ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

味さえよければいい?

2019-09-13 09:01:12 | 接客
<neW !>

   「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
                          リリース!  
   「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
   それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。

   今だけの特典あり!
   是非こちらをご覧下さい。

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<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中!  参加費:¥15000(税込)
      ※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000

STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
9/14(土)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
9/16(月・祝)10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席 
10/11(金)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席 
 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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友人とランチに行きました。
そのお店は少し辺鄙なところにあるにもかかわらず、とても流行っていました。
ランチの開店直後から駐車場に入れるのに苦慮したくらいですから、その時点でもはやいかに流行っている店か知れるというものです。
席に案内され、メニューを決め、さてどんなお料理なんだろう、と楽しみにしていました。(私たちにとっては初めてのお店でしたので)



最初の前菜の盛り合わせが運ばれてきました。
すると、運んできたホール係が、私たちがまだテーブルにセッティングしてあるナプキンを膝元にとってもいないというのに、友人のそのテーブルのナプキンの上にドンと前菜のお皿を置きました。
友人は「えっ」という顔をして、仕方がなさそうにそのお皿の下からナプキンを引きずり出していました。
今度は私の皿を置こうとしたときに、乱暴に置くものだから、4点ほど盛り付けてあったお料理が、皿のはしっこにずりっとズレました。
いちおう、
「あ、すみません」
とは言いましたけど、そのままでした。
そのままで
「ではお料理の説明をいたします」
と言ってたった今覚えてきたばかりのものを早くしゃべらないと忘れちゃうから、という感じで一気に吐き出すようにして去っていきました。
これはもう料理じゃない。
ゴミのように端っこに寄ってしまった塊りを自分でお箸で元の位置に戻しながら思いました。
・・・ありえん。



これではもういくらこの後のお料理がおいしくても興ざめです。
このお店の教育のレベルも疑いたくなる。
だって、御客様のところへサーブするときに、
「どうぞ、ナプキンをお取りください」
と言わないなんて、一通りの流れを教えてない、ってことじゃないですか。
そして仮にいくら教育を受けていないとはいえ、お客が皿の下からずりずりとナプキンを引き出そうとしているのを見たら、「あっ、しまった」と気付き、
「申し訳ございませんでした」
と言うのが当たり前じゃないでしょうか。
これはもう、教育以前にこのホール係の人間性を疑ってしまいます。
でも、内心では(あ、しまった・・)と思っているのかどうかわかりませんが、こういうときに一言が出ない人が多くなったな、という印象を抱いています。
だからこちらとしても、「へー、この人、気づかないんだな」とか「こういうことしてもへいちゃらなんだな」と思ってしまう。
ましてや、端っこにズレたレイアウトとも呼べない皿になってしまったものをそのままに料理の説明って・・ 
これはもはや教育の問題ではなく、その人個人の資質に問題ありではないでしょうか。
通常ならいったん引き揚げてお客の目に見えないところでもう1度レイアウトし直して、
「先ほどは失礼いたしました」
と新たに持ってき直そう、と思いませんかねぇ。



ま、私たちはこういうところで
「店長を呼べ!」
といきり立つこともせず、おとなしく自分たちで処理をしましたが、こういうホール係のレベルの店がどうしてこんなに流行っているのかわからない。
私は溜息まじりに友人に言いました。
「でもねぇ、何かで読んだんだけど、人がレストランに求めるものって接客とかの人の問題は最後の最後、後回しらしいよ。味さえよければいいんだって」
でも、その味がまずく感じられるじゃないか、ということなんですけどねぇ・・
友人が言いました。
「ふぅん。世代の問題かもしれないけど、私たちはそうは思わないよねぇ。味と人の対応は同じくらい大切なものだよねぇ。回転ずしとかのタッチパネルで注文することに慣れて、外食のときも人と接しないほうが気楽でいい、なんて考えている世代の時代になってきているからそういうことになるのかねぇ」



友人の言うとおりかもしれません。
そして、へんに生きた人間よりAIの方があらゆる場面を想定してよほど上手にホールをやりくりするようになる時代がくるのかもしれません。
あ~嘆かわしい。
そして嘆かわしいなぞという感想をもつ私がとても年寄りじみて感じられてしまいました。
ま、私だけの感覚ですけれど、岐阜の人ってクレームをつけるのをためらうというか、割とおとなしいほうのような気がします。
いくら正当なクレームであっても、
「自分がここで黙っておけば、ひとまずこの場は丸くすむ」
と思えば何も言わないほうを選択する、というような。
けれど、それってお互いのためにならないよね・・
お客としてもこの店に長らく良い商売をしてもらわないと良い店が減っちゃうことになっては、と思うならば言ってあげたほうが親切でしょう。
私も老婆心で、そのホール係には、
「あー、ナプキンもまだとっていないのに一声かけて欲しかったわ」とか、
「こんなにお料理が片隅に寄ってしまったものは、一度下げて盛り付けし直したほうがいいと思うわよ」
などと、忠告してあげたほうが良かったのかもしれません。
そうしたら、今後はそのホール係は同じことが起こった場合にはどうしたらよいか学ぶわけだし。
そうでないと、また同じことが繰り返され、
「ま、おいしいんだけど、2度はないよね・・」
という人が増え、1年後にはこのお店はなくなってたりして。



