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~ロング&ワインディングロードな人生、少し長いスパン
から人生を眺めてみよう!~
ライフ・フローセッション 始めます!
オーラソーマセッションでは4本のボトルを選ぶことから
始まります。
1回のセッションではその4本のボトルについてリーディング
しますが、この「ライフ・フローセッション」では、
過去に自分が選んだボトルたちからの流れをずっと見て行きます。
☆セッションに当たって必要となるもの
過去1年(あるいはそれ以上)において選んだ自分のボトルの
控え・・・3回分以上
60miniセッション(ボトルは付きません)
?些々羅にて3回以上の選んだボトル控えをお持ちの方
→\3500
?他サロンの控えをお持ちの方
→\5000
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少し前に、テレビでハウステンボスを奇跡のV字回復に導いた澤田秀雄氏についての特集を行っていてつい引き込まれて見ていました。
澤田氏は、格安海外旅行ツアーのH.I.Sの初代社長であり、今はそれを退き、2010年にハウステンボスの社長に就任しました。
そしてそれまで開業以来1度たりとも黒字になることのなかったハウステンボスをわずか半年で黒字体質へと転換させてしまったのです。
いまや、ビジネス雑誌で澤田氏が取り上げられない日はない、というほどの注目人物なのです。
皆さんご存知のように、ハウステンボスは「西のディズニーランド」として1992年に長崎県佐世保市にオープンしました。
私も開業当時両親と一緒に旅行に行った覚えがあります。
それからずいぶん経ってですが、前の会社のとき社員旅行でも1度行きました。
そのときの印象はどちらも、「ふぅん・・・ 悪くはないけれど・・ 楽しくもないな。ここは“訪れる”というよりは、“この近辺に居を構えている”人たちのためのオトナの施設なのかな。」という感想でした。
実際、オランダを模した町並みを再現するように、園内には分譲型の家も売られていたと思います。(それは今どうなったのか・・)
澤田氏は就任してすぐにこう思ったそうです。
「ディズニーランドがやることは一切うちはやらない、ということにしよう。」と。
というのは、ディズニーランドとハウステンボスは比較されることが多くて、実際にオープン当事は自らが「西のディズニーランド」なんて吹聴しちゃったからいけないんですが、澤田氏は、
「ディズニーランドの半径50kmの商圏人口は370万人もいるんですよ。それに比べてハウステンボスは17万人。(ちょっとこの数字はうろ覚え。違っているかも・・ まぁ、ディズニーよりうんと少ないというだけの話にしといてください。) これで同じことをやっていて、人が来るわけがない。資金力もイベントやアトラクションにかけられるお金も違う。だったらディズニーをお手本にしようとしたり、真似しようとするのは一切やめよう。」と思ったそうなんです。
なるほど。
ごもっとも。
でも、そんな澤田氏でも、じゃあ、どうやってお客を呼べばいいの?と考えたとき、最初は失敗したそうです。
「もっと来てもらうために、入場料を安くしよう。」と考え、今までよりずいぶん値下げしたんだそうですが、いっこうにお客さんはやってこなかった。
そこで澤田氏はすぐに気づきます。
「あたりまえだな! 中身が何にも変わっていないのにただ値段を下げたってお客さんがやってくるはずはない。お客さんは“面白くない、楽しくない”から来なかっただけで、値段を下げたら面白くなるか、楽しくなるかって言ったらならないわけだからな。」ということに。
わたくし、これにはがぁ~~~ん!!とハンマーで頭を殴られたような気がしました。
“面白ければ、楽しければ、人はやってくる”
この単純な論理にどうして気付かなかったのだろう、と自分で自分をバカバカと殴りたくなりました。
オーラソーマのコンサルテーションをおススメしても、
「だって・・ オーラソーマって高いでしょ。」と言われることがこれまでまま、ありました。
