オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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はっはっはっ

2007-09-11 23:31:25 | 千葉ロッテ

いやあ、もう笑うしかありませんね。
9回表のセギノールの逆転アーチ、スタンドが凍りつきました。
あの雨の中で最後まで観戦して、残ったのは虚脱感だけでした。

小林雅の交代が告げられた途端の突然の豪雨、このままコールドゲームになれば史上初の0球セーブだと思って携帯でネットサーフィン、過去に2人いたことを知りましたが、いずれも牽制でアウトで全く1球も放らずのセーブはやっぱり史上初!なんて妄想をいだいていた自分が哀れでなりません。

小林雅に代えた判断は、それ自体が間違いとは思いません。
おそらく小林宏を続投させていても結果的にあの豪雨で交代させたでしょうし、そうなった場合は小林雅しか考えられないのが今のロッテです。
セギノールへの1球は様子見のストレートがシュート回転して真ん中やや外よりの、不幸にもバットの出やすいところにいってしまいました。
小林雅を抑えに戴く以上は逃れようのない宿命、もう諦めるしかないでしょう。
ここ数試合の不釣り合いな3者凡退のつけが、ここで出たと思うしかありません。

残念ながら勝ち星を逃しましたが、小林宏は見事でした。
ストライク先行、落ちすぎるほど落ちるフォーク、完璧と言ってよい出来でした。
特に持ち前の制球力が今日は際だっていて、ボールになった球ですら高めにいったものはほとんどありませんでした。
それゆえに9回の四球が雨中の投球による疲れとベンチは判断したと思われ、また次の10連戦を視野にいれたとも考えられます。
よって繰り返しになりますが、小林宏の交代は私は間違った判断とは思いません。

攻撃陣は武田勝のフォームを盗んだかのような2度の三盗が見事に得点に結びつき、数少ないチャンスを活かした理想的な展開でした。
初回もきっちりとバントで送っての先制点ですから満足のいくものでしたし、だめ押しとも思える里崎のアーチも「雨の里崎」の名に恥じない素晴らしい弾道でした。

つまりは、負ける要素がこれっぽっちもない試合で負けたと言うことで、これは阪神戦の大逆転負けよりダメージが大きいかもしれません。
これはファンにとってもナインにとっても相当きついはずで、帰りのバスの中でも妙にしらけた雰囲気が漂っていました。

中村、恥を知るなら謹慎しろ。

勝ち試合なら笑い話で終わりますが、あのジャッジは酷すぎますね。
家に着いてからあの場面だけ録画したものを確認しましたが、アナウンサーの「どこがアウトだかわかりません」「これでアウトですか」「際どい感じもしませんでしたよね」の言葉が全てを言い表しています。

さあ、明日は成瀬とダルビッシュという素晴らしい対戦ですが、球場が満員になるか不安に思ってしまう自分がここにいます。
ここから連勝すれば1位通過への挑戦切符は手元に残るはず、気持ちを切らさずに頑張りましょう!



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 5 0
千葉ロッテ 1 0 0 1 0 0 1 0 0 3 7 1


◆9月11日(火) 千葉ロッテ-日本ハム20回戦(ロッテ9勝9敗2分、18時16分、千葉、14,216人)
▽勝 押本 32試合2勝1敗
▽S マイケル中村 49試合1勝1敗31S
▽敗 小林雅 45試合2勝6敗25S
▽本塁打 里崎11号(武田勝)、セギノール21号(小林雅)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、小林雅―里崎
日本ハム 武田勝、押本、MICHEAL―高橋、中嶋

 

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