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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

悶々としたドラフト

2016-10-21 01:18:19 | 千葉ロッテ

今年のドラフト会議が終わりました。
投手豊作との前評判が結果的に各球団を一本釣りに走らせたようで、まさかの佐々木(桜美林大)に入札が無く、重複も田中(創価大)と柳(明大)だけだったのはやや意外、そしてロッテは公言どおりに田中に入札も5球団の抽選でハズレ、そしてハズレ入札も5球団が重複をしましたが佐々木の当たりくじを引いたのですからラッキーチャチャチャ、です。
いずれも山室球団社長が一番目に引いたのでそのときには当たりくじがあり、どうやら田中のときはぐちゃぐちゃにして引いたことでのハズレに懲りて佐々木のときには一番上を選んだとのこと、駆け引きの産物ではありましたが「田中か佐々木か」とも言われた中での佐々木ですから大成功でしょう。

ただこの佐々木、2巡目の酒居(大阪ガス)、3巡目の島(東海大市原望洋)、4巡目の土肥(大阪ガス)、5巡目の有吉(九州三菱自動車)、6巡目の種市(八戸工大一)、7巡目の宗接(亜大)、育成枠1巡目の安江(石川)、育成枠2巡目の菅原(日本ウェルネススポーツ大)はスカウトたちが一年間追い続けた成果ですから期待をしていますし、個々の選手に何の不満も無いのですが、チームとしてのドラフトと考えたときには評価が下がります。
投手、野手ともに補強ポイントだらけながらも優先をすべきは野手、とは常々の持論で、浦和で捕手が一度に3人もフィールドにいる、あるいはフェニックスリーグに派遣をされた外野手が2人しかいない、などプロを名乗るには恥ずかしい陣容でしかなければ伊東監督の望む競い合いなどは夢のまた夢です。
それでいてその伊東監督が同席をした上での投手超偏重ドラフト、昨年に続いてのそれですので小関あたりは喜びころこんで批判をしそうな、ファンとしても不安でしかありません。
佐々木、酒居、土肥、有吉は当然に即戦力、開幕一軍を競い合ってくれるでしょう、島と種市は岩下とともに浦和のローテーションで、でも野手はどうなるの?てな感じです。
宗接は1990年の小池ショックから断絶をしていた亜大との関係修復の一歩目、となれば意味はあるのでしょうが大学生の捕手が今のチームに必要なのか、投手が豊作だからこそ上位で野手を獲るべきではなかったのか、ただでさえ少ない野手がこの時点で昨年よりも減っている現実に愕然としています。
柳田タイプとスカウトが評価をしている菅原が肘井ロードに乗ってくれるのを願うばかりで、そもそも支配下選手登録が64人で昨春と同じですから野手については競争度合いが落ちたことにもなり、また9人の指名は社会人、大学生が多いことからして球団にとっては頑張った結果なのかもしれませんが、やはり伊東鳴動して鴎一羽は否めません。
余裕があるからこそでしょうが田中の当たりくじを引いた以降は育成枠を含めてバランスよく高校生を獲りまくったソフトバンクが羨ましく、また古谷(江陵)、森山(専大)を獲れたのに獲らなかったのには悶々と、千葉路線と報じられた森山(藤沢翔陵)と榊原(浦和学院)をいずれもパシフィックに持っていかれたのも寂しいです。
繰り返しになりますが選手たちには何の問題もありませんし、大きな期待を寄せていますし、やってくれると信じています。
ただそれでも自分が思い描いていたドラフトにはならなかったなと、不憫な野手陣を見ることになる二軍戦へのモチベーションが低下をしつつある秋の夜です。


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1巡目 佐々木千隼 投手 右 22歳 桜美林大 181cm・83kg 予想背番号10


2巡目 酒居知史 投手 右 23歳 大阪ガス 178cm・80kg 予想背番号32


3巡目 島孝明 投手 右 18歳 東海大市原望洋 180cm・82kg 予想背番号36


4巡目 土肥星也 投手 左 21歳 大阪ガス 186cm・82kg 予想背番号34


5巡目 有吉優樹 投手 右 25歳 九州三菱自動車 178cm・87kg 予想背番号42


6巡目 種市篤暉 投手 右 18歳 八戸工大一 183cm・83kg 予想背番号45


7巡目 宗接唯人 捕手 右 22歳 亜大 183cm・90kg 予想背番号63


育成枠1巡目 安江嘉純 投手 右 26歳 石川 185cm・80kg 予想背番号121


育成枠2巡目 菅原祥大 外野手 左 21歳 日本ウェルネススポーツ大 183cm・81kg 予想背番号122

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姉さん女房

2016-10-21 01:04:06 | 映画

ドラフト会議のつぶやきのための早帰りは早出早帰りでもよかったのですが、そういうときに限って間際に何かがあって帰れなくなったりもするので、思い切って午後半休としました。
ただそれではさすがに早すぎるので久しぶりのTOHOシネマズ、観るつもりはなかったのですが評判があまりにいいので観る気になった「君の名は。」です。
似たような邦画が昔にあったようですが関係は無いようで、そして評判どおりに素晴らしい、娯楽としては一級品でしょう。

