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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

不都合な真実 《 カラー革命の背後にいたジョージ・ソロス――宮崎正弘 》

2025-04-23 | 04-歴史・文化・社会
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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結局、彼が、オープン・ソサエティを作り東欧の各地に大学作って若者を育てて、チューリップ革命だのビロード革命を、裏で手を引いて東ヨーロッパに介入し、東欧諸国をごっそりとNATO(北大西洋条約機構)に鞍替えさせた。しかもEUメンバーにほとんどなったでしょう。プーチンとしてはカリカリくるに決まっている。ソ連時代の勢力圏がみんな西側へ行ったんだから。ポーランドからチェコスロバキアまで!(その後、チェコとスロバキアに分裂し、後者はユーロに加盟)


◆カラー革命の背後にいたジョージ・ソロス

『市場の正体』f
( 宮崎正弘&馬渕睦夫、ビジネス社 (2016/3/5)、p85 )

【宮崎】 ジョージ・ソロス。この人は本当にアメリカの裏の外交をやっている。

バルト三国だって巨大な役割をしたのは結局ソロスです。ラトビアの首都であるリガに行くとアールヌーヴォという、とてつもない建築がたくさんあって、観光客はみんなね、上を向いて歩く街なんだけど、そのなかでいちばんピカピカのビルがソロスのビルで、「オープン・ソサエティ」の本拠地だった。

結局、彼が、オープン・ソサエティを作り東欧の各地に大学作って若者を育てて、チューリップ革命だのビロード革命を、裏で手を引いて東ヨーロッパに介入し、東欧諸国をごっそりとNATO(北大西洋条約機構)に鞍替えさせた。しかもEUメンバーにほとんどなったでしょう。プーチンとしてはカリカリくるに決まっている。ソ連時代の勢力圏がみんな西側へ行ったんだから。ポーランドからチェコスロバキアまで!(その後、チェコとスロバキアに分裂し、後者はユーロに加盟)

【馬渕】 先ほど2003年のグルジアから、反プーチンの東欧カラー革命が始まったと申し上げましたが、その主犯格がジョージ・ソロスです。主役はサアカシビリという当時のシュワルナゼ大統領を倒して大統領になった男。彼はウォールストリートの弁護士で、ソロスの弟子です。

【宮崎】 サアカシビリはウクライナ国籍を付与されて、15年の5月からウクライナの南部オデッサ州の知事をやっています。月給7百ドルだそうです(笑)。祖国ジョージアからは職権乱用や汚職容疑で訴追され、指名手配されている。

【馬渕】 いや、月給は少なくても裏金がたくさんあるんでしょうけどね。

【宮崎】 グルジアの初代大統領・ガムサフルジアは詩人で、暗殺されました。二代目のシュワルナゼ。シュワルナゼなんてソ連時代の外務大臣じゃないですか。三代目のサアカシビリになったら突然、極端な西寄りになった。

西側が絶対に武器援助してくれると期待して2008年に戦争(南オセチア紛争)を始めたらハシゴを外されて何の援助もない。

【馬渕】 当時はブッシュ政権でしたけど、いっさい支援しなかった。サアカシビリはブッシュにハシゴを外されて、メンツ丸潰れでしょう。あのときに仲介に走ったのが、当時EUの議長国フランスのサルコジだった。サルコジがロシアとグルジアの間を仲介してまとめたんですよ。したがって、アメリカの対応が今回のウクライナ危機とは大違いなんです。

ウクライナ危機、クリミア併合問題にしても、本来そういう仲介者が現れて、それでもうまくいかなかったら経済制裁というのが順序なのに、アメリカは仲介努力をすっ飛ばして、最初から経済制裁をロシアに課しました。その点も、今回のアメリカのやり方は違うなと、私は注意してみておりました。

アメリカ、いや端的にいってネオコンですが、その意図は、とにかくプーチンを追い詰め暴発させて引きずりおろすということを最初から決めていたという感じがしてなりません。
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