そう、そういう冷たさもあるんですよね、岐阜人って。
ちょっと評判がいいとなるとだーっと押し寄せるのだけれど、特に非がなくても長年のごひいきにするわけではない、というような。
だから、飲食でいうと、ほんとに移り変わりが激しいように思います。
5年以上続いている店を探すほうが難しいんじゃないか、と思うくらい。
この日行ったお店は、以前は別の場所でやってらしたんです。
その時代には行ったことがありました。
こじんまりとしてサービスもよいお店でした。
だから、移転したこちらには初めてだったけど来たんですけどねぇ。
たぶん、以前は借り店舗でそこでコツコツと実績をあげたから、いざ、ということで土地を手に入れようやく自分の店を持つことが出来たんではないでしょうか。
ならば、出来るだけこのまま流行って根付くように頑張ってほしい。
そのためには味もだけど、やっぱり人って大事なんだよね、と経営者の人にも思っててほしいなぁ、と思ったのでした。





接客応対の時代変化

2019-05-21 09:01:28 | 接客
  オルゴナイトセラピー モニター様募集!

    4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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一昨日の日曜日は、ダーリンとゴルフに行きました。
久しぶりのゴルフ場。
名前も変わって大手のチェーンの傘下となっていました。
まずはフロントでチェックイン。
私の前に1人の方がいらっしゃいました。
もう1人、フロントの中にはいらっしゃいましたが、何やらデスクワークに没頭で私を見てはもらえませんでした。
なので、おとなしくそのチェックイン中の人の後ろで待っていました。
その方は、ご自身のチェックインだけではなく、同組の人が1人急きょ今日来れなくなったので、エントリーを取りやめたい、と。
従ってキャンセルフィーが発生するはずなので、それは私が払いますから、とおっしゃっています。
それに対してフロントの人が、
「え~と、割引料金の分はどうされますか?」
などと返答し、要するにただのチェックイン以上に時間がかかっていました。



ようやく私の番。
「カードはお持ちですか?」
と言われ、
「持っていません」
と答えると、
「では、あちらの机で記入してきてください」
と言われました。
そんだけのことが、さっきの人をやってる最中に言えんかったんか~い!と言いたくなりました。
時間のロスやないかい。
その人を対応しながらも、後ろに並んでる私を見て、
「お客さまはカードは?」
と訊ね、
「持っている」
と答えたならば、
「もう少しだけお待ちくださいね~」
と言い、
「持っていません」
と言ったらその時に
「では、そちらの机で記入をなさっていてください」
と言えば、時間のムダが省けたというもの。
その一言ぐらい言うヒマはあったろうが、と言いたかったわけです。
おまけにもう1人いたデスクワークに没頭していた人はなんだったんだ?
私がショッピングセンターの販売員を指導していた頃は、
『何をやっていても眼の前にお客さまがいらっしゃったら、そちらを優先する』
が鉄則でした。
今はその鉄則も影が薄れ、
『とにかく眼の前のことに集中しろ』
に変わったのか?
確かに、私の前のお客さまのチェックインをやっているフロントサービスの人は、私に一瞥もくれなかったものね。
そこにいるのか、というほど幽霊をみるかのように視線を向けなかった。
これとて、私の時代だったら、眼の前の人に対応しながらもほんの一瞬だけ視線を入ってきたお客さまにも向け、
「いらっしゃいませ」
ぐらいは言え、というのが普通だった。
それもできないなら、視線をあわせて会釈ぐらいはしろ、だった。



