明日に涌井との交渉があり、一気に入団までいくかどうかに注目が集まります。
西武との交渉は既に行ったことから「もういいでしょ」とは涌井の言葉ですので、ここまでロッテ以外に手を挙げているところがないことからそうなれば条件闘争になるのでしょう。
一部に2年6億などという驚愕な数字が飛び交いましたが、どうやら現状維持の2年契約、2年4億4千万+出来高というのが現実のようです。
その年俸がどうのよりも契約年数が焦点になりそうな気もしますが、実際のところどこまでロッテが本気なのか、他球団も参戦をするだろうと西岡のときのようにとりあえずは屋根に登ったものの気がつけば梯子を外されていた、なんてネガティブなことを考えたりもしていますが、理由はどうあれこのクラスの選手にチャレンジをするだけでも大きな一歩です。
何にせよズルズルと時間をかけるのはお互いのためにならないと思いますので、どちらに転ぶにせよ一気に結論を出してもらいましょう。
その一方でレデズマの退団が発表となりました。
大活躍というほどではないにせよ貴重な左腕として終盤戦にはかなり大事な場面で使われていましたので、林球団運営本部長の「構想から外れた」にはかなりな違和感があります。
26試合で3勝3敗、防御率3.23の穴を埋めるのは大変でしょうし、こうなれば服部をプロテクトから外すわけにはいかなくなりました。
うがった見方をすれば60万ドルに見合わないとの判断がされたのではないかと、あるいは涌井マネーの捻出のためなのか、代わりに軽量級テスト生が合格ともなればその確度が上がってきますが、本人がウェーバー申請を求めたということはNPBでのプレーを希望しているということなのでしょうから、40万ドル程度で再契約ができなかったのかなと残念です。
とにもかくにもこれで育成枠を維持するためには最低でも3人を獲らなければならなくなりましたので、あっという間に弾けた金満バブルの行方から目が離せません。