4 荻野貴司 外野手 25歳 年俸1500万円
【2010年成績】 46試合 175打数 29得点 57安打 打率.326 9二塁打 2三塁打 1本塁打 17打点 25盗塁 18四死球 24三振 得点圏打率.360
ロッテの日本一は開幕ダッシュを抜きには語れませんが、その点では荻野貴が最大の功労者であると言ってよいでしょう。
高沢を彷彿とさせるような詰まった当たりでヒットを連発したかと思えば目の覚めるような快打を見せて打線を引っぱり、広い守備範囲や俊足ぶりでもチームに貢献をしてくれました。
残念ながら故障でシーズンを全うすることはできませんでしたが、ロッテファンのみならずプロ野球ファンに強烈な印象を植え付けたことは間違いありません。
とにかく痛すぎるスライディングでした。
荻野貴の特徴とも言えるベースに近い位置からのスライディングがシーズンを棒に振るような故障に繋がるとは、それが最大の武器でもあっただけに皮肉な話ではあります。
思い切りの良さと落ちないスピードの両輪でフィールドを駆け巡っていた荻野貴の離脱は、それだけでチームの失速を予感させるぐらいのインパクトがありました。
穴を埋めるべく頑張ってくれていた早坂が後を追うように故障をした後は清田の登場まで停滞が続き、しかしそのことで清田、さらには岡田の台頭を許したことはチームにとっては層の厚さに繋がる吉事ではあるものの、荻野貴としては痛恨の凶事であったことは「清田が羨ましかった」の言葉に凝縮をされています。
その悔しさをバネに、しかし焦らずに来季の復活を期するしかありません。
正直なところ守備や走塁での活躍は予想できたものの期待以上でしたし、打撃での貢献は想像以上どころの騒ぎではありません。
紅白戦の序盤ではまともに打球が飛ばなかったものが、オープン戦の中盤には開幕スタメンが濃厚となるぐらいの存在感を示すのですから使い続けた西村監督の勝利でしょう。
決して大きくはない体に合ったコンパクトなスイングは自分が分かっている証左であり、頭の良さが感じられます。
それでいて芯に当たれば長打も期待ができますし、投手から見ればイヤらしいバッティングをしてくる荻野貴はルーキーという尺度では語れない雰囲気を醸しだしていました。
核弾頭にしては早いカウントからの積極的な打撃スタイルには賛否両論があるでしょうが、これだけ結果を残してくれれば文句も言えません。
意外にバントを苦手にしているのではないかとも思えるところもありますが、クレバーで努力家ですから軌道修正も難しくはないと思います。
俊足を活かした守備範囲の広さで投手を救ったことも数限りなく、荻野貴ゾーンと言えるぐらいに自分の領域を支配する守備力はロッテの外野陣を変えるきっかけとなりました。
チーム事情もあって清田や岡田に舵を切るまでには時間を要しましたが、伊志嶺の指名を見れば西村監督の脳裏には明確なビジョンがあることは想像に難くなく、そして荻野貴の活躍がそれを裏打ちしているのだと思います。
もし荻野貴が2軍でくすぶるような今季であれば、また違ったドラフト指名になったことでしょう。
その点でもチームを変えたとも言える、そんな荻野貴の2010年でした。
ロッテファンは荻野貴の復帰を心待ちにしています。
予定よりもかなり回復が遅れていることが心配をされますし、未だに腫れが引かないとの話もありますから場合によっては再手術で開幕には間に合わないかもしれません。
それでも清田や岡田を蹴散らすぐらいの荻野貴であると信じて待っている、そんなファンは多いと思いますし、私もその一人です。
西岡の移籍により荻野貴への期待はさらに高まっていますので、無事な姿を一日でも早く千葉マリンで見られることを願っています。
【オリオン村査定】 1500万円 → 2500万円(△67%)
ロッテの序盤の快進撃を伝えるスポーツニュースなどでも荻野の名前が真っ先に上がっているほどでしたしね。
積極打法についても、打つべき球は打って、厳しいときはしっかりファウルでカウント稼ぎもしていましたから、臨機応変に対応できるということでしょう。
なにより、あの足が攻守にチームを助け、敵に脅威を与えたのは、痛快でしたね。
怪我を治すことを優先してもらいたいものの、早くまたあの溌剌としたプレーを見たい!というのが、ファンの総意でしょうね。