でも、それもやりすぎると
「私の話聞いてんのか~!」
と眼の前のお客さまはなるので、その瞬間瞬間でどちらを優先するのが大事なのか、という一瞬の判断がサービスマンには求められていました。
そういうあやふやなマナーブックに文章として書けないようなことはきっと今の時代は流行らないに違いない。
そういう指導ができない時代なのでしょう。
だから、社員を教えるときには
「眼の前のことに集中して、1つのことを完全に片づけてから次の人の対応にあたれ」
となっているのでしょうね、きっと。
この方が、接客におけるスタンダードな対応なのかもしれません。
事実、私が20代の頃には、欧米では接客とはそういうものでした。(今もそうなのかどうかは知りません)
1人のお客さまに付きっきりで、その後から現れた人には目もくれない。
この人の接客をしている最中だということが見ればわかるだろう。
おまえは待っておれ、という態度。
そしてそれこそが本来あるべき接客の姿なのであって、さすが欧米はすすんでいるわ~とそれを讃えるかのような伝え方が日本でもされていました。
そもそも日本のように、1人の販売員があちらもこちらも、と対応するのは販売員が異常にへりくだっているようでおかしい、と。
販売員とお客さまとは対等なんだ、なにもお客がエライわけでもないんだ、という理屈によけいに「平等好き」の日本人は打たれたのでしょうね。



でも、私は当時から納得いきませんでしたね。
いくら1人の人に対応している最中だからといって、にっこりその人に会釈するとか「いらっしゃいませ」とか「少々お待ちくださいね」などの一言がかけられないはずはないだろう、と思うからです。
それはもう接客うんぬんを超えた人としてのマナーの問題ではないか、と。



しかもこのゴルフ場、このフロントで、
「お客さま、本日はプレーを終えられましたら、お風呂に入る前に先に清算をお済ませいただくようお願いします」
と言われ、
「わかりました」
と言い、覚えておかなくちゃね、と思っていたら、上がってきたときにクラブ確認する人にも同じこと言われるわ、キャディマスターにもまた言われるわ、最後にロッカールームに行こうとしたときに廊下ですれちがった掃除の人にも言われるわ、でいいかげん、
「くどい! わかっとるわ!」
と言いたくなりました。
私たちはこの日、午後スループレイで、最終組の1つ前でした。
要するに、
「あなたたちがプレーを終えて上がってくるような時間はもうフロントは〆たいので、悠長にお風呂からあがってくるまで待てないわけよ。先に清算してくれれば私たち先に帰れるから」
ということなわけですよね。意図としては。
つまり、あくまでもこの制度は「お客さまファースト」ではなくて、「ゴルフ場側の事情ファースト」なわけです。
それをチェックイン時に言われるだけではなく、あがってきてからもさらに3回も言われるなんて、いいかげんにしてくださいよ、とも言いたくなる。
ハイハイ、もうわかったって、あなたたちの事情は!と。



私があまりにもせっかちなんでしょうか・・・
そんなことにいちいち腹を立てずにおっとりしていなければ、と思うのですが(実際人前でキレたわけではないので人目にはおっとりしてたように見えたと思いますが)、どうも、もし現代の接客応対の基本が私の時代とは変わってきたなら、その変化は必ずしも良いものとは思えないな、という気持ちになりました。
だって、もうこのゴルフ場に次に来たいとは思わないもん。

私は追わないんです

2019-04-19 09:01:29 | 接客
お知らせ NEW!

    オルゴナイトセラピー モニター様募集!

    4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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お知らせ NEW!

    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1200~¥8000               

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場!
            18日に作家さん来岐が濃厚になりました!        
            製作のお話しなど聞きたい方は是非この日を狙って来てね。
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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今日で「オルゴナイト展示即売会」も最終日です。
だからあえてお話しするんですが、私って最初にお誘いはするんですが、その後、後追いというか深追いというかは一切しません。
これ、自慢でもなんでもありません。
逆に反省も直そうとも思いません。
良くも悪くもこれが私なんだから仕方ないや、くらいに思ってます。
「良くも悪くも」というのは、立場によってそれは「良く」映ったり、「悪く」映ったりするだろうことだからです。
あまり干渉されることが好きでないお客様にとっては「良く」映るでしょうし、営業やビジネスマンとしてみれば「そりゃいかんだろー そんな人風上にもおけん」と映ることでしょう。



