かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

未曾有の超大型台風10号が急に弱ったのは神の島屋久島の神通力に屈したから? 

2024-08-31 20:20:01 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は25.2℃、昼の最高気温は26.1℃、五條市の今朝の最低気温は24.1℃、昼の最高気温は25.3℃でした。台風10号を迎えて、今日は1日雨模様の天気でした。とは言うものの、集中豪雨的な降り方はしていませんし、風が強くて横殴りの雨に、というようなこともなく、どちらかというと梅雨空のようなジメジメしとしとといった感じの降り方が終始続いていました。もっとも五條市の方は午前中に時間雨量10ミリを超える雨が1時間あまり降り続いているので、それなりに大雨感はあった様に思います。そんな台風絡みの天気だったので、今日の最高最低気温は時間帯も違い、最低気温は現時点で奈良市五條市とも20:10で奈良市23.9℃、五條市23.3℃、最高気温は奈良市が3:34で26.8℃、五條市が17:32で25.9℃となっています。その台風10号ですが、四国横断後、和歌山県潮岬沖を通過した直後から北上を開始するという予報図になっています。もっとも北上の速度は遅いですし予報円がやたらでかく、明日の15時現在の予報円でいうと、西は和歌山県から東は静岡県の西の端まで円内に入っているので、今後どっちに行くかまるで不明です。それと、いい加減熱帯低気圧になるのかと思っていましたら、しぶとくギリギリ台風の風速を維持しています。再び海に出て少しはエネルギーを得たりしたんでしょうか?
 さて、この台風については、伊勢湾台風以来の超大型台風、というふうにその規模や威力が喧伝されていましたが、九州に向けて北上中に、台風の目が鹿児島県屋久島に差し掛かった途端、くっきり明瞭な目が突然曇り、台風の形が崩れて威力が急速に減退していくという様子が観察されたことから、屋久島が守ってくれた! というような言説がSNSで流れていました。屋久島は最高1936mの高さを誇る山がそびえており、さしもの台風も屋久島の防御力には屈しざるを得なかったと言われると、なんとなくなるほどという気にもさせられます。これについて、オンラインニュースのJ−CASTニュースが気象庁のアジア太平洋気象防災センターに取材して専門家に確認したところ、「その影響はなかったとはいえない」としつつも、主要因は「大陸の高気圧の縁にある乾燥した空気が台風の北西側から流れ込んだため」という原因説を紹介されていました。希少専門家は、「いずれこの乾燥域の影響を受けると予測していたが、予想より影響が早かった」と語ったそうで、屋久島上空に目が差し掛かった時たまたま予想より早く乾燥した空気が流れ込んで積乱雲の発達を阻害、台風を弱めた、ということらしいです。でもまあ科学的事実は事実として、守護神・屋久島が当たるを幸い台風を蹴散らしてみせた、と思ったほうが精神的には満足できそうな気が致します。








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鳴り物入りの超大型台風もさすがに上陸したら弱るようで一安心ですが、近畿圏で24時間停滞する予想にはなぜそうなるのか解説が欲しいです。

2024-08-30 19:09:31 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26.4℃、昼の最高気温は34.4℃、五條市の今朝の最低気温は23.7℃、昼の最高気温は34.9℃でした。今日の午前中は、台風が接近しているとは思えない青空が広がり、苛烈な日射が地を灼きました。午後には時々雨雲が流れてきてにわか雨がさあっと降る時もありましたが、総じてすぐに止んで雨量も大したことはなく、夜を迎えています。その台風は、九州で大きく勢力を削られてしまったようで、暴風域が消失してギリギリ台風と言える程度まで縮小しつつ、現在ジョギングするような速度でゆるゆると愛媛県を通過中です。明日中には紀伊半島まで到達し、温帯(熱帯?)低気圧に変化、紀伊半島付近で停滞する予想となっています。どうやら風の心配は無くなってきたようですが、あとはどれだけ雨が降るかですね。予報円の最南端を極めて紀伊半島沖で水蒸気を補充して勢力再成長、なんてことにならなければいいのですが、この台風は色々予想外すぎて、気象庁の予報がこんなにあてにならないのも久しぶりな気がします。まずは今夜から明日にかけて、どれだけ雨が降ってくるか、静かに自宅で観察していようと思います。
 さて、台風では色々と残念なところが目立った気象庁ですが、台風後の気象状況について、「高温に関する早期天候情報」として発表しました。それによると、東海地方から西は、来週の9月4日以降この時期としては10年に1度しか起きないような超高温に見舞われる可能性が高いのだそうです。そのうち近畿地方は、9月5日以降に5日間平均気温が平年値より2.2℃以上高くなる見込みで、残暑と言うには厳しすぎる猛暑がまた襲ってくるようです。台風で引っ掻き回された分秋に向けて気象状況が変化していっても良さそうなものですが、残念ながらそんな安直には行かない模様。この上は一刻も早く涼しくなって行って欲しいですが、果たしていつになったら多少はマシな涼しさがやってくるのやら、お彼岸まで夏でその後秋、なんて言うふうな切り替わりもありうるのか、はたまたお彼岸過ぎて10月になってもまだ夏のままだったりするのか、あまりうれしくない予報にならないことを祈りたいです。
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渋滞高速でのトラック幅寄せ煽り事件、テレビでそこだけ情報を切り取られると、その前後や背景省略してないか? と言いたくなりますね。