君の名は。

東宝

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新海誠の作品は初めてでとりあえず傾向をリサーチ、その背景の美しさが特徴とのことで注目をして見たところこれまた評判どおり、これでもか、と迫ってきます。
登場人物の描写もモブも含めて手抜きなし、それだけでも観る価値はあるでしょう。
これといったメッセージがあるわけでもなく、またそんなことを娯楽には求めていませんので、江川達也の「売れる要素をぶちこんだだけでプロからしたら全然面白くない」との評もある意味ではその通り、でも映画ってそんなものだろうと、とにかく楽しめればそれでいいです。
ストーリー的にはやや展開が読めてしまいましたがオープニングからしてそこを隠そうとしているわけでもなく、水戸黄門的な要素もプラスに働いているように思います。
老若男女、子どもから年配の方まで惹き付けているのはそれが理由でしょうし、興行収入が150億円を超えて200億円を目指す勢いとのこと、さすがに300億には届かないでしょうから千と千尋の神隠しに次ぐ邦画として歴代2位になるわけで、そうなれば次回作にかなりのプレッシャーになることでしょう。
ちなみに細田守とは違ってキャラの作画がまちまちなのが個人的にはちょっと引っ掛かっていて、過去の作品に手を出すかどうか、思案中です。


2016年10月20日 鑑賞  ★★★★★(5点)


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投手豊作のドラフトをつぶやく

2016-10-20 16:34:40 | 千葉ロッテ

ドラフト会議まで30分を切りました。
田中への入札は動かないのでしょうが、ここにきての千葉志向、横浜の藤平、東海大市原望洋の島、浦和学院の榊原、九州三菱自動車の有吉の名前が出てきていてどうなるのか、田中に8球団ぐらいが集中をするとの報道がある一方で一本釣りの噂も伝え聞こえてきますので、なかなかに面白くなりそうです。
ロッテOBの川俣が監督をしている藤沢翔陵の森山の指名があればオール千葉、オールロッテ、そんなことになるかもしれません。

ロッテの関係者が入場をしました。
伊東監督、山室球団社長、林球団本部長、松本球団本部長補佐兼編成部長、永野チーフスカウト、あともう一人は初めて見る顔です。
田中の入札がほぼ決まりなので注目は今朝でも報道が揺れていたくじ引き、山室球団社長なのか伊東監督なのか、汚れ役が誰になるかが注目です。

ロッテの入札は田中(創価大)!

田中にロッテ、ソフトバンク、巨人、日本ハム、広島、柳(明大)に中日、DeNA、山岡(東京ガス)にオリックス、藤平(横浜)に楽天、寺島(履正社)にヤクルト、今井(作新学院)に西武、大山(白鴎大)に阪神、田中に4球団が入札をしましたが笑っちゃうぐらいの一本釣りの嵐です。
田中と柳を除いて、それぞれ単独指名で交渉権が確定をしました。

ハズレ~

くじを引いたのは山室球団社長、一番に引いたので当たりくじはあったはずなのですが・・・
周りがガッカリとしていたので開くのが遅れてもしやと思いましたが、ソフトバンクとはまた難敵、リーグとしては喜ばしくはあります。
となると次は島(東海大市原望洋)ですかね。

ロッテのハズレ入札は佐々木(桜美林大)!

佐々木かぁ、そりゃ被るよな、全球団が佐々木でまたしても5倍の確率ってどうよ。
また山室球団社長が一番目に引くわけで、相当に緊張をしていて顔がこわばっているのが分かります。
これで外せば文字どおりに汚れ役です。

佐々木獲ったどぉ~

山室球団社長はホッと一息です。
これまでも二回連続のハズレは無かったのでジンクスなのか、前評判からすれば田中と遜色はないのでまずまずではないかと。
個人的にはあまり推していないのですが、何にせよタイプ的に益田の先発転向はなくなりそうです。

さて次は2巡目となりますが、指名順序が遅いので島は残っていないような気がします。
あとは高橋(花咲徳栄)、京田(日大)、古谷(江陵)、黒木(立正大)、酒居(大阪ガス)、生田目(流通経済大)、中塚(白鴎大)、九鬼(秀岳館)、高良(九産大)、小野(富士大)、池田(創価大)、谷岡(東芝)、細川(明秀日立)、鈴木(静岡)といったところか。

ロッテの2巡目は酒居(大阪ガス)!

オリックスは黒木、中日は京田、楽天は池田、ヤクルトは星(明大)、西武は中塚、阪神は小野ときたので古谷も島も残っていたのに、即戦力投手にこだわったようです。
かなり指名まで時間がかかっていたのでイヤな予感がしたのですが、資金不足で人数が少なくなるなんてないよね。
古谷とかはソフトバンクや日本ハムに持っていかれるような気がします。

ロッテの3巡目は島(東海大市原望洋)!

千葉路線がようやく登場です。
ここまで残っていないだろうと諦めかけていたので、ホッとしました。
2巡目から各チームとも、ドラフトフリークでもあまり名前が出ていなかった選手を持ってきているのは、これがアマチュアとプロの視点の差なのでしょう。

ロッテの4巡目は土肥(大阪ガス)!

おいおい、野手はどうなった。
森山(専大)を大砲候補として獲って欲しかったんだけどなぁ。
生田目は敬遠をされたようで。

ロッテの5巡目は有吉(九州自動車三菱)!