なんで追わないか、って言ったら、自分がそういうのが好きじゃないからです。
1人っ子で両親は仕事に忙しかったので、放ったらかしにされる放置プレイが当たり前で育ってきました。
だからあまりべたべたされたり構われることのほうが単に苦手だ、ということもあります。
今回で言えば、たとえばこんなことがありました。
最初にお誘いのメールを入れた時、その方Aさんとしましょう、Aさんからは、
「まだ予定がわからないのでそのとき空いていたら行きますね」
というお返事をもらいました。
私はAさんの職業を知っています。
基本月曜日休みだけれど、自営だからもし「どうしても月曜日にお願いしたいのだけれど、ダメかなぁ?」とお客様から打診されれば、よほど個人的な用事が入っていない限り、「よいですよ」と招き入れる心優しき人です。
気持ちはわかります。
同じ自営業の身としては、お客様が自分を求めて下さるのなら、たとえお休みにしていた日でもどうぞ、って言ってあげたくなる気持ち。
いつもの私なら、最初のお誘いだけでもう2度と
「その後、どうなりましたか? ご予定はたちましたか?」
という後追いもしないことが多いです。
でもこのときはたまたまその月曜日に、Aさんに引き合わせたいな、という人がいらっしゃることになったので、一応また聞いてみました。
「月曜日、これこれこういう方がいらっしゃるのですが、その方とは一緒にランチもするので、Aさんもよかったら一緒にランチしませんか? そのついでに少しオルゴナイトも見ていただけたら幸いです」
って。
そうしたらAさんからメールが返ってきて、
「ごめんなさい。お客様が入ってしまいました。その方のご予定もなかなか決まらなかったので、ご連絡が遅くなってすみません。でも、やっぱり月曜日にお願いしたいってことでいらっしゃるものですから」
ということでした。



ここでね、もし、どうしても私が素敵って思ってるオルゴナイトを見てもらいたいのよ!という熱意のある人や、このオルゴナイトと出会うほうがAさんのためでもあるんだって、だってAさん最近落ち込んでるとか気持ちが沈むことが多いって言ってたもの、絶対オルゴナイトが助けになってくれるって! という強い思いがある人なら、さらに、
「そのお客様は何時に終わる予定なんですか? 私の方でしたら多少の時間はずらすことができますから終わったあとでいいですからぜひ来てください」
とまた追うのかもしれません。
確かにね、私にだって熱意はありますよ。
そしてオルゴナイトに出会うことが絶対にAさんのためでもあるんだって!とも思わないでもありません。
けれど、人には出会うべきタイミングというものもあります。
Aさん本人が「まぁ、そこまでしていいや・・」と思うのであれば、それでいいじゃないか、と思ってしまうわけです。
邪推すれば、Aさんのところに本来であれば定休日にどうしても、とおっしゃるお客様が朝から晩まで続くわけではないでしょう。
1人、そういう申し出があったということなんでしょう。
だったら朝から晩までつぶれるわけじゃないんだから、来られるはずでしょ、とさらに詰め寄りたくなる人も中にはいるんでしょうね。
っていうか、それこそが営業の鑑の態度であるのかもしれません。
でも、これも自分だったら・・と想像したとき、いくら「どうしても」というお客様にほだされてやって差し上げたい、と思っても、丸々1日のはずだった休みがつぶれることに変わりはありません。
お休みってね、1日のうち2時間でも仕事が入りこんだら、もう休んだ気にはならないんですよ。
「なんで? 午前中がつぶれただけだったら、午後からどこへでも行けばいいし、好きなことすればいいじゃん」
とおっしゃるかもしれませんが、なんだかうまく説明できませんが、そういうものじゃないんです。
だから、Aさんがそのお客様が終わったあとにはなんだかどっと疲れちゃって、「もうあとはごろ寝でもして1日終わりたい・・」という気持ちになるのはよぉくわかるんです。
そこで、
「なんで? 朝から晩までお客様ってわけじゃないでしょ? オルゴナイト見に来たほうがかえって疲れもとれるって。ぜひ来て、来て」
と正論を吐かれたくないな~ 私なら、って思っちゃう。
正論だからこそ、反論しにくい。
反論しにくいからよけい面倒くさくなっちゃう。追い詰められた気持ちになっちゃう。
つまるところ、自分から声を上げない限り、一言でいえば
「そこまでの気はないってことでしょ」
ってことです。
そういう人をそこまで追い詰めたくはないんです。



最初にお誘いのメールを差し上げた時、
「まだ予定がはっきりしないものですから。行けそうだったらまたご連絡しますね」
という返事の方も多いですが、そういう方に、ある程度の時期がきたときに、
「予定は立ちましたか? どうされます?」
って追うこともしません。
連絡がないんだったらその気がないってことだろう、って思うだけだからです。
それは投げやりな意味ではないですよ。
だって、どうしても「行きたい!」って思えば、人間、なんとかやりくりしますから。
それで返事がないものを
「まだお返事いただいてませんでしたが、どうなりましたか?」
なんてまた連絡したって無駄ってものでしょう。



