§4-4 戦後の戦争の敵の中にはスターリンの息のかかった共産主義者がいた
◆「進歩的文化人」という名の国賊《 竹内好——その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント) 》
いっとき共産主義者が唱えた迷文句に、「帝国主義国(自由経済諸国を指す)が核実験でまきちらす灰は黒く汚れているが、共産主義国が核実験で生みだす灰は白く清らかである」という抱腹絶倒の珍論がありました。しかるに竹内好は百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めて、アメリカやソ連が保有する核兵器は核戦争の可能性をはらんでいるが、北京政府が持つであろう核兵器は、これだけは例外的に格別に、核戦争を防ぐ力になる、と保証したわけです。
『悪魔の思想』 「進歩的文化人」という名の国賊12人
( 谷沢永一、クレスト社 (1996/02)、p213 )
日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好(たけうちよしみ)への告発状
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント)
竹内好(たけうちよしみ)
明治43年生まれ。東京帝大卒。専門は中国近代文学・慶大講師、
都立大教授を歴任。シナに仕える筋金入りの反日的日本人。昭和
52年没。
魯迅を論じたり訳したりしただけで、ただそれだけのけちくさい“
学識”で、シナの事は何でも知っているという顔をした鉄面皮な竹
内好は、3千年のシナ文明史をなにひとつ勉強していないのですか
ら、その劣等感(コンプレックス)の裏返しとして、現代シナをひた
すら持ち上げ神聖視する戦術に出ました。そして毛沢東政権のもと
シナは美しく立派な尊敬すべき国となっているのに反して、日本は
愚劣な卑しむべき国であると言い募る一点張りで通しました。
9-3 「中国の核兵器だけが核戦争を防ぐ」という倒錯
こういう極端な妄想を高々と掲げてみせるその隠された意図は、明瞭でしょう。すなわち、日本のシナに対する姿勢は戦争をしているのと同じほど理不尽である、と言い立てる論難です。悪いのはすべて悉く日本です。北京政府は気の毒な被害者です。哀れな被害者がわが身を守るためには、そりゃあもう何をしても許されるでしょう。
つまり、北京政府が核兵器を持つという措置は、他国がそれをあえてするのとはまったく違って、北京政府にかぎっては別格であり、それは讃えるべきすばらしい善なる行為なのです。
将来中国が核実験を行い、核兵器を現実に持つようになったとき、
それをどう使うかということは非常に問題です。アメリカとソヴエ
トは核兵器を独占することによって、他の国々を押えていこうとし
ているわけですが、ソヴエトが中国の核開発に対し援助していない
という状況で中国が独力で核兵器をもつようになれば、ある種の別
の使いかたをするのではないかと思います。国力のシンボルとして
の核兵器をもつことによって、共産陣営の中でソ連と対等になり、
同時にそれが世界の核戦争を防ぐ力になる。中国のいままでの経路
を延長して考えると当然そうなると思うのです。
(昭和63年3月『世界』〈討論〉「中ソ論争と現代」)
アメリカやソ連が、核兵器を持っていると、世界は不幸に核戦争の危険におびやかされるが、北京政府が核兵器を持てば、この場合は逆に「世界の核戦争を防ぐ力になる」のだそうです。なんとすばらしいことではありませんか。この論理からすれば、日本国民は北京政府ができるだけ強力な核兵器を持ってくれるよう、ひたすら祈って声援をおくらなければならぬことになります。
いっとき共産主義者が唱えた迷文句に、「帝国主義国(自由経済諸国を指す)が核実験でまきちらす灰は黒く汚れているが、共産主義国が核実験で生みだす灰は白く清らかである」という抱腹絶倒の珍論がありました。しかるに竹内好は百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めて、アメリカやソ連が保有する核兵器は核戦争の可能性をはらんでいるが、北京政府が持つであろう核兵器は、これだけは例外的に格別に、核戦争を防ぐ力になる、と保証したわけです。
竹内好のひそかに夢みるところ、アメリカもソ連も核兵器をすべて放棄し、北京政府だけが核兵器を持つ状態こそ望ましいのかもしれませんね。
