1 清田育宏 外野手 30歳 年俸6000万円
【2016年成績】 106試合 365打数 39得点 82安打 打率.225 17二塁打 1三塁打 6本塁打 38打点 5盗塁 49四死球 76三振 得点圏打率.230
そう簡単に数字を維持できるとは思っていませんでしたが、ここまで落ちるのは覚悟の上をいっていました。
打率、得点圏打率とも1割近くも数字を落として、昨年の活躍で「レギュラーは清田と角中だけ」とまで伊東監督に言わしめた信頼を豪快に裏切っての大失速です。
今年の対外初試合のラミゴ戦で四番を任されて、また侍ジャパンに選出をされるなど順風満帆にも見えましたが、脇腹違和感が躓きの一歩目でした。
オープン戦ではそこそこの数字は残したものの開幕をしてから暫くは2割前後をうろちょろと、1試合4安打でぐっと上げるもその後は右肩下がりで2割5分には至らず、それでもベンチはかなり我慢をして使い続けましたがGWにクリーンアップから降格、交流戦では八番にまで落とされて坂道コロコロです。
7月には遂に二軍落ち、一ヶ月ほどで戻されはしましたが調子は戻らないままで、盛り上がるところの無いままに低空飛行が続いた2016年でした。
昨年のブレイクは追い込まれるまでは足を上げて、追い込まれたらすり足で、自分の土俵にボールを呼び込んでのスイングができていたのが一番の理由だったはず、しかし今季は逆に自分のタイミングでのスイングができずにボールを追いかけてしまう、不調な選手の典型的なパターンに陥ってしまいました。
結果が出ないことからくる焦りなのか強く引っ張ろうとの意識が見て取れて、低めのボールの見極めができず、外角低めに投げられたら終わりといった脆さはまるで外国人選手です。
それでも右へ打てればまた違ったのでしょうが右方向への打球も少なくはなかったものの手打ちがほとんどで、右中間を破るような強い打球をなかなか打てません。
これは昨年の活躍で内を攻められたのも影響をしていたのでしょう、怖がっているようには見えませんでしたが、踏み込みが甘かったのもまた事実です。
9月には郭俊麟からの頭部死球で左側頭部打撲に軽度脳振とうの疑いで抹消、特例で早々の復帰もまた美馬にぶつけられて左側頭部打撲と厳しい攻めに苦しみ、頭部への危険球はこれで4度と日本記録保持者になってしまったのはそれだけ警戒をされる強打者の証しではあるものの、当たり前ですが歓迎をすべきものではありません。
CSファーストステージで2試合連続の先頭打者アーチとチーム内では数少ない長打を期待できる清田だけに、同じ轍を踏まずに来季に臨めるかどうかが打線の鍵を握ります。
年齢的も充実期に入ってくる30代前半、実り多いシーズンとなることを、.280に10本塁打を最低ノルマでお願いします。
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【オリオン村査定】 6000万円 → 5400万円(▼10%)