でも、営業の極意って「断られてからがナンボや」とか言いますね。
あるいは、「なんだかんだ理屈をつけたって、結局、あなた、そうやって追った場合に相手から嫌われることを恐れてるだけなんでしょう」という言い方もあります。
どっちもピンとこないなぁ、と思います。
「断られてからが本当の勝負」なんてまるっきり思っていませんし、そりゃ不必要に嫌われたくはないけれども、自分の誘いに乗ることこそ正義だぁ!という角材を丸のみしたように迫ることをしたくないだけで、それで嫌われることを恐れたりもしません。
そりゃあ嫌われることでしょうよ、と思うけど。
まぁ、ぐだぐだと語ってしまいましたけれど、これからも私はこの姿勢を貫くつもりですので、干渉されるのが嫌いな方はご安心くださいね。
逃げられなくなるようなクロージングもしません。
私が「見にくるだけでも全然いいんですよ」と言ったら本当に額面どおりその通りなだけです。
ですから今後もそれは鵜呑みにしていただいて大丈夫です。
これが冒頭で、「最終日だからあえて言いますけれども」の意味です。
最初の日程のときだと、
「うまいこと言っちゃって、それも営業の新手かい?」
なんて思われちゃいますからね。




「は? それは私のせいじゃありませんから」

2018-08-20 09:01:18 | 接客

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    ~潜在意識を”色”として客観視することで劇的に人生が変わる~


オーラソーマというカラーセラピーに出会って10年。
オーラソーマに取り組むことによって自己成長してきた記録です。
スピリチュアルな世界に足を踏み込むと誰もが気になる
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理解について述べた本。

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携帯の受信状況がよくなくて、常に、ではないのですが、電話がかかってきたときに相手の通話がブチブチ寸断されるようなときがあるので、修理に出さざるを得ないのかを携帯ショップに持って行き、聞いてみようと出かけました。
まぁ、その説明は聞き終え、とりあえずもう少し様子をみようということなり、さて、と、
「あの、すみません。ついでと言っちゃあ、申し訳ありませんが、ちょっとお尋ねしていいですか?」
と私はメールの削除の仕方について聞きました。
迷惑メールが毎日いっぱい入ってきて、それらは開けることもなくまとめて削除したいのだけれども、どうも今回の携帯ではまとめて選択ということをどうやったら出来るのかがわからないのです。
それでちまちまと1件ずつ削除していました。
でももちろん面倒くさいので、まとめて出来るやり方をこの際教えてもらおう、と思ったのです。



そうしたらその担当者は、
「え? こうやるだけですよ?」
と選択したいメールにチェックを入れるために長押ししました。
けれど、やはりできませんでした。
するとその担当者は、
「なんか長押しがうまく反応していないのかもしれませんね」
と言い、なんとその会話はそれだけで終わってしまいました。
“やり方”としては、長押しして選択する、ってだけのこと。
けれどそれが今できないのは、その機種か個体のせいであり、“やり方”を教えた僕の仕事はそれで終わったからね、ってそれがどこ吹く風、って感じでした。



私はちょっとびっくりしました。
そこで買った携帯が調子が悪いとなれば、何とかして直してあげようとするのが普通なんじゃないですか。
あわよくばそこは販売代理店であり、大手通信会社そのものの経営でなかったのだとしても
「それはうちのせいではないですね~ ちょっとそういう個体のクセっていうか、調子悪いものもありますねぇ」
で済ませていいものなんですか?



たまたま私がそこへ行ったメインの用事が「修理」であり、修理に関しては直接通信会社のそれ専門の部署へ送っていただくしかないですね、という話だったものですから、よけいにこの携帯ショップがどこまで面倒を見るのが普通のことで、それ以上のことを言われましてもこちらとしては対処いたしかねます、ということなのかが見えなくなっていた、というのもありますが。
明らかにこのときのこの担当者の態度は、
「それ以上を私に求められましても? 私が何か悪いことをしたわけでもありませんし、それ、わたしのせいじゃないんで」
という感じ丸出しでした。



さて、話は変わりますが、そのあと私はランチを食べに行きました。
そのときのイタリアンレストランで、また同じような光景を目にしました。
“同じような”というのは「どこまでが私のせい?」という点についてです。
私の後ろのテーブルの老夫婦が
「すみません」
とホール係を呼び止めました。
「はい?」
「これ、中に虫が入っていたよ」
と水の入ったコップを差し出しました。
するとそのホール係はまじまじとそれを確かめるようにコップの中身をのぞいたあと、確かに虫を確認したのでしょう、黙って厨房に消えました。
そして、別のコップにお水を入れたものを持って現れ、黙ってテーブルに置きながら、
「こちらでよろしいでしょうか?」
と言いました。
老夫婦はとくに気分を害した様子もなく、
「はいはい」
と言って受け取りましたが、私はやっぱりびっくりしました。



私としては、レストランという飲食業が虫が入ったものをお客様に出したという時点で、ただ取り換えればいい、というレベルの話ではない、と思っていました。
どうやって謝罪をするのか、お代は結構ですよ、ということになるのか、どうするんだろう?と思い、ひそかに耳をそばだてていたんです。
それが単に水を取り替えて終わり?
しかも、いっさいの謝罪もなく。
ハイ、言われたとおり取り換えましたよ~ これでいいですね、で終わり?
きっとそのホール係は最初にそのテーブルに水を出した人ではなかったのでしょう。
けれど、そういう問題じゃない。
そのお店を信頼して食事をしに来た人を落胆させることになったことについて、大きく“その店側に所属する者”として謝罪する、という発想はないのだな、ということに驚きました。
そんなことをもしこのときのホール係に言ったとしたら、鳩が豆鉄砲をくらったような顔をして、
「はい? なぜ私が謝ったりしなくちゃならないんですか?」
と言うんでしょうね。



そしてこのとき同時に私は、
「あぁ、時代が変わったのだな」
と思いました。
“時代が変わった”などという言い方で済ませることはあまりにお手軽で好きじゃありません。
でもそういう言い方しか思い浮かばない。
これまでにも携帯ショップの対応にせよ、レストランの対応にせよ、このような対応をする店や人に出くわしたことがなかったわけではありません。
けれど、たまたまこの日は連続して出くわすことになったからなのか、なにか完全に私の常識とは違う常識をもった人たちの方が大勢を占める世の中になったのだな、ということを皮膚感覚として察知したのでした。



私が接客講師をしていたときには、
「いい? 『すみません』と言うことは、その時点でこちら側に非がある、と認めたということではないのよ。『すまない』とは『澄まない』という字を当てていた時代もあったということです。つまり、平安だった相手の心に波風が立ってしまった。あなたの心をそういう状態にしてしまったことについて、心が澄まない状態になってしまいましたねぇ、『すみません』と言うのよ」
と教えてきました。
つまり、私に責任があるわけじゃない→だから謝らない、ではなくて、相手の心が波風が立つ状態になってしまっていることについて気の毒だなぁ、という謝意を表しなさい、と言ってきたわけです。
それは相手の立場、相手の身になってあげなさい、ということでもありました。
けれど、そういう時代じゃない。
私には私の役目、仕事がある。
それを果たすだけ。
そのお客様が求めていることすべてに対応するのが仕事じゃない。
そこはきちんと線引きしないとどこどこまでも付け込まれる恐れがある。
だから、たとえお客様であろうと「それはできない」「それは私のせいではない」ということをまずは明白にすべき、と考えている人がいかに多い世の中になったのか、と思ったのです。
ひょっとすると自然にそう考える人が多くなったわけではなくて、各企業では実際にそういう接客の基本を教えているのかもしれません。



これからは「サービス」というものはどんどん値が張るものとなることでしょう。
なぜならそれは「こちらに落ち度があろうとなかろうと、常にお客様本位に立って対応をする」ことだ、と考える提供サイドには当然、リスクが伴うことですからそのリスクがお値段に跳ね返ってくるものであっても致し方ない、と言うことになるであろうから。
私の時代はどんなクラスの店であろうと、接客の精神だけは常にハイクラスでいろ、という教えでしたが、今はもうハイクラスのサービスを受けたかったらハイクラスの店に行くしかない。
そういうクラスの店でないなら、そういうサービスが受けられなくても当たり前になったのだな、ということを身に染みて感じました。

気持ちが楽になる接客

2017-01-25 09:01:57 | 接客
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 キャンペーンのお知らせ

    アクセス・バーズ® モニター募集!

   アクセス・バーズは「脳のデトックス」「脳の断捨離」です。
   私たちのなかに溜め込んだ古くて手放したほうが楽になる考え方を解放していきましょう。
   頭の32か所のツボ(BAR)にバーズプラクティショナーが優しくタッチしていくことで自分に
   かけてきた「制限」を解放していきます。
   その場では効果はすぐに確認できないかもしれません。
   ただ気持ちよくて眠ってしまわれる方がほとんどです。
   しかし眠ってしまっても、脳のBARには働きかけているのでご安心ください。
   ”最悪で気持ち良いマッサージを受けただけ。
       最高なら人生が変わる”
   と言われるアクセスバーズ。
   気になったら1度是非体験しにきてください!


   キャンペーン期間:2017 1月10日~2月20日まで
   価格:   60分  ¥9000(税込) → ¥5000(税込) 
          90分 ¥13000(税込) → ¥6000(税込)
       ※バーズが完全にランするまではそのツボから手を離さない方が良いとされています。
        ですので時間はあくまで目安です。
        多少伸びる可能性もありますので、お時間には余裕をもってお出かけください。

   施術終了後に簡単なアンケートにご記入をお願いできる方を条件といたします。


   お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name  までお気軽に。
   
   
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 恒例企画    限定10名様

       「フューチャーボトル

    4本セレクションの3本目と4本目についてのリーディングをします。
    旧暦でのちょうど新しい年を迎える直前、自分がどんな未来を望んでいるのか
    確認しておきませんか?