2024-08-29 19:05:38 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24℃、昼の最高気温は28.1℃、五條市の今朝の最低気温は22.8℃、昼の最高気温は28.6℃でした。今日は朝未明から本降りの雨で4時頃一度目が覚めました。日中は降ったり止んだりで基本曇り空が続きましたが、夕方からまた雨が降り出して来ています。この雨をもたらしていると思われる台風10号は、いまだに九州の西岸をなぞるようにゆっくり北上を続け、現在長崎県あたりでたむろっています。このあと進路を急速に東へと振り近畿地方に寄ってくる見込みですが、31日に最接近したあとしばらく停滞もしくは付近で迷走するらしく、更に東に去るのは2日になってから? 自分の頭上で台風の進路予報円がほぼ同心円状に重なり合っているのを見るのは初めてです。土日は台風で丸つぶれの模様。なんともはた迷惑な台風ですが、それいしても当初予想では今日あたり紀伊半島南からまっすぐ北上して頭上を通過しているはずだったのに、どうしてこうなったのやら。いくら夏台風が進路予測が難しいとはいえ、あまりに無体なその動きにはやり場のない憤りを覚えずにはいられません。気象学という分野は、まだまだわからないことが多いということなのでしょうね。

 さて、フジテレビ系列のニュース番組がX上で活動しているFNNプライムオンラインに、「“恐怖の4分間”渋滞中の高速道路で割り込み 云々」という記事が投稿され、話題になっていました。8月15日のお盆真っ只中の渋滞している2車線の高速道路での出来事で、左側車線のトラックが右側車線の乗用車の前に割り込もうとして幅寄せしてきたり運転席の窓を開けて怒鳴ったりなか指立てたりといった挑発行為を4分に渡って繰り返した、というものです。動画を見てみると、左側の流れが停滞気味のところで若干右側が流れて煽られたヒトの車の前がごそっと空いた隙に車線変更して左から入ろうとしたトラックを、右側の車がブロックした形になっているように感じました。渋滞中頻繁に車線変更する行為自体どうかと思いますが、それに失敗したからと言って執拗に煽り行為を行うという神経は少しばかり理解を超えています。もっともネット上では、トラックの運転手への非難と同時に、この直接的な行為の前になにか怒らせるようなことを無意識にやらかしてないか? といった煽られた側の問題行動への自覚の無さに注意するようなものも多くありました。確かにニュース動画は煽られてからのものはありますが、それ以前にどういうやり取りがあったのかなかったのか、それには全く振れていませんので、ひょっとしたら無意識無自覚の苛立たせ要因が先にあったかもしれません。まあそうでなくてもお盆の渋滞ということは、その日も仕事中のヒトは渋滞の大半を占めるお盆休みのヒトを呪っていると思いますし、このトラックの運転手も普段に増して苛立ちが募っていたのかもしれません。トラックの会社は直ちに謝罪のコメントを出していますが、トラックの運転手は帰社して文句たらたらで煽られ側の車をディスっていたかも、と思うと、取り敢えず事故が無くてよかったね、という以外にないやり取りだったと思います。
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マクロス劇場版から40年経ったと聞かされて、悠久の時の流れい思いを馳せてみたり

2024-08-28 18:48:20 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24.2℃、昼の最高気温は31.8℃、五條市の今朝の最低気温は21.7℃、昼の最高気温は35.2℃でした。今日は朝のうち晴れ、のち曇り、更に昼過ぎににわか雨が降り、その後また曇りという割りとくるくる様子が変わる空模様でした。雨が降る時は風もやたらと強くなって、台風の影響にしては早すぎる! と驚いたのですが、単なる積乱雲の通過に伴う風だったようで、雨がやんだあとはまた嘘のように風も止まりました。台風10号はというと、未だ鹿児島の沖合でノロノロと北上中で、予想では2日がかりでようやく熊本沖〜長崎辺りまで動いたあと、東に転じて速度が上がってくる模様です。しかし、こんなに見事に右へ直角に動くのかな? と不審げになりそうな進路予測ですが、予報円は相変わらず大きいですし、30日になるまでは本当にその通り動くかどうか判りませんので、今はじっと待つより仕方がありません。現時点の我が家最接近は31日午後の予定。土曜日は家にこもって台風が行き過ぎるのを待つだけの1日になりそうです。

 さて、映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が今年で40周年を迎えたのだそうな。1984年7月21日劇場公開だそうなので、すでに1ヶ月ほど過ぎていますが、それを祈念して本作を4Kリマスター版でブルーレイで販売するのだとか。そうですか、もう40年になりますか。TVアニメとして日曜のお昼に放映されていた時よく観ていたので、映画も公開されてから程なく、大阪梅田の劇場へ観に行きましたが、いきなり背景説明とかすっ飛ばして戦闘シーンからスタートしたのに驚いたのを覚えています。これは、テレビ観ていた人間しか相手してないな、と思ったものですが、テレビアニメよりもクルクルよく動いて描き込みが凝っていて、さすが劇場版だと感心しながら観ていました。もっとも、リン・ミンメイのシャワーシーンでいきなり席のあちこちからストロボが瞬きシャッター音が連続して鳴り響いたのには、「映画でストロボ炊いても意味ないぞ」と苦笑しかなかったですが。
 そんな映画の内容は、最初の説明省略をどう判断するかを別に置けば、総じて面白かったと記憶しています。まあ実のところ、面白かったと感じたことだけ覚えていてお話や中身はほとんど記憶に残ってなかったりしますが、どこかで機会があればもう一度くらいは観ておきたいですね。リマスター版発表を機にアマゾンプライムで流してくれたりしないでしょうかね?
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令和の米騒動は例によってマスコミ主導の空騒ぎな気がしますが、備蓄米放出に手続き数週間というのはあまりに迂遠すぎるので改善する必要がある用に感じました