どうすんだよ、野手は。
有吉も千葉路線の一環なのでしょうが、ここで出てくるということは終わりの予感が。
次にもう一人の森山を指名したら選択終了かも、酒居のときよりも時間がかかっていたので細川のつもりが直前のDeNAに持っていかれて慌てたのかもしれません。

山崎(敦賀気比)がここまで残っていたのもちょっと驚き、藤嶋(東邦)は予想の範疇でしたが。
しかしもうこれといった野手は残っていないような、アマチュア視線とは違ったプロの視点での指名にすがる思いです。
ただでさえ少ない野手からサブローと大松と青松が抜けているわけですから、最低でも3人の補強は必要です。
あ、ここまで地方リーグからの指名もありませんね。

ロッテの6巡目は種市(八戸工大一)!

おいおい、来年は浦和マリーンズはリーグ戦不参加か?
種市は東北ナンバーワンという評判も一部にあるようですので歓迎ですが、投手6人はさすがにバランスが悪すぎでしょう。
昨年の2巡目、関谷から12人連続の投手を指名しているわけで、何がしたいのかが分かりません。

ロッテの7巡目は宗接(亜大)!

いや、こりゃ驚いた。
ようやくの野手が大学生の捕手、田村が一本立ちをしかけていて吉田がいて江村がいて、寺嶋が外野を守っていて、それでこの選択ですか。
しかも亜大ってのがビックリ、ようやく小池の呪縛からの脱出かしら。
大木は完全に外野コンバートかなぁ。

選択終了!

個々の選手がどうということはないですが、投手6人に捕手1人、バッテリーしか補強をしないドラフトは評価できません。
もう一人の森山など野手を育成枠で指名をするのかもしれませんが、競い合える環境とはとても言えないでしょう。
バレンタイン元監督のときの、バランスの悪い悪夢のドラフトの再来です。

ロッテを含めて育成枠指名に参加をするのは8球団、10分後とのことです。
さすがにもう一人の森山、千葉枠で榊原を指名するのではないかと、願望込みだったりもします。
ただ森山は外野手ではなく、宗接もその体格からして外野手に転向とはならないでしょうから、地方リーグに人材を求めるのかもしれません。

ロッテの育成枠1巡目は安江(石川)!

はっはっはっ!
また投手ですぜ、だんな。
しかも大卒2年目の右腕、投手の競い合いという意味では年齢の近しいところに芋の子を洗う状態なわけですから意味がありそうな、無さそうな。
1~2年で戦力外となる投手が出てくるのでしょうね、だんだん腹が立ってきました。

ロッテの育成枠2巡目は菅原(日本ウェルネススポーツ大)!

やっと外野手です。
初めて聞く大学、どうやら左打者みたいです。
あ、榊原を獲られちゃった、席には山室球団社長、林球団本部長、伊東監督の姿はなし、正面に見えたのは下敷領スカウトかしら。

育成枠も選択終了!

9人の指名、しかも社会人や大学生が半数以上ですので球団としては頑張った方かもしれません。
それにしても投手7、捕手1、外野手1はバランスが劣悪、抜けた野手の穴埋めすらできていませんからお話にならず、マジで浦和マリーンズは出場辞退でよいような。
宗接を獲ったことで寺嶋を外野に転向させるつもりなのか、それなら大嶺翔の外野コンバートでいいのではないかと。

榊原はオリックス、もう一人の森山はソフトバンク、なんかイライラします。
投手、野手ともにウイークポイントだらけ、自分からすればそれでもまずは野手を何とかしなければ優勝を狙えるチームにはならないと考えていただけに、昨年に続いての投手偏重ドラフトにはガッカリ、バレンタイン時代のそれがそうだったように、今後数年に悪い影響を及ぼすような気がしてなりません。
お疲れ様でした、知らない選手ばかりですのでいろいろと情報を拾って、また深夜ぐらいにアップします。


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今年もつぶやくっ!

2016-10-20 00:28:03 | 千葉ロッテ

いよいよ明日にドラフト会議が開催をされますので、例年どおりに早帰りをしてつぶやきます。
FAや外国人選手といった即効性のある補強が期待薄だけにロッテからすればここしかない、というぐらいに貴重な場です。
戦力外通告が7人、サブローが引退で日本人選手に8人のマイナスが生じて、そもそも支配下選手登録枠に4の空きがあってスッカスカだったのですから、伊東監督の「競い合える環境」を叶えるのであれば育成枠を含むとしても10人前後の指名は必要でしょう。
ニッカンに6~7人、育成枠で3人程度との報道がありましたが、球団の本気度が問われる第一ラウンド、期待を裏切らないでください。

入札は田中(創価大)と松本球団本部長補佐兼編成部長が公言をしましたので、さすがにぶれることはないでしょう。
今日になって巨人、広島も田中への入札を明らかにしたので少なくても4~5球団程度、多ければ8球団とスポーツ紙の予想も錯綜をしていますが、前評判からすればナンバーワンであることは間違いない田中ですので、一番にいい選手を指名するというその特攻精神は買います。
そしてくじを引くのはデイリーが石川、平沢を引き当てた伊東監督、報知が山室球団社長とこちらもまちまちな情報ながらも、山室球団社長の「汚れ役は自分が」とのコメントが伝えられていますので、なぜ汚れ役かは置いておいて、山室さん、お願いします。

今年は豊作と言われているだけにポイントはむしろ2巡目以下、各チームとも隠密ドラフトながらもポツポツ名前は出始めています。
ロッテでは千葉県出身を、とも報じられたらしく、また隠し玉として今日に森山は森山でも専大ではなく藤沢翔陵の森山の名前が挙がりました。
右の内野手でショートを守っていますが守備は今一つらしので、適性を見た上での外野転向も視野に入れたいです。
とにかく投打ともに足りないところだらけですので各ポジションをまんべんなく、楽しみだな、二軍戦に行かなきゃ、と思えるチーム作りの第一歩となることを「祈り」ます。


