昨今のスポーツ紙を賑わせている涌井に比べればあまりに軽い、そんな補強が発表をされました。
秋季キャンプでの入団テストに参加をしていたハフマン、金森、岸で、しかし本人たちはその軽さを少しでも重くできるよう頑張ってくれると思います。
またどこか尻がこそばゆく他人事のようにも思える金満チックな涌井との交渉よりも、実のところはこちらの方が親近感があったりもします。
とにもかくにも来季にロッテのユニフォームを着てプレーをしてくれる選手たちですので、そのハングリー精神に期待をしましょう。
ロッテ 前カージナルス3Aのハフマンが入団テスト合格 (11/21 サンケイスポーツ)
ロッテは21日、千葉・鴨川秋季キャンプに参加していたチャッド・ハフマン内野手(カージナルス3Aメンフィス)が合格。
元日本ハムの金森敬之投手(四国IL愛媛)、岸敬祐投手(巨人)を育成選手として獲得すると発表した。
元西武の岩崎哲也投手(四国IL愛媛)、マイク・ローリー投手(台湾ラミゴ)、ジョニー・セリツ外野手(BCリーグ福井)の獲得は見送られた。
ハフマンは内野手とありますが本職は外野手のようですし、その外野手の頭数が足りない浦和からのスタートになると思われます。
そこで結果を出せればサブロー、G.G.佐藤への挑戦状を手にできるのではないかと、守ることのできる右のDHとして存在感をアピールするしかありません。
今後の外国人選手の補強がどうなるかにもよりますが、一軍枠はグライシンガー、ロサ、ブラゼルまでは埋まっていますので、ここに入り込むには相当な数字が求められます。
活躍をすれば人気が出そうな顔つきですし、その和訳をされたコメントを見る限りでは謙虚でひたむきさもあるようですから、ちょっと注目をしてみます。
金森と岸は育成枠選手としての契約で、こういった形での育成枠の利用はロッテではあまりありませんから、それはそれでいいことだと思います。
実際のところはこのまま支配下選手登録の枠が埋まらなかったときのための保険ではないかと思ったりもしていますし、トライアウトや入団テストでの結果を見る限りではなぜに合格をしたのかが分からず、そのテストの意義すら疑わしくもなってきますが、両投手にとってはそれでもチャンスをもらえたことで気持ちも新たにやっていってもらいたいです。
本音を言えばこのクラスの投手を実戦で投げさせるぐらいであれば他の浦和組に登板機会を与えたいのですが、こういった触媒もチームには必要でしょう。
もちろん金森にしても岸にしてもそんな触媒で終わる気はさらさら無いでしょうから、お互いに高め合ってのレベルアップを願います。