オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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夢と希望を繋ぐクルーズ、繋げクルーズ

2013-11-27 21:25:18 | 千葉ロッテ

クルーズの入団が発表となりました。
一報が出てから後続が途絶えたこと、今江の残留が決まったことで飛ばし、もしくは流れたのだろうと半ば以上に諦めていましたので、これはかなり嬉しいです。
秋季キャンプでの入団テストでしぼみかけた金満バブルがまだ続いているというロッテファンにとっては夢と希望を繋ぐクルーズの獲得ですから、あとは結果あるのみです。
過去にも李承やズレータ、金泰均といった大型補強はありましたが結果を伴わなかったことでの反動も大きかったので、何を思ったか突然に長い冬眠から目覚めた重光ジュニアがまた深い眠りに落ちないよう、クルーズがこの夢と希望を繋ぐような活躍をしてくれることを願いましょう。

ロッテ ヤンキース万能内野手獲得 Aロッド&ジーターの代役務める (11/27 スポーツニッポン)

ロッテが、前ヤンキースのルイス・クルーズ内野手(29)を獲得することが26日、分かった。
年俸75万ドル(約7600万円)の1年契約で、近日中に正式発表される。
強打と堅守が魅力の万能内野手の獲得に成功した。
メキシコ出身で、内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤー。
勝負強い打撃も武器で、長打力もある。
昨年はドジャースで78試合に出場し、打率.297、6本塁打、40打点の好成績を残した。
今季はヤンキースに移籍し、三塁で10試合、遊撃で5試合にスタメン出場。
1月に左股関節の手術を受けたロドリゲス、左足首痛で離脱していたジーターの穴を埋めた。
06年と13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にメキシコ代表として出場し、今春は3試合で11打数3安打3打点。
現在はメキシコ・ウインターリーグに出場中で、28試合で打率.283、本塁打1。
打点はチームトップの18をマークしている。
伊東監督は今オフ、フロントに右打ちの内野手と指名打者(DH)の獲得を要望していた。
今季途中から加入したブラゼルが対左投手との対戦打率が、30打数4安打の.133。
このため、左投手が登板する試合でDHを任せられる助っ人としてクルーズに白羽の矢を立てた。
球団幹部は「今季途中で根元(二塁)や今江(三塁)が離脱したときのバックアップがおらず、選手層の薄さを露呈してしまった。DHで起用することが多くなるだろうが、内野手のバックアップとしても考えている」とした。
西武からFA宣言した涌井の獲得は決定的。
クルーズの加入も決まり、投打の軸となる補強は着実に進んでいる。
来季に向け、態勢は整いつつある。

▽クルーズの守備位置別出場試合
メジャー通算5年間で最多は三塁の92試合(先発78)。他に遊撃で86試合(73)、二塁で9試合(8)、一塁で1試合(0)、左翼で1試合(0)出場した。

◆ルイス・クルーズ 1984年2月10日、メキシコ生まれの29歳。00年にレッドソックスと契約。パドレスを経て08年にパイレーツでメジャーデビュー。12年ドジャースで78試合に出場し、いずれも自己最高の打率.297、6本塁打、40打点を記録した。今年7月3日にヤンキースへ移籍し、8月17日に自由契約となった。第1回(06年)、3回(13年)のWBCメキシコ代表。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

球団からの正式発表があった後の記事もありますが、内容が濃いのでこちらを引用しました。
それにしても長年のロッテファンとしての習性からすれば、このクルーズには驚きしかありません。
来日外国人選手としては超大物というわけではありませんが、報道を信ずれば75万ドル+出来高ですのでここのところのロッテからすれば超大物です。
右の内野手はずっと希望をしていた補強ポイントではあるものの、クルーズの本職と思われるサードにはミスターロッテの今江、ショートにはやや数字が物足りないながらもベストナインの鈴木がいますので、層を厚くするという意味合いでのこのクラスの外国人選手を補強するのはロッテとすれば異例中の異例でしょう。
名も無き球団幹部の言葉として主にDHで、とありますが、堅守が売りのクルーズをDHとして起用をするのはもったいないですし、ブラゼルとの兼ね合いも考えなければなりません。
これだけの資金投下をして左腕のときのDH、もしくは内野のバックアップ、といった贅沢な使い方が許されるとも思えず、そうなれば多くのロッテファンが考えるであろう対策はクルーズをショートに、そして鈴木をセカンドに、守備に難のある根元をどうしようか、といったところではないかと思います。
鈴木のセカンドは持論ですのでウェルカムではあるものの、しかしようやくにレギュラーを手にして活躍をしている根元を外すのには抵抗があり、それもこれもクルーズがNPBに順応できるかどうかがまず問われますので、今はこの贅沢な悩みに懊悩する来季であってくれることを心から願います。
あるいはさりげなく外野を守れないこともないクルーズですから、足踏み状態が続く外野陣へのカンフル剤にもなってくれるかもしれません。
またロサが75万ドル+出来高で、ブラゼルは85万ドル+出来高で残留が決まったとのことで、これまたロッテとしては大盤振る舞いと言いますか、それであればレデズマも残せばいいのにとは一軍の外国人選手枠の問題もあるので優先づけの問題だったのかもしれず、何はともあれどこで金鉱を掘り当てたのかが気になる今日この頃です。

 

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2013年通信簿 25 工藤隆人

2013-11-27 00:46:26 | 千葉ロッテ

25 工藤隆人 外野手 32歳 年俸1690万円

【2013年成績】 E 70試合 199打数 22得点 47安打 打率.236 10二塁打 3三塁打 2本塁打 18打点 7盗塁 21四死球 24三振

約束をされた戦力外通告、そんな工藤の2013年でした。
そもそもどういった意図で獲得をしたのかが分かりませんでしたし、工藤からしても「なぜこれだけ外野陣が豊富なロッテが」との思いがあったのではないかと思います。
その外野陣の頭数からすればあるいは生き残るかとも思っていましたが、やはり費用対効果の観点での戦力外通告だったのでしょう。
幸いにも落合GMが「一軍の戦力になると考えている」とのことで中日への移籍が決まりましたから、この3年間の鬱憤をロッテ戦以外で晴らす工藤であってくれればと思います。

特徴をアピールできなかった、工藤はそこに尽きると思います。
俊足ながらも盗塁が多いわけでもなく、浦和で7盗塁ながらも失敗が5ですから足を武器にといった感じにもなりません。
守備ではその脚力を活かしての広い守備範囲を誇りましたが肩が強いといった印象はありませんでしたし、バッティングでも意外に小技が下手くそで中途半端さがあります。
つまりはロッテな外野手と言いますか、似たようなタイプの選手がひしめき合っている中で抜け出せるほどに、工藤という名前に魅力が無かったのでしょう。
何だかんだ言いながらももう一つな一軍の外野陣ではありましたが、しかしそこに殴り込めるような浦和での成績ではなかったのが現実です。
あるいは中日であれば明確に磨くべき武器を指定してもらい、そこを活かしての活躍ができるかもしれませんので、めげることなく頑張ってもらいたいです。

2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 1690万円 → 戦力外通告 ※10/3に戦力外通告

 

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