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疲れた、と言ってね

2016-10-19 01:09:48 | 千葉ロッテ

侍ジャパンにロッテからは石川が選出、面白くないことに角中は漏れました。
もっともこの手の招集、しかも意味も意義も感じられない親善試合のためのそれには反対ですので少なくてよかったと、それだけに石川へのしわ寄せが心配でもあります。
チーム内と同じように「疲れた」をきちんと言えるか、いや、是非とも言ってください。
田村とともにチームとしては成瀬&里崎以来の最優秀バッテリー賞を受賞して忙しいオフになるのが分かっていますので、少しでも来季に向けたリスクは排除でお願いします。


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2016年通信簿 シーズン総括 野手

2016-10-19 00:59:02 | 千葉ロッテ

 

【2016年成績】 143試合 4810打数 583得点 1230安打 打率.256 216二塁打 30三塁打 80本塁打 559打点 77盗塁 533四死球 964三振

やはり今季も貧打でした。
打率はリーグ5位で本塁打はリーグ最少、これまたリーグ5位の盗塁に早打ちの結果である四球、三振の少なさ、数字だけを見ればファーストストライクをただ打っているだけです。
春先には細谷首位打者、鈴木本塁打王、井上打点王、角中盗塁王なんて時期もありましたが、終わってみれば角中の首位打者のみでした。
もちろん細谷らがタイトルを獲れるとは思っていませんでしたが、打線としての勢いが持続できなかったのが悲しく、投手を見殺しにする試合があまりに多くて嘆きの涙ボロボロです。
野手が投手を育てることはあってもその逆はない、が持論ですので、ドラフトで最低でも全体の半数は野手を獲ってくれることを願うしかありません。

ナバーロの不発で大砲不足を解消できず、繋ぎの打線に恐怖感はありませんでした。
デスパイネは.280、24本塁打、92打点と年俸に見合うかどうかは別にして四番としてのバッティングを見せてくれはしましたが、しかしCSでの二発があったので忘れかけていますが手首の故障があったにせよ公式戦では9月以降がノーアーチ、月間成績もかなりむらがあってコンスタントに打っている印象はありません。
後ろを打つ打者に迫力がないためマークが厳しくなったり、勝負を避けられたり、昨年までの課題はそのままです。
角中がダントツの首位打者で塁を埋めてもデスパイネとの相乗効果がもう一つで、そうなればパンチ力のある五番打者の獲得が急務でしょう。
一二番を固定できなかったのもそのままで、細谷が二番に座ったときに打線として機能をしていた感じはありましたが、しかし清田の不振がそのプラスを打ち消してしまったのが痛手で最後まで埋められず、荻野、伊志嶺が故障でぱっとしなかったのも拍車をかけました。
今江、クルーズの抜けた穴は細谷が1/3ぐらいをふさいでくれたものの中村は穴に落下、さすがに期待をしすぎの平沢は当然の結果に終わり、大嶺翔も我慢をしてもらえるほどの輝きを見せられず、それでもそれなりの顔ぶれではありますので来季の第二幕に期待をします。
ナバーロは内を怖がり外を手打ちのパターンから抜け出せないようではどうにもならず、もし残留であっても競わせる新外国人選手の獲得は必須でしょう。
捕手は吉田の大不振も手伝って田村がレギュラーをほぼ手中にしたのがプラス材料、4割を打っての月間MVPもありましたし、終わってみれば目を見張るような数字は残せませんでしたが右を意識したバッティングを磨けばどっしりとした扇の要になってくれそうです。
あとは多すぎる一塁手をどうするのか、今季の起用を見れば井口、福浦のスタメンは減っていくでしょうし、根元がそれに取って代わるとは思えません。
となれば井上なのか、外国人選手なのか、ルーキーなのか、あるいは来年の清宮待ちなのか、他のポジションでもレギュラーが安泰なのは角中と鈴木ぐらいでしょうから、肘井、香月一、脇本、大木、柿沼ら若い選手も出てきましたし、今後に加わる選手も含めた競い合いの環境構築が待たれます。

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伊東鳴動して鴎一羽

2016-10-18 00:52:00 | 千葉ロッテ

伊東監督と球団との会談はオフィシャルには淡々と、そして伊東ロッテの5年目が決まりました。
その全てを明らかにする必要はありませんし、戦略的に秘すべきところはもちろんあるのでしょうが、その強気とも思える発言にロッテファンの伊東監督への声援、期待がかなりありましたからちょっと肩すかし気味、具体性に欠く「全力でやってくれる」は昨年までと変わらないような気がします。
せめて方針ぽいもの、新外国人選手の獲得なりドラフト会議での指名人数なりが出てくればまた違ったのでしょうが、そのドラフト会議の結果を見るまでは評価は保留です。
そして入札はジャスティス田中とのこと、今年は各球団とも迷い気味で明言をするところがなかったのでロッテがいの一番、それも悪くはありません。
ルーズショルダーとも言われている右肩の状態が気にはなりますが、入札をするからには伊東監督のくじ運に期待をします。
あとはとにかく野手、二軍が本来のポジションで普通に野球ができる環境を作ってくれよと、ポスト大松で北陸路線の森山あたりを推しておきます。


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2016年通信簿 シーズン総括 投手

2016-10-17 00:45:45 | 千葉ロッテ

 

