「最後の」と言いましても、何もパステルアートを描いたり、このブログにupしたりするのがこれで最後だ、という意味ではありません。
準インストラクター取得ための講座として出席するのが、先日27日が最後でした、という意味なんです。
この日は私がご無理を言って先生にお願いしたので、先生のサロンにお邪魔して、私ひとりだけで講座を開講していただきました。
いつものように最初に精油を選んで、瞑想をしました。
この日私が選んだ精油は「シダーウッド」でした。
その精油を選んで瞑想をすると、すぐに私の目の前に厳寒の地で雪が降り積もるなか、すっくと立つ杉のようなまっすぐな幹の針葉樹がヴィジュアルで浮かびました。
私はてっきりシダーウッドとは、むしろ熱帯地方に見られる「シダ類」かと思っていたので、自分がこういうヴィジュアルを思い浮かべたのは、季節柄かなぁ、と思っていました。
しかし、あとで聞くとびっくり。
シダーウッドとはまさにアトラスシダー、ヒマラヤシダーなどの種類がある、寒いところで成育する幹が30メートルほどにもなる木の種類だったのです。
あとで図鑑で調べてみましたが、その葉の形状もまさに私が瞑想のときに浮かんだビジュアルとそっくり!
恐るべし、精油の力。
さて、この日は、準インストラクター申し込みのために必要な3枚の課題の絵があったので、それを描きました。
テーマが「創生」「郷愁の香り」「私の好きな曲」です。
先生からは、「何か自分の好きなCDを持ってきて」と言われていました。
私が持っていったのは、宇宙語で歌われている「ハールリキーア」というCD。
宇宙語!?ってびっくりするでしょう?
これは、ある方がヒプノセラピーを行っていたところ、突然、宇宙の存在とのチャネリングが始まってしまい、高次の存在であるサーキュラーとのコンタクトが始まりました。そのことをいろんなチャネラーやサイキック、セラピストに相談したところ、どの方も異口同音にサーキュラーは宇宙の高次元のマスターであり、愛と大切なメッセージを伝えているので、このまま広めてほしい、と言われたそうです。
その方とヒーリング音楽の制作を手がけていたところがまた出会って、このCDが出来たとのことでした。
宇宙語と言っても、高周波でピーチクパーチク言っている感じではありません。
確かにアジアでも中近東でも欧米でもない、そのどれもに似ていない言語なのですが、とても癒されます。
はじめの曲が「ソスティーマミーウ」という言葉で始まるのですが、その澄んだ歌声は何かに語りかけるようでもあり、かといって押し付けがましく主張するのでもなく、何かしら根源、コアのようなものに響いてきます。 この日、私はこのCDを聞いていて、遠く宇宙から私たちの住むこの地球を見たら、お花畑のような存在だったらいいな、と思って、1枚目の課題、「私の好きな曲」からイメージしたものを「地球はお花畑」として描きました。
ほら、よく臨死体験した人があっちの世界はお花畑だった、って言うじゃありませんか・・
だから、魂だけの高次の世界というのはお花畑にいつもいるようなものなのかな、と思いまして・・
それから2枚目にはこのイメージから引き続き、「創生」とは「宇宙のはじまり」だよな、と思いました。
すべてのはじまりは「波動」だといいますから、宇宙の暗闇に何もないところから、昔お父さんがたばこの煙で輪っかを作って見せてくれたように、ぽっかりと何かが生まれ、その波動がどんどんどんどん広がって、また別のところで起こっている波動とぶつかりあって、そこでまた違うものが生まれていく・・というようなものをイメージしました。
そうして描いたのがこちらです。
私は、視覚派の人間だからか、とくに懐かしいと感じる香りはありません。
あえて言えば、土の香りかな、と思いました。
それも土の香りそのものが懐かしいのではなく、これも視覚の記憶からきたことなのですが、私は小さい頃、名古屋の南区に住んでいました。
その家は、貧しいながらも、昔の日本家屋の多くのつくりがそうであったように、縁側があり中庭がありました。
中庭といっても粗末なもので、ただの赤土むきだしなだけの場所です。
現代においては庭があるような家は、芝生を植えたり、花壇をつくったり、そしてそれをイングリッシュ・ガーデン風にしたり、と色々と手を加えるのでしょうが、昔の庭なんてただ雑草が生え放題なだけでした。
でも、私はその縁側と中庭が大好きで、そこで大きなたらいで行水を浴びたりしていました。
排水もきちんとしていなかったと思います。
水を流せば、赤土は粘土状になります。
乾けば、また元のとおりになり、固まります。
さらさらとした砂のような土ではありませんでしたが、私はそのように濡れてぐちゃぐちゃになった土や乾いた土の庭と親しみました。
絵は手に触れているものが土だとわかるように、ちょっと砂風にサラサラな感じで描きましたが、実際にはもっと固いものでした。
さて、この3枚を描いてみて、先生に言われたことが、「今日もまた一段と宇宙っぽいね~」でした。
そして、いかにシダーウッドのメッセージを受けて描いていたか、ということです。
シダーウッドとは、昔、エジプトでミイラを作るときに使われていた、というぐらい神聖で、防腐剤の効果もある精油だそうです。
そして旧約聖書の頃には、山岳地帯にはシダーウッドがよく生えていて、人々はシダーウッドの森に入り、そこでキャンプを張り、木のオーラに包まれて、祈りながら過ごし、自らを慰め、癒したそうです。
それほどシダーウッドは霊的なパワーを持ち、尊厳と気高さのシンボルとされていたのです。
ロイヤルブルーをやけに使いたくて仕方がなかったこの日の私。
ロイヤルブルーは第三の目のあたりに対応した色であり、夜の空を象徴する色です。
そこから宇宙へとイメージを広げ、シダーウッドのウッディな香りから土のことを想起したともいえます。
このあと、私はなぜか、崖の上のようなところで、誰も一般市民は近づくことのできないような場所でひっそりと俗世間とのかかわりをたち、生きている修道院を想起したりもしました。
そこにいる修道女たちが着ているローブは、ロイヤルブルーです。
このこともつながっていたのだな、と思いました。
この3枚は、協会へ提出し、戻っては来ないものとなるので、いつものように家へ持ち帰ったものを改めて写真にとったものではなく、先生のお宅の落ち着く間接照明のなかで撮らせていただいたので、ちょっと実際に描いた色とは違って見えるかもしれません。若干、高い位置に貼ってあったものを下から写したので、ピントも合っていませんがご了承ください。
さて、これで私は12月にパステルアートの技術をさらに磨く講習に出かけ、来年からはワークショップなどで皆さんと一緒にパステルアートを楽しみたいと思っています。
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