2024-08-27 18:31:42 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は27℃、昼の最高気温は36.3℃、五條市の今朝の最低気温は24℃、昼の最高気温は35.4℃でした。今日は朝のうち雲が多めで日差しがなく、少し冷ややかな空気になっていました。日が出てきたのは9時すぎくらいから。その後はいつも通り晴れて暑くなりました。明日はいよいよ台風接近に伴い天候は下り坂で、曇のち雨の予報が出ています。蒸し暑さはあるでしょうが、日射が届いて酷熱の暑さになることはなさそうです。その台風ですが、まさかずっと西に移動して九州西岸からまっすぐ日本列島を東に蹂躙していくコースを選ぶとは思いませんでした。ここ数日来の予報がことごとく覆されたわけで、けして迷走したわけではないのですが、夏の台風の進路を読む難しさが現れたような気がします。今になって、太平洋高気圧の勢いが強まったことや九州の南海上にあった寒冷渦と呼ばれる低気圧が台風を誘い込んだことで、想定外の西進を続けたということだそうです。寒冷渦は台風の進路を不安定化させるので予測がしにくくなるのだそうですが、寒冷渦の存在自体はわかっていたのだとしたら、それを加味した予報はできなかったのだろうか? と思ってみたりもします。いずれにせよ、我が奈良県に影響を及ぼすのは30日から31日にかけてとなりそうです。まだ台風自体進路変更していない事もあって、29日以降の東進の予測は難しく、予報円もやたら大きくなっていますが、明日から明後日にかけて東に向きを振ってしまえば、どこに来るのかはっきりしてくることでしょう。まっすぐ突っ込んでこられたら少々面倒な事になりそうですが、南北どちらか、できれば南側に大きく外れてくれれば被害規模も抑えられそうです。是非そういうコース取りを祈りたいと思います。

 さて、巷間の米不足に対して、昨日、大阪府の吉村知事が、国の備蓄米を開放して流通させるよう要望を出しましたが、それに対して坂本農水大臣は、「コメの品薄は今後順次回復していく。コメの需給や価格に影響を与える恐れがあるため慎重に考えるべきものだ」とし、「消費者の皆様におかれましては、必要な量だけお米をお買い求めいただくなど、落ち着いた購買行動をお願いたしたい」とコメントして、現時点での備蓄米の流通を否定しました。政府の備蓄米を放出するには、手続きが数週間程度必要とされます。したがって、今それを実行すべく決断したとしても、実際に備蓄米が市場に出てくるのは、今年の新米が流通する時期と重なってきます。それもあっての、慎重な判断ということなのでしょう。大手スーパーの店頭からは米は消えたようですが、米の専門小売店には十分在庫があるようですし、都会には無くても田舎の方にはそれなりに売られている米はあるようです。結局のところ、地震騒ぎで日持ちもしない精米を慌てて購入した層が米の受給バランスを局地的に狂わせただけで、国全体を見れば備蓄米を放出しなければならないような緊急事態とも言い難いという状況なのでしょう。それはそれで理解できるとして、ただ備蓄米の放出に数週間を要するという手続きに問題はないのでしょうか? 備蓄米放出はそれこそ米の供給が危機的状況に見舞われているときにこそ効果を発揮するはずですが、そんな緊急事態を前にして数週間ものんびり手続きに費やしていては、危機管理の点からも看過し得ない事態を国民に強いる事になりかねません。今回の擬似的な米騒動はともかくとしても、いざという時速やかに市場に米を流して需給逼迫を解消できるよう、今のうちに制度の見直しを行っておくべきであろうと思います。
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人間ドックで10年ぶりに引っかかったので、精密検査の予約を取りに病院へ行ってきました。

2024-08-26 17:37:08 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24.4℃、昼の最高気温は35.3℃、五條市の今朝の最低気温は22.4℃、昼の最高気温は36.1℃でした。今日もよく晴れた一日でしたが、上空の湿気がかなり増えてきているのか、飛行機雲がきれいに引かれ、その他にもたくさんの雲が沸いてきてました。気象衛星の画像や雨雲レーダーを観ている限り、南方海上を西進中の台風10号の一番北側から伸びる触腕のような雲が今日の空模様の主役のようで、南部を中心に雨を降らせながら北上してきていますが、雨は南部山間で降り尽くすのか平野部に届くころには止んでしまい、こちらは蒸し暑いだけの1日になっています。明日もほぼ同じような天気のようですので、引き続き熱中症には注意が必要な模様です。一方台風については、予想進路が昨日より更にまた西に変位し、沖縄の北を通り過ぎてからやにわに東へ転じ、九州、中四国を経て近畿にやってくる見込みのようです。到来は30日から31日にかけてと、進路が変わったためか以前の予報に比べると1、2日遅くなっています。さすがにこれ以上変化はないと思いたいところですが、28日の予報円でも九州南北方向とほぼ同じ直径ですし、東への変針具合によってはまだまだ大きく進路が変わってきそうです。
 