【2016年成績】 143試合 72勝68敗36S 12完投 9完封 14無四球 防御率3.66 1289回 1308被安打 104被本塁打 444与四球 43与死球 855奪三振 35暴投

先発、リリーフともに苦しんだ一年でした。
防御率はリーグ3位ですので頑張ってはくれましたが日本ハム、ソフトバンクとは0.60、0.57とかなりの差がありますし、また失点と自責点との差もありましたのでミスで踏ん張れなかった、立て直すことができなかった象徴でもあり、その差が順位に大きく出ています。
完投、無四球がそれぞれリーグトップだったのは意外ではありましたが、両者で10完投の涌井と石川に負うところが大きかったのでチーム全体の評価にはなりません。
奪三振がダントツでリーグ最下位なのがカラーを表していて、打たせてとるのが悪いとは言いませんが、ここぞで三振を奪えないのはやはりしんどいです。

先発陣は石川の球団新記録となる入団から3年連続の二桁勝利、これが全てとも言えます。
有言実行、力を付けるとの言葉どおりに140キロ台後半のストレートを手にしたことで、シンカーや緩いカーブの威力が増しました。
投手三冠の可能性がありながらも「疲れた」との理由でチャレンジをしなかったのはらしいと言えばらしい、エースと呼ばれる存在になるには物足りなさが無いわけではありませんが、それだけ自分、調子、現状をしっかりと把握をして目先の無理をしない、トータルで答えを出すと考えれば頼もしくもあります。
これで開幕5連勝で月間MVPを獲得した涌井がそのままの調子を維持できれば両輪でチームを引っ張れたのですが、さして悪くもなく、また打線の援護が無いことでの不憫さはありながらも立ち上がりの失点、ここぞでの失点とらしからぬピッチングで二桁がやっとだったのが惜しまれます。
また春先と秋口の涼しいときには快投ながらも夏場に六回の壁を越えられなかったスタンリッジ、期待を裏切った大嶺祐、陳冠宇、李大恩など、計算外れが多かった一年でした。
それでも道半ばながらも球威を取り戻しつつある唐川、疲労からか伸びやかなストレートが影を潜めつつあるのが心配ながらも新鋭二木、ワンパターンな配球には改善の余地はありますがルーキー関谷とプラスな要素も出てきましたから、ルーキーなのか岩下らなのか新外国人選手なのか、もう一段の競い合いが欲しいです。

リリーフ陣の春先は絶好調でした。
昨秋のCSを引きずったかのように大谷が蹴躓きましたが、しかし揺るぎない守護神の西野、益田、藤岡、内、松永、そして意外すぎる南と0点台、1点台の防御率を誇る鉄壁さで先発が崩れても試合を壊さず、逆転のロッテを支えたのは間違いなくこの面々です。
それが後になってみればこの頃から右肘痛を抱えていた西野の調子が急降下し、毎度の内、そして藤岡と故障者が続出、勢いに急ブレーキがかかりました。
閉幕間際に全員が戻ってはきましたが調子は戻らず、しかし春先のイメージを引きずった継投で試合を落とすなどベンチの未練もあり、トータルではやや不満が残ります。
過負荷と言うほどに登板数や連投が多かったわけでもないのですがリリーフ投手は常にブルペンで準備をしていますから、そうなれば新しい顔が必要となります。
新フォームがようやく馴染んできた田中靖、150キロの快速を誇る高野、初顔見せで不思議なピッチングを披露した宮崎、その来季に期待をしましょう。

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2016年通信簿 シーズン総括 ベンチ

2016-10-16 00:51:53 | 千葉ロッテ

 

【2016年成績】 143試合 72勝68敗3分 .514 CSファーストステージ敗退

開幕前の下馬評、自称評論家諸氏たちのそれはBクラスが大半で最下位も少なくはありませんでしたから、それをはね返したCS出場は見事、痛快でした。
2年連続のAクラスは稲尾監督の1984~1985年以来の31年ぶりともなれば、その見劣りする補強からして快挙と言ってよいかもしれません。
ただ首位とは15ゲーム差、2位とも12.5ゲーム差でしたので優勝争いに絡めるポジションではなく、CSでもあっさりと連敗で終わりましたので先行きが明るいわけでもなく、選手層の薄さを嘆く伊東監督の要望に球団がどこまで応えられるのか、ドラフト会議を前にした17日の会談の結果が注目されます。

昨年までとの顕著な違いは、ベテラン枠の撤廃でしょう。
それぞれの力の衰えもあるでしょうが福浦とサブローは開幕二軍スタートで、井口もスタメンでの起用は37試合でしかありませんでした。
それはそれでいいと言いますか当たり前なのですが、しかし二軍で結果を残していた福浦が一軍に呼ばれたのは7月中旬、サブローはそのまま引退ロードに入ってしまったのは極端と言えば極端、一軍の打撃陣が好調であればまだしも決定力不足で苦しんでいただけに、「福浦はもっと後で使うつもりだった」との伊東監督のコメントに驚いたことを覚えています。
根元、加藤、高濱など引っ張り上げた選手をすぐに使って結果が出るなど入れ替え、その起用にも変化の兆しがあっただけに、やや不透明感の残るベテランの処遇ではありました。
一方で清田、ナバーロ、あるいは西野の見切りが遅く、南よりも内を重用するなど過去の実績重視の傾向は相変わらずで、プチブレイクの細谷も辛抱しきれなかった感は否めず、これまでに比べればマシながらももう一歩踏み込みたい、同点で角中を代えたりマルチヒットの福浦を中盤で代えたり、バントあり、盗塁ありの引き出しの多さは例年どおりに春先だけだったりもして、涌井に甘えすぎの中5日など伊東の魂百まで、なところを見せつけられたシーズンでもあります。

