電脳筆写『 心超臨界 』

悲しみは二つの庭を仕切るただの壁にすぎない
( ハリール・ジブラーン )

悪魔の思想 《 加藤周一=売国奴の極み=「日本はソ連の従属国になるべきだ」/谷沢永一 》

2024-05-11 | 04-歴史・文化・社会
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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昭和56年、ソ連がまだ健在であった時に執筆されたソ連従属論には一片のおふざけもなく、文章を一貫する真面目な調子から見て、完全に本気で真剣であること疑いを容れる余地がありません。そして、はっきりと意識的に歴史上の事実を巧妙に隠蔽し、日本国民を欺きながら説得しようと、舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)(文辞をもてあそび、事実を曲げて書くこと)の努力を重ねています。このとき加藤周一はなにがなんでも読者を言いくるめようと努めていました。


『悪魔の思想』 「進歩的文化人」という名の国賊12人
( 谷沢永一、クレスト社 (1996/02)、p192 )
進歩的文化人の麻酔担当医・加藤周一(かとうしゅういち)への告発状
第8章 祖国をソ連に売り渡す“A級戦犯”

  加藤周一(かとうしゅういち)
  大正8年生れ。東京帝大卒。医学博士。イェール大教授、上智大教
  授を歴任。反日的言辞を振り回す「朝日文化人」の筆頭格。

  七つ下がりの雨はやまぬ、という譬(たと)えがあります。午後4時
  頃からしとしと降り出した雨が一晩中やまぬ場合が多いのと同じく、
  それまで堅物だった男が熟年に及んで始めた放蕩は止まらない、と
  いう意味です。加藤周一は根っからの左翼ではないのですが、中年
  に達して、俺様ほどの者を最高の世論指導者(オピニオン・リーダ
  ー)として崇拝しないとは、世の中、なんだか間違っとる、と怨み
  の情がこみあげてきたせいでしょうか、みるみるうちに反日的日本
  人への道を突っ走りました。

8-1 売国奴の極み――「日本はソ連の従属国になるべきだ」

わが国は共産主義ソ連の従属国になるべきだ、という聞く耳を疑わざるをえないほどの破天荒な提唱を、真正面から堂々と新聞紙上に公表した人物がいます。私の知るかぎり日本史上にもひじょうに珍しい、極端に卑屈な、売国奴の根性を丸出しにした発言でした。

戦後50年、共産主義ソ連を手放しで礼賛し、ソ連の言うこと為すことはすべて正しく立派であると、口をきわめて共産主義ソ連を褒めそやし謳歌した人は数えきれぬほどであります。しかしその人たちはせいぜいのところ、日本はソ連に見習うべきだと、あまり大声を出さず口ごもりながら言ったにすぎません。そして、わが国もできるだけ早く共産主義になったらいいなあと、いたって可憐な願いを控え目に唱えていたにとどまります。彼らは精神的にお百度を踏んで、共産主義という神様に手を合わせて、お祈りしている程度でした。

しかるに加藤周一だけは、そういう消極的なひっこみ思案の願望にとどまらず、大きく飛びだして跳躍して、今まで誰もそこまでは口にしなかった、従属論をとうとう持ちだしたのです。あるいはもともとこの人は、日本が大国に従属すればよいという空想を楽しむ性質(たち)の人なのかもしれません。ソ連従属論から14年経った時点で、すなわち、神聖な共産主義ソ連が崩壊するに及んでは、今度は従属の相手を別に求めなければなりません。従属どころか、いっそ併合してもらったらいいというのですから、話は究極まで突っ走ります。

  抜本的対策は日米が合体して日本が米国の州になることだな。日米
  摩擦はなくなり、大統領の選挙権も生じる。カタカナ米語の好きな
  皆さんは、国が二つになれば、うれしいでしょう。
                 (『朝日新聞』平成7年1月1日)

ただし、この語調はひじょうに冷笑的ですから、「カタカナ米語の好きな皆さん」という言い方で加藤周一がはなはだしく見下している日本国民を、思いきって皮肉るための反語であると、言い逃れを用意しているのかもしれません。そして、日米安保体制をあざ笑う意向がこめられているのでしょう。いずれにせよ、日米協調を佳(よ)しとしている日本人の全体を馬鹿にして、罵るための発言であることは間違いありません。

しかし昭和56年、ソ連がまだ健在であった時に執筆されたソ連従属論には一片のおふざけもなく、文章を一貫する真面目な調子から見て、完全に本気で真剣であること疑いを容れる余地がありません。そして、はっきりと意識的に歴史上の事実を巧妙に隠蔽し、日本国民を欺きながら説得しようと、舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)(文辞をもてあそび、事実を曲げて書くこと)の努力を重ねています。このとき加藤周一はなにがなんでも読者を言いくるめようと努めていました。

不遜な説教――「日本よ、フィンランドのようにあれかし」 へつづく
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