    日時: 2017  2・16(木)  10:30~13:30頃 
                        ※終了時間はそれぞれのランチのお召し上がり速度によって違ってきます。
    場所: brasserie malkin
(岐阜市柳が瀬 オアシス21ビル内 1F)
  
    参加費: ¥3500(税込¥3780)
            ランチ付

    ナビゲーター:坪内恵津子

  お問い合わせは、

     chakra@aura-soma.name まで何でもお気軽に。

  

    

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     1月下旬~2月中旬までのご予約状況 >
                                
        2017 1月 21日(土)   午前  ×      午後 ×
                22日(日)   午前  ×      午後 ×
                23日(月)   午前  ×      午後 ×
                24日(火)   午前  ×      午後 ○
                25日(水)   午前  ×      午後 16:00~OK
                26日(木)   午前  ×      午後 15:00~OK
                27日(金)   午前  ×      午後 14:00~OK
                28日(土)   午前  ×      午後 16:00~OK
                29日(日)   午前  ×      午後 ×
                30日(月)   午前  ○      午後 ○
                31日(火)   午前  ○      午後 ○ 
             2月  1日(水)   午前  ○      午後 17:00~1枠のみOK
                 2日(木)   午前  ×      午後 16:00~OK
                 3日(金)   午前  ×      午後 16:00~OK
                 4日(土)   午前  ×      午後 ×
                 5日(日)   午前  ×      午後 ×
                 6日(月)   午前  ○      午後 ○
                 7日(火)   午前  ○      午後 ○
                 8日(水)   午前  ×      午後 16:00~OK
                 9日(木)   午前  ×      午後 ×
                10日(金)   午前  ×      午後 16:00~OK
                11日(土・祝) 午前  ×      午後 16:00~OK
                12日(日)   午前  ×      午後 ×
                13日(月)   午前  ○      午後 ○
                14日(火)   午前  ○      午後 ○
                15日(水)   午前  ×      午後 ×
                16日(木)    「カラーセラピーの部屋」イベント開催        
      
                                   

                  
        ※これより先のお日にちのお問合わせの場合は、まだ空いている場合が多いですので、
         ご希望のお日にちとともに下記のメールアドレスにお問合わせください。
   


   午前は  10:00~
        午後は  13:00~18:00(最終受付時間)
           ご都合のよい時間帯をお選び下さい。


       お問い合わせ・ご予約は  chakra@aura-soma.name まで

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        「アニマルコミュニケーション講座」受講生募集中!


       全4日間   ¥45000(税込、受講料、修了証込み)
      (※基本的に、1~2週間おきに1日ずつ進めて行きます)


     動物さんとお話できるのは、生まれもってそういう能力がそなわっていた人にだけできる特殊能力だと思っていませんか?
     いいえ、誰にも生まれ持って備わっている能力なんです。
     それに気付き、認め、自分に許すだけ。
     あなたも動物さんと会話する楽しさを味わってみませんか?

     テレパシーで会話するということはチャネリングの基礎でもあります。
     見えない存在とつながる、ということはどういうことなのか知りたい、という方にもおすすめです。

   平日しかダメだ、反対に土日しか来れない、など皆さん事情がおありだと思います。
   まずはご相談ください。


   お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name  坪内恵津子までお気軽にどうぞ。

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  オーラソーマ資格認定コース

     レベル1(ファウンデーションコース)
     受講生募集中!

   6日間コース   ¥135000(受講料、修了書、6日間ティータイム&スイーツ代込み) 


レベル1はすべての登竜門です。
  登竜門でありながら、オーラソーマのすべてのエッセンスを学びます。
  色が意味するメッセージ、数字が意味するメッセージ、
  私達の目に見える肉体の周りを取り巻くサトルアナトミー(微細体)について・・・ etc.
それらを通して、あなたが霊的な自己成長を遂げ、真実の自分と出会い、解放されることの助けとなります。
  ※オーラソーマのコンサルテーションができるようになる資格はこのあと、レベル2修了後となります。