それでもやはり伊東ロッテの5年目に期待をしています。
その涌井の起用も終盤戦では七回、あるいは100球前後とこれまででは考えられないようなところで代えるなど調子を見極めての判断が見られましたし、バタバタと故障者が続出をしたことでそのイメージは悪いですが、実際のところはリリーフ陣が過負荷にならないようにしていたと思います。
中盤戦あたりからは吹っ切れたかのような若手、中堅どころの抜擢もあり、個人的には本人のためにもならないと批判的ではありますが中村、あるいは大嶺翔を我慢して使ったことが来季以降に繋がるやもしれず、また先発が苦しい中でも藤岡を中継ぎに徹底し、打たれても打たれても二木にチャンスを与えて、また田村に簡単にレギュラー捕手の座を与えないことを高く評価していますので、だからこそそれを後押しするべく競い合いの環境、選べる状況を作り上げるべきでしょう。
涌井を除けば先発陣のローテーションも無茶をせず、それなりの戦力があれば采配を活かせるタイプの指導者だと考えます。
余裕が出てくればもっと足を使った攻撃や、左対左にこだわりすぎない継投など、また違った采配が見られるのではないかと、苦難だからこそ前向きな投資を願います。

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グラスホッパー

2016-10-16 00:03:09 | 読書録

グラスホッパー

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遊び半分で妻を殺された元教師の鈴木、相手を自殺に追い込む殺し屋の鯨、ナイフを得手にする殺し屋の蝉、鈴木の復讐を軸にこの三人の視点で話は進んでいきます。
犯人の父親が経営する裏稼業に就職してチャンスを狙う鈴木、収賄疑惑がかけられた国会議員の秘書を自殺させた鯨、その口封じに鯨を狙う蝉、 しかし犯人が「押し屋」に殺されたことで事態は急転、それぞれが抱える悩み、鈴木は温かい家族を持つ押し屋に戸惑い、鯨はこれまで殺してきた相手の幻に苦しめられ、蝉は言われるがままに殺し続ける操り人形な自分に疑問を感じ、悲劇的でもあり、また安穏でもある結末に紡がれていきます。
軽快なテンポで伊坂幸太郎らしい不思議な世界が展開をしていきますので没入感は最高、珍しくも休日深夜に読み切りました。

オチとも言える仕掛けは早々に分かってしまったので仕立てとしてはどうだろう、そんな思いはしかし最後の一行で吹き飛びました。
それを確かめるべく読み返したのもこれまた珍しく、田中の一言がじわじわと、確信までには至りませんがその二段仕掛けに驚いています。
気がつかなければ気がつかないままに、おそらくは気がつかない人が多いのではないかと、思い込みすぎかもしれませんが現実と幻想の狭間をいったりきたりです。
それだけに普通の人を演ずる生田斗真に興味がありながらも映画はパス、思い込みが正しければ絶望をしそうな幕間映像でしたので、そっと大切にしまい込むことにします。


2016年10月15日 読破 ★★★★☆(4点)


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2016年通信簿 元ロッテ戦士たち

2016-10-15 01:19:35 | 千葉ロッテ

 

昨年限りでロッテを去った選手たちの、一年限りの通信簿です。
シーズンを終えてみれば「やっぱりな」との選手もいれば、意外な活躍を見せた選手もいて、このあたりは悲喜こもごもでした。
ただ全体的にはやはり戦力外、構想外になるにはそれなりの理由がある、ファンの想いとは違った球団の判断の正しさを認めざるをえないのが現実だったりもして、寂しくもあります。


■中後悠平(3A リノ)
13試合 0勝0敗0S 防御率0.00 10回2/3 7被安打 0被本塁打 3与四死球 13奪三振

想定外、と言ってしまえば本人には申し訳ありませんが、この中後の活躍が一番の驚きでした。
NPBで振ってもらえない、あるいはストライクにならなくなったスライダーがメジャーでは適合して蘇った斎藤パターンへの期待が無かったわけではありませんでしたが、ルーキーリーグからの成り上がりのトータルで30試合、29回1/3を投げて13与四死球、40奪三振はその期待以上の数字です。
これは四球を選ぶよりもヒットを打ってアピールをしなければならないマイナーリーグの環境に助けられたところがあったにせよ、3Aでも無失点だったのですから凄い、これだけの数字の新外国人選手であれば諸手を挙げて大歓迎になるのではないかと思います。
ただ残念なことに9月のアクティブロースターの拡大でお試しメジャーがあるかと日本でも話題になりましたが戦力外からの快挙は成らず、またNPBで通用と言いますか適合と言いますか、それとこれとはまた別の話ではないかと、家族の問題があるでしょうがトライアウトに参加をするのであればメジャーを目指すのがよいように思えてなりません。
そもそもが1年と限っての「わがまま」にどう結論を出すのか、サブローの引退試合に姿を見せた中後の決断に注目です。