「1万円あったら、美容院(※ここがマッサージになることもあります。)行けるものねぇ。」と言われたこともあります。
それをこれまで私は真に受けすぎていた。
岐阜では物質的なものでないことに1万円を出す、というのは大変なことなのかなぁ、無理なのかなぁ、と。
だけどここで仮に岐阜の世帯収入から、可処分所得を割り出し、「うん! いくらなら使えるはずだな!」なんてその値段設定にしたって、やっぱり来ないものは来ない、という当たり前のことに気付いたってわけです。
考えてみれば、自分だって誰かに行きたくもない場所、興味もないことに誘われてそれを断るとき、
「だって、私はそれに興味がないから。」とか、
「なぁに、それ? 全然楽しそうじゃないわね。だから行かない。」なんて言い方はさすがに出来なかった。
一番多い言い訳が、
「ちょっと今月厳しいから・・」というお金の問題にする事でした。
確かにお金の問題は、ある。
けれど、どうしてもそれ、やってみたい!とか思えば何とかするものだ。(それにしたって限度ってものはありますけれどね。)
「オーラソーマって高いでしょ。」って言われたときに、
「あぁ、やっぱりそう思うんだ・・ 岐阜ってまだまだだな。土地や家賃は安いけれど、誰も来なきゃ意味ないしなぁ。それに比べたら東京はいいなぁ。マーケットが大きいから。家賃も高いかもしれないけれど、どうやって人を集めればいいの?なんて苦労もしなくてもいいに違いない。」なんて、勝手に東京を妬んだりしていました。
ハウステンボスの澤田社長は、入場料を値下げしても何ら改善にはならなかった轍を踏まえ、「もっと楽しくて、何度でも来たくなる園にしよう!」とイベントや何らかの企画を毎週というレベルで目白押しにしました。
そこからです。
ハウステンボスのV字回復が始まったのは。
やっぱり企画力だよなぁ、と思いました。
企画してそれでお客さまに来てもらいたい、とそれをまた告知するということは、ある意味、自分がどういう方向に行きたいと思っているのか、何をやりたいと思っているのかという意思表示をすることにもつながりますからね。
そうすれば、ただ、なんかやってるぅ、というだけでなく、共感者を呼ぶこともできるでしょう。
最後に1つ。
私が考えさせられるなぁ、おもしろいなぁ、と思ったことは、
「オリジナリティあふれ、人から認められる存在になるためには、最初からオリジナリティを目指すのではなく、何か対象を決めて具体的な目標を掲げたほうが、結果的にオリジナルな存在になることができる。」ということです。
これは、0からのスタートではなく、マイナスからのスタートの場合に特に有効な手立てなのかもしれませんが、このハウステンボスの場合も、
1.ディズニーランドがやることはうちはやらない。
2.オランダへのこだわりを捨てる。
としたことから社員の士気もあがり、V時路線を歩み始めます。
でもこれは考えてみれば、何を言っているのか、何をやりたいのか、はっきりとした方向性を実は打ち出してはいないんですよね。
「ディズニーランドがやっていること以外のもの」「オランダっぽくないすべてのこと」というのは、世の中に無限にありすぎて、何を目指したらいいのかさっぱりポイントを示していません。
けれども、これまで18年間も「赤字」という泥水を飲んできた社員たちにとっては、
「これまでディズニー、ディズニーと言われてきたかもしれないけれど、そんなもの全部やらなくていいんだよ。」
「オランダを外したら何が残る、って思うかもしれないけれどそれでいいんだ。」
と言われたことがものすごく嬉しかったに違いありません。
これは常に数字を残し、数字で判断されるという経営の世界だからかもしれませんが、時に私たちは自分自身を見失いそうになったり、どういう方向に進むべきなのかで苦しんだりしたときには、これまでこだわってきたタガを全部外して、
「○○を目指す必要なんてない。」
「○○にこだわる必要なんてない。」
と考え、これまでやってきたことを全部やめてみることから、自分のアイデンティティを初めて見つけ出せそうな気がする、ってこともありそうな気がします。
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