CS地元開催をかけた2連戦、見事に連勝して2位に浮上しました。
ソフトバンクの誇る両左腕に投げ勝っての連勝は、CSに向けて明るい希望となりました。
今日のヒーローは早川、全得点をたたき出しました。
ここ1ヶ月ほど調子が落ちて打率も2割8分台まで落ちましたが、そこからずるずると転げ落ちることなく踏みとどまったのは優勝争いという目的があるからこそだと思います。
とにかく貪欲に勝ちに向かって突き進む早川のガッツがチームを引っ張っていますので、彼が調子を上げてくれると打線が活気づきます。
初回のホームランはパンチ力のある右打席から巻き込むように放った打球、振り切っていたために打球が切れることなくポールを直撃しました。
昨日と同様に初回にホームランで先制したことで、今日もいけるという雰囲気を作ったことは1点以上の重みがありました。
延長10回の決勝タイムリーはTV中継の解説者、ホークスOBの藤本に「早川なら馬原の方が上」と馬鹿にされたのを見返すかのように馬原の足元を抜いたもので、ボールに逆らわずにセンター方向に打ち返したからこそだと思います。
自分で決めようと焦らずに繋ぎに徹した、その結果だと考えます。
同様に藤本に「1点先制されたが昨日の成瀬とは重みが違う」と馬鹿にされた小野が、今日は彼本来の投球ができていたと思います。
ストライク先行で自分の土俵でのピッチングで、カットボールとシュートを巧く内外角に使い分けて翻弄していました。
制球が落ち着けばソフトバンクの様な打線は打ち取るのが簡単なようで、ランナーがでても連打される感じがないほどの安定ぶりでした。
だからこそ6回のあの場面での降板は意外で、本人も「えっ?」という表情でした。
今日の内容で、かつ61球で先発を代えてしまう采配は私の理解を超えています。
そういう意味では、川崎のロングリリーフも理解できないどころか怒りすら感じます。
先日も書きましたが、バレンタイン監督は先発陣は充分な休養を与えて優遇する一方で、中継ぎ陣には相当な酷使を強いる采配をします。
いいと見たら連投、妙な場面での投入、ロングリリーフと何でもありです。
川崎には今の調子でポストシーズンに入ってもらわなければならないのに、こういう使い方をしていれば疲れから調子を落としてしまう可能性がでてくることを考えないのでしょうか。
中継ぎに負担がかかっているというチーム事情は、自らが作り出しているのだと認識すべきです。
前半戦から中盤戦までは荻野、最近は川崎と、完全におもちゃにされているとしか思えません。
ようやくでてきた次世代の中継ぎ、荻野と川崎を今年限りで潰してしまうことがないよう切に願います。
ついでですが、最後を藤田に任せたのにも驚きました。
藪田のプライドもずたずたでしょうし、任せるほどの力が藤田にあるとも思えません。
今年中に連続救援登板の日本記録を達成させることを目指しているのではないか、と思えるような采配でした。
地味かもしれませんが、今日もオーティズがいい守りを見せました。
ぼてぼての内野ゴロを前進して体勢を崩しながらも、強靱な手首を活かしたスナップスローでアウトにしました。
あのプレーは日本人ではなかなかできるものではなく、オーティズの守備面での貢献は相当なものだと思います。
オリックス時代の拙守のイメージが強いだけに、今のオーティズの実際のプレーを見もせずに投票する馬鹿記者どもがいる限りはあり得ない話でしょうが、私は彼にゴールデングラブ賞をあげてもよいと思います。
これでCS地元開催の夢が大きく膨らみました。
私としてもチケットが入手できたこともありますので、是非とも千葉マリンで観戦したいと思っています。
ただ批判承知で書きますが、やはり小林宏と成瀬を第2戦までに投入するべきだとの考えは変わらず、そのためには地元開催を捨ててもよいとまで思っています。
ソフトバンクは登板間隔が必要であるとともに無類のロッテキラーである斉藤を初戦に持ってくることが予想されるので、勝てる可能性の高い両輪をあえて初戦から外すという選択を考えているのかもしれませんが、やはり1年の集大成であるポストシーズンの試合は結果を残した選手から投入するのが王道だと考えます。
とは言え、地元で日本ハムの胴上げなど見たくもありません。
私のローテーション案でも週末は久保と渡辺俊ですので、ここはきっちりと連勝してもらいたいと思います。
おそらくは超満員になると思われる大舞台での試合はいい経験になりますので、策を弄することなく正面からぶつかってくれることを期待します。
◆9月28日(金) ソフトバンク-千葉ロッテ23回戦(ロッテ11勝10敗2分、18時、ヤフードーム、31,425人) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▽勝 川崎 47試合4勝2敗
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最近のロッテは勢いがありますね。(日ハムもあるのが悔しいですが、、、)
川崎投手の執念というか気迫は、すごかったですね。
これは、来シ-ズンの先発要員のための試金石ということでしょうか?
