11 大嶺祐太 投手 25歳 年俸1330万円
【2013年成績】 10試合 4勝2敗0S 防御率4.57 43回1/3 43被安打 2被本塁打 26与四球 2与死球 29奪三振 被打率.269
ずっと期待をし続けてきた大嶺ですが、まさか今季にここまでやってくれるとは思ってもいませんでした。
春先から浦和で好投が続いたことで早くも4月の下旬に一軍昇格、即先発のチャンスをもらえたことも大きかったですし、そこからの一ヶ月は別人な感じでチームを引っ張ります。
2戦目で3年ぶりの白星、4戦目で今季にチームで2つしかなかったうちの1つである完封勝利と、とんとん拍子とはまさにこのことでしょう。
投手は打たれるもの、との名言まで口にした大嶺の、かつてほどではないにしても140キロ台のストレートに緩いカーブの組み立ては見事でした。
長期低落傾向が続いていた大嶺にとっては今季のピッチングは次に繋がる、意味のあるものだったと思います。
しかし花の命は短いとばかりに、その転落は意外に早くやってきます。
その言葉とは裏腹にバッテリーを組んだ江村ともども欲が出たのか、あれだけ大胆に攻めていたピッチングが守りに入ったかのようにボール先行になったのが残念でなりません。
遂には因縁の西武ドームで四球乱発でノックアウトをされたのを最後に一軍のマウンドから遠ざかり、浦和でもまたどこかを痛めたのか結局は11試合の登板で終わったのはもったいないとしか言いようがなく、まさに一年で天国と地獄を味わったようなものです。
それでもまだ大嶺はやれる、とアピールが出来たことは確かですから、さらに前に進めるよう今度こそ胸を張って石垣島でスタートができる大嶺であることを願っています。
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【オリオン村査定】 1330万円 → 1600万円 (△20%)