本日の最高気温は、30.9℃。昨日に続き、30℃超えで、暑いと感じる昼間でした。これも日が差した影響もあるでしょうが、やはり西南海上でゆっくりこちらに移動しつつある台風の影響もあるんじゃないかと思います。明日からはその台風の先触れのようにこちらに進んでくる低気圧の雨雲がかかってきて、台風がやってくる予定の21日頃まで連日の雨になりそうですし、今日までで洗濯を終えておいて正解だったように思います。
さて、九州の鹿児島沖には、7300年前に大噴火して九州南部の縄文文化を滅ぼしてしまったという「鬼界カルデラ」のマグマだまりがあるそうです。
確率的には低いものの、万が一超巨大噴火が再び起こったら、火砕流や噴出する火山灰などで、最大で死者1億人に達するかも知れない、という未曾有の大災害につながりかねないといいます。そこで、この10月から、神戸大学海洋底探査センターがこの場所のマグマだまりの位置や規模、形を把握するための調査研究を開始すると発表されました。そのデータを蓄積し、いずれは「超巨大噴火」の発生を予測することを目指すのだそうです。このように、マグマだまりの詳細なデータ収集とその状況の正確な把握は、世界でも初めての試みとのことです。
具体的な方法は、まず鬼界カルデラの地形を調査し、海底に地震計を沈め、船から圧縮空気を放って人工地震を起こし、地中を伝わる地震波を観測して、マグマだまりの状況を解析するのだそうです。
鬼界カルデラで調査が成功すれば、陸上のカルデラにも応用可能だとして、5年程度で結果を出し、防災、減災に役立てていくという計画とのことです。
考えてみると、九州はやたら危ない火山が多いですね。この「鬼界カルデラ」もそうですし、その少し北の桜島を擁する「姶良カルデラ」や、その更に北の熊本県にある阿蘇山「阿蘇カルデラ」も世界最大級のカルデラとして知られ、どれももしひとたび超巨大噴火が起こってしまえば、我が国の文明社会に甚大なる被害を与え、下手をすると文字通り国が滅びかねない大惨事につながってしまいます。これに対して、色々発達した現代でさえできる事はほとんどなく、ただ祈ることしかできなさそうというのが全くもって残念ですが、とりあえず、事前に噴火の予兆を知ることができればある程度の備えを取ることもできないこともない、ということなのでしょう。それすらもいまはまだ相当難しいみたいですが、何とか研究を成功させて、いずれは噴火をも制御できるようなくらいにまで科学が発達するまでのつなぎとして、利活用できるようになったらいいなと切に望みます。
さて、九州の鹿児島沖には、7300年前に大噴火して九州南部の縄文文化を滅ぼしてしまったという「鬼界カルデラ」のマグマだまりがあるそうです。
確率的には低いものの、万が一超巨大噴火が再び起こったら、火砕流や噴出する火山灰などで、最大で死者1億人に達するかも知れない、という未曾有の大災害につながりかねないといいます。そこで、この10月から、神戸大学海洋底探査センターがこの場所のマグマだまりの位置や規模、形を把握するための調査研究を開始すると発表されました。そのデータを蓄積し、いずれは「超巨大噴火」の発生を予測することを目指すのだそうです。このように、マグマだまりの詳細なデータ収集とその状況の正確な把握は、世界でも初めての試みとのことです。
具体的な方法は、まず鬼界カルデラの地形を調査し、海底に地震計を沈め、船から圧縮空気を放って人工地震を起こし、地中を伝わる地震波を観測して、マグマだまりの状況を解析するのだそうです。
鬼界カルデラで調査が成功すれば、陸上のカルデラにも応用可能だとして、5年程度で結果を出し、防災、減災に役立てていくという計画とのことです。
考えてみると、九州はやたら危ない火山が多いですね。この「鬼界カルデラ」もそうですし、その少し北の桜島を擁する「姶良カルデラ」や、その更に北の熊本県にある阿蘇山「阿蘇カルデラ」も世界最大級のカルデラとして知られ、どれももしひとたび超巨大噴火が起こってしまえば、我が国の文明社会に甚大なる被害を与え、下手をすると文字通り国が滅びかねない大惨事につながってしまいます。これに対して、色々発達した現代でさえできる事はほとんどなく、ただ祈ることしかできなさそうというのが全くもって残念ですが、とりあえず、事前に噴火の予兆を知ることができればある程度の備えを取ることもできないこともない、ということなのでしょう。それすらもいまはまだ相当難しいみたいですが、何とか研究を成功させて、いずれは噴火をも制御できるようなくらいにまで科学が発達するまでのつなぎとして、利活用できるようになったらいいなと切に望みます。