今日は夜にかけて打ち合わせが入ったために会社を出たのが19時半過ぎで、船橋駅に着いたのが20時過ぎでした。
これなら何とか間に合うかと思いきや既に試合は7回の裏に入っていたため、今日は予約でチケットを買っていなかったこともあり断念をしました。
もしあのまま球場に向かっていたら、ヒーローインタビューにも間に合わなかったかもしれません。
と言うことで、今日の試合は録画をざっと流しで見て、先ほどようやく見終わりました。
清水のリタイヤで先発のお鉢が回ってきた小林宏が、今季ベストピッチと言ってもよいぐらいの投球内容を披露してくれました。
浮き気味のボールもありましたし、4安打1失点ながらも8回で125球を要したことからも分かるとおり、本来の精緻なコントロールが復活をしたわけではありません。
しかし今日の小林宏はストレートの伸びが秀逸で、低めに糸を引くようなボールが投げ込めたことが、今日のピッチングを支えました。
ボールが低めにいくことが多かったこともありますが、今日はかなりボールに角度があったように見えたのは気のせいかもしれませんが、ソフトバンクの各打者が差し込まれたかのような窮屈なスイングを繰り返していましたので、ボールにキレがあったことは間違いないでしょう。
マウンド上でかなりの気合いを発していましたし、一昨年までの状態と比べればまだまだではあるのですが、次の予告先発の発表の際にはいくらかは拍手をもらえるだろうと、そのぐらいまでは株を取り戻したのではないかと思います。
もちろんこれまで期待を裏切り続けてきたわけですから、1試合に好投をしたぐらいで信用を完全に取り戻せるわけもありません。
最低でも3試合は小林宏らしいピッチングを続けなければ、それが勝ち星に繋がらずとも、次も見たいと思えるような投球を披露してくれなければ、若手との入れ替えの議論から小林宏の名前が外されることはないでしょう。
オフになって、そして来年、再来年に「あそこで清水が首痛で登録抹消になっていなかったら、今の自分はいなかった。あのチャンスをものに出来たからこそ今の自分がいるんだ。」と回顧ができるよう、次回の登板への準備期間はもう始まっています。
打線は何と言いますか、勝ってラッキーぐらいしか言葉が見つかりません。
僅か1安打に抑えられながらも、その1安打が今江の決勝ホームランなわけですから、ソフトバンクとしてはやっていられないでしょう。
ロッテを舐めたような投手起用をしたツケがこういった敗戦に繋がってしまったと、自らの油断を悔いてもらうしかありません。
今日のベンチとしてはヒットが出ないわけですからどうにもならなかった感はあるのですが、それでも打線の組み方や走者が出た際の作戦を見てとれば、昨日の橋本将へのスリーバントの指示は単なる気の迷いであり、バレンタイン監督はやはりバレンタイン監督であったというところでしょう。
こんな成績でもたくさんの球団からオファーがあるようですので、自分の野球スタイルを変える必要はないとでも思っているのかもしれません。
何はともあれ勝ったことを素直に喜びたいですし、今江に笑顔が戻るのであればそれはチームにとっては大きなプラスですから、今日はナイスゲームだったと思います。
ソフトバンクファンに「日本ハムばかりに負けやがって」と言わせるよう、明日も成瀬できっちりと勝ちにいきたいところです。
明日も予報では風が弱いようですので大場にとってのアドバンテージはありませんから、主審が橋本で高めのボールをストライクにしまくらない限りは、今日の試合を見ながら言うのもおこがましいのですが、最低でも3点ぐらいは取れるのではないかと思います。
つまりは成瀬がソフトバンク打線を抑えることができるかどうかが試合の鍵で、この2試合を見ればロッテに負けないぐらいにバットが湿っているようですから、3点差以内の僅差ゲームになるのではないかと予想をします。
明日も夜に会議が入っているために球場に行くのは難しそうですが、週末の楽天戦を見に行きたいと思えるような試合をしてもらいたいです。
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