■カルロス・ロサ(3A オアハカ)
4試合 1勝1敗0S 防御率6.23 4回1/3 7被安打 1被本塁打 4与四球 3奪三振

調べた限りでは中間報告から成績は変わらず、またチームのロースターに名前はありませんので、野球を続けているかどうかも不明です。
メキシカンリーグであれば数字は拾えるはずですし、ただ年齢的には諦めるには早いので、あるいは故障をしてしまったのかもしれません。
黙々と投げてくれるその姿が好印象だっただけに、またどこかで名前が聞かれることを願っています。


■川本良平(楽天)
11試合 19打数 1得点 3安打 打率.158 1二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 2四死球 4三振 得点圏打率.125

やはり中間報告から成績が変わらず、さしたる存在感を見せることなく楽天での一年目を終えました。
これでは戦力外、コーチ就任になるかと思っていたのですが第一次通告にその名前はなく、故障があったにせよ一昨年は小関、昨年は小関、伊志嶺、そして今年はルーキー足立にスタメンマスクを譲るケースが目立った嶋の去就が怪しくもありますので、その結果待ちなのかもしれません。
ロッテ時代もそうでしたが打撃をアドバンテージにできないようでは苦しい、生き残れても一軍での出番はそう多くはないでしょう。


■今江敏晃(楽天)
89試合 317打数 33得点 89安打 打率.281 7二塁打 0三塁打 3本塁打 23打点 2盗塁 29四死球 30三振 得点圏打率.241

とても2億に見合った活躍とは言えない、楽天からすれば期待外れ、ロッテからすれば予想どおり、そんな今江の2016年でした。
ロッテがぶつけた死球での離脱があったにせよ100試合に満たず、また不振での二軍落ちはレギュラーになってからは初めてのことですし、最終盤には外国人選手が優先でベンチを温める姿がもの悲しく、これがミスターロッテか、と楽天ファンに思われるのが悔しく、情けなくもなります。
もっともこの軌跡は想定内でもあり、パワーを付けるとの意気込みも虚しく早々に左ヒラメ筋炎で春季キャンプは二軍スタート、開幕には間に合ったものの死球で左尺骨骨挫傷は厳しいことを言うようですが相変わらずに逃げ方を含めた故障に弱いところを露呈し、5月上旬に復帰も下旬には不振で二軍落ち、9月にはまたしても死球で欠場、ファーストを守らされることもあり、スタメン落ちもあり、そこに華々しくFAで移籍をして中心選手を期待された姿はありません。
そうなれば来季が勝負となりますが二年目に涌井となれるのか、さらに数字を落とした成瀬になってしまうのか、気がつけばもう34歳です。


■ルイス・クルーズ(巨人)
81試合 298打数 26得点 75安打 打率.252 14二塁打 0三塁打 11本塁打 37打点 0盗塁 13四死球 40三振 得点圏打率.232

これまた200万ドルにはとても見合わない、すっかりとサボリのイメージがついてしまったクルーズです。
下半身の故障は予想どおりで自打球を当ててからは複数回の離脱、夫人の出産の立ち会いでの帰国もあり規定打席からは遠く、すっかりとダメ外国人選手です。
もっとも2割5分に10本塁打はこんなものかなと、クルーズはその守備力があってこそで、巨人でもロング高速トスのファインプレーは数多く見られました。
打線全体が湿ってクルーズに四番を任せなければならなかったチーム事情が結果的に追い詰め、あるいは慢心に繋がったのかもしれず、懲罰でCS出場を剥奪されたのは痛恨ではないかと、悔恨のアピールはありましたが貼られたレッテルを剥がすには相当な苦労が必要、ラテン気質にはハードルが高そうです。
二年契約ですしこれといったライバルがいないので体調さえ万全であればそこそこの数字は残せると思いますが、相当な数字でなければ来季限りになるような気がします。


■チャッド・ハフマン(3A トレド)
122試合 430打数 78得点 123安打 打率.286 33二塁打 5三塁打 17本塁打 70打点 11盗塁 75四死球 93三振

中後と同じく3Aでこの数字を見れば、新外国人選手として声がかかってもおかしくはないハフマンです。
それでもメジャーに呼ばれなかったのは年齢的なものもあるでしょうし、打率、長打ともに中途半端と言いますか、特徴が無いのもその理由でしょう。
昨年の李大恩、陳冠宇を考えればリリースとなったのは仕方なかったですが、もし残留であればナバーロをあそこまで我慢をしたかどうか、清田の不振もありスタメン起用もそれなりにあったのではないかと、上手くはありませんがガッツのある守備はチームを盛り上げる一助になったようにも思います。
ただそれでも来季に向けて求める選手像とは違うのも現実、来季に32歳ともなれば3Aの契約も厳しいやもしれず、試練のオフになりそうです。

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2016年通信簿 オリオン

2016-10-14 00:19:49 | 千葉ロッテ

 

