せ替えてランドセルでも背負わせれば、立派な小学生として通用するだろう。
「・・・素晴らしい。山の神をこの眼で拝めるなんて・・・」
 鬼童が感極まった声を上げると、円光も、雷に打たれたようにその姿を凝視した。一方、榊はというと、こんな少女が? とその意外な姿を不審げな顔つきで眺めるばかりだ。アルファ、ベータはというと、円光同様その目に見える姿以上の力と神気を敏感に感じ取ったのであろう。麗夢を護るように身を寄せ合い、警戒怠りなくその姿を見据えていた。一人麗夢だけが、落ち着き払った態度で、目の前の神と人に話しかけた。
「話していただけますね。百年前のこと。どうして田中さん、植田さん、斉藤さんを殺したのか。そして朝倉さん、いえ、倉田さん、でしたっけ? 貴方だけが殺されないでいることを」
「判りました。お話しましょう」
 おびえるようにぎゅっとしがみつく少女の頭を軽くなでると、朝倉=倉田は、おもむろに話し始めた。
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まだ蚊が飛び回って、安眠を妨害してくれるのが腹立たしい限り。

2008-10-25 22:22:50 | Weblog
昨晩はヒトが寝ようと明かりを消した途端、耳元で耳障りなプーン、という音がして、眠気が吹き飛んでしまいました。もう10月も末、いつまで活動しているんだ、と驚きつつあわてて明かりを点けて辺りを見回してみても、どこかに隠れたのか姿は見えません。しょうがないので殺虫スプレーを手元において部屋を暗くして待っていると、案の定またどこからか飛んできましたので、十分ひきつけておいたと思うところでスプレーを噴射しました。それでしばらく音が消えたので首尾よく撃墜したか、と気をよくしておりましたら、また同じ音が耳元を掠めました。このやろう、とまたスプレーを噴射して撃退はしたものの、数分もするとまた飛んできます。いい加減腹が立ってきたので、耳元で羽音が最大になるまでひたすら待ち、自分の耳にかかるほどのところにスプレーを噴射、更に部屋のあちこちにも殺虫剤を撒き散らしました。その後は音が消えたので、多分墜ちたのだろう、と、ようやくにして安心を得て、寝ることが出来ました。
 でも、実は相当狡猾かつタフなやつで、昨日は一旦退却しただけなのかもしれません。今夜また現れるかもしれないので、今日は手元に殺虫剤とスイッチ一つで点灯できる電気スタンドを用意し、万一に備えるつもりです。寝入りぱなを妨害されるのが一番腹が立ちますからね。
 
 そんな夜を過ごして若干寝不足気味でしたが、今日は久々に散髪に行きました。前回はいつ行っただろう、とブログを検索してみると、なんと6月28日だったそうです。4ヶ月も放置していたとは。確かに最近幾ら櫛を入れても天然パーマの頭がおさまりつかなくなっておりましたが、それ程時が経っていたとは自分でも驚きでした。ひょっとしたら、少し髪の毛が伸びるのが遅くなっているか、あるいは髪の毛が少なくなってきているのか、単にものぐさという以上の、散髪に行かないで済んでいた何らかの原因があるのかもしれません。いい加減年ですし、もし禿げてくるようならいっそ剃り上げてしまうくらいの方がさっぱりしていいかも? などと考えていたりもするのですが、とりあえずもう少し様子を見ておこうと思います。父も祖父も禿げてはいなかったので遺伝的には考えにくいはずですが、ストレスやらなにやらもあるかもしれませんし、これは、蚊と戦っている場合ではないのかもしれません。



 
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新しい足は、何にもないですが経済性だけは抜群な乗り物のようです。

