電脳筆写『 心超臨界 』

人は経験に比例して賢くなるのではない
経験に対する対応力に比例して賢くなるのだ
( ジョージ・バーナード・ショー )

伊勢守は、通りかかった一人の禅僧に、ちょっとその衣を拝借したいと頼んだ――鈴木大拙師

2024-08-18 | 05-真相・背景・経緯
ある日、上泉伊勢守が、山間の僻村を通りかかった時、村人の騒いでいるのを見た。自暴自棄になった咎人(とがにん)が村の子供を引っさらって一軒家に逃込んだ。村人が彼を捕えるかまたは害を加えんとするならば、彼はその犠牲(いけにえ)を殺そうと脅していた。 . . . 本文を読む

かつて石鹸のセールスマンで自分を批判して欲しがった男――E・H・リトル

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
私は石鹸を売りつけにきたのではありません。あなたのご批判とご意見をうかがいたいのです。さっき石鹸を売り込もうとしたとき、私がどんなヘマをしたのか、それを教えてください。あなたは私よりもはるかに経験がおありだし、成功していらっしゃるのだから、遠慮なく思いきり批判してください。 . . . 本文を読む

「形の場」による「形の共鳴」――シェルドレイクの仮説

2024-08-18 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
現在自然に存在する生物の特徴的な形と行動、また物理的、化学的なあらゆるシステムの形態は、過去に存在した同じような形態の存在の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する。それは「形の場」による「形の共鳴」とも呼ばれるべきプロセスによっている……。 . . . 本文を読む

正力松太郎は百戦錬磨の後藤のこの言葉に感激し、「風評」の打ち消し役に徹した――工藤美代子

2024-08-18 | 04-歴史・文化・社会
「正力君、朝鮮人の暴動があったことは事実だし、自分は知らないわけではない。だがな、このまま自警団に任せて力で押し潰せは、彼らとてそのまま引き下がらないだろう。必ずその報復がくる。報復の矢先が万が一にも御上に向けられるようなことがあったら、腹を切ったくらいでは済まされない。だからここは、自警団には気の毒だが、引いてもらう。ねぎらいはするつもりだがね」(後藤新平) . . . 本文を読む

わたしは、「学歴がない者を見下している」という批判を受けました――ひろさちや

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
小学校しか出ていない者が総理大臣になれるのなら、東大や京大などつぶしてしまうべきだ。世界に出しても恥ずかしくない政治家をつくろうとして、国家はそうした大学に法学部を設けたのだから、そこから総理が出なくなって、小学校出が総理になれるのだったら、もはや大学なんてつぶしたほうがいい。 . . . 本文を読む

それでも桃の花は美しく咲く――松原泰道禅師

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
この句の前に「人面不知何処去」(人面(じんめん)は知らず何(いず)れの処(ところ)にか去る)という句があって、対句となっています。去年会った人は、もうどこかへ去ってしまって、そのゆくえは杳(よう)としてわからないけれども、桃の花は、今年も去年と同じように、春風に微笑むがごとく美しく咲いているという意味です。一応この句は、「世の中の人間は変わるけれども、自然は少しも変わらない」と解釈できます。 . . . 本文を読む

売れる作家の特徴って、その人が人間が好きだということです――美内すずえ

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
手塚先生は戦争体験されたこともあって、命をものすごく大切に描かれました。手塚先生の作品を読むことで人間として大事なことは何なのかをしっかりと教育されたような気がします。命は本当に大事なんだよ、お金や物よりも愛や友情のほうが大事なんだよということが、手塚作品を通して私の人生観になったところはあります。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 郁子を追い込んだ連中を私は一生、許さないっ――松田昌士 》

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
国鉄時代、私は常に主力組合であった国鉄労働組合(国労)と真っ向から対峙(たいじ)した。分割・民営化の信念を掲げ、これを曲げることもなかった。当然、私への風当たりはきつくなり、それは家族にも及んでいた。陰に陽に寄せられる様々な苦情、いやがらせ。国労関係者だけでなく、彼らと連帯を組む勢力が入れ代わり立ち代り、妻や3人の子供たちに圧力をかけていた。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 中国撤退のジレンマ――渡邉哲也 》

