電脳筆写『心超臨界』へようこそ！
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう！
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️：https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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私は、この生の軽やかな踊りと笑いを、大乗仏教に見出すものである。空海はもちろん、道元や、日蓮や、親鸞の中にも、この歓喜と恍惚にみちた生の軽やかな踊りと笑があるのである。仏教は葬式と結びつくことによって、この生の踊りと笑いを忘れている。私は、まず仏教者が、こういう生の無邪気な踊りの踊り手であり、他意のない笑の笑い手でなくてはならぬと思うのである。
◆生の軽やかな踊りと笑いを大乗仏教に見出す――梅原 猛
『哲学する心』
（ 梅原 猛、講談社 (2002/4/10)、p156 ）
私は、仏教的人間とは、心に大きな喜びをもつ人間だと思う。この大生命への歓喜、法悦という言葉は少しきどりすぎるのである。メシを食べるとき心からおいしく思い、女を抱くときは心から喜び、真実のことをひとと語り合うときは、心から笑い、人生の喜びを認めるところに、私は仏教的な人生があると思う。
ニーチェは、キリストを批判して、つぎのようにいった。汝イエスよ。おまえは若くして死んだ。それゆえ、おまえの中には、青白い青年の苦悩と憂鬱がある。おまえがもっと長生きをしたら、おまえは生の歓喜と恍惚を学ぶであろう。しかし、おまえは不幸にして若死にした。おまえは、生の軽やかな踊りと笑いを知らずして死んだ。
私は、この生の軽やかな踊りと笑いを、大乗仏教に見出すものである。空海はもちろん、道元や、日蓮や、親鸞の中にも、この歓喜と恍惚にみちた生の軽やかな踊りと笑があるのである。仏教は葬式と結びつくことによって、この生の踊りと笑いを忘れている。私は、まず仏教者が、こういう生の無邪気な踊りの踊り手であり、他意のない笑の笑い手でなくてはならぬと思うのである。
血を流しているイエス・キリストを信仰するキリスト教は、ニーチェのいうように、どこかに生に対する否定の心がある。どこかに、残酷な心がある。けれど、仏教は、とくに大乗仏教には、深い叡智（えいち）にみちた生の肯定がある。
あらゆる神々のなかで、私はこの自然の大生命の神こそ、もっとも信じやすい神であるかにみえる。その中にある不可思議な生命の力、しかも、それは、たんにその中にあるのみではなく、大宇宙の生きとし生けるものとつらなっている。それは時間的には悠久の過去へとのびると同時に、永遠の未来へと向かっている。そして空間的にも、それは、あらゆる生命とつながっている。
多くの人間の中には、われわれと同じ喜びや悲しみや、怒りとおそれがある。人間ばかりか、すべての生きとし生けるものは、われわれと同じような、生と死、愛と憎しみのリズムをもっているはずである。この生きとし生けるものの生命をあわれめというのが、私は慈悲の思想であるように思われる。
われわれとまったく別な人間をわれわれは愛するのではない。すべての生きるものの中には、われわれと同じ生命が宿っているのである。われわれは、われわれの中にある生命をいつくしむように、われわれと同じ生命を生きているすべての生きとし生けるものをあわれむのである。ここに私は、慈悲というものとたんなる愛のちがいとをみるのである。別なものを愛するのではない。本来、わが命も他人の命も同じものである。同じものを愛するのはまったく自然なことである。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう！
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️：https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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私は、この生の軽やかな踊りと笑いを、大乗仏教に見出すものである。空海はもちろん、道元や、日蓮や、親鸞の中にも、この歓喜と恍惚にみちた生の軽やかな踊りと笑があるのである。仏教は葬式と結びつくことによって、この生の踊りと笑いを忘れている。私は、まず仏教者が、こういう生の無邪気な踊りの踊り手であり、他意のない笑の笑い手でなくてはならぬと思うのである。
◆生の軽やかな踊りと笑いを大乗仏教に見出す――梅原 猛
『哲学する心』
（ 梅原 猛、講談社 (2002/4/10)、p156 ）
私は、仏教的人間とは、心に大きな喜びをもつ人間だと思う。この大生命への歓喜、法悦という言葉は少しきどりすぎるのである。メシを食べるとき心からおいしく思い、女を抱くときは心から喜び、真実のことをひとと語り合うときは、心から笑い、人生の喜びを認めるところに、私は仏教的な人生があると思う。
ニーチェは、キリストを批判して、つぎのようにいった。汝イエスよ。おまえは若くして死んだ。それゆえ、おまえの中には、青白い青年の苦悩と憂鬱がある。おまえがもっと長生きをしたら、おまえは生の歓喜と恍惚を学ぶであろう。しかし、おまえは不幸にして若死にした。おまえは、生の軽やかな踊りと笑いを知らずして死んだ。
私は、この生の軽やかな踊りと笑いを、大乗仏教に見出すものである。空海はもちろん、道元や、日蓮や、親鸞の中にも、この歓喜と恍惚にみちた生の軽やかな踊りと笑があるのである。仏教は葬式と結びつくことによって、この生の踊りと笑いを忘れている。私は、まず仏教者が、こういう生の無邪気な踊りの踊り手であり、他意のない笑の笑い手でなくてはならぬと思うのである。
血を流しているイエス・キリストを信仰するキリスト教は、ニーチェのいうように、どこかに生に対する否定の心がある。どこかに、残酷な心がある。けれど、仏教は、とくに大乗仏教には、深い叡智（えいち）にみちた生の肯定がある。
あらゆる神々のなかで、私はこの自然の大生命の神こそ、もっとも信じやすい神であるかにみえる。その中にある不可思議な生命の力、しかも、それは、たんにその中にあるのみではなく、大宇宙の生きとし生けるものとつらなっている。それは時間的には悠久の過去へとのびると同時に、永遠の未来へと向かっている。そして空間的にも、それは、あらゆる生命とつながっている。
多くの人間の中には、われわれと同じ喜びや悲しみや、怒りとおそれがある。人間ばかりか、すべての生きとし生けるものは、われわれと同じような、生と死、愛と憎しみのリズムをもっているはずである。この生きとし生けるものの生命をあわれめというのが、私は慈悲の思想であるように思われる。
われわれとまったく別な人間をわれわれは愛するのではない。すべての生きるものの中には、われわれと同じ生命が宿っているのである。われわれは、われわれの中にある生命をいつくしむように、われわれと同じ生命を生きているすべての生きとし生けるものをあわれむのである。ここに私は、慈悲というものとたんなる愛のちがいとをみるのである。別なものを愛するのではない。本来、わが命も他人の命も同じものである。同じものを愛するのはまったく自然なことである。