2008-10-24 22:55:04 | Weblog
 今日は車に初給油しました。バイクと併用しているせいで思ったより日数がかかりましたが、燃料計の針がEマークにかかったのを見て、ちょうど金曜日で近所のスタンドが2円だか3円だか割引していたこともあって、朝通勤の前に立ち寄ったのでした。この車、燃料の残量警告ランプがありません。普通、警告ランプがついてから100キロは走れるものなのだそうですが、私は、基本的に余裕がないと我慢できない性格なため、あんなランプの点灯を見ながら走るなどと言うようなマネはどうも我慢がなりません。この車の場合は結局メーターの針の様子を見るよりないのですが、とりあえず、Eマーク上でどれくらいガソリンが残っているのか、確認しておくためにも、ガソリンを入れることにしたのでした。
 その結果、Eマーク段階で、燃料の残は焼く5Lと判りました。そして、計算して出てきた燃費は、18.9km/L。つまり、Eマークからまだおよそ100キロ弱走ることができる、と言うわけで、巷で言われる走行可能距離とほぼ同じ結果が得られたのでした。
 それにしても、10モード燃費が21キロの車にしては、燃費が良すぎる気がします。マニュアル変速で余計なものは一切積んでいない仕様とは言っても、それ程軽くなったわけではありません。慣らし運転期間であまりエンジンをふかさないよう特に注意しているせいもあるのかもしれませんが、最近になってようやくエンジンもこなれてきたのか、吹き上がりが良くなってきたように感じますので、次の給油の時にはもう少し燃費も落ちているかもしれません。まあ本格的な冬になるまでは、しばらくバイクとの併用になりますから、次の給油は多分11月後半になることでしょう。その時まで、データ取りはお預けです。

 さて、最近食べていないものにカップラーメンがあるのですが、昨今の異物混入騒ぎはカップラーメンにも波及したそうで、なんと、たんすの防虫剤の成分が検出されたとのことです。メーカーによると製造工程での混入は考えにくいそうですし、これまで何億食と提供されてきた中で、突然降って沸いたように出てきた問題と言うこともあり、無責任に言い放つとすれば、どうも製造段階での問題ではなく、悪質なイタズラという可能性があるんじゃないか、とも思うのです。中国のインゲンの問題でも、結局薬物が出たのはあれ一つきりで、他に事例がないところをみると、これは事故ではなく事件ではないか、という感じがしてきます。捜査の進展を待つよりありませんが、事態が明らかになるまでは、賞味期限や添加物の表示などよりも、まずは購入時に妙な傷や穴などがないかチェックするとともに、食べる時にも油断なく自らの五感を総動員して、安全に食べられそうかどうかを判断する必要があるようです。


 
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どうやら10月は何かと「待ち」な時節だったんじゃないか、と思えてきました。

2008-10-23 20:48:01 | ビットバレット
 昨日は結局飲み会のあと、2次会でカラオケに行き、帰ってきたのは日が変わって1時間ほど経過したところ。即一風呂浴びるまではまだ意識を保っていられましたが、その後は猛烈な睡魔に襲われ、そのままコテン、と寝てしまいました。それでも今朝はいつもどおり起床して出勤、眠気が出たら少々厄介なので、雨模様の中あえてバイクで走って目を覚まして、午後自宅近くのとある事業所に出張、仕事を終えてそのまま帰宅しました。ここまでは比較的覚醒度は高かったのですが、今は何秒かに1回あくびが出てしまうほど、強い眠気に囚われています。多分このままだとまた風呂から上がって早々に寝てしまうことでしょう。既に文章も怪しげになりつつありますし。

 さて、とある筋からの情報によると、などと出所とか内容の真贋とかを明らかにしたくない場合の常套句ということでマスコミみたいな言い方をしてしまうわけですが、10月1日の公式サイト立ち上げから音無しの構えの『ビットバレット』http://www.bit-bullet.com/、どうやら製作が佳境に入り、現場は猫の手も借りたい状態なようです。今のところ水面下での激闘が繰り広げられているようですが、それも、来月には動きが表面化してくるのかもしれませんね。どうやらもう少し静観する忍耐が、待っている側には必要なようです。まあ黙っていても12月にはDVD発売、ということになるわけですし、あわてる必要はないのでしょう。
 というわけで、『ドリームハンター麗夢XX』が連載中の『スレイブヒロインズ』http://ktcom.jp/index2.htm偶数巻最新号を、例によってAmazonで予約しました。まだ公式サイトには表紙の公開もされておりませんが、来月早々には発売ですから、今しばらく待つしかないようです。こうしてみると、基本的に10月という月は「待ち」の時節なのかもしれません。
「待ち」というと、衆院選挙も結局マスコミの思惑がことごとく外れ、いまだに衆院解散もないままですが、そのさなか、またもや、今度こそ政権奪取かと期待される民主党党首が、体調不良でインド首相との会談と言う重要な行事をすっぽかしたのだそうです。大丈夫か民主党。本当にこの党はまるで何かに呪われでもしているみたいに、チャンスをことごとく棒に振るように運命付けられでもしているんじゃないか、と疑いたくもなるくらい、めぐり合わせが悪いみたいです。

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なんとなく、今年の10月は平々凡々と過ぎていくような感じがします。

