オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ミスミスミスミスミス

2009-08-29 21:56:16 | 千葉ロッテ

朝方まで起きていたために目が覚めたのは昼前、そこで二度寝をしたのが間違いでした。
次に目覚めたのは試合開始直前で、休日に球場に足を運ばないという失態をしでかしてしまいました。
ただそのおかげで溜まっていた疲れは取れましたし、ストレスを溜めることにもならなかったわけですから、結果オーライだったりもします。
しかしこんな試合をやっていても満員御礼になるわけですから、パシフィックの阪神という名は伊達ではありません。

サタデー小野は相性の悪い楽天に対して、普段とは違ったピッチングをしたことが悪かったような気がします。
自分を変えることは自信がない証拠でもあり、戦う前から気持ちのどこかで負けてしまっていたのではないかと思います。
今日はカットボールではなくシュートを多投して、そのシュートを打たれたわけですから完全に配球ミスと言ってよく、バッテリーの敗北でもあります。
それでもスライダーやカーブ、フォークなどを交えて粘り強く投げていた小野でしたが、先制をしてもらった理想的な流れを掴みきれなかったわけですから、苦手意識もあったのでしょうし、やはり調子も今ひとつだったのでしょう。
里崎の脊髄ファインプレー以外は守備に足を引っぱられてしまったという、打たせて取るタイプの小野にとっては不幸すぎる守備陣も今日は痛すぎました。

その守備ですが、3回の大松の後逸は仕方がないプレーだったと、そう考えています。
スタートや追い方が映っていなかったので判断は難しいのですが、無駄な動きでの後逸ではなく、攻撃的な守備をした結果でしかないと思っています。
もちろん外野手には後ろに逸らさない守備が求められるのは言うまでもありませんが、どっちつかずで前に落ちる守備をやられるよりはマシです。
4回にタイムリーツーベースを放った際に塁上でニコリともしなかった表情や、8回の似たような打球に果敢に前進をして捕球をした姿に、むしろ大松の成長を感じました。

酷かったのは竹原の守備で、決勝点に繋がった6回の落球には言葉もありません。
捕球の際に返球を意識してボールから目を切ったのが悪かったのか、それにしても情けなさ過ぎるプレーです。
タイミング的には捕球をしていてもホームでアウトに出来たかどうかは微妙だったかもしれませんが、三塁走者はハーフウェイにいたようにも見えましたし、痛恨の落球です。
5回の犠牲フライも捕球をするのはよいのですが、落下点への入り方や送球はもう少し何とかならないのかと、ここのところは守備も安定をしていただけに、打撃の不調が守備にも微妙な影響を与えているのかもしれません。
その竹原に対しては守備で代えるのではなく代打を送っての交代で、このあたりは精神的にネチネチといじめているような、ちょっと後味の悪いものでした。

まあ大松を4番から外して井口を据えた時点で、今日の負けは約束をされていたのかもしれません。
やや調子を戻しつつある井口とは言っても、今日の打撃を見ても分かるとおり「右に引っぱる」という井口打法はどこに置き忘れたかのような打撃に終始をしていましたので、むしろDHにでも回して休養を与えた方がいいぐらいの状態だと思われます。
そうでなくても今年は大松を4番に育て上げることがテーマであるはずで、例によって左対左症候群の発作で大松を7番まで落とすわけですから、出るのは溜息ばかりです。
今日は見事すぎる軌道を描いてライトスタンドに吸い込まれていった福浦のホームランと、右打席からシャープに振り抜いてセンターに運んだ早坂の打撃、そして厳しい表情でセカンドベース上でたたずむ大松の姿、見るべき点はこれぐらいだったと思います。
あとは凡フライでも全力疾走をする井口で、甘いかもしれませんが打てなくても責める気になれないのは頑張っていることが分かるからで、腰が悪いとは言いながらも打席に立った以上は全力を尽くすべきだと、だらだらとした走りを見せたサブローには愚痴を言いたくなります。

プロ初黒星を喫した上野は、先日の小野のリプレイを見るかのような悪送球をしてしまいましたが、あまり気にすることはありません。
もちろんエラーをしたわけですから反省をしてもらわなければなりませんが、ピッチングとしてはあそこで代えられるようなものではありませんでしたし、同点の場面で起用をしながらあっさりと代えるといった情緒不安定なベンチを気にしていても仕方がないでしょう。
今できることを力一杯やる、今年はそれだけをテーマに自分を作り上げていって欲しいと思います。

さて明日は衆議院選挙の投票日、民主党が政権を獲ることは間違いないながらも報道をされている300議席以上になるのかが注目をされます。
日本人特有のバランス感覚が働くのか、東日本では雨のところもあるようですから、投票率がどうなるのかも鍵になるでしょう。
自公の関係者はその多くが民主党に投票をするであろう無党派層が投票所に足を運ばないよう雨乞いをしている、あるいは台風が急接近をすることを願っているかもしれません。
その雨模様の中で球場に足を運ぶ気合いが自分にあるのか、そんな自問自答をする日曜日にもなりそうです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 2 0 2 1 0 0 0 5 10

0

千葉ロッテ 1 0 0 3 0 0 0 0 0 4 7 1


◆8月29日(土) 千葉ロッテ-楽天19回戦(ロッテ10勝9敗、18時1分、千葉マリン、29,886人)
▽勝 グウィン 43試合3勝4敗4S
▽S 福盛 22試合5勝7S
▽敗 上野 11試合1勝1敗
▽本塁打 福浦3号(小山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、上野、伊藤、荻野―里崎
楽天 長谷部、小山、グウィン、川岸、有銘、福盛―中谷

 

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