オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

ご利用は計画的に

2009-08-19 23:57:13 | 千葉ロッテ

今日は午後からずっとトラブル対応をやっていたため、久しぶりにチケットを無駄にしました。
そういうときに限って競った試合をしているなと途中経過を横目で見ていたのですが、終わってみれば結局は完敗ですから、まあ微妙なところだったりします。

映像も見ていないので清水の調子がどうであったのかも未確認なのですが、7回を3失点と見るべきか、10安打と見るべきかで評価は変わってくると思います。
前者で言えば先発の責任をぎりぎりで果たしたとも言えますが、後者で言えば試合のペースを握れなかったと言ってよいでしょう。
これで4勝5敗と小林宏や渡辺俊ほどダメダメではないものの、かと言って信頼をして次を期待するほどの結果を残せていないことも確かで、ちょっと中途半端ではあります。
いずれにせよ2億4000万という年俸に見合っていないことは間違いありませんから、昨オフの契約交渉の失敗を球団にはしっかりと反省をしてもらわなければなりません。
赤字削減の大義名分を振りかざして久保を放出したことを悲しむロッテファンの気持ちを踏みにじるような無駄遣いを、私は許す気にはなれません。

その清水を8回の先頭打者にヒットを打たれたところで代えたように、今日は今年の継投を象徴するかのような投手リレーでした。
ビジョンが全く見えず、抑えているから次のイニングを任せて、それで打たれたら慌てて代えるという行き当たりばったりが続きます。
内をどういうポジションで使いたいのか、勝ち試合での方程式に組み込むのであれば今日は投げさせるべきではありませんし、負けていても競っている場面での起用を考えるとしても2イニング目は余計でした。
それもこれも伊藤や荻野の無駄遣いをするからこういった継投になるわけで、それは内が打たれたら川崎をつぎ込んだことにも通じます。
日替わり打順で打者が自分の立ち位置を見失っているのと同様で、中継ぎ投手も自分がどこまで投げるのかが分からない霧の中を歩んでいる気分でしょう。
攻撃では一か八か、継投では行き当たりばったりですから、消費者金融の謳い文句である「ご利用は計画的に」という言葉をバレンタイン監督には贈りたいと思います。

まあそれでも打たれた内には力不足を自覚してもらわなければ困りますし、またしても三振の数を越えることができないヒット数は打者にとっての反省点です。
早川のホームランはタイプとしては喜ばしいものではないながらもきっかけにして欲しいのですが、そのホームランでしか得点ができないことも今のチーム状態を象徴しています。
微妙な言い回しになりますが、途中交代となった井口の明日以降の処遇が何か新しい流れをもたらしてくれるのではないかと思いたくなるほど、期待すべきものが見えてきません。
あっさりと出番を失った神戸や、高木の代わりに昇格をしたのが川崎という現実が、残り試合が39もあるのかという溜息に繋がります。

しかし死に水を取るつもりでとことんつき合うと宣言をした以上は、こんなことでへこたれてはいられません。
たとえバレンタイン監督が就任前のチーム状態に現状復帰をした上で退去をするつもりであろうとも、最後までしっかりと見守っていくつもりです。
落ちるところまで落ちた方がよいとの思いを叶えるかのように最下位街道の独走への切符を手にしたチームが、今後どういった軌跡を描いていくのか、その中でも明日への光明をいくばくかでも見いだすことができるかなどを、しっかりと目を背けることなく追い続けていきたいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 1 0 0 0 2 0 3 6 13

0

千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 7 0


◆8月19日(水) 千葉ロッテ-オリックス17回戦(オリックス13勝4敗、18時15分、千葉マリン、16,374人)
▽勝 近藤 17試合7勝7敗
▽敗 清水 18試合4勝5敗
▽本塁打 早川1号(近藤)、坂口3号(内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水、内、川崎―里崎
オリックス 近藤、菊地原、加藤―鈴木

 

コメント (17)