自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

川湯温泉♨と摩周湖

2024年07月27日 | 釧路2024

5月25日(土)続き

川湯温泉駅に到着し、今宵の宿に向かう。川湯温泉街は、駅前から少し離れたところにあるのだが、駅から見える硫黄山で想像できるとおり、硫黄分を多く含み、かなり強めのお湯のようだ。昨年の北海道のドロドロの白濁した湯(白濁よりグレーに近い)の強烈な匂い、しばらく悩まされることになって、キョーレツなヤツは得意でなくなってしまったのだ。今回は、もっとマイルドなのがいい。

同じ川湯温泉でも、駅から徒歩圏で行ける今宵の宿は、やわらかいお湯とのこと。しかも、旅行者のお財布に優しいお宿だ。

 

ホテルパークウェイ

一人一部屋ずつ予約させていただき、まったりしよう。

 

やはり部屋の掛け軸は、たんちょう鶴ですかね。

さあ、さあ、♨お♨ん♨せ♨ん♪

内湯

透明のお湯で、とぅるっとした美人の湯系♨

いい湯です♪

露天は、混浴のため、ちょっと躊躇しちゃいましたが、誰もいないようなので覗きに(^0^)行ってみます。

先日行った奥蓼科の辰野館のように、ここにも神様いました~。

一礼し、進むと、男 女・・・と案内の看板はあるけど、脱衣所が別なだけで、湯舟は一つ(@@;) 昔?のスタイル? 

 

硫黄山を眺めながら湯に浸かれるそうです。

はあ、温泉、最高~\(^o^)/

早めの夕飯

  

ここの温泉で育てた摩周鯛が自慢です。ラムのしゃぶしゃぶもついてます。

摩周鯛って、

いわゆるティラビア(^^ゞのことのよう。

お正月の格付けチェックでおなじみ? 芸能人が鯛と間違えちゃうやつ。

自分も眼をつむって口に入れてみた。

いやいや、鯛じゃないよ(^0^) 脂分が強くて、刺身より天ぷらが美味しかったです。やはり淡水魚なので。

ティラピアは、もともとアフリカや中近東の魚のようで、寒さが苦手。そこで温泉水が大活躍。 ホテルの裏に2万匹ものティラピアが養殖されているそう。

おお、養殖場、見せてもらえば良かったな~、残念。

 

5月26日(日)朝

さて、釧路へ戻る釧網線は、はい、本数少ないので、昼の電車に乗らないといけない。

あまり時間は無いけど、せっかくここまで来たのだから(もしかして、次に来ることはないかもしれない)

川湯温泉は、右に日本一(世界でバイカル湖に次いで2番目)透明度の高い摩周湖、左に日本最大のカルデラ湖屈斜路湖と、その真ん中に位置している、車だったら両方回れるんだけど、、、足が無い、でも、どちらかでも行きたいな~。宿から展望台まで約13キロ、う~ん、奮発してタクります。

朝ご飯をいただいたついでに、宿の方(オーナーだったようです)にタクシーの予約をお願いしました。10時にお願いします。と部屋に戻り、まったりしていると・・・

何故か9時にタクシーがお迎えに来ちゃった(@@;) ものすごくバタバタして、タクシーに滑り込む、は~。 焦った~。

新緑が芽吹く春の北海道らしい、まっすぐの道

途中からは、ヘアピンカーブの道を登って行きます。

途中、こんな方も🦊

この子は、きっと人間からお菓子とかもらっちゃっているようで、慣れているようで全く動きません。

人間の化学調味料たっぷりのお菓子とかを食べていると、毛艶が無くなっていって、抜けていっちゃうんだって(@@;)、人間って、どんだけ体に悪いモノ食べてるんだ・・・

摩周湖の展望台はいくつかあって、事前に調べていた第3展望台に向かってもらいます。

通常は、摩周駅からまっつぐ比較的平たい道を進む第1展望台に行く、行かされ?ちゃうらしいけど、あたしゃ~、観光客の少ない穴場が好きです。

運転手さんに展望台の駐車場で待ってもらって、我々は階段を上り展望台へ。

ぞくっとするほど、静かです。 風が強く吹いていて、湖面にいくつもの風の渦が出来てます。

カムイ、アイヌ語で神、神秘を感じさせる感動の光景でした。

後ろを振り向くと、宿の裏にあった硫黄山、その後ろに屈斜路湖が見えます。

おおおおお、北海道、地球を感じる場所です。

その先の展望台に移動してみます。

この景色、昨年のカムイ岬に似ています。

 

いや~、来て良かった~~~! 感動~~!

霧の摩周湖と言われるように、霧が出て、この景色に出会えないこともあるのでしょう。このお天気に感謝ですね。

真ん中に、摩周湖のえくぼと呼ばれる小さな島のようなものがあります。

スロベニアのブレット湖にも、湖の真ん中にアルプスの瞳と呼ばれる島があります。

それが見たくて、未知の国?スロベニアに行ったのに、とうとう最後の日まで、霧は晴れることがありませんでした。そんなことも思い出しつつ、そのリベンジが出来たと思うことにしましょう。

はあ、良かった~、と待っていてくれたタクシーに乗り込み、山を下ります。

昼の電車までには、まだまだ時間があるので(だって、予定より1時間も早く出発だったからね)、川湯の温泉街まで行って、落としてもらうことにしました。

大鵬相撲記念館

ここで小年時代を過ごした元横綱大鵬の名前がついています。

5,60年前に活躍した横綱のようだから、私も知らないのだけど、きっとその時代の名横綱だったんでしょうね、

駅前もそうだったけど、温泉街は、綺麗に整備されています。

   

川底から湯が湧いているそうです。

足湯にパシャパシャしてみます。

流れてくる源泉は、凄く温度が高いそうで、この黄色いところに触れたら火傷しちゃいますよ。

ここに先に浸かっていた道民のご夫婦、よくいらっしゃるそうで、網走のさくらんぼ農園の話をしてくれました。ほぉ~、網走にもあるんかい、いつか行ってみたい。

先ほどの大鵬相撲記念館前から川湯温泉駅までのバスの時間まで、お土産屋でも覗いてみるか・・・と歩きだす、が・・・

 

???

これは鹿の角(@@;)ですかい?

熊のツメ、熊のキバ、馬油ならぬ熊油(^^ゞ

これは、マニアック過ぎて、お土産にはできましぇん🤣

こんな秘境感ある温泉街ですが、ここにはいましたね~ヨーロッパ系のインバウンドさんが。 ロンプラに出てるんですかね? インスタかな?

さあ、バスの時間、地元民に紛れて、川湯温泉駅へ。乗車時間は10分くらい。

さあ、まだまだ時間があります。

駅に降り立った時から気になっていたお店

森のホール

昨日は午後3時ころだったので、ケーキは売り切れていたけど、今日は、凄い量のケーキがショーケースに並んでいました。

しかも、こんな田舎に、人が並んでる~~~(@@;) この静かな町?いや村?なのに・・・

実は人気のケーキ屋さんだったようです。 エクレアが美味しそうだったな~。

  

中に入れていただき、甘い物とお茶で、電車の時間までまったりします。

かわいいレトロな器に入ったプリンアラモード♥

波打つクリームが美しい。

美しいものは、美味しいのです。うふふ。

川湯温泉駅

大鵬の写真が飾られてます。

ホームへは、出たり入ったり、、、自由。

ヨーロッパの駅みたいですね。

 

使っていない昔の線路が残っていて、黄色い小さなお花が綺麗。

ドイツの田舎駅みたい。

   

帰りも湿原を眺めながらの楽しい列車旅です。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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