 そんな相変わらずの暑い一日でしたが、今日は人間ドックに引っかかって専門医で精密検査を受けるよう勧告されたため、かかりつけ医にも相談の上、朝から比較的近所の総合病院に相談に行ってきました。その結果、来週月曜日にMRIを撮ることになりました。MRIは以前にも受けていたはず、とブログを読み返してみましたら、2015年の2月と2016年の2月に、それぞれ受けていました。造影剤を入れるのが少々気色悪いのとやたら装置がうるさいこと、撮影箇所がじんわり熱くなることなど色々思い出しましたが、今回は測定箇所も違いますし、結果次第では生検組織診断なる追加の結構痛いらしい検査も必要になってきますので、できれば何事もなく終わって欲しいものです。今日は問診と検査予約だけだったので比較的早く帰ってきましたが、今日のために1日休みを出しているのを曲げて今更仕事に行くわけにも行かず、帰宅してごろりと横になりながら、夕立が降ってこないものかと気象庁の雨雲レーダーを時々観ていました。残念ながら今日は前述の通り空振りですね。また明日に期待しましょう。
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宇宙滞在10日の予定が8ヶ月に延期というのは流石に草が生えそうですが、最初から多少でも不具合があったなら飛ばさなければいいのに、と思ってしまいました。

2024-08-25 18:44:53 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26.3℃、昼の最高気温は35.1℃、五條市の今朝の最低気温は23.4℃、昼の最高気温は37℃でした。今日は仕事で職場のある五條市に朝からでかけていましたが、朝からよく晴れて暑くなりそうな空模様が午前中から薄雲が広がって日差しが途切れがちになり、更に夕方5時頃になって大音響の落雷を合図に激しい驟雨を叩きつけてくる夕立が降り出しました。夕立はあちこちで降っていたようで、奈良市のアメダスでも5時台に37ミリの夕立があって気温が急降下し、現時点での今日の最低気温は16:59に記録した25.4℃となりました。お陰でさあ帰ろうというときもピカピカどんどん雷は止みませんし雨も止まらず、風も強くなって横殴り状態でしたから、傘を差していても駐車場の車にたどり着くまでにずぶ濡れとなってしまいました。まあこのところ降りそうで空振りが多かったので、ちょうど良かったといえばその通りなのですが、あと30分振り始めが遅ければ濡れずに済んだので、少しばかり恨めしいです。更に自宅の方でも久しぶりに一雨あり、少し過ごしやすい宵を迎えています。これも台風接近の影響なんでしょうか? その台風は発達しながら進路は更に西に振ってきました。長らく予報円の中心線上にあった紀伊半島から大きく外れ、今の予報では宮崎県、高知県、愛媛県が予報円中央付近に擬せられています。夏の台風はかくも進路が読むづらい。まだ今後どうなるか予断は許しませんが、こちらとしては少しは安堵できそうです。

 さて、ボーイングが開発し、6月5日にフロリダから宇宙飛行士2名を乗せて国際宇宙ステーションに向けて有人試験飛行の旅に出発した新宇宙船スターライナーに不具合が続出、これでは安全に有人降下できないと判断され、今回の10日間の試験は中止、飛行士は予定を変更して8ヶ月ISSに滞在し、後にスペースXのクルードラゴンで戻ってくる事になったとNASAが公表しました。スターライナーは完成まで難産続きで色々不具合続出だったようですが、打ち上げ前にもエンジン周辺のヘリウム漏れが確認されていました。それを「飛行は可能」とみて打ち上げたわけですが、飛行中に漏出箇所が増大、ISS到着直前には28基備えられたエンジン2のうち5基が停止した。うち1基は再起動できない状態になっていました。クルードラゴンともう一機使える宇宙船が欲しかったNASAとしては、痛恨の事態となった模様です。故障含みのスターライナーは切り離されて無人で降下することに。
 かつて月にヒトを送り込んだ史上最大のロケットサターンVを製造した会社の一つだったボーイングでしたが、有人宇宙飛行は勝手が違ったのか、半世紀以上経ってかつての開発能力が衰えてしまったのか、状況はよく判りませんが、何はともあれ安全第一、まずは飛行士の無事の帰還と、不具合を改修できることを祈りたいと思います。

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どう見ても無理な狭い幅が行けるように見えてしまうとしたら、そもそも車を運転する資格はないと思います。

