伊東監督が秋季キャンプでの入団テストに門戸を開いて受け入れるとコメントをしたものの、しかし閑古鳥が鳴きまくっています。
これまで発表となったのは先日の軽量級外国人が3人と、今日の元NPB選手の2人だけです。
それだけロッテが選手たちから見れば不人気なのか、ハードルが高いと警戒をしているのか、はたまたこれからラッシュが始まるのか、秋季キャンプが終わるまであと9日です。
元西武・岩崎&元日本ハム・金森、ロッテ秋季Cに参加へ (11/13 サンケイスポーツ)
ロッテは12日、千葉・鴨川市での秋季キャンプに、元西武の岩崎哲也投手(31)=四国IL・愛媛、右投げ右打ち、元日本ハムの金森敬之投手(28)=四国IL・愛媛、右投げ右打ち=が、14日からテスト生として参加すると発表した。
岩崎は一年間だけですが西武で伊東監督と被っていたことの繋がりかもしれませんが、しかしNPBには2年のブランクがあります。
ルーキーイヤーは背中を打者に見せるぐらいの特異なフォームからえげつない変化をするスライダーにかなりやられた印象があるのですが、その後は徐々に出番を減らして2011年に戦力外、昨年は独立リーグで、そして今季は四国ILリーグplusの愛媛に籍を置いていました。
一方の金森はそこそこ投げていたのですが記憶には残っておらず、昨年に戦力外となってやはり今季は岩崎と同じく愛媛で投げていたようです。
その愛媛での成績は岩崎が16試合3勝1敗で防御率が2.20、金森が35試合1勝3敗2Sで防御率が2.83となかなかに微妙な感じで、同じ愛媛ではロッテの育成枠から抜け出せないままに退団をした小林憲が26試合12勝7敗で防御率が1.59ですのでどうなんだろうという気がします。
岩崎の16回1/3で僅か5奪三振、金森は35回で27被安打という気がかりな数字もあり、とにかく小谷コーチあたりの眼力に頼るしかありません。
それでもNPB復帰を目指して歯を食いしばって頑張ってきたのであろう両投手の熱意には期待をしたいので、その奮闘に注目です。