1 清田育宏 外野手 26歳 年俸2600万円
【2012年成績】 87試合 253打数 28得点 71安打 打率.281 15二塁打 2三塁打 3本塁打 29打点 5盗塁 34四死球 46三振 得点圏打率.379
夏場に急失速をして一ヶ月ほどの浦和での生活を経て戻ってきた清田は.383と打ちまくり、終わってみれば序盤戦でのもたつきが嘘のようにキャリアハイの2012年となりました。
その打率は低反発球の影響を加味すれば3割と同等の価値がありますし、ペナントレースの正念場での離脱で年俸への反映は小さいでしょうが、来季への大きな期待に繋がります。
最後の最後に四番を任されたことで清田の意識にどういった変化がもたらされたのか、一気にブレイクをして背番号1を輝かせる来季を楽しみに待っています。
浦和で清田に何があったのか、そこはかなり気になります。
もし金森コーチの指導により浮上の糸口を掴んだのであれば、その金森コーチの退団により来季からは自分でやっていくしかありません。
そのキャラクターから思い切りのよいスイングかと思いきやここのところは意外に悩ましい中途半端なスイングが目立つ清田ですので、課題は不振になったところからの脱却でしょう。
考えすぎるタイプでもないでしょうが黙っていれば壁にいつまでも愚直にぶつかっていきそうで、そんな夏場の不振でした。
つまりは突っ走れば勢いを増しますが転げ落ちると止まらないのが清田の特徴でもありますので、自身はもちろんですがベンチがそのあたりをどう改善していくかがポイントです。
ベンチではかなり井口と話し込む姿が見受けられましたので、井口のためにも清田を完全に独り立ちをさせる手助けをお願いしたいです。
そんな清田の一番の不安は、やはりウェイトオーバーです。
見るからに太りそうな体質はルーキーのときから荻野貴に揶揄をされていましたが、今はギリギリ維持ができているといったところでしょう。
あの体型ですら成功率は低いながらも5盗塁ですし、出足は今ひとつながらもスピードに乗ってからの打球への追いつきぶりはかなりのものがあります。
一概に太っているからダメだとは言いませんが、もう少し絞れてアスリート体型に近づけばもっと才能を開花できるのではないかと、自分としては簑田を目指して欲しいです。
大砲候補として期待をしたい清田ではありますが、本質的には中距離ヒッターなのだと思います。
QVCマリンを本拠にしているわけですから30本塁打などは望むべくもありませんので、まずは15本塁打に40二塁打を目標にしてもらいましょう。
そのためには当然のようにレギュラーポジションを勝ち取らなければならず、首位打者を獲得した角中に鉄壁の守備を誇る岡田、そしてスピードスターの復活を期す荻野貴に伊志嶺までもが控えている外野陣ですから、今季の成績で油断をしている暇はありません。
終盤戦の右方向を意識したバッティングが来季もできるよう、自分がとの意識を強く持って、しかし肩には力を入れずに頑張ってもらいたいです。
【オリオン村査定】 2600万円 → 3100万円(△19%)
すっかり若年寄が板についたと思ってたら、、、、変わるときは変わるもんです。やはり、今岡さんの指導が良かったのでしょう。おおいに感謝しないといけません。
来年が勝負です、4番に定着して今岡さんに恩返ししましょう!
1軍昇格後の好調の理由。
浦和では相当振り込んだそうです。
なんか中途半端な使われ方をされ続けて、調子を落としていったというイメージです。
藤川のとき、代打を送られたこともありましたね・・・
今や本塁打20本打つのも大変な時代になりましたが、復活後のパンチ力を見るにつけ、相応の成果を期待しています。
ぜひレギュラー(クリーンナップ?)固定を目指して欲しいです。
・・・このままいくと、「来季に期待」「来季が正念場」という選手が、多数出てきそうですね(笑)
さて。終盤のラッシュで打率を上げた清田ですから何かをつかんだのであれば嬉しいです。浦和で振り込んだのが好調の理由と本人が自覚しているなら今後の為にも朗報ですね。大砲を志向するのかアスリート系に向かうのかは、そろそろ方向性が決まりそうですね。個人的には大砲も見たいです。
守備は左右は良いのですが、前がなまじ足があるだけに突っ込み過ぎてワンバウンドをジャンプして弾くようなシーンを二回見ています。まぁこのあたりはサブローを見習ってもらっても困りますが、練習しかないでしょう。
地元意識の強い選手でもありますからチームとしては大切ですし、角中ともどもしっかりとクリーンアップを担ってもらいましょう。去年もらえたサインがお宝になりますようにっ。
大砲で足が速い(最低限普通)のが理想ですが・・・
本当ならこのポジションを大松がやれれば良いのでしょうけど、清田ぐらいしか候補がいませんね。
清田だって大砲と言うよりは中距離ヒッターって感じでしょうから、2塁打を沢山打たないと打率勝負と言うことになっちゃいます。
伊東監督が右左に拘らないタイプだったら、オープン戦で結果を出さないと、当分出番が無い(あっても代打)事になりかねません。
清田と打撃のタイプ的に被るのは伊志嶺かなと思いますけど、足は伊志嶺でしょうからもっと確実に中距離バッターとして結果を残すのが残るための絶対条件だと思います。
激戦の外野の一角を取ってもらいたい物です。
どう考えても、次世代の主力と思うのだけれど外野陣が豊富な事と、いまいち信頼を置かれていなかったのか…結構、冷遇された印象が。
他選手と比べると、中距離打者だと思いますが「パワフルさ」が魅力です。これを活かさない手はないです。さらにキャプテンシーまでは疑問ですが(笑)、ムードメーカーとしてもチームに貢献しているようですし、これからのマリーンズを盛り上げる大切な選手だと思います。
来年は規定打席に到達して、今年以上の成績を期待しています。ですので、フェニックスでは、相手を圧倒して欲しいです。
外野は角中はもはや別格として、残る2つのポジションを岡田、荻野貴司、伊志嶺らと争う事になるのでしょう。いずれも20代で、3拍子揃ったプレイヤーとしての高い資質を持っていると思います。新監督も誰を起用するか、悩ましいところでしょうね。
特に一番の売りは、岡田の場合は守備、荻野は足、伊志嶺は総合力(バランス)と見ています。対する清田が差別化を図るには、やはり一番はとにかくバッティングでしょうね。勝負強さと、けんぴん様もご指摘されておりますが、キャプテンシーとは別な意味でのムードメークにも期待したいと思います。
打順は他の選手との兼ね合いもありますが、イメージ的には、いきなり終盤抜擢された4番とは言わないまでも、5番あたりを狙ってみてはどうでしょうか?(3番・角中として)