今日は諸般の事情と直通バスがタイミングよく来たおかげで試合開始に間に合い、2回の猛爆に立ち会うことができました。
また収穫はロゴ入り特製ボールでツレまで当選したため、今日発表のロト6の結果を見る気がなくなりました・・・
残り試合も少なくなり首筋が寒い選手も多い中、そんな1人のベニーが大噴火しました。
試合を決定づけるスリーランと明日に繋がる弾丸アーチ、これでホームランはチームトップタイに並びました。
ズレータとオーティズの獲得、度重なる故障に来年37歳という年齢から残留は厳しいかと思っていましたが、ここにきて帳尻あわせが順調なために微妙な感じになってきました。
今日のホームランは2本とも打った瞬間にそれとわかる素晴らしい当たりで、まだまだ力のあるところを見せつけてくれました。
打率も悪くないですし、陽気な性格とファンサービスからしても残留はありかと思います。
本人の希望でもあるコーチ就任も含めて、いい結果になればと思います。
久しぶりの打線の爆発をもたらしたのは、竹原のバント成功が大きな理由の1つだと考えます。
2塁ランナーがズレータであることからもバント成功の確率は低いと思われましたが、あっさりと決めてくれたことでプレッシャーをかけることができました。
大隣は犠牲フライを警戒したわけでもないでしょうが、1点を失うことを恐れて大量失点をしてしまうという典型的なパターンを演じてしまい、それもこれもランナーを3塁に進めることができたからだと思います。
こういった地味なプレーも、きっちりと評価してあげたいです。
もちろん里崎や早川の、無理に引っ張らずに押っつけた打撃もチームバッティングの精神の現れであると素直に受け取りたいと思います。
小野はそんな味方打線の大量援護にも助けられて、久しぶりに彼っぽい投球を披露してくれました。
それなりにヒットは打たれましたが、リードしてしまえば相手を翻弄する手管は持っており、打たせて取るというスタイルを堅持することができました。
先日も書きましたが、小野はすっかりシュートよりもカットボールを主流にしたようで、これがうまくタイミングを外せていたように思います。
苦言を呈するとすれば完投はともかく7回も持たなかったこと、藤田や神田を投げさせたかったという事情はあるにせよ、この大量リードでの早期降板は恥ずべきことだと思います。
その藤田はやはり本来の投球までは至っていませんが、ストライクを取ることに汲々としていた頃に比べれば雲泥の差でしょう。
またようやく登板機会に恵まれた神田も上々の試運転で、明日のロングリリーフに向けてよい調整ができたと思います。
だって明日は吉井だし。
中継ぎ陣が総動員になることは避けられませんから、なおさら小野には長いイニングを投げて欲しかったですし、小宮山がでてくる展開にはしたくなかったというところです。
さすがに吉井は明日ダメなら間違いなく最終登板、結果的に引退試合になるでしょう。
2軍ではそれなりの結果を残していますので、甘いですがもう1度だけ期待してあげます。
それにしてもオーティズの獲得は近年にない大ヒットでした。
オリックスを解雇された理由としてあげられた「ザル守備」「チャンスに弱い」「併殺が多い」という弱点が全て改善されています。
得点圏打率は.350でチーム内では福浦に次ぎますし、併殺も僅か1個です。
そして何より守備がザルどころか、むしろ誉めてよいと思うぐらいの堅守を見せてくれています。
今日も5回に俊足の本多のボテボテのゴロを処理したTSUYOSHIのトスを受けるや1塁にクイックで矢のような送球をし、あわや併殺というプレーを見せてくれました。
この手首や肩の強さが特筆で、無理な体勢からも素早い送球でどれだけ救われたか数え切れません。
守備範囲は広いとは言えませんが、最後まで諦めずに打球を追う姿勢は他の選手にも見習って欲しいと思います。
自分がなぜ解雇されたのかを理解し、また日本で野球をやりたいという情熱を感じられるオーティズには、末永くロッテで頑張って欲しいと思います。
地獄の10連戦も最終ターン、その初戦が吉井という大きなハンデを背負ってのものとなります。
しかし逆に勝てれば儲けものという気楽なスタンスでいけば意外にいい結果がでるやもしれず、それにはやはり打線が援護できるかにかかってきます。
今日も大隣を打ち込んで育成モードから脱却できたと思いきや、その後は沈黙したのは反省しなければなりません。
また一場は前の登板で打ち崩してしまったので今回は抑えられるような予感がありますが、福浦さえ復調してくれれば糸口は見つかるはずです。
そして予想通り吉井が序盤で大炎上した場合は怪我をかかえるTSUYOSHIらを休ませること、これを忘れないで欲しいと思います。
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特に竹原選手のファンで、バントについて書かれていたので、うれしかったです!!
今日はマリンに行けなかったのですが、竹原選手は初球バントを決めたのもよかったですし、他の打席もいずれもフルカウントまで粘ったようで、ライト方向へのアタリもあり、今後を期待できる内容だったかなと思いました★
期待の長距離砲の竹原も、ようやく今年になって出番が増えてきましたし、ホームランも出始めてレギュラーに近づいてきましたね。
でもまだまだ壁は高いので、今日のようにきっちりとバントを決められたことは本人にとって凄くプラスだったと思います。
守備も昨年に比べればかなりマリンに慣れてきましたし、あとは確実性が増せば一気にレフトのポジションを狙えると思います。
今年は帆足や和田を撃ち落としたように、対左腕の実績を積むことが第一、現状に満足せず頑張って欲しいですね。
明日からの4連戦は吉井に加えて久保、俊介、清水と続きますからよくて2勝2敗ってところでしょうね。
私は個人的に久保に期待しています。
先日の怒り爆発のエネルギーを試合に向けて欲しいですし、一昨年のポストシーズンに出番がなかったことの鬱憤を晴らして欲しいと思っています。
海外に住んでいるため、ダイレクトでロッテ戦を見られない私としては、おたっき-さんと並んで詳細な解説を読ませていただけるオリオンさんのブログは、貴重な情報源です。
これから目が離せないペナントレ-スの終盤、毎日がハラハラの連続で気持ちの休まる暇もないでしょうが、よろしくお願いします。
それと、いきなり質問で恐縮ですが、10月の高校生ドラフトで、ロッテが指名する選手の情報、ありましたら教えていただけますか?
オーティズは大成功でしたね。
おぉ、海外居住の方からコメントをいただけるとは、ここもグローバルな場所になりました(笑)
ご愛読いただき、ありがとうございます。
ロッテはここ数年は隠密ドラフトであるため、さほど情報は流れていません。
春先の下地、そして唐川、佐藤、丸ぐらいです。
ドラフト絡みの話は近いうちに書くつもりですので、あまり期待せずにお待ちください。
今後ともよろしくお願いします。
>スポーツ瓦版さん
オーティズがいなかったら、と思うとぞっとしますね。