【2016年成績】 78試合 41勝36敗1分 .532

今季はQVCマリンでの欠席もありましたし、昨年の81試合には至らずに78試合、それでもトータルでは二番目、一軍戦では最多タイの77試合の観戦となりました。
昨年に14年ぶりに再開をしたビジター観戦、ちょっと意味合いは違いますが東京ドームでの主催ゲームを含んでみれば、これが今年に一軍では初めて二桁の10試合となったのが上乗せ要因で、一方でそのビジター観戦と被ったり天候が今ひとつだったこともあり二軍戦が僅かに1試合だったのが反省材料です。
いろいろとありはしましたが札幌、横浜、横須賀と初めての球場を訪れることができましたので、チームは優勝をできませんでしたがこと観戦については満足をしています。
戦績はQVCマリンが67試合36勝30敗1分、札幌ドームが2試合1勝1敗、横浜スタジアムが1試合1敗、東京ドームが3試合1勝2敗、西武プリンスドームが2試合1勝1敗、京セラドーム大阪が2試合1勝1敗、横須賀スタジアムが1試合1勝で、ビジター2試合観戦では常に星を分けるのが伝統になってきました。
来季はやはり最低50試合、できれば70試合オーバーを目指して、またこれまで行ったことがないマツダスタジアム、ナゴヤドーム、甲子園、グリーンスタジアム神戸には行きたいですがこれは日程次第、二軍戦を鎌ケ谷、船橋を中心に5試合は見たいですし、これまたビジター遠征も視野に入れたいと思います。
また今年は6人の選手の写真を撮り損ねましたが、来年は全員をご紹介できるよう頑張ります。


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ストーブに着火

2016-10-13 01:34:55 | 千葉ロッテ

小谷コーチの退任が報じられました。
本人の直接の言葉としては伝えられていませんが、若手を育てきれなかった、一軍に戦力を送り込めなかったことの責任をとって、とあり、もしそうであれば痛烈な皮肉でしょう。
川越コーチや小野コーチらとの共同作業であったとしても、名伯楽として二木を育て上げ、大嶺祐や藤岡、唐川、南らの球威を取り戻す一助となった手腕を失うのは痛すぎます。
ご高齢で遠征には参加をしていないとも伝え聞こえていましたので、体調面の問題もあるのかもしれません。
また立花コーチ、吉鶴コーチの退団が正式に発表となり、こちらは申し訳ないながらも朗報です。
投打ともに課題山積ですが貧打、決定力不足の解消が最優先事項であることは間違いなく、その全てがコーチの責任とは言いませんし一義的には選手の問題ではありますが、しかし4年間で答えを出せていない打撃コーチの留任は納得できるものではなく、二年前から交代を主張してきましたからやっと、といった感じです。
ただ代わりが外部からの招聘となるかどうかは微妙、大村コーチの一軍昇格、サブローの二軍打撃コーチ就任の流れの一つという気がしないでもありません。
吉鶴コーチは晩年に捕手失格の烙印を押されてそもそもが無理だったような、そうなれば里崎待望論なども出てきそうですが、しかし伊東監督はバッテリーコーチにはいろいろと考えるよりは言われたことを実践するタイプを求めているような、中村コーチの退任と吉鶴コーチの就任のときの印象がありますので二軍から福澤コーチが昇格と予想します。
二軍は小牧ブルペン捕手が復権となるといったお手軽人事ではなく、こちらは外部から是非とも誰かを引っ張ってきて欲しいです。
他のスタッフも早々に固めてドラフト会議を含めた来季の準備を、いつぞやのように秋季キャンプになっても決まらないなんてことにはならないよう願います。


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伊東ボム

2016-10-12 01:11:33 | 千葉ロッテ

伊東ボムが炸裂をするかどうか、ドラフト会議までの10日間が楽しみになってきました。
その要求は至極真っ当、内々の折衝ではなくマスコミに漏らしたことからして、伊東監督にもそれなりの覚悟があるでしょう。
これでドラフト会議での少数精鋭指名で支配下選手登録枠がガラガラ、あるいは新外国人選手の補強が無ければ、球団の姿勢が問われるであろうことは想像に難くありません。
西武との縁が切れてしまった伊東監督ですのでロッテに残りたいのが本音でしょうが、指導者としてのキャリアを考えればこのまま来季に評価を落とすぐらいであれば戦力不足にめげずに二年連続Aクラスを達成した実績のままに身を引いて次に期す、自分であればそう決断をします。
ソフトバンクが本腰でくれば太刀打ちはできないでしょうが個人的には否定的ながらもデスパイネに3年10億程度の提示ができるのか、もし奪われてもその資金を新外国人選手に投下できるのか、「安くていいものの時代ではない」とまで言われたのですから、まさかハフマン路線というわけにはいきません。
投手不足で二軍が試合をできなかった、なんて話は初耳ですが、野手が足りずに寺嶋、大木が外野を、柿沼が一塁を守るなんてのは組織としての恥、と思わなければ嘘です。
その資質が足りないのを無理に獲る必要はありませんが、サブローの引退、李大恩の退団、大松や伊藤らの戦力外で現有戦力は57人、せめてこれを67人、育成枠を含めて70人を超えるようでなければソフトバンクを倒してのリーグ優勝などは夢のまた夢です。
山室球団社長が強いチーム作りへの意欲を語ってくれていますが、語るだけではなく行動を伴わせてください。


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明智光秀の密書

2016-10-12 00:28:39 | 読書録

明智光秀の密書

祥伝社

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さすがにこれはしんどい、内容の評価以前の問題です。
不注意と言われてしまえばそれまでですし、書店でぱらぱらと見れば気がついたかもしれませんが、電子書籍では無理です。
短編集ですのでいくつかのものが被ってしまうこともあり、また同じ作品を複数の出版社から出すことはままありますが、それであればタイトルを変えないでください。
次から次へと読んだことのあるものが続き、デジャブな感じで読み終えてみれば、後書きで著者が「改題をしたもの」と書いているのを見て愕然としました。
天正十二年のクローディアス、こちらを読んだことがある方は手を出してはいけない短編集です。
作品自体に問題があるわけではありませんので、評価は同じとさせていただきます。


2016年10月11日 読破 ★★★☆☆(3点)


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