数年前なら休日でも閑古鳥が鳴いていた9月も下旬に入ったこの時期に、27,694人もの観客が球場に足を運んだということだけでも、ロッテは強くなったんだなと実感できます。
レフトスタンドの4列目まで進出したシーンはレギュラーシーズンでは記憶になく、ロッテのファンの結束とともにオリックスの情けなさが露呈されています。
今年3度目の指摘ですが、オリックスは根本的な改革をしないのであればリーグの迷惑、お荷物のままです。
自ら切り捨てた選手達が中心となった楽天にすら僅か3年で追い抜かれてしまう体たらく、低次元での檄しか飛ばせないオーナー、もう球団経営に積極的な企業に身売りするしか道はないのかもしれません。
外国人監督を招聘すればロッテや日本ハムのようになれるのではといった底の浅い考えが見え見えで、地道なスカウト活動や地元に根付くための努力が根底にあることに気がついていないように思えます。
大阪の人気球団を目指した戦略も清原という客寄せパンダ獲得といった小手先のものでしかなく、今オフも大阪桐蔭の中田翔の獲得を狙っています。
そんな戦略の犠牲になる中田も哀れですが、背に腹は代えられないので何とかオリックスが交渉権を引き当てることを願っています。
今日の渡辺俊の完封勝利は単なる1勝の価値以上の、CSシリーズに向けた大きな光明となりました。
ただ勝ったからではなく、ここのところの勝ち星に恵まれなかった時の自分の投球ができていなかった状況から脱却できるきっかけをつかめたのではないかと思えるからです。
立ち上がりから変化球が抜けることもなく、左右のコーナーの投げ分け&緩急を使った3次元の投球ができていました。
あれだけ制球に苦しんだ姿は今日はどこにもなく、シーズン前半の渡辺俊がそこにいました。
それでも本人は納得のいかないところがあったのかマウンド上で手首の使い方をチェックしていましたから、どこかフォームの矯正をしたのかもしれません。
とは言えいい内容がなかなか続かないのが課題なので、次の日本ハム戦がCSシリーズにいいイメージで入れるかどうかの試金石になりそうです。
打線も今日は見事でした。
先制点は小技を使い、追加点はホームランという大技、そしてだめ押しは連打の嵐、言うことのない展開でした。
初回のズレータの盗塁には驚きましたが、全く無警戒だった隙をねらった野球は本来のロッテの野球、いつしか忘れていた「足を使った野球」が復活する狼煙だと思いたいです。
記録はダブルスチールでしたが見ていた感じでは送球がそれなければホームインはしなかったように思われ、あれがサインなのかズレータ本人の判断なのかが気になります。
TSUYOSHIも三盗しましたし、早川も二盗しましたし、何かバレンタイン監督の中ではじけたのかもしれず、ストーリー的にはサインで盗塁の方が夢が持てます。
しかし早川の三盗は余計で、それは失敗したからではなく、サブローがフルカウントになってから常にスタートを切っていたというメリハリの無さは今後の検討に値すると思います。
昨日のズレータのサイクルヒット達成のおかげで再び注目を浴びたオーティズ、実は彼もオリックス時代にサイクルヒットを記録していたのですね。
そんなオーティズは久しぶりのホームランでアピール、優良外国人ぶりを見せつけました。
久しくホームランから見放されていましたがヒットはでていましたので研究されてどうのという状況ではないとは思っていましたが、こうして1本でてくれると安心します。
ベニーも調子を上げてきましたし、外国人トリオの活躍はラストスパートに向けて大きな活力となってくれそうです。
そしてだめ押しのビッグイニング、面白いぐらいにヒットが繋がりました。
ポイントはズレータの四球、初回もそうでしたが昨日の活躍からか川越は警戒しすぎで、またズレータも勢いに任せてボール球に手を出さなかったことが得点に繋がったと考えます。
大松のラッキーヒット以外はしっかりと捉えた打球でしたので、特に当たりの止まっていた早川とサブローにタイムリーがでたことはきっかけになってくれるのではないかと思います。
今日はソフトバンクが日本ハムを下したために、首位との差が3.5に縮まりました。
志の低い、いや現実を見ている私としてはソフトバンクに追いついておきたかったのですが、チームとしてのモチベーションのためには首位の背中が見えている方がプラスでしょう。
これで10連戦は5勝4敗、かすかではあっても見えかけた背中を見失わないためにも、そしてCSシリーズの戦略面から言っても明日の清水の投球は非常に重要なものとなります。
この戦略については後日語るつもりですが、何とか打線の援護のおかげでもいいので清水に勝ち星をつけることが日本一への第一歩だと考えます。