◆「進歩的文化人」という名の国賊《 竹内好——その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント) 》
いっとき共産主義者が唱えた迷文句に、「帝国主義国(自由経済諸国を指す)が核実験でまきちらす灰は黒く汚れているが、共産主義国が核実験で生みだす灰は白く清らかである」という抱腹絶倒の珍論がありました。しかるに竹内好は百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めて、アメリカやソ連が保有する核兵器は核戦争の可能性をはらんでいるが、北京政府が持つであろう核兵器は、これだけは例外的に格別に、核戦争を防ぐ力になる、と保証したわけです。
『悪魔の思想』 「進歩的文化人」という名の国賊12人
( 谷沢永一、クレスト社 (1996/02)、p213 )
日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好(たけうちよしみ)への告発状
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント)
竹内好(たけうちよしみ)
明治43年生まれ。東京帝大卒。専門は中国近代文学・慶大講師、
都立大教授を歴任。シナに仕える筋金入りの反日的日本人。昭和
52年没。
魯迅を論じたり訳したりしただけで、ただそれだけのけちくさい“
学識”で、シナの事は何でも知っているという顔をした鉄面皮な竹
内好は、3千年のシナ文明史をなにひとつ勉強していないのですか
ら、その劣等感(コンプレックス)の裏返しとして、現代シナをひた
すら持ち上げ神聖視する戦術に出ました。そして毛沢東政権のもと
シナは美しく立派な尊敬すべき国となっているのに反して、日本は
愚劣な卑しむべき国であると言い募る一点張りで通しました。
9-3 「中国の核兵器だけが核戦争を防ぐ」という倒錯
こういう極端な妄想を高々と掲げてみせるその隠された意図は、明瞭でしょう。すなわち、日本のシナに対する姿勢は戦争をしているのと同じほど理不尽である、と言い立てる論難です。悪いのはすべて悉く日本です。北京政府は気の毒な被害者です。哀れな被害者がわが身を守るためには、そりゃあもう何をしても許されるでしょう。
つまり、北京政府が核兵器を持つという措置は、他国がそれをあえてするのとはまったく違って、北京政府にかぎっては別格であり、それは讃えるべきすばらしい善なる行為なのです。
将来中国が核実験を行い、核兵器を現実に持つようになったとき、
それをどう使うかということは非常に問題です。アメリカとソヴエ
トは核兵器を独占することによって、他の国々を押えていこうとし
ているわけですが、ソヴエトが中国の核開発に対し援助していない
という状況で中国が独力で核兵器をもつようになれば、ある種の別
の使いかたをするのではないかと思います。国力のシンボルとして
の核兵器をもつことによって、共産陣営の中でソ連と対等になり、
同時にそれが世界の核戦争を防ぐ力になる。中国のいままでの経路
を延長して考えると当然そうなると思うのです。
(昭和63年3月『世界』〈討論〉「中ソ論争と現代」)
アメリカやソ連が、核兵器を持っていると、世界は不幸に核戦争の危険におびやかされるが、北京政府が核兵器を持てば、この場合は逆に「世界の核戦争を防ぐ力になる」のだそうです。なんとすばらしいことではありませんか。この論理からすれば、日本国民は北京政府ができるだけ強力な核兵器を持ってくれるよう、ひたすら祈って声援をおくらなければならぬことになります。
いっとき共産主義者が唱えた迷文句に、「帝国主義国(自由経済諸国を指す)が核実験でまきちらす灰は黒く汚れているが、共産主義国が核実験で生みだす灰は白く清らかである」という抱腹絶倒の珍論がありました。しかるに竹内好は百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めて、アメリカやソ連が保有する核兵器は核戦争の可能性をはらんでいるが、北京政府が持つであろう核兵器は、これだけは例外的に格別に、核戦争を防ぐ力になる、と保証したわけです。
竹内好のひそかに夢みるところ、アメリカもソ連も核兵器をすべて放棄し、北京政府だけが核兵器を持つ状態こそ望ましいのかもしれませんね。