ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

クリティカル・ファクターが開くとき

2019-03-30 09:01:16 | 潜在意識
お知らせ NEW!

    オルゴナイトセラピー モニター様募集!

    4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った(オルゴナイトって何? って方は、ぜひ下記の展示会にいらしてくださいね)
   「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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お知らせ NEW!

    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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私はいま、潜在意識の可能性をいかに顕在意識に認識させ、サクサクと活動できるようになるか、ということを日々探究しています。
さて、顕在意識と潜在意識の割合が3~5:97~95だということは、今やほとんどの方がご存じかと思いますが、その顕在意識と潜在意識の間には「クリティカル・ファクター」(※クリティカル・ファキュリティとも言ったりします)という膜がある、ということはご存じない方も多いかと思います。
実際に、内臓のような膜があるわけではありません。
でもそういう認識で考えるとわかりやすい、ということですね。
このクリティカル・ファクター、日本語で言うと「統合膜」は、潜在意識を守る心の膜です。



潜在意識という広大な荒野は生まれてからこのかた、見たもの、感じたもののすべてを保管している貯蔵庫とも言われていますので、いつも開いたままだと顕在意識のほうがそれを処理しきれずに壊れてしまうからです。
考えてもみて下さい。
あなたがもし自分の住んでいる最寄の駅から新宿まで通勤しているとします。
世界一と言われる新宿の1日の乗降客数は、400万人近くに上ります。
そのすべての人たちとすれ違ったり、顔を見たりするわけではありませんが、少なくとも見知らぬ人、何百人もの人とすれ違ったり、ホーム越しにぼんやりと顔を見ていたりすることでしょう。
それらの人の顔や印象をすべて覚えているとしたら?
それが365日続くとしたら?
その記憶の整理には365日の数倍もの時間を要することでしょう。
だから私たちの潜在意識に通じるクリティカル・ファクターは普段は閉じています。
ちなみに子どもの頃はまだ出会う人も経験も少ないから処理しきれる、ということからなのか、このクリティカル・ファクターは閉じ切りません。
顕在意識と潜在意識を自由に往来できます。
でもだいたい10歳ごろをメドに閉じ切る、と言われています。



そういうわけですので、閉じていていいことの方が多いんですが、潜在意識には私たちの未知の可能性も詰まっていますから、意識的にそこにアクセスできるようになり必要な情報だけ取り出してこれると上手に日々の生き方にそれを反映できます。
では、どんなときに潜在意識に到達するクリティカル・ファクターの膜を緩めることができるのか?
それは一口に言えば、
“顕在意識で潜在意識を抑え付けていたものが緩むとき”
です。
それはどんなときなのか?と言えば、2つあります。
1. 理性のタガが外れるとき(お酒をちょいと飲み過ぎたときとか、カッと血がのぼるほど怒りにまみれたときなんか)
2. 脳がトランス状態になったとき
です。



1つめは、顕在意識=理性、と言い換えてもいいくらいですから、理性がひっこめば本能が顔を出す、という具合で、そのフタが外れやすくなるのはわかります。
でも、理性に引っ込んでいてもらうためにお酒をがぶ飲みしたり、怒りにまかせてみたりってのはいただけませんよね・・
で、2つめです。
「トランス状態」とは別名「変性意識」のことで、ふつうの意識ではないことです。
ではどんな意識か、っていえば脳波がα波になっているときですね。
α波はどんな脳の状態か、っていうと簡単に言えば
“リラックスしているけれども集中状態のとき”
です。



セラピーでこれを行うことができるのは、経験を積んだセラピストが上手にクライアントをリラックスさせて、そして眠りに落ちる一歩手前のような、でも集中状態を保っている状態にして潜在意識に到達する場合です。
その最たるものがヒプノセラピーだと思っているので、私は「潜在意識リ・プログラミングセラピー」をモニターさんを募集して探究しました。(実際、クリティカル・ファクターという膜の概念を提唱したのも米国催眠協会のクラズナー博士と言う方です)
そちらも十分にモニタリングの成果は出て、改良も考えたので、また後日正式にリリースを考えています。
さてしかし、
“リラックスした状態のなかで集中状態をたもつ”
ようにしていただくことは、ヒプノだけにしか出来ないことではありません。
もともと私たちというのは普段から潜在意識と顕在意識の間を行き来して、精神のバランスをとっている生き物なのです。
たとえば、ランナーが意識せずにふっと陥る「ランナーズ・ハイ」と言われるものもその一種です。
走ることに集中していると肉体の苦しさだけが襲うようになるけれど、集中だけは保ちながらふっと肉体の苦しさから抜け出るようなリラックスした瞬間を味わうことがあるんです。
そんな一部の人にしか味わえないようなことではなく、編み物や絵を描く、楽器を演奏するなど大好きな趣味に没頭して時間の感覚をふっと忘れるようなときもそうです。
集中しているから時間の感覚を忘れるんだけれど、楽しんでリラックスしていますよね、そんなときは。



さて、そしてセラピーでは、そんな“リラックスしているけれど集中状態をつくりだす”ためにツールを使うこともあります。
例えば、ペンデュラムや水晶を持ちだして
「こちらをじぃっと見つめてください」
なんていうのもそうかもしれません。
私がこのたびリリースします「オルゴナイトセラピー」もその仲間です。
オルゴナイトから発散されるオルゴンパワー、ピラミッドパワーで集中とリラックス状態に入ってもらい、色とパワーストーンたちのエネルギーと自分のエネルギーとの波長の同調具合を感じてもらう。(いや、実際にはそんな難しいことじゃありませんよ。なにかピンとくるものを選んでもらうだけのことです)
こちらで私はまた新しい潜在意識の可能性発掘をