電脳筆写『 心超臨界 』

悲しみは二つの庭を仕切るただの壁にすぎない
( ハリール・ジブラーン )

仕事の目的は仕事をつづけること――マルロ・モーガン

2024-06-13 | 08-経済・企業・リーダーシップ
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
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「ミュータントにとって仕事は災難になっているようね。あなたがたが仕事をはじめたのは、人が自分の力で手に入れられる以上の品物を持ったり、自分の能力を発揮したり、お金を手に入れたりするためでしょう。でも今では仕事をつづけることが仕事の目的になっているのね。私たちにとってそれがふしぎでならないの。品物や人間は現実にあるものとして見えるんだけど、仕事は現実のものとは見えないから」


◆仕事の目的は仕事をつづけること

『ミュータント・メッセージ』
( マルロ・モーガン、角川書店 (1999/4/1)、p119 )
《ミュータント(突然変異体)とは、アボリジニが著者であるマルロ・モーガンにつけた呼び名であると同時に、いわゆる文明人と呼ばれる人類すべてを指す》

〈裁縫の名人〉は天然の蔓(つる)を歯でかみ切った。彼女の歯は使い込まれて半分の大きさにすりへっていた。彼女は繕い物から頭を上げて私に言った。「ミュータントの老けていくっていう考え方はとてもおもしろいのね。年をとったらできない仕事がある、役立つのに限度がある」

「役立つのに年は関係ないよ」だれかがつけ加えた。

「ミュータントにとって仕事は災難になっているようね。あなたがたが仕事をはじめたのは、人が自分の力で手に入れられる以上の品物を持ったり、自分の能力を発揮したり、お金を手に入れたりするためでしょう。でも今では仕事をつづけることが仕事の目的になっているのね。私たちにとってそれがふしぎでならないの。品物や人間は現実にあるものとして見えるんだけど、仕事は現実のものとは見えないから。仕事はアイデア、契約にすぎないのに、仕事の目的は仕事をつづけることにあるなんて。そういう考え方はとてもむずかしくてわからないわ」と彼女は言った。
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