かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ハイビームは義務ですが、気のせいか四六時中ハイのままというヒトが増えたような気がします。

2016-09-30 21:24:50 | Weblog
 本日の最高気温は、27.4℃。雲が多い空模様ではありましたが、久しぶりに晴れ間が見えた昼間でした。所要で木津川市まで車で行かねばならなかったので、この久方ぶりの日差しは正直少々きつかったのですが、さすがに真夏ほどの強烈さはなく、1時間余のドライブも問題なくこなすことができました。今後は、5日と予報されている台風18号最接近に備えつつ、早く秋晴れになって欲しいと祈る日々が続きます。

 さて、ここの所、自動車のヘッドライトをハイビームにしたまま走ってくる対向車に、出くわす頻度が妙に上がっているような感じがします。9月も今日で終わりという季節になり、夜が早くなってライトを付けて走る機会が増えてきたことや、ちゃんと統計をとっているわけでもなく、そもそもの記憶からして怪しい物がありますから、単なる偶然か勘違いの可能性も十分にありますが、2020年には、新型車について夕方にはヘッドライトが自動で点灯する仕様にすることを義務付ける事が決まったという話や、警視庁が、夜間の自動車による歩行者の死亡事故の96%がヘッドライトがロービームで、その多くはハイビームなら早期発見ができ事故を防ぐことができたという発表をしたことなどが影響して、やたらハイビームにしているヒトがいたりするんじゃないだろうか? などと邪推しているのもまた、ハイビームが気になる原因になっているかもしれません。まあ警視庁の言わんとすることはよく理解できますし、深夜など対向車も他の車もほとんどいないような状況なら以前からハイビーム走行が義務付けられていますし、大筋では納得の話ではあるのですが、夕方から夜にかけての普段ヒトが多いに出歩く時間帯の町中や幹線道路において対向車が居ない状況などまずありえませんし、2015年のロービーム下での死亡事故527件については、事故の発生状況、時間帯、場所、交通量など、もう少し詳細な分析結果も掲載の上でないと、「ロービームのせい」と言われても簡単には納得いたしかねます。
 それに夜の雨の場合、車はもちろん、バイクではバイザーに付着した雨滴でハイビームが乱反射して完全に視界が閉ざされる事になりむちゃくちゃ危ないですし、色々ケースバイケースなものを法律で一律に管理しようというのからして、どうにも無理があるように感じます。
 でも、今やいつまでも安全確認を肉眼のみに頼る事自体が大間違いで、ヘッドライトの自動点灯を義務付ける位なら、いっそ障害物を探知するセンサー類や安全か危険かの状況を判断するAIの搭載こそ義務化すべきであろうと思います。更に、運転技量に大きな差があるヒトが一律にハンドルを握っているという事自体恐ろしいことで、なんとしても早く自動運転を実用化して、これから急増する高齢者など危なっかしいヒトからハンドルを取り上げられるようにしていくことも必要でしょう。今や、機械任せよりもヒトが介在するほうがリスクが高まりかねない、という時代になりつつあるのですから、その技術開発を更に加速して進化させるとともに、法律もそんな技術に合う形にどんどん変えていかねばならないと思います。

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