2024-08-24 18:31:48 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26.6℃、昼の最高気温は37℃、五條市の今朝の最低気温は24.2℃、昼の最高気温は34.5℃でした。今日も朝のうちは快晴の青空でしたが、昨日よりやや展開が早く、昼までには入道雲が大きくなり、午後2時頃には雷が鳴り出してきました。これは降ると思い、早めに洗濯物を取り込みましたが、残念ながら雨は北5キロほどで盛大に降ったようでこちらには雨粒一つよこさず、そのうちに静まってしまいました。降り方があまりに局地的過ぎて、肩透かし感が半端ないです。一方台風は大分予想進路の予報円が小さくなってきましたが、今日の予想進路は昨日までよりずっと西に振りました。なんだか日毎に進路が変化しているようで、まだまだどこにやってくるか予断を許しません。中心線は紀伊半島から離れましたがそのまま紀淡海峡を通って大阪に向かうというある意味一番厄介なルートを示してくれていますので、もしこれ以上東にずれないのなら、四国・中国地方のヒトには申し訳ないですが、できるだけ西寄りに通ってほしいと願うばかりです。とはいえまた明日になったらぐいっと東に振れたりするかもしれませんね。台風10号のコース取りは太平洋高気圧の力次第だそうですから、ぐっと弱るかぐっと漲るかのどちらかが望ましいです。
 さて、一昨日投稿した畝傍駅を通るJR桜井線の北の終端近く、京終ー帯解(これは奈良人以外、関西人でも読めないかも? きょうばてーおびとけ と読みます)間の踏切で、昨夜23時54分ころ自動車と電車が衝突しました。現場は道幅1.5mあるかないかの極狭の道で、農耕車や二輪車などの小型車両以下しか通行できないような道でしたが、強引に通過しようと侵入して途中で動けなくなり、4分あまりも立ち往生した挙げ句、電車が来たので運転手が逃げ出した末の事故でした。その運転手というのが、免許取り消し中の無免許運転の20代の男性という、なんとも無責任極まる子供のような困った野郎でした。なんでも
現場から逃走したあと、24日午前1時20分ころ奈良警察署に出頭し、「通過できると思ったが、踏切が狭く無理だった」、「無免許だったとバレるのが嫌だった」等と供述しているそうです。現場には踏切が狭小なので車は通行不可とする標識もあったそうですが、それを無視して自分の車の幅も分からず無理やり侵入するとは、またなんの違反で無免許になったのかも不明ではありますが、それらを含め、そもそも運転を免許してはいけない人物なんじゃないかと思われます。こういう輩に運転免許証を交付してしまう現行制度は欠陥がありすぎ何じゃないでしょうか。まあ交付時には神妙に猫を被っているかもしれませんので多少の見逃しは致し方ないとしても、この期に及んでは再交付できない、もしくは何らかの強制的なハードルキツめの追加講習を受講しない限り再交付資格を与えないくらいの措置を考えてほしいものです。
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あとからパイプに通すのならともかく、すでに中心にケーブルが通っているパイプの順番をどうやったら間違えられるのでしょう?

2024-08-23 20:19:49 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26℃、昼の最高気温は37.2℃、五條市の今朝の最低気温は23.5℃、昼の最高気温は37.9℃でした。今日も昨日とほぼ同じ様に朝からよく晴れて、真夏の青空が頭上に広がりました。そして同じ様に午後になると入道雲が湧き上がり、刻々と成長しながら形を変えて行って、夕方には雷鳴とともに、パラパラと大粒の雨が降ってきました。ただ、夕立の中心地はわずかに東側にズレており、結局大した降りにならないまま雨は収束してしまいました。あと、台風は見るたびに進路がフラフラして一喜一憂させられます。相変わらず予報進路の中心は紀伊半島を指向していますが、こっちに来るのかどうかは26日に進路を東に振ってからでないとはっきりしそうにないです。来るなら来るでしょうがないですが、できれば雨だけ置いて風は控えめでお願いしたいです。

 さて、東京電力による福島原発のデブリ採取作業、押出パイプの順番を間違えるというミスで中断となってしまい、斎藤経済産業相が「大変重く受け止めている」、「協力会社任せにしないで、東電自身が全作業に責任を持って取り組むように」と、東電を叱責しつつ原因究明などを東電に求めました。件の押し出しパイプは、先端部分のデブリ採取プローブを動かすためのゴツいケーブルが全てのパイプに通っており、これでどうやって順番間違えが起きるのか不思議な気分にさせられるのですが、そう現場でも思ったからこそ、間違えが発生したのかもしれませんね。最初から、各パイプに「1」とか「2」とかはっきりデカデカと書いておくとか、長さをそれぞれ変えて置くとか、繋ぐ順番で接続口の色を変えておくとか、ちょいとひと手間かけるだけでミスを減らせそうな気がしますが、何をどう工夫しても人手が入る以上ミスを0にすることはできませんから、慌てず焦らず確実に、作業工程全般のミス発生要因を一つ一つ潰して行かねば、世界初の試みなど成功するものではありません。経産大臣も、地元配慮で現場叱責もやむを得ないところもあるのでしょうが、現場や技術者を萎縮させるような言動や行動は責任者として慎むべきであろうと思います。それにしても、この1月に延期を発表したときは「遅くとも10月頃を見込む」という話だったのが失敗に終わったとはいえ8月に挑戦するとは、2ヶ月も前倒しして現場に無理させてないか、検証しておいたほうが良くないかという気もします。失敗した責任者をあげつらうより、次に失敗しないための方法を考えたほうが結局はうまくいくことに繋がるでしょう。

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JR西日本桜井線の畝傍駅なんて読めるヒトも少なそうなローカル駅ですが、かつては天皇陛下御用達の由緒ある駅だったのが驚きです