西岡が抜けた後のスピードスター後継者は彼しかいません。
来季に期待です。
機動力野球の楽しさを再認識させてくれましたし、私の中では往年の松本匡史以来の衝撃を受けています(古っ!)。
伊志嶺が評判通りの選手なら、伊志嶺に荻野貴、清田を軸に岡田と南で守備力は完璧、実際には大松やサブローもいて外野手は魅力にあふれていますから、まずは怪我を治す事を最優先してほしいと思います。
西岡がでたら一死二塁にする。西岡が出ないなら自分ででて走ってやはり一死二塁にしてしまう…。守備範囲もやたらに広いわ球際にも強いわ。正直菊地回避には批判的な自分でしたが、うちのスカウトは凄いとあらためて感じました。
余りにも勿体無い怪我でしたが、荻野には焦らす完全復活を期して欲しいと願っています。とにかくあの衝撃的なプレーがまた見たいです。
14日に行った鴨川ではバッティング練習ではヒット性の当たりも多く、素人目には順調な感じでしたが。
去年はマリーンズは足が速いイメージは西岡しかなく、足が速いというと、早坂、早川(今はいませんが)ぐらいしか思い浮かばなかったし、完全なレギュラーじゃないのが、今年は沢山(荻野、早坂、岡田、清田)といてそれぞれ、レギュラーで出て、来年は伊志嶺も入ってくるとなると、俊足チームというイメージに変わってきましたね。明確に繋ぐ、足でかき回せる野球という方向性が出てきましたね。守備も飛ばないボールと相まって守備範囲が広い足のある野手が多くなったマリーンズは期待が持てますね。
新規加入の伊志嶺や清田、岡田がいることで焦って練習して怪我の再発だけは気をつけてもらいたいですが。
当時は菊池回避で不満を言っていた輩も壮大な手の平返しを見せるほどの活躍は本当に見事でした。
自由奔放で天然な清田と真面目な荻野と対照的なイメージで、個性もあるのでこれからのマリーンズを引っ張っていって欲しいですね。
荻野は日シリ前に自ら足の状態を告白するぐらいですから心配ないのですが、完治するまで現場には絶対無理はさせてほしくありませんね。
来年開幕スタメンで荻野貴司とコールされ元気に走り回る姿を見られたら、自分は号泣する自信があります笑
心配しています。本人の焦りが一番なのでしょうが、とにかく足の完治を優先させてほしい。
急いで直して試合に復帰したい気持ちも判りますが、サポートするスタッフの更なる配慮をお願いしたい。
なぜ、この時期になっても腫れが引かない状態なのか?回復しないうちから練習を再開していることが原因なのか??
しばし南国で過ごすとか、時間がかかっても完治することを優先して欲しい。仮に開幕に間に合わないとしても、です。
開幕は、大松・伊志嶺・清田でまかなえますし、もちろんサブロー・岡田・南もいます。
復帰した場合には、やっぱりトップバッターですかね。清田を1番に置くとすれば9番でしょうか。1番清田・2番荻野の並びは、もったいないですね。
2番で送りバントとなると盗塁ができません、あの普通の内野ゴロが内野安打になるという相手にダメージを与えられるシーンも見られなくなってしまいます。
伊志嶺がナンボのもんか知らんが・・・ぐらいの気持ちの余裕が持てるか荻野君。"Noble Stubbornness"
ハワイにでも行って、身体も心もゆったり、かつしっかりメンテして欲しいです!
スライディング一発でやった怪我とは思いにくいので、フィジカルコーチの責任問題。それ以前から足をひきずっているシーンを何度も見ました。無理をした代償は大きかった。
ヒザに爆弾をかかえた状態だと、金森さん流下半身主導のバッティングにおいてもかなり影響が出るかも知れません。
とにもかくにも完治&筋力強化。マリンスタジアムに戻ってくるのは、それからにして欲しいです。
日本ハムの中田や西武の中村が早く復帰したのに比べて、遅すぎると思います。
(想像ですが)手術の失敗だったのではないか?と疑いたくなります。
しっかりとした機関で診察を受けて、来シーズンの開幕には間に合って欲しいです。
清田・岡田の活躍や伊志嶺の加入で焦ると思いますが、しっかりと治すことが今求められていることだと、監督やコーチ陣がしっかりと伝えて欲しいです。(大塚明の最初の仕事かもしれません)