2008-10-21 22:34:19 | ビットバレット
 このところ、ようやく風邪の諸症状が緩和してきて、時おりくしゃみが出るのと、鼻水が少々多すぎる気がするのと、という、軽い花粉症症状程度にまで収まってきました。ほんと、一体なんだったんでしょうね、このところの不調は。もっとも、綺麗さっぱり治った、と言うわけでもないので、それなりに警戒しつつ、来週の出張旅行を迎えそうな感じです。またぶり返したりしないように、節制に心がけねば、と思いつつ、明日は職場の飲み会で、その会場近くに新しくオープンしたカラオケ屋さんがあったりして、2次会、もしそっちに流れてしかも部屋が開いていた日には、心がけなどどこかに吹き飛んで、夜更かしして遊んでしまうかもしれません。まあこのところ仕事がやたらと立て込んでいるせいか、ストレスも相当溜まっているみたいなので、少しは発散する機会を設けないと、とも思いますし、ここはなるようにしかならぬということで、明日の流れ次第と言うことにしておきましょう。夜から雨、という予報も少々疎ましいのですが。

 さて、昨年のちょうど今頃は、コミックヴァルキリーで麗夢の漫画が掲載される、と言うことで盛り上がり、一昨年は11月に麗夢のDVDが出る、というのでまた大喜びしていたのですが、今年はわりと平穏無事に10月が過ぎていこうとしております。
 期待している『ビットバレット』も、製作が佳境に入っているのか、1日に公式サイトがオープンして以来ずっと音無しの構えで、ググッたときのヒット数も149と伸び悩み気味。そもそもうちのような辺境ブログが『ビットバレット』でぐぐって公式の次に出てくると言う状況は、やっぱりちと寂しいものです。発売もとのぶんか社のサイトにも、まだ何にも情報上がっていないみたいですし。それでもうちのアクセス解析で検索ワードを見てましたら、毎日必ずといっていいほど『ビットバレット』で検索して拙ブログを訪なって下さる方がおられるようですし、予約販売の会社も増えているところを見ると、水面下ではじわじわと触手が伸びているところなのかもしれません。DVD発売予定まであと40日と少し。これからどんな展開が待ち受けているのか、気になりながらもしばらくは静かに見守るばかりです。

 
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世襲議員って、そんなに悪いもんなんでしょうかね?そこの有権者が選ぶんならそれでいいじゃないですか

2008-10-20 22:25:21 | Weblog
 今日は昨日に続き、昼間が暑い、10月らしからぬ一日でした。この調子では、紅葉の方は随分と遅れるのではないか、と気を揉むのですが、一方で朝晩はかなり冷え込んでいるため、昼夜の温度差が大きいと言うのは、紅葉にはプラスの効果があるともいえますので、これから11月にかけて山の色がどうなるのか、観察するのもまた楽しみではあります。

 さて、天下の毎日新聞が国会議員の世襲についてアンケート調査を実施したらしいですが、ネットに上がっている情報だけだと、母数が何人なのか書いてないしどんな設問だったのかも不明なので、あんまり意味のあるニュースなのか、ちと疑問も感じます。まあ多分本紙にはその辺りのデータもきっちり掲載されていることでしょうから、その点はひとまずおくとして中身を見ると、世襲議員について、避けるべきだが48%、有権者が選ぶのだから問題ないが44%と、結構拮抗する数字になっているのが印象的でした。
 私はどちらかと言うと、有権者の選択だから仕方ない、と言う立場で、少なくとも今の選挙制度において、他藩のお家事情によそが口出しする問題ではなかろう、と思っています。それともう一つ、我が国は政治家をどこか賎業とみなしているのか、積極的に未来の政治家を育成しようと言うシステムを構築するのを怠ってきたように感じます。唯一存在する育成システムは、政治家の家だけなんじゃないでしょうか。私の理解が間違いでないなら、この国で政治家が世襲されるのはいわば当然の結果で、世襲が悪いといっても、それ以外に政治家になるための教育や訓練がほとんど存在しないのだから、余程の自負と能力がない限り、それ以外のところから政治家が輩出されようがないのではないか、と思うのです。
 私は、今のように地方の代表をそのまま国政につけるような選挙制度は、弊害ばかり多くて国益は少なくなるんじゃないか、と思っています。それよりも、東大が官僚養成校であったのと同じように、政治家の養成機関を整え、将来の政治家の卵たちに、みっちり政治の基礎を身に付けさせる教育を施す必要があると思うのです。そして、国会議員については選挙は全国一区にして、真に国のためだけに働く人材のみを国政の要職につけるようなシステムを作るべきなのではなかろうか、と思います。もちろん、行政の権限はそのほとんどを地方に分権し、国は外交や国防など本当に国のレベルでないと対応できないような仕事だけやるようにすることが前提です。
 参議院もいらないでしょう。あるいは、参議院は地方院とでも内容を革め、各地方からの選出議員を集めて、国政に対し地方の要求を出せるようにする、なんてことにして、2院政にしておくのもよいかもしれません。