2024-08-22 20:11:22 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26.2℃、昼の最高気温は37.5℃、五條市の今朝の最低気温は23.8℃、昼の最高気温は37.1℃でした。今日は朝からよく晴れて、久しぶりに群青色の真夏の青空を仰ぎました。朝のうちは雲がほとんど無く、苛烈な日射が降り注いでこれも久しぶりに発熱温度まで気温が上昇しましたが、午後には雄大な入道雲が湧き上がり、各地で短時間ながら強烈な豪雨が降り注ぎました。その雨が降ったところはたちまち空気も冷えて過ごしやすくなったでしょうが、残念ながら私の住居周辺はその雨の範囲からわずかにズレており、一発落雷の衝撃音が鳴り響いてバラバラバラっと大粒の雨が落ちてくる音がほんの数十秒耳にしただけで終わりました。全く蒸し暑さを増しただけ、これなら降らないほうがまだマシだったという困った夕立でした。天気予報では明日も同じ様に暑い一日になりそうという予報ですが、その後は土曜日が曇り、日曜日以降はずっと雨の予報になっています。台風10号接近に伴い空気が不安定になってくる模様ですが、最短27日火曜日に届くかもしれない台風10号が果たしてどちらに向かってくるか、現時点での27日の予報円は、西が高知の西端足摺岬、東が伊豆半島の東側とざっと直径600キロにも及ぶ大きなものになっているので、もうちょっと近づいてこないと絞りきれないでしょう。ただ、我が紀伊半島が中心線上にあるのがなんとも不気味ではあります。他所の地域のヒトには申し訳ないですが、西か東、できればなるべく東の方へ進路がズレて行ってくれることを望みたいです。

 さて、昭和15年の建国2600年記念式典で建築された、JR西日本の畝傍駅について、地元橿原市が、JRによる建て替え検討に対してを覆し、駅舎の保存と民間活用を目指すとして、事業案の提案受け入れをはじめました。元々JR から橿原市へ無償提供の打診があったそうですが、コロナ禍の影響で断念していた経緯がありました。それを亀田忠彦市長が「なんとしても残したい」と強い意向を示し、今回の提案募集となったとのことです。畝傍駅は今見ると妙に間口が広いものの全体像としては単なる田舎の無人駅でしか無く、ここを通る桜井線(愛称は万葉まほろば線)は全線単線で電化されているが不思議なくらいのローカル線でしかありませんが、この畝傍駅には、建設当時設営された皇室の方々が休憩される貴賓室が今も当時のまま残されており、上皇陛下ご夫妻も皇太子時代に利用されたことがあります。維持費に年間2億円もかかるそうで、一時はやっぱり取り壊して貴賓室に似せた施設を作っておこうというような、聞く人が聞いたら目をむくような計画が立てられたこともあったそうですが、市長の熱意が保存・活用の方向へ舵を切らせたという感じです。
 畝傍駅は青春18切符で旅立つ時によく使いました。これで奈良まで行って関西本線で名古屋に出るか京都に出るか、時に応じて使い分けていましたが、早朝5時すぎ、いかにも旅立ちの時という雰囲気が醸し出される田舎の駅の風情は悪くなかったです。もっとも無人駅なので、本来なら駅の改札で切符に捺印してもらうのを電車に乗ってから車掌さんの手すきを狙いお願いして捺して貰わねばならなかったり、それを逃して京都駅などで頭を下げつつ捺してもらったり下のは、今となっては良い思い出ですね。その駅舎が保存されるというのなら、かつてよく利用した橿原市民として賛成したいです。
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東海道新幹線や山手線を小一時間止める豪雨とは、一体どんな降り方したんでしょうね?

2024-08-21 20:07:25 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は25.9℃、昼の最高気温は34.1℃、五條市の今朝の最低気温は23℃、昼の最高気温は34.5℃でした。今日は数日ぶりに暑い夏が戻ってきました。雲は昨日よりさらに少なく、朝から青空が広がり日差しが熱く地を焼きました。それでも体温気温には届かないくらいではありましたが、ここ数日の比較的穏当な数字からしたら、十分狂熱といって良いレベルかと思います。ただこの天気も今日までで、明日からまた天候が崩れ、雨が降り出してくる模様です。特に月末にかけてはこれから台風になるかどうかという熱帯低気圧が一つ北上してくる構えで、予報円の中央をまっすぐ来たら27日にも紀伊半島にぶつかってくることでしょう。来週は台風対策を考えないといけないかもしれませんね。

 さて、こちらではなかなかまとまった雨が降らず、やきもきしている農業の方とかもおられますが、関東の方ではところにより集中的に豪雨が発生、なんと山手線や東海道新幹線も一時運転を見合わせていたと聞いて、驚いています。新幹線はまあ土台が基本盛り土ですし一定以上の雨量を観測したら止める規則ですので、ゲリラ豪雨に直撃されたら止まることもあるだろうなとも思いますが、都会の電車が雨で止まるというのは強い違和感を覚えざるを得ません。一体どれほどの雨が降ったんだろうと、かえって興味がわきました。いずれも、新幹線は1時間弱、山手線は30分ほどで運転を再開したとのことですので、まさにゲリラ豪雨、夕立ちの雨ということなのでしょうが、その僅かな時間の雨はさぞかし水量豊かな滝のような土砂降りが襲ってきたのでしょうね。しっかりした建物の中からじっくり眺めていたいと思えるような景色が、そこにはあったに違いありません。もっとも、自分がその雨に見舞われたいとは思いません。車なら前が見えなくなっているでしょうし、建物の中でも職場や自宅では、そんな降り方なら雨漏りを心配せねばなりません。故に、雨量は多少多くてもいいので、穏やかに息長く降って欲しいと思うのですが、なかなかそんなこちらの都合に合わせてはくれそうにないのが難儀な最近の天気ですね。
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最近やたら高速道路上での逆走事案が目立つ気がしてましたが、今や全国の何処かで2日に1回は起きていると聞いてびっくりしました。

