3 サブロー 外野手 35歳 年俸1億3000万円
【2011年成績】 19試合 70打数 5得点 19安打 打率.271 4二塁打 0三塁打 2本塁打 9打点 0盗塁 8四死球 13三振 得点圏打率.267
昨年に選手会長に就任をしたサブローが、まさかシーズン中に放出をされるとは思ってもいませんでした。
シーズンが始まる前に不倫騒動を起こすなどして球団から睨まれたことも理由の一つでしょうし、岡田や伊志嶺らの台頭により費用対効果を懸念されたのかもしれません。
しかしこれが結果的にオフの騒動に繋がったことはチームにとっては不幸な出来事であり、球団の転換期に起きた事件として末永く語られることでしょう。
それが暗黒の歴史への一歩目であったと言われないことを、ただ願うばかりです。
浦和に通っていた頃の真摯なプレーと野球に取り組む姿勢が素晴らしく惚れ込んでいたサブローですので、トレードが寂しくないと言えば嘘になります。
しかしここ数年の劣化と言いますか、手抜きとも思えるスタイルに様変わりをしてしまったことに落胆をしていたこともまた事実です。
清原を思わせるような肉体改造で長打が増えたことはチームにとってはプラスにはなりましたが、その代償として走って守れるサブローを失ったことはトレードオフと考えても痛すぎましたし、チームを引っ張っていく立場の選手としてはあまりに印象が悪かったことは否めません。
ですからスピード感に溢れる荻野貴や清田、岡田や伊志嶺の登場でチームを追われてしまったのは、ロッテの球団事情を考えれば必然だったのでしょう。
球団の立場からすればFA権の行使をちらつかせて年俸をつり上げた選手よりも、従順な小野や福浦を優先したことは当然と言えば当然です。
それでもファン目線からすれば面白い話ではありませんので、原因はともかくとして一部を除いてほぼ全員が不幸になったトレードではありました。
歴史的な貧打に終わった今季の体たらくから、サブローがいればとの声はよく聞かれました。
しかし移籍後にいきなりの代打アーチで華々しいデビューながらも終わってみればホームランはその1本だけでしたし、.243の低打率に終わったサブローです。
衰えた守備力を考えればロッテに残っていても外野手としての出番があったとは思えませんし、もしあったとすれば伊志嶺らの活躍が無かったことになりますので、悔しいですし心情的には納得がいかないものの球団の判断は間違っていなかったと言えます。
それだけ断腸の思いで受け入れたサブローの移籍を、軽く失敗だったと口にする重光ジュニアには怒りを抑えきれません。
これもトレードの理由の一つでしょうが、同じ二軍でもロッテにいた頃よりも巨人に移籍をしてからの方が真剣に練習をしていたところにサブローの限界があったのだと思います。
一時代を築いた選手がそのチームで二軍に落とされたときに、がむしゃらに練習をすることはプライドなどが邪魔をして難しいのでしょう。
そういう意味では年齢的に厳しくなってきましたが、新しい場所で自分の居場所を見つけるために必死になるきっかけをもらったと前向きに考えてもらいたいです。
かつての俊足好守のイメージを引きずっていた原監督も現実に気がついたようですし、サブロー改め大村の本当の勝負は来季ですので頑張ってくれることを願っています。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
【オリオン村査定】 1億3000万円 → 移籍にて査定不能 ※6/29に巨人に交換トレード
費用対効果はおっしゃる通りでしょうが、それでも収益減は相当程度あったのと、ファンや選手に不信感を与えたことを考えると、マイナスの方が大きかったかと思ってます。
周りに「もうやってらんない」とロッテファンを辞めた人間結構おります。そこは、フロントが読み違えましたね(こういう話題になると、「暗黒時代を知らないから」とか「真のロッテファンじゃない」という意見が必ず登場しますが、そういう「ライトなファン」も取り込んでパイを広げないと経営は成り立たないというのが、私のスタンスです)。
トレードが無くても確かに打てなかったかもしれません。ただ、同じ打てないでも、試合終盤のチャンスに「代打正人」とやられる脱力感と比べれば、盛り上がれるだけでもまだ良かったかと。代打サブで打てなければ、まだ納得しました。
まぁ、前記事の今岡の項でもありましたが、「名前のある選手」を上手く使うことが出来なかった監督ですので、結局は地蔵化してたかもしれませんが・・・。
今年「盛り上がれない」試合が多かったのは、盛り上がれる場面で「役者」を使い切れなかった点もあるでしょうしね。
こちらでコメントされる方々の中では少数派でしょうが、私は今でも戻ってきて欲しいです。剛、宏之、サブと、いかにもロッテっぽい選手が立て続けに抜けたのが寂しいからでもあります。
最近の選手、従順過ぎるっぽいですし(西村監督のキャラに似てる?)