 まあ、単なる絵空事でしかない夢物語ですが、生々しい選挙戦が始まる前に、少しばかり惰眠をむさぼって空想をほしいままにするくらいは、許していただきましょう。

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新作短編 その20

2008-10-19 22:11:21 | 麗夢小説 短編集
 今日はミニ引越しをいたしました。ちとうちの押入れ付近で雨漏りがするもので、そのあたり一帯を修繕しようと言うことになって、押入れの中のものを別の部屋に移したのです。それにしても、出るわ出るわ、まさにこれまでここで住んでいた軌跡が地層をなして、手前から奥にかけて、実に様々なものが大量の埃とともに出てきました。ほとんど一日がかりでようやく人心地つきましたが、今週予定の工事完了後、またこれを元通りに戻す必要があると思うと、さすがにげんなりしてしまいます。出来ることなら、この際不用物はすっきり処分しておきたいのですが、山となった雑多なモノどもを整理するだけでも一苦労、実際に引越しでもしない限り、そこまで手がけるのはちと難しいようです。

 さて、と言うわけでこちらの方の時間はちと厳しいものがありましたが、何とか今週も更新できました。とうとう連載20回に達してしまいましたが、ようやくゴールが見えてきたようです。それでは、はじまりはじまりぃ。

-----------------------以下本文-------------------------

 一瞬、真っ黒になった視界が、次の瞬間にはま白く反転した。まだジーンと衝撃が頭に残り、それが何故なのか、はっきり判らないのがもどかしい。薄ぼんやりと開いた目に映るのは、やはりただ白一色のぼやけた世界。そして・・・。
 鋭い冷気を肌に感じ、はっと麗夢は意識を取り戻した。とっさに両手を動かそうとしたが、それがまるで言うことを聞かないことに驚く。見れば、大きく大の字に広げられた両腕の、二の腕から先が分厚い氷で覆われ、それが下から不定形に積みあがった二つの雪の塔に繋がって、ちょうど麗夢の身体を空中に固定していたのである。頼みの剣はと言うと、右手の氷の中に一緒に封じ込まれていた。剣さえ振るうことが出来れば、これくらいの氷をどうにかするくらいわけはないのだが、柄の部分が指先からほんの少しだけ離れ、その隙間を緻密に埋める氷が硬く凍てついていては、さしもの夢の戦士といえども、即座にこれをどうすることも出来なかった。
 かなり状況は悪い。
 まだ夢のガードが力を保っているが、氷に覆われた腕、そして、夢戦士の姿のまま、すなわちほとんど裸同然に露出している全身を蝕む冷気が、一段と強く、深く染み通ってきているようだ。すなわち、この「八甲田山」そのもの、と鬼童の呼ぶ相手の霊力の大きさに、今自分は圧倒されつつあると言うことである。このままでもしばらくは耐え忍ぶことも出来るだろうが、いずれこちらの気力が尽きてしまえば、真夏の東京で透視した3人の若者達のあとを、自分も追うことになるのは間違いない。
『ほう、まだ凍りつかぬとは。噂に違わぬ力よの夢守』
 嘲弄とも怒声ともつかぬ声が麗夢の耳を突いた。正面にいつの間にか、さっきまで戦っていた巨大な雪製遮光式土偶が立っている。
「あなた、何故朝倉さんを・・・、いえ、朝倉さんだけじゃないわ。田中さん、植田さん、斉藤さん達の命を奪ったのは何故なの!」
『そのような瑣末事、我は覚えておらぬ』
 土偶の右腕が上がり、宙吊りの麗夢の足に伸びた。途端に、膝のアーマーから下が腕と同じく透明な氷に覆われた。同時に、その足下から雪が不規則に伸び上がり、腕同様に足も固定してしまう。更に冷気が、氷が、ほんの少しずつではあったが、確実に両腕と足から身体へと成長し始めた。麗夢は気力を振り絞ってその力を阻止しようと努めたが、わずかにスピードを抑えることが出来たに過ぎなかった。
腕の氷は更にひじを越え、肩に届き、肩のアーマーには白い霜がうっすらと降りつつあった。足の方も、氷の薄い皮膜が太ももを徐々に這い登って、そろそろ腰に届こうかと言う状況である。
『夢守は突いても裂いても死ぬことはない、と聞く。その噂、試してくれよう』
 遮光式土偶の左手が上がり、その先が急速に細く、長く伸びていった。やがて、先端鋭い槍のような形に変形した左手が、その切っ先を麗夢の胸元に突き立てた。
 駄目だ。相変わらず話が通じない。
 身動きできない麗夢が、氷の槍を胸に受ける覚悟を固め、歯を食いしばった、その時。
「もうやめなさい。山ノ神ともあろう者が、大人げない」
 麗夢が声の元を探して見下ろすと、ちょうど足元、対局の土偶雪人形と麗夢の間に割り込むように、両手を左右に広げた朝倉の身体が、小さく見えた。
「朝倉さん! 危ないから逃げて!」
 麗夢は思わず声をかけたが、朝倉は振り返ろうともせずに目の前の雪の塊に語りかけた。
「これだけ暴れたらもう気も済んだだろう。さあ、約定を果たしにきたんだ。煮るなと焼くなと好きにすればよい」
『よい心がけだ』
 左手の槍を下ろした土偶は、ぐらり、と前かがみに傾いて、右手で朝倉の身体をわしづかみにするや、そのまま空中高く持ち上げた。
「朝倉さん! 朝倉さんを放して!」
 麗夢は必死に呼びかけたが、氷が既に首まで届き、声を上げるのも難しい。すると、朝倉が麗夢に振り返った。
「何度も言うようだが、私は朝倉じゃない。私の名前は・・・」
「倉田大尉! あなたは、倉田大尉ですね!」
 麗夢の背後から突然上がった声に、朝倉はようやく判っててもらえたか、と安堵のため息を一つついた。そして、背後の見えない声の主に、朝倉は答えた。
「いかにも。自分は青森歩兵第五連隊大尉、倉田だ」
「ならばもう何の問題もない! 八甲田山の神よ! 麗夢さんを放してくれ! 私達は、けして貴女の邪魔をしにきたのではありません!」
「麗夢どのぉ!」
「ニャーアン!」
「ワンワンワンワン!」
「麗夢さん!」
「どういうこと・・・? どうやって来たの、みんな・・・」
 麗夢は信じがたい気持ちで、次々に上がる呼びかけを聞いた。首を回して見られないのがもどかしかったが、それは確かに、心強い仲間達の声だった。


