12 吉見祐治 投手 34歳 年俸3100万円
【2012年成績】 8試合 1勝2敗0S 防御率5.17 31回1/3 30被安打 3被本塁打 13与四球 0与死球 16奪三振 被打率.256
昨年に続いて、今季も吉見には同情的です。
もちろん数字としては誉められたものではないのですが、それでも先発でそこそこのピッチングをしながらも打線の援護が無いままに力尽きた試合もありましたし、このあたりの投手にはやたらと見切りが早いベンチの嗜好には合わなかったように思えます。
そうなれば日照り続きの中継ぎ左腕としての立ち位置もあったようにも思うのですが、しかしロッテの左腕らしく左打者には滅法弱いところを見せてしまいましたので、さすがにただ左手で投げているという理由だけで吉見を使う勇気をベンチは持てなかったのでしょう。
それでも昨年の吉見は左打者をそこそこ抑えていましたし、諦めるにはまだ早いです。
体制が変わって先発、中継ぎをこなせる吉見の存在感はきっと伊東監督の目につくでしょうから、上手いことアピールをしてもらいたいです。
年齢的にもそろそろ厳しくなってきましたが、そのアピールのためには動きにキレが欲しいです。
それが一つの特徴でもあるのですが、ダラッとした素振りは見る人にあまりいい印象は与えないでしょう。
ピッチングに影響が出ているかどうかは分かりませんがテンポが今ひとつで、そして守っている野手がリズムに乗りきれない雰囲気があります。
組み立てとしても攻めの姿勢が欲しく、変化球を活かすためにはもう少し全体的に力強さも欲しいところです。
ストレートも変化球も同じような間合いで入ってくること、カウントを悪くしての苦し紛れに置きにいったボールを痛打されること、この2点の解消は必須でしょう。
腕を振ることに意識を持っているらしい斉藤コーチが再び吉見と相まみえることでどう変わるのか、そこに注目をしたい来季です。
【オリオン村査定】 3100万円 → 2700万円 (▼13%)
全部の球がソコソコで悪くもないけど飛び抜けているわけじゃなく、調子やキレが良ければ何とか通用するけど、ちょっとでも落ちてくるとどの球も打ち頃になっちゃう、そんな感じですね。よく言う「ロッテな投手」の典型のような気がします。
キャリアを活かした投球術を見せるかといえば、結構カッカくるタイプで流れを変えることもできませんし(そういう血気盛んなところ、嫌いではないですが・・・)。
年齢的にそれが許されるのか分かりませんが、とにかく軸となる球、どんなに調子悪くても勝負できる球を一つ習得する、そこからじゃないかと思います。
ストレートか、動く球でしょうかね。ピッチングコーチが変わる来年が、最後のチャンスだと思います。
吉見がロッテに加わったとき、ある横浜ファンが、普段はフラフラだけど年に1度の好投があるとコメントしていたのを今でも覚えています。投手陣のやりくりが苦しい時に、ちょうどピークをぶつけてくれて1つでも完投勝ちをしてくれれば十分存在意義があるという感じでしょうか。
おっしゃる通り、左専用に使うにしては、この球威とボールの角度では、メリットが見出せません。
そうなると、先発が駒不足になったときに、「5回をなんとか3失点くらいで」という思惑での起用、ということになるのでしょうか・・・今季もそんな感じでしたね。
来季結果が出なければ・・・と思われますので、新コーチの下、頑張って欲しいと思います。
吉見に関しては契約するなら、もっと使って欲しい。貴重な左腕で、先発は勿論、ロングから中継ぎでもOKだと思います。
ただ、個人的には来年は中継ぎで投げて欲しいですし、来年は一年間ブルペンを支えて欲しいです。
去年も先発では6回頃に崩れる事が多かったのでスタミナの衰えが垣間見られました。
とにかく私が言いたい事は、若くないんだし契約するなら、良いこき使ってやれよと思います。それだけの実力はある選手なのですから
それでも、調子が上がってた4月あたりは投手陣事情で1軍に呼ばれなかったところはちょっとついてなかったのかなとも思います。
来年は、イニングイーター的な役割で活路を見出すと良いんですが…もしかしたら、トレードで放り出されるかも…
追い込んでも仕留めれない、二死後の四球から失点するなど対左の披打率もそうですが、悪い印象が残りました。
里崎のイライラも半端なかった…
もう少し三振とれるPだと思うし、谷間や中ロングで存在感を出して欲しいです。
無駄な阿部待機するなら吉見で。
ただ、ファームのローテに年間で入れるのってどーでしょーね。
若手が越える壁として来季も戦力でしょう。
松永、川満の代頭後、もしくは来年桐光の松井とれればあっさり番号譲渡しそう笑
前指導陣からの評価は低かったようですが、新指導陣も起用しないとなれば、プロ選手としてはいよいよキビしいのかもしれませんね。若手に左の面々もおりますから、瀬戸際感は否めません。。。
今年はもう少し使いようがあったとは思いますが。
今更、大化けは期待できないでしょうが、私見ですがフォームから感じる力投型より、人を食ったような軟投型になれば存命できるかも?
今年、吉見が務めた役割は、上野・阿部・香月・木村などを充てれば経験の積み重ねになったんでしょうが・・・。
みなさん書いておられる通り、瀬戸際ですね。
この年俸分で高卒選手二人ぐらい育成できますよね。
先発で数試合、素晴らしいピッチングと言う程ではありませんでしたが、それなりにゲームを作ってはくれましたが、巡り合わせも悪かったのか、なかなか勝ちを得る事が出来ませんでした。継投ミスっぽい(下げるのが早過ぎた?)試合も有りましたし、完全に崩れたのは1試合程度だったと思いますが、監督からぼろくそに言われ、登録抹消となってしまった様な記憶が残ります。シーズン終盤の再昇格後はもう気持ちも切れてしまっていたのか、ちょっとぐだぐだな感じだったのが残念でしたが、まあ気持ちは分からないでもありません。首脳陣が変わる来シーズンはチャンスと捉えて、再び気持ちを切り替えて臨んで欲しいと思います。
斉藤コーチが横浜でコーチをしていた時には、成績自体はそうぱっとしませんが、先発に中継ぎに大車輪で貢献していた様です。またシーズン二桁勝利を挙げた年の横浜の正捕手が中村コーチでした。監督も変わりましたし、うまく追い風に乗れれば良いのですが。
さすがに、ローテを守って二桁勝利だの、中継ぎの柱を目指せだのとは申しません。良い意味での便利屋的存在として、適度に、うまく使って欲しいと思っています。新コーチ陣との橋渡し的な存在としても期待します。