  お問い合わせ・ご質問は、
      chakra@aura-soma.name までお気軽にどうぞ。

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セールの時期になりましたね。
この前、高島屋に食品を買いに行ったついでにそのすぐ隣にあるファッションのお店が「30%OFF」というPOPをショーウィンドウに貼り出しているのにふと目が留まり、どれ、ちょいとのぞいてみましょうと足を踏み入れました。
このお店は以前にも1度買い物をしたことがあります。
そのときには私と同年齢くらいの方がいらっしゃいました。
初めてだけれどとてもすっと入って行ける接客で心地よかったのを覚えています。
それは同年代ゆえかと思っていました。
けれどこの日はそれよりずっとお若い方がいらっしゃいました。
背が高くてボルサリーノハットをかぶったモードな人だったので、(この前のようなリラックスできる接客ではないかもしれないな)とちょっと緊張が走りました。
でも全然そんなことはありませんでした。



途中で、
「うちのお店って初めてでしたっけ?」
と尋ねられたので、
「ううん、前に一度買ったことはあるの。でもそのときはあなたのお母さんくらいの年齢の方だったわ。」
と言うと、
「あぁ、それ、まさにうちの母です。」
とおっしゃるではありませんか。
そういえば、似ている・・。
「そうなんだ~! やっぱりフレンドリーさが似ているわね。」
と言いました。



何が新鮮だったかと言うと、ふつう洋服を見ていて何かを手に取っていると、
「よろしかったら着てみてくださいね。」
と言うのが一般的ですよね。
で、
「ではお言葉に甘えてちょっと試着させていただけます?」
と言うと、試着室に案内してから
「着たら出てきて見せて下さいね」
なんて言われます。
でも、これを苦痛に感じるときがあるんですよね。私だけでしょうか?
「出てきて見せて下さいね。」と言うのは、
「私はファッションのプロなんだから私の目から見てどうか、ということをアドバイスするからちゃんと見せてよね。自分だけで判断しないで。たとえ自分ではちょっと無理かも・・と思う場合でもベルトとかコーディネイトで素敵に見せる方法だってあるんだから」みたいなプロ意識ですよね。
そしてあわよくば似合ってないものでも買わせよう、という・・。
でも生まれてこの方半世紀も洋服着てきて、これが似合うかどうかなんて自分のほうがわかってるに決まってるわ、と思ってしまいます。
今日の今、出会ったあなたに何がわかると言うの?と。
「うわ・・ これは無理だわ、ありえないわ・・」と思うのに出てきたら、
「あら~、お似合いじゃないですか~」
なんて歯の浮くようなセリフ聞きたくないし、似合いもしないものを小物の工夫などでなんとか着れるレベルになって何が嬉しいっていうの? 
そこまでこの服を立てるつもりはありませんよ、と言いたい。
そんなまでしなくてもさらっと似合う服をほかで見つけますから結構です、と言いたい。



それがここの方は、「お召しになったら出てきて見せて下さいね。」とは言いませんでした。
なんて言ったかというと、
「着てみて嫌だったら出てこなきゃいいんだし。」
とおっしゃったんです。
これはちょっと字面でだけ書くとなんだ、その無礼な態度は、っていうふうにも受け取られかねない言い方なので難しいんですが、彼女の言い方は決して投げ捨てるような言い方でもなく、ガラっぱちでファッション店の品位を疑わせるような言い方でもありませんでした。
ほんとうに、お客さまの身になって「嫌だったら」「無理しなくていいんですよ」「それよりとりあえず気になったものは一応着るだけでも着てみたほうが心残りがないでしょ?」というようなニュアンスだったんです。
こう言われてとても気持ちがラクになりました。



私は長らく、こうした物品販売の接客の講師をしていたことがありますが、ここまでお客さま本位の言い方を教えてあげることはなかったな、と思いました。
せいぜいが、
「着てみるだけでもどうぞ」という言い方ぐらいだったなぁ。
この「だけでも」が大切なのよ~ってね。
でも、つくづく接客って“その人そのもの”の人柄を見せる仕事なんだなぁ、と思いました。
「嫌だったら出てこなきゃいいんだから」という言い方を大勢のファッション店スタッフの前で「この言い方、いいでしょう?」と披露してあげるわけにはいかないと思いました。
あなたのそのキャラクターでこの言い方だけを棒読みのようにまねてもクレームがくるわよ、という人だっているんですよね。
以前に青山学院の箱根駅伝の原監督のことを「自分をさらけだしているからこそ選手がついてきてくれるのだろう」という記事を書いたことがありますが、自らの「人柄」を売りにせざるを得ない(別に本人はそれが「ウリ」だと思っているわけではないでしょうけれども)仕事って、やっぱりマニュアルなんてないんだなぁ、とつくづく思いました。
自分で最も自分が輝くであろう言い方や態度を自分でくふうしなくちゃいけない。
それがぴったりでハマっていると人(お客)はその人に魅力を感じる。
そういうことなんだよなぁ、って。



そして私はそこで、やっぱりと言うか・・ 予定にないものまで買ってしまいましたよ。



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