不満もあるでしょうが、彼はまだ若いので、今日のような使われ方をポシティブに捕らえて欲しいと思います。
ヒットはでないものの効率よく、かつ終盤に諦めずに粘り強く攻撃できていますね。
どこからでも点が取れる打線、でも取れそうで取れない打線、というのがピッタリのロッテ打線ですが、大砲と小銃が巧くかみ合ったいい打線だと思います。
先日の久保もそうですが、シーズン序盤と違って先発陣に対する信頼感が低下しているようですね。
そのくせYFKが超不振だった時にも使い続けたのと好対照で、それこそ先発陣に不満がたまってもおかしくありません。
映像にはありませんでしたが、小野は恐らくベンチ裏で暴れたと思われ・・・
>けとるさん
マネージャーとしては失格だと思いますが、エンターテイナーとしては超一流だと思いますので、続投を希望するファンが多いのは頷けます。
勝っている時はそれでもいいのですが、負けが込んだ時に同じテンションで応援し続けることができるのか、私の答えはnoです。
成瀬に五輪予選を辞退して欲しいのは、私も同意です。
フルシーズン1軍で働いたのは今年が初めてですので、いくら中6日以上できたと言っても相当な疲労があるはずです。
星野の名誉心につき合う義理はありませんし、監督時代に酷使で多くの投手を潰してきた星野に成瀬を任せたくはありません。
川崎はめったに高めにいかない制球力と、チェンジアップ系の球が効果的に使えているので向かうところ敵なしですね。
ストレートにスピードこそありませんが、今年の抑えを任せてもよいのではとすら思います。
川崎は大学に入ってから投手に転向したはずで、これだけの長い期間投げ続けるのは初めてだと思います。
普通の社会人出身投手と思って使うと、どこか故障をしやしないかと危惧しています。
特にリリーフ投手は登板がなくてもブルペンでピッチング練習をしますので、肩肘にかかる負担は相当なもののはずです。
中継ぎ抑えの投手が長続きしない理由がここにあり、まだ1軍の投手としてでききっていない荻野や川崎の酷使を心配している理由はここにあります。
日本ハムは、優勝するチームにありがちな神懸かり的な勝ち方を続けていますので、残念ですが追いつくのは困難だと思います。
せめて目の前での胴上げ阻止、そして苦手意識を植え付ける戦いを今週末はやって欲しいですね。
条件的には非常に厳しいのは承知してますが、ただそれでもCSのことを度外視した先発起用をしてほしいと思います。といってもボビーは機械的にローテーションを守るでしょうけどね。そうなると先発投手で見る限り、1位通過するためには久保と清水のところが最大の関門でしょう。1位通過すれば、宏之、成瀬の登板間隔も十分あきます。
中継ぎ起用にについては確かに理解に苦しむことが多いです。特に荻野と川崎の起用法には首を傾げざるを得ません。この前の負け試合での登板は全く不要でしたね。ただ、1位通過を狙う上では昨日の継投は止むを得ないと思います。小野の続投か継投かは非常に微妙な場面でしたがより確実に抑える可能性が高かったのは川崎だったと思います。その後も薮田、藤田が信用できない以上、少しでも長く川崎で凌ぎたいというのは十分理解できます。最後の場面でも薮田メンツを重んじているより、藤田、荻野を投入して確実に勝ちにいった采配は間違いじゃないと思います。
勝っていなければともかく、結果で見れば近年のマリーンズでその戦績と若手の登用・成長においてボビーに勝る監督は見当たりませんね。
雇われのマネージャーに優先して求められるのは結果であって、ビジネスもスポーツもプロフェッショナルとして単年評価が基本でしょう。
僕も驚きました。
本当に抑えを固定しないんですね。
まぁ、この連勝は非常に大きいです。
ファイターズは確かに最近神懸り的な
勝ち方が多いですが、とりあえず今日勝ちたいですね。
川のロングリリーフ・薮田降板⇒藤田投入と…。
2位浮上と同時に、マジック対象チーム⇒直接対決と、またまたデッカイ仕事が目の前に現れました。
私は1位通過をまだあきらめません。
目の前で胴上げ阻止して、ラストチャンスに賭けたいです。
今日は出勤日。5時45分起床。起きた瞬間から『ドキドキ・ワクワク』しております。
最終戦まで連勝してほしい。それしかないもん。
とにかく勝ち続けてほしーです。
小野の交代が早いと思いましたがCSは小林・成瀬で2勝したいですね。