今日は「Once againキャンペーン」で関連ギブアウェイ配布の第3弾、携帯ストラップをゲットしました。
第1弾のロゴカーステッカー、第2弾のエンブレムロゴマグネットと全て揃いましたが、今となっては物悲しい気持ちになりつつあります。
今日は荻野が記念すべきプロ初セーブを記録し、これが彼にとっての守護神への第一歩になるかがネット上でも話題になっていると思われます。
彼を守護神として育てるべきだとの論を展開してきましたが、どちらかと言えば現状では彼しかいないという消去法であったのも事実です。
守護神は塁にランナーがたまった場面での登板も多いため、威力のあるストレートや切り札となる変化球を持っている投手が適任であることは間違いありません。
そう言う意味で、荻野や川崎が守護神としての適性があるかと問われれば、やはり彼らは中継ぎが天職ではないかと思います。
制球力があり大きく破綻せず、また連投がきき長いイニングも投げられる、中継ぎとして求められるものをしっかりと持っているのが荻野と川崎で、球威やウィニングショットという観点からすれば抑えとしてはやや荷が重いのではないかと考えるからです。
もちろん新しいタイプの抑えという展開もありえますが、過去の例から考えても厳しい道のりになることは容易に想像ができます。
とは言え、では抑えとしての適性を持っている投手が他にいるのか、答えはNOです。
期待された内は伸び悩み、昨年素質を見せた末永は低迷している現状では、ドラフトで大場や田澤らの獲得ができなければ荻野や川崎に頼るしかないのが現状です。
ではバレンタイン監督もそう考えているのか、これもNOだと思われます。
確か昨日の千葉テレビの中継の中で、バレンタイン監督は小林雅が不在の間に抑えを特定するつもりはないとの意向であると紹介していました。
日替わりで、悪く言えば思いつきで起用していくことになる、そんな感じになりそうです。
それでも荻野や川崎に最終回を任せられれば経験は積めるわけで、小林雅が去った後の選択肢に入るためには良い話です。
失敗することもあるでしょうが、輝かしい未来のための勉強代と考えたいと思います。
今日の先発の成瀬は今シーズンで1番悪かったと言っていいでしょう。
制球は乱れ、甘い球を痛打され、よくぞ1失点で済んだと感心しています。
昨日の小林宏もそうですが、悪い時でも失点を最小限に抑えることができるのがエースとしての資質であると思いますので、今日の成瀬はエースへの階段を登る過程での貴重な試合を経験したと考えればよいでしょう。
2度の満塁のピンチを切り抜けた胆力は見事、今年の成瀬の成長を実感できました。
これで15勝、最近では最多勝をとった黒木の15勝以来ではないかと思います。
調べていないので他にもいるかもしれませんが、あとは村田や仁科まで遡る必要があるかもしれません。
成瀬善久という投手は、ロッテの歴史に輝かしい記録と記憶を残してくれました。
もちろんこれは、成瀬の栄光へのストーリーの序章でしかないことは言うまでもありません。
球場がどよめいた渡辺俊の中継ぎ起用、これはイマイチ理由がわかりません。
これが単純に中継ぎ降格かとは思えず、単にイニングが浅かったことと中継ぎ陣が疲弊していたことからの選択だと考えます。
短いイニングでしたので次の先発への影響が軽微である、との判断であったと思われます。
渡辺俊にとって言えば、ギリギリの場面で先発の勝ちを消さないようにしなければならないという立場にたった投球で、気分転換にもなったでしょうし、いろいろと考えることにもなったでしょうから、いい経験になったと思います。
次に活きるかどうかはわかりませんが、いつでもこういった起用があると他の先発陣に思わせることもそれはそれで意味があることと思われ、特に一昨年の終盤に中継ぎとして起用された小野は尻に火がついたでしょうから明日の先発での投球が注目されます。
打線は先祖返りの様相で、選手の好不調を全く無視したとも言えます。
打線の繋がりという意味では悪い選択ではなく、ワンチャンスを巧く得点に結びつけることができたのは結果オーライかもしれませんが、初心に戻るという意味では評価できます。
福浦が彼らしいヒットを放ったことは好材料、ズレータが投げやりっぽい打撃に終始しているのが悪材料、打線に関しての今日の感想は以上です。
今日の勝利でもCSシリーズの地元開催への道は極めて困難であることには何ら変わりはなく、今後はそんなことにこだわらずに「いかに意味のある試合をするか」に注力していくべきだと考えます。
例えそれが負け試合であっても、何か得るものがある、あるいは納得のできるものである、そういう試合を続けていけば自然とチームの状態は上向きになっていくと信じています。
とにかく自分の土俵でプレーをすること、それだけを念じて試合に臨んで欲しいと思います。
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