2024-08-20 20:01:35 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は23.4℃、昼の最高気温は32.4℃、五條市の今朝の最低気温は22.8℃、昼の最高気温は32.6℃でした。今日も朝から雲が目立っていましたが、昨日ほどではなく、時折日差しが届いて蒸し暑くなりました。それでも先日までの体温気温からしたら随分おとなしいものですが、そもそもあの高温が異常なだけで、8月の気温としてはこれくらいで普通なのではないか、という気もいたします。なお、気象庁の向こう3ヶ月の長期予報が発表されました。それによると、10月半ばまで暑いという話だそうです。いよいよ日本も四季ある国から夏と冬しか無い国へと変化しつつあるという話も聞きますし、暑くなくなってきたなと思った途端にどんと寒気に凍えさせられるというようになるかもしれませんね。スタッドレスタイヤへの履き替え時期を見誤らないように注意いたしませんと。

 さて、このところやたらと高速道路などでの逆走事件やそれに起因した事故の話を見聞きするように思いますが、なんと現在は、高速道路での逆走が「2日に1回以上」の割合で全国で発生しているのだそうです。年間180回以上逆走事例があり、その一部が事故を起こしていることになりますが、逆走事例自体は過去から比べて増えていたりするんでしょうか? ひょっとしたらドライブレコーダーの普及に伴い記録に残りやすくなっているだけなのかもしれないと思いつつも、身近でも身勝手極まる運転を日常的に見かけるようになっていることを思えば、やはり以前よりは増えているのかもしれません。それにしても、イメージとしてはその全てが方向感覚も怪しくなったお年寄りがハンドルを握っているんじゃないかと思いたくなりますが、日常的に見かける交通マナーの悪い運転者が必ずしもお年寄りとは限らないので、以外に若い人も逆走をやらかしたりするのかもしれないなというふうにも思えます。しかし壮年以下の判断力のしっかりした世代なら、高速道路の逆走など恐ろしくでできるものではないと思うのですが、地方のガラ隙の交通事情だとつい自分だけが走っているような錯覚を覚えたりするのかもしれません。とにかく大事故や生死に直結する重大事案なのですから、逆走してしまう理由や逆走を物理的に阻止する方法などの研究に、もっとリソースを割く必要があるのでしょう。そういえば海外では逆走事案ってあったりするんでしょうか? 
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なんだか昨日と今日でガラッと天気が変わってしまいましたが、昨日の夜から今朝にかけて、なにかあったんでしょうか?

2024-08-19 19:57:21 | Weblog
 奈良市の昨日朝の最低気温は24.2℃、昼の最高気温は36.1℃、今朝の最低気温は26.2℃、昼の最高気温は30.1℃、五條市の昨日朝の最低気温は21.8℃、昼の最高気温は36.2℃、今朝の最低気温は23℃、昼の最高気温は28.8℃でした。昨日は夜に開催されたとある勉強会に出席していたため、ブログの更新ができませんでした。まあ無理してもしょうがないとは思っていたのですが、今にして思えば昼間はそれなりにひましていたので、その時間で更新だけしておけばよかったかもしれません。今後は少し考えるようにしようと思います。
 さて、そんな昨日はまさに夏を体現するような雲ひとつない濃い青一色に染まった空に燦然と輝くお日さまが容赦ない日射を浴びせてくる暑い熱い一日でしたが、今日は一転してまるで梅雨空のように朝から空全体がどんよりとした雲に覆われ、1日曇天の空模様でした。更に時々ポツポツと思い出したように水玉が落ちてくるような雨が降ったり止んだりしていましたが、今気象庁の雨雲レーダーを見ると、かなりまとまった有力な雨の領域が南西海上からこちらに向けてかなりの高速で真っすぐ進んできています。紀伊半島の山並みがどれだけ吸収してくれるかにもよりますが、程なくこちらも本格的な雨が降ってくる模様です。
 しかしこの雨、一体どういう理屈で降ってくるんでしょうね? 確かに九州の西にはちっちゃな台風9号や台風になり損ねている熱帯低気圧がわだかまり、更に南方はるか海上にも一つ熱帯低気圧が北上を続けているという天気図が出ていますが、素人目には、今奈良県に迫る雨をもたらすような気圧配置には見えそうにありません。強いて言えば、カムチャッカ半島の東へと北上して行った台風9号の勢力が衰えず、太平洋高気圧を東に押して列島付近の高気圧の影響力が落ちているように見えることでしょうか。それと、大陸側の高気圧が張り出してきて、太平洋高気圧とのせめぎあいが列島付近で生じてちょうど気圧の谷になっていることも、この雨の原因なのかもしれません。しかしこの天気、いつまで続くのかと週間天気予報を観たら、なんとずっと晴れのマーク無しで21日までは曇り、22日からは曇り一時雨がズラッと並ぶという、本当にまた梅雨がやってきたのかと疑いたくなるような状況になっています。それでいて21日の最高気温は37℃を予想とふざけているのか? と言いたくなるような数字が出ていますが、曇で37℃なら晴れたらどうなるのか空恐ろしくもあります。一体いつまで続くのやら、日本気象協会の2週間予報では8月いっぱいこんな天気らしいのですが、一体急にどうなってしまったんでしょうね、我が国の天気は。
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空の旅も電気でという希望は理解できますが、素人目にも技術的にはまだまだ時期尚早に思えます。

