2014年通信簿 1 清田育宏

1　清田育宏　外野手　28歳　年俸3000万円

【2014年成績】　24試合　47打数　8得点　8安打　打率.170　2二塁打　1三塁打　4本塁打　10打点　0盗塁　10四死球　16三振　得点圏打率.200

推しメンとして期待をしていた清田でしたが、自己最悪なシーズンとなってしまいました。
打率は身長にも満たず、一軍では僅かに24試合の出場とレギュラーを狙うどころか大半を浦和で過ごす羽目となり、実質的に30代に突入をする来季に向けて暗雲が立ちこめます。
その浦和ではリーグ2位の.347、12本塁打とレベルの差を見せつけただけに、こんなところで足踏みをしている場合ではありません。
前の試合から三打席連続アーチでのお立ち台で「試合になかなか出られないので出た試合で打たないと次がないと思っている」と口にするほどに伊東監督との相性が不安ですし、期待の裏返しであっても他の選手に比べれば厳しすぎるようにも見える浦和生活でしたので、有無を言わさぬ結果を残す清田であってくれればと思います。

そんな清田は気の抜けたように受け取られても仕方のない、そういったプレーを無くすことが第一です。
三振をしたときの挙措にどこかふて腐れたような感じなときがあり、あれはベンチからしてもそうでしょうし、スタンドから見ていても気持ちのいいものではありません。
守備でも雑に見える動きもままありますので、そのあたりが数字以上に忌避されているようにも思えます。
チーム内ではパワーを誇る数少ないタイプながらも好不調の波が激しく、井口に師事をした成果か右方向への打球が増えて広角に打ち分ける技術は身につけつつあるものの、それが結果的に当てにいくようなバッティングに繋がってしまっている嫌いがあります。
思い切りに振り切ってこその清田ですので、再浮上のためには原点に帰るべきでしょう。
言葉を選ばなければ見本市、の可能性がないわけでもないでしょうが、今季最終戦にスタメンで起用をされたのですから伊東監督の期待はまだあるはずで、その試合で5ヶ月ぶりのアーチを含むマルチヒットでしたのでまだまだ持っている清田です。
ただやはり叱って伸びる子には思えないだけに伊東監督には上手く使って欲しいと、木に登らせるような対応を是非ともお願いします。

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【オリオン村査定】　3000万円　→　2400万円（▼20%）