電脳筆写『 心超臨界 』

才能ある者はだれも射ることのできない的を射抜く
天才はだれにも見えない的を射抜く
( ショーペンハウアー )

「緑の野」――デンマークを救ったダルガス親子の物語

2024-08-04 | 03-自己・信念・努力
明治44年に内村鑑三が「デンマルク国の話」と題して行った講演の中で紹介されたもので、のちに一冊の本にもなって広く知られるようになりました。これを読んで共感した人々の中には、デンマークに渡って、植林や農業の技術を学ぶ人もいました。 . . . 本文を読む

両辺を汚すことなかれ――道元禅師

2024-08-04 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
両辺とは便器の両側のこと。要するにトイレを汚すなとういうことです。だれにも見られないトイレの中で、このあたりまえのことをどう具体的に行ってゆくか?というと、そう簡単なことではありませんね。 . . . 本文を読む

成功をつかんだ運転手さん

2024-08-04 | 06-愛・家族・幸福
普段はバスに乗ることはありません。しかし、その日は孫と一緒にバスに乗りました。バスのドアが開くと、孫の手を引き、ステップを上がりました。乗車するのは私たちだけでしたので、すぐにドアが閉まりかけました。と、その時、ドアがまた開いたのです。どうしたのかと座席に腰をおろしかけながら見ていると、白いつえを持った人が立っていました。 . . . 本文を読む

日本が北方四島は日本の領土であるといってきた根拠をざっと述べておこう――上坂冬子さん

2024-08-04 | 04-歴史・文化・社会
1905年に日露戦争に勝った日本は、ポーツマス条約によって先に千島列島と交換した樺太の南半分を日本領として取り戻した。以後、敗戦まで樺太の南半分とカムチャッカ半島から北海道に至る一つながりの島々は、すべて日本領となっていたのである。この経緯で明らかな通り、くどいようだが北方四島が日本以外の領有だったことは歴史的にみて一度もない。 . . . 本文を読む

大江は、日本の天皇だけが世界における諸悪の根源なのだと宣言したに等しい――谷沢永一

2024-08-04 | 04-歴史・文化・社会
大江の講演でもうひとつ特徴的なことは、君主制あるいは国王というものに対しては、一切批判をしていないということである。現在でも、イギリスには王室があり、エリザベス女王が君臨している。オランダにも王室がある。世界中に国王や王室がある。 . . . 本文を読む

幸運にも文体が改善できたとひとり悦に入ることもあった――ベンジャミン・フランクリン

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
そのころ私は、『スペクテイター』の合本の一部をたまたま見つけた。買ってきてくりかえし読んだが、なかなか楽しい。文章が秀逸で、できることならまねをしたいものだと思った。そんな思惑で私は、中の数紙を選んで、センテンスごとの要旨をメモし、2、3日放置、そのあと原本を見ずにメモだけで新聞を完成させるということをやってみた。 . . . 本文を読む

甲殻類に当たる共通点は「全体主義(トータリタリアニズム)」ということである――渡部昇一教授

2024-08-04 | 04-歴史・文化・社会
「国家」というと固く厳めしく聞こえるが、「社会」と言うと柔らかく優しく聞こえるから奇妙だ。しかし実質は同じことである。ファシズムといい、ソーシャリズムといい、コミュニズムといっても、それらはいずれも同類なのである。それはちょうどカニ、エビ、ザリガニといったさまざまの種の差こそあれ、いずれも甲殻類と呼ばれるのと同じである。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 8月革命説――倉山満 》

2024-08-04 | 04-歴史・文化・社会
宮澤からしたら、ヴァイマール憲法がヒトラーの国民改革によって殺されたように、帝国憲法もGHQに殺された以上、それは「革命」なのです。何がすごいって、それをわかっていて、「革命のような素晴らしい状態が起きた」とプロパガンダしていることです。この場合のプロパガンダは、宣伝というより、「宣教」と訳した方がいいかもしれません。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中国の対外戦略は「超限戦」から「三戦」へ――黄文雄 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
とくに中国の工作活動については、「三戦」というものが基本になっている。日本の防衛省が2018年に発表した『平成30年版防衛白書』によれば、「三戦」を次のように説明している。中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」及び「法律戦」を軍の政治工作の項目に加えたほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 日刊新聞紙法――高橋洋一 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
新聞社の株式が譲渡されないということは、絶対に買収されない仕組みになっている、ともいえます。おまけに、その新聞社がテレビ局の株を保有している。『朝日新聞』はテレビ朝日、『読売新聞』は日本テレビというように系列でつながっており、テレビ局もまた同じようにオーナーの顔色を窺い、ガバナンスが利かなくなる。新聞社を頂点とした系列支配に貫かれた日本の大手メディアは既得権の塊になっており、手の施しようがありません。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 新聞に書かれているのは一次情報ではない――高橋洋一 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
情報はウェブで公開すれば国民に直接、伝わります。公開できない情報は記者にもいわないので、記者の存在はとくに関係ありません。筆者もウェブのおかげで、記者のためにわざわざ文書を書かずに済み、仕事上、必要な他省庁や他部署の公文書も簡単にインターネットで入手できるようになりました。担当者は翌日の紙面に自分の書いた文章がそのまま記事になっているのを見て、「新聞記者は小鳥(並みの)脳」と陰口を叩いていました。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「盾」は「剣」ではない戦いの現実——ジェイソン・モーガン 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
「台湾有事」とか「わが国の安全保障」などは、盾だけ、つまり防衛だけで解決できない。攻撃は最大の防御とも言う。「攻める」ことを論議さえせず、目を背けてはならない。東アジアをはじめ全世界の安全を脅かしている敵の戦争できる機能をなくすことが求められている。本当に台湾と日本を守るつもりであれば、大きな剣を帯びて戦う準備を本気にやろう。アテネの戦没者の幽霊が今生きている日本人に言っている…。盾だけでは、東アジアの平和を守ることができない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 その時モンデール駐日大使は、安保条約によるアメリカ軍の出動はないと答えた――石原慎太郎 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
かつて香港の活動家と称する、実は一部軍人が政府の意向に沿って民間船を使って尖閣に上陸し中国の国旗を掲げたことがありましたが、一方同時に沖縄本島ではアメリカ海兵隊の黒人兵3人が小学校5年生の女の子を強姦し県民が激怒する事件が重ねて起こりました。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 世紀の愚将・山本五十六——倉山満 》

2024-08-04 | 04-歴史・文化・社会
1941年12月8日、山本五十六が率いる帝国海軍連合艦隊は真珠湾を攻撃しました。事前に敵に察知された場合は非常に危険な作戦なので軍令部は反対でしたが、それを押し切って山本の主張が通りました。奇襲そのものは成功し、アメリカ軍の艦艇や航空機に大損害を与えました。もともと帝国海軍はそれまでの40年間、日米もし戦わば、フィリピンを落としてそこで待ち構え、太平洋をはるばる横断してやってくる米海軍を迎え撃つのが基本戦略でした。 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 新しい運動モデルの開発――藤岡信勝 》

2024-08-04 | 05-真相・背景・経緯
慰安婦問題を使った反日運動で独創的な点は、相手国の「被害者」を探し出し、原告に仕立て上げて日本国家に対して訴訟を起こさせる、という運動モデルを開発したことである。この運動モデルでは、日本帝国主義・軍国主義の「被害者」を地の果てまでも出かけて探し出し、何ら訴訟など考えもしなかった当事者に、原告になるよう依頼・説得し、訴訟を通じて「事実」をつくり出すという点にある。 . . . 本文を読む