 
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ムカデが出た!

2008-10-18 22:52:34 | Weblog
 今日は朝から上天気のさわやかな秋日和で、サボテンの幼苗がまた3つほど発芽して増えているのが発見できるなど、満足すべき麗しき一日でした。で・す・が、さあ寝ようと言う今時分になって、驚嘆の事態が発生いたしました。
 居間に、ムカデが出現したのです。
 体長は10センチくらいの中型で、居間のテレビの近くに置いてあった本の上を這っておりました。まあ見つけた途端、家人はぎゃーぎゃー騒ぐわ、私も家の中で見るのは久しぶりだったもので周章狼狽するわ、とすったもんだした末、とにかく取り押さえようと道具箱からペンチを取り出してきたのですが、なかなかにすばしこいやつで数度の攻撃をことごとくかわされてしまいました。結局、テレビ台の下のペンチでは届かないところに逃げられてしまいましたので、こんなこともあろうかと用意しておいたムカデ用噴霧殺虫剤をその辺り一帯にシューっと吹きまくり、しばらく様子を見ていると、薬が当たったのか、苦しがって出てきました。さすがは即効性の合成ピレスロイド剤、とその威力に感嘆しつつ、今度こそ、と再びぺんちでその首根っこを押さえ込もうとしたのですが、少しペンチを持っていきがたい場所だったせいもあって、苦しみもだえつつもまたも狭い隙間に逃げ込まれてしまいました。その付近からごそごそと暴れまわる音が聞こえたので、改めて殺虫剤を撒き散らしたところ、しばらくして音も聞こえなくなりました。多分死んだと思いますが、死体を確認していないので若干不安は残ります。
 梅雨時のムカデは産卵場所を求めて家の中に侵入してくるそうですが、今時分のはなんなんでしょう。ひょっとして、もう冬眠場所を探してうろついていたのかもしれません。全く、人騒がせなやつです。
 それにしても、随分昔に住んでいた家ではムカデなど日常茶飯事で、ひょいひょいとペンチなどで捕まえていたものですが、あれから十何年、すっかりご無沙汰している間に、ペンチ捌きが随分と鈍ってしまったみたいです。今度出た時は必ずしとめてやる、と思いつつ、出来れば二度とお目にかかりたくない、とも思う、秋の珍事でした。