2024-08-18 | 05-真相・背景・経緯
中国では、外資系企業は単独では会社を設立できない。必ず中国企業との合弁会社をつくるかたちで起業することが求められるため、撤退する際にすべて合弁先に奪われることが多いわけです。そのため、取締役会に中国側役員が最低1人含まれるわけです。そして、会社の生産や撤退などは全員合意が必要、また、合弁先の中国企業には取締役会の上に中国共産党支部がある形で、事実上、中国共産党の指示で動いているわけです。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 反戦論とはいえない昔の反戦論――西尾幹二 》

2024-08-18 | 04-歴史・文化・社会
歴史上の戦争は教科書ではどの戦争もその原因がまったく把握されていない。残虐で悪い人間がたくさんいたから戦争が起こったのだ、というくらいにしか読めない。そして今のこの時代にも残虐で悪い人間がたくさんいるからみんなでそれを叩き潰そうと、歴史教教科書は公民倫理の本になり代わって叫んでいる。そこには昔の人間が何を恐れ、何から必死に逃れようとしたかが書かれていない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 経済制裁は平和的手段ではない――西尾幹二 》

2024-08-18 | 05-真相・背景・経緯
経済制裁、経済封鎖が戦争行為であるとしたら、日本は北朝鮮に対してすでに「宣戦布告」をしているに等しいのではないか。北朝鮮がいきなりノドンを撃ち込んできても、かつての日本のように、自分たちは「自衛戦争」をしているのだと言い得る根拠をすでに与えてしまっているのではないか。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 露疑惑のトリック――小森義久 》

2024-08-18 | 05-真相・背景・経緯
「16年の大統領選ではトランプ陣営がロシア政府機関と共謀し米国民の票を不当に操作した」とする疑惑は実は民主党のヒラリー・クリントン元国務長官の陣営がそのための「推測と物語」を創作した産物だったというのだ。この衝撃的な展開を明らかにしたのは連邦政府のジョン・ダラーム特別検察官の捜査だった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 郵便貯金と簡保マネー開放――堤未果 》

2024-08-18 | 05-真相・背景・経緯
アメリカからの指示を受けた竹中郵政民営化担当大臣はしっかりとその期待に応え、それまで誰も手をつけなかった郵政民営化は、小泉政権下であっさりと実施された。それまで安全な日本国債で日本国民のお金を運用していたゆうちょ銀行は、米系企業の株式や債券に投資する比率をどんどん上げ始め、ゴールドマン・サックスの勧めるリスク商品に投資するようになった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 盧溝橋事件の「犯人」は中国共産党――藤岡信勝 》

2024-08-18 | 04-歴史・文化・社会
日本の侵略など絶対にありえないことは、客観的な事実から明らかです。先に述べたように、日本軍の兵力は5600でしたが、宋哲元の率いる第29軍は15万の軍勢(ぐんぜい)でした。「15万」対「5600」という力関係です。いわば、日本軍は中国の大部隊に取り囲まれていたわけです。そんな十倍もの相手にこちらから戦いを仕かけるなどという無謀なことはありえないのです。 . . . 本文を読む

従軍慰安婦という嘘 《 「慰安婦強制連行説」は論理的でない――マイケル・ヨン 》

2024-08-18 | 04-歴史・文化・社会
慰安婦問題の分析を進める米国人ジャーナリスト、マイケル・ヨン氏はこのほど産経新聞のインタビューに答え、旧日本軍や官憲による慰安婦強制連行説について「論理的でない」と批判した。また、安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話をめぐり、「謝罪」の盛り込みを求める意見には「第二次世界大戦をいつまでも引きずっていてはいけない」と反論した。 . . . 本文を読む