Jrの発言を心の拠り所にしてきたのですが、CSでHR打ってしまいましたので、巨人も手放さないかなと、ちょっと諦めモードです(涙)。元気な姿を見れたのは嬉しいですが、何もあんな場面で打たなくとも・・・・。
戻ってきて、マリンで打って欲しいなぁ・・・。
↑ですけど、干されているのを感じてしまった(もしくは死球負傷後の早い段階で、トレードを打診された)からということではないでしょうか?
であれば、その点は割り引いて考えてあげたいです。
奥様のブログに意味深な記事が載った頃ですよね。プロ野球の妻として憶測を呼ぶ記事を書くべきではないのを知った上で、あんな記事をかいたのですから、相当本人が凹んでいて、家族として心配でならなかったと思うのですが、如何でしょうか?
でも、こういう出され方をしてしまうと、将来指導者として戻ってくる目はないですね。小坂を見ればよく分かります。
サブローががむしゃらに練習できないのは(他のベテランにも言えますが)、そのような理由だと思います。
決して、野球に対する情熱が無いわけではないと思いますよ。
世の中、金で計れないものはあると思います。マリーンズにとってサブローの存在はそれに当てはまると考えます。
どれだけのファンが失望し、選手が動揺したであろう後の結果は見ての通りです。
サブローがいても優勝出来たとは思いませんが、ここまで無様なシーズンにはならなかったのではと思わずにいられません。
どんなに衰えてもマリーンズ以外のユニフォームを着てはいけない選手だと今でも思っています。
サブローの回顧は通信簿で終わりにして、早く来季に向けてがんばりたいのですが、フェニックスリーグはどうしようもなかったです!!!打てなさすぎです。どうしたらいいのでしょうか?
私にとってはロッテと言えばサブローが思いつく「ロッテの顔」でした。
ところで今の「ロッテの顔」って誰よ?
サブローの場合は高卒生え抜きのドラ1で選手会長かつシーズン中という事情が波紋を広げたように思います。
代打正人とかDH金澤とかするぐらい人材難でしたから、残していたらサブローの起用機会はそれなりにあったかと…。
費用対効果という意味では疑問ですが。
とはいえ今更戻すというのは現実味がなさすぎますし、サブローにも工藤にも失礼だと思うのでやめていただきたいです。
こういうことまで見据えて最終判断を下すのがトップの仕事のはずです。
ジュニアの発言は「実は私は大して考えずにOKを出しました」と自ら公言しているようなもの。恥ずかしいです。
今後の糧にしていただくほかないかと思います。
おそらく怪我だと思うのですが、サブローとは思えない弱肩、足を引き摺るほどの外野守備に、西村の趣味とは程遠い状態だったからです。
また、代打やDHなどでは満足しないサブローであることもわかっています。
これは西村とは合わないなと思っていましたが、まさかのシーズン途中のトレードには正直驚きました。
でも奥さんのベテランの1日はかなり貴重なもので、早く1軍で出場させて欲しいと言っていましたから、何らかの形で後押しとなったことは想像できます。
余計なのは本部長の生え抜き発言で、口は災いするものです。
オリオンさんの言うとおり、サブがいれば伊志嶺も出れなかったでしょうし、何か複雑な思いはあります。
ただ、ファンはここでサブローが代打にいたら、よく言いますが、サブローは果たしておとなしく代打で我慢できたでしょうか?
サブローはプライド高き男です。
それはサブローとしても面白くないでしょうし、本人はスタメンでやれると信じているはずです。
足の悪いサブローには東京ドームは守りやすいでしょうし、普段は打たなくても、本当に心底得って欲しい場面では8割(私の中ではですが;笑)打つサブローの本領が発揮されて、なぜロッテで見せて欲しかったとは思います。
ファンの一部が何でも前フロントとの対立をあおりますが、よく見るとそこにはいつもオーナーの二枚舌がちらつきます。
釣られないように冷静にならなければいけません。
何にせよ、マリンの青空に突き刺さる谷保さんの「4番 ライト サブロォーーー」の声が二度と聞けないのかと思うと寂しい限りです。