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悪い結果が出る場合でも、プラシーボ効果と言うんですね。

2008-10-17 22:47:57 | Weblog
 最近睡眠が浅くて、夜中や朝早くに目が覚めたりすることが多くなっています。仕事が、今日はお昼ご飯を食べる暇もなくてあちこち走り回るような状態だったせいもあって、多分そんなストレスが睡眠障害に繋がっているのだろうと思うわけですが、そのせいか、今日はお風呂で半身浴している間に、ほんの10分足らずですが完全に寝てしまいました。読んでいた本を湯船に落とさなかったのが幸いでしたが、実に気持ちのよい眠りでした。同じ眠りが布団の中で出来れば睡眠不足などありえないと思うのですが、思うように行かないのが何とも心苦しいところです。そんな1週間を過ごしてようやく休みですので、今夜くらいはもう少ししっかり寝られるんじゃないか、と期待しているんですが、果たしてどんなものでしょう?

 さて、中国産冷凍インゲンから高濃度の農薬が検出され、それを食べたヒトが中毒を起こした事件以後、あちこちでインゲンを食べて健康を害したと言う被害届が相次ぎましたが、そのほぼ全てが農薬とは無関係であることが判明しつつあるようです。身体の調子が悪くなって、そういえば最近冷凍インゲンを食べた、という記憶があれば、これはあのインゲンのせいだ、と短絡してしまうのは致し方ないところでしょうし、報道のあった冷凍インゲンを食べたことそのものが心的なストレスになって、具合が悪くなる場合もあることでしょう。きっと、報道されているよりももっと多くのヒトが、何らかの変調を意識されたのではないでしょうか。毒餃子の時も全国で約千人が医療機関に受診して、結局すべて関係なしということになりましたが、人間、不安にかられると、普段なら気にも留めないことでも引っかかってしまうことも多々あるようです。
 一方、実際に被害にあった一件では、袋に直径1mmの穴が開いていたのだそうです。まだ、穴が開いていた、というだけの話ですが、マスコミ各社はほぼそれが原因であるかのように観る者を誘導する思わせぶりな紹介をしているようです。確かなところは今後の捜査当局の活動を見てみないと何にも言えないわけですが、こんな報道を見ていると、単に針で穴を開けたりするようなものから、注射器様の物で無害なものから毒物まで、様々な悪戯行為がなされる可能性があったりしないのかと、かえって不安になります。今の段階では、単に穴が開いていただけのことで事件との関連も何も判っていないのですから、ことさら取り上げて、いかにもな雰囲気を漂わせるような報道はする必要ないんじゃないでしょうか。

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経済とか株価って何とか手綱を付けることは出来んものなのでしょうか?

2008-10-16 22:43:33 | Weblog
 最近の新聞やニュースを見ていて、どうしてもよく判らないことがあるのですが、株価が上がったり下がったりするのって、そんなに大騒ぎしなくてはならない話なのでしょうか? 大変なお話だ、と言うのはそれなりにわかる気もするのですが、ちょっとしたことで大騒ぎするマスコミ並みに神経過敏で、なんだかよく判らないものにびくっと反応して乱高下を繰り返す、そんな動きに世界中が注目し、一喜一憂している姿と言うのは、なんだか不思議に思えます。どうも関係者一同、何か大事なものが見えなくなっているような、視野狭窄に陥っているんじゃないか、と思ったりもします。私には経済と言うやつは今ひとつ理解できませんし、大事なものってなんだ? と聞かれても困るわけですが、この世界の日々の営みやこれからの未来が、そんなよく判らない気分屋なものに左右されると言うのは、やっぱりどこかおかしい気がするのです。それとも、これをおかしい、と思う私の感覚の方がどうかしていて、単なる無知蒙昧をさらけ出しているだけなのかもしれませんが。
 とはいえ、予定調和でなんにつけ静的な理想社会というのはそれはそれで退屈なものになるかもしれませんし、自由意志がそれなりに尊重される今の社会と言うのはまずまず満足するに値するものだと思います。でもそれならそれで、この経済とか株価とか言うものに、もっと紳士的で理性的な動きをさせられるように何とかできないのか、あるいは、もっと鈍感で穏やかにならないものかと、時おり思うのです。
 

 
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