奥の細道の風景とせんべいの街・草加散策

高校時代の友人が忘年会をしようと草加に集合。 50年も生きていると、それぞれの人生、いろんなことが起きているようで・・・、でも、辛いことは楽しく笑い飛ばして、自分らしく頑張るしかないよね(;^ω^) たまにしか会えないけど、一生、こうやって会える貴重な友達、これからもずっと宜しくね。

みんなはランチを終え、それぞれのお家に戻っていった。 私は、せっかく遠くまで来たのだから、ちょっと散歩をしてから帰ろう。

うなぎと寿司、日本料理をやっている友人のお店の前は、松原並木。 日光街道の第二の宿場町・草加宿あったこの地、江戸時代から日光街道の景勝地だったそうだ。 松尾芭蕉の奥の細道にも草加の地名は出てくるそう。
その昔から残る松の木は、現在60本程度になってしまったけど、住民がその景観を残そうと植樹・整備されて今は634本、1,5kmも続いている。

太鼓橋もあったり、いい散歩道だ。 隣を流れる綾瀬川がもちっと綺麗だと・・・いいんだけどね・・・(;^ω^)

そうそう、せっかく松原並木も整備されていい感じなのに、以前は「松原団地」と松原を冠していた駅名が、知らない間に「獨協大学前」っていう駅名になっていたのには、がっくり。 ま〜、団地っていうのがついてるのもなんだけど、せめて、「草加松原」とかにすれば良かったんじゃないのぉ、東武鉄道さん！

「獨協大学前」から一駅電車にのり、草加駅で下車。
高架下に案内所があり、草加せんべいマップをゲットする。

せんべい発祥の地、草加。 むかしむかし、団子を売っていた「おせん」という女性がいて、ある日、団子を乾かし、のばして焼きもちを作ったのが最初と言われているそうです。

おせんの像

旧日光街道沿い。
昔、役場があった場所は、茶屋をイメージしたおせん公園


せんべいマップを片手にせんべい屋を廻ってみる。

せんべいの手焼き体験のできるお店も何軒かあるよう。 草加せんべいマップには52軒ものせんべい屋が紹介されている、それぞれ硬さや味の濃さが違うので、自分の好みのものを探すのも楽しい。

埼玉県草加、わざわざ観光では来ないかもしれない・・・でも、機会があったら是非、途中下車をしてみてくださいませ。(by 埼玉で育ったものより)

さあ、2017もあと数時間(;^ω^) 今年は、日本全国、いっぱい旅した。 そして食べて、飲んで、笑った〜。
皆様、本当にお世話になりました〜。

来年もどうぞ、宜しくお願いいたします。