何はなくとも清水の勝利、明日のポイントはそれだけですので奮起と奮闘を期待します。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
今日は渡辺俊の完封でしょう。失投もあまり見られなかったし制球もよかったので次回もこの調子でやって欲しいものです。あとはオーティズのホームランが流れを呼んだと言ってもおかしくありません。
そういえば何でオリックス戦だと客が入らないのかよくわかりません。ロッテのファンがほぼ全席占めてもいいような気もしますが。
オリックスが身売りするようなことは考えられません。今の時代を考えれば球団運営なんかしたい企業があるようには考えられないしやってもすぐ投げ出すと思われます。というより8年連続Bクラスじゃあファンは減っていくと思います。
さて、明日はもしかしたら今季最後のマウンドになるかもしれない清水です。今季は厳しく言い続けて来ましたが改善されているようには見られないので明日KOされたら本当に2軍に行ってください。野手も我慢の限界が来ているように思われるので最後のチャンスと思ってやって欲しいです。
立ち上がりに変化球がきちんと制御されていたのを見て今日はいけると思い、2回のオーティズの2ランで確信になりました。
久しぶりに左うちわの観戦でした。
ここにきて企業の経営は上向きになってきましたので、球団経営に興味を示すところもあるのではないかと思います。
オリックス自身が球団経営をしたことで知名度も上がり一流企業の仲間入りができましたし、楽天も球団経営によるメリットは計り知れないはずです。
楽天などを知っている人はネットで買い物をしていた人ぐらいでしょうし、オリックスに至ってはオリエントリースなどという会社を知っていた人など僅かであったと思います。
こういった成功モデルがありますので、既に名の通っている企業ではなく、その一歩手前の企業からすると垂涎の的だと思われます。
球界としても活性化の為に新しい血を入れることは考えるべきで、あとはライブドアの様な企業でないことを見極めることが肝要かと思います。
もちろん、オリックスが自助努力するのが一番なのですけど。。。
今日は投打とも良い内容でしたね。
今シーズンは、2試合続けて打線がつながりを見せたことはあまりなく、そのためにチームとして流れに乗ってこれなかったと思います。それだけに今日の打線を見るとちょっと期待してしまいます。調子を上げてきている選手も多いようですしね!
これで9月は10勝9敗、ハム4連戦と吉井炎上で終戦と思ったのですが、ロッテの底力か、他チームも決め手を欠くのか・・・?アメリカではヤンキースも残り10試合を切って2.5ゲーム差で盛り上がっているようですし、3.5ゲームもまだ優勝圏内ですよね?(ヤンキースの場合、追い上げてきたゲーム差がハンパじゃないですけどね!)
甘いようですが、それでも長年ロッテの台所を支えてきた清水ですから、なんとか汚名返上の投球を期待したいと思ってしまいます。
彼が彼なりの投球ができればCSシリーズのローテーションも楽になりますし、さすがに同じコメントも言い飽きたでしょうから、いずれにせよ明日の結果で何らかの動きはあると思っています。
>スポーツ瓦版さん
まさに完勝でしたね。
>磯子まりんずさん
ローズがいなかったのは大きいですね。
ラロッカもローズがいてこその存在ということがはっきりしましたので、来年の戦い方の参考になると思います。
私は志が低いので(笑)、すっかり2位狙いになっています。
もちろん1位通過の方が価値がありますし、ダルビッシュとぶつからずに済むかもしれませんから戦い方も有利になるのですが、さすがに残り10試合を切って3.5差は現実的には難しいかと・・・
相当な痛みを訴えているTSUYOSHIらが無理をして、来年以降に響くことの方がやばいと思っています。
清水直で勝てれば、かなり最後まで突っ走れると思っている・してほしいと願っています。
私は1位通過、まだ諦めてません。
檻人気は大阪でも低空飛行続けてます。
先日、他ブログにもカキコしましたが、大阪ドームでもマリサポの方が多いのですから。
大阪と千葉の繋がりが不明な中、ほんまここ数年の増加はスゴイの一言です。
(そういう私は生粋の大阪人。35年来のファンです)
ファンとしてあるまじき弱気と指弾されるかもしれませんが、それよりはCSシリーズに向けてローテーション再編などを考える方が重要だと思います。
CSシリーズ第1ステージの頭から小林宏、成瀬を投入するためのローテーション、絶対に必要です。
そのためには捨て試合覚悟で若手を先発に起用することも必要でしょう。
地元開催にこだわってローテーションを崩さずにいって、両輪を投入することなくCSシリーズが終わるという愚を犯さないことを願っています。
オリックス、まじで四国とかに行った方がよさそうですね。