2024-08-17 21:28:51 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は26.3℃、昼の最高気温は33.5℃、五條市の今朝の最低気温は24.1℃、昼の最高気温は31.8℃でした。今日も朝から雲が目立ち日差しがほとんどありませんでした。昨日と違い雨は降りませんでしたが、相変わらず梅雨空仕様です。天気予報を観てみると、明日は晴時々曇で最高気温36℃と予報されていますが、週明け後はずっと曇りで降水確率40%が続いて、これもまるで梅雨のようです。台風7号も通り過ぎていきましたし、次の台風候補はまだ見当たらないようなのですが、一体何が起きているんでしょうね? これが秋に向けて季節が動き始めたことを示していたりするのならありがたいのですが、9月も残暑厳しいといつもの通りの話ですので、そんな単純なこともないと思われます。

 さて、オランダで、充電1回で500マイル(800キロ)飛ぶ90人乗り電動旅客機の計画が発表されました。スタートアップ企業エリシアンが計画している電気飛行機で、バッテリーで8基のモーターを回してプロペラで飛ぶ設計です。
 過去には、電気で旅客機を飛ばそうとNASAやロールスロイスらが挑戦してましたが、結局は実現を断念しています。このエリシアンの挑戦には、実現に向けて更に一歩踏み込むべく、多分新たな工夫が盛り込まれているのでしょうが、どう工夫しようが結局のところ必要になるバッテリーの重さがあまりに重すぎて、ジェット燃料で飛ぶ現行機に比べるとどうしても見劣りする部分が目立ってしまいます。飛行船のように浮力は別のもので担保するのならともかく、結局のところ構造は既存の飛行機とそう大きく変わりませんし、省エネのために徹底した機体設計がなされる現代の商用航空機に対して、電気にしたからといって急に空力特性が一段と優れるものとなるというのも考えにくいです。ドローンとかもそうですが、せめてバッテリー技術がもう1皮2皮剥けて来ないと、空から化石燃料を駆逐することはできないんじゃないかと思います。2030年までに実物大試作機を完成させる予定とのことで、実際に飛ぶのは更にもう少し先になりそうですが、果たしてモノになりますかどうか。
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4人に3人が気象庁の「情報」を地震予知と勘違いしたとは、単なる情弱で済む問題では無いと思いました

2024-08-16 20:12:11 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は25.7℃、昼の最高気温は32℃、五條市の今朝の最低気温は23.9℃、昼の最高気温は29.2℃でした。今日は朝から分厚い雲が空を覆い、時折小雨がぱらつく、まるで梅雨時のような空でした。日差しが一切届かないせいか、五條市ではなんと最高気温が30℃を割り込むという、この時期ではちょっと信じがたい気温を記録しましたが、なんとなく蒸すせいか、夜になってなかなか気温が下がってこないせいか、数字ほどの涼しさは感じません。気象衛星ひまわりの連続画像を見る限り、この雲ははるか東を進む台風7号の一番西の外側を巡る雲のように見えますが、もしそれが正しいのなら、この台風の巨大さがにわかに現実感を帯びてくる気がします。台風は幸いにして上陸はせず、このまま北東へ流れていくようですが、台風シーズンはまだこれからですから、しばらくは油断がなりません。

 さて、昨日の17時をもって気象庁が初めて出した南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の呼びかけが終わりました。初めてということで色々混乱もあったでしょうが、とりあえずは特段何も起こらないまま過ぎて良かったと思います。一方で、この臨時情報をもうすぐ巨大地震が起きるという「地震予知」情報だと勘違いした人が結構いるらしく、東京大学の関谷直也教授らが実施した、情報発信直後のアンケート調査で、「大きくはないが、地震が起こると思った」人が44・8%、「大きな地震が起こると思った」人が30%もいました。実に3/4の人が何らかの地震がこの1週間以内に起きると思い込む「地震予知」と勘違いという、実に衝撃的な数字でした。まあそれもある意味もっともかもしれず、観光地では軒並み臨時休業するわ、このお盆のクソ忙しい時期に新幹線が減速走行するわ、キャンセル続出で観光業が悲鳴を上げるわ、一体この1週間でどれだけの損失が出たのやら、いずれそんな試算も出てくるでしょうが、とにかくあまりに高くついたかもしれない、臨時情報でした。
 マスコミが、理解がおぼつかないままひたすらセンセーションに危機感を煽り立てたせいもありそうな気がしますが、地震研究者の大学の先生が、自分たち学術界の常識では発生確率がこれまでになく上がった、なんて言うニュアンスの発言をすれば、それがたとえわずか0・5%に過ぎない誤差レベルの数字でも、不安にかられるのは致し方ないとも思えてきます。政府や気象庁は、是非この機会に情報発信のあり方を真剣に検討されるべきでしょうね。でないと肝心のときにオオカミ少年扱いされて、結果的に被害拡大、なんて未来が無いとは言えませんから。大いに反省して次に活かすべき貴重な教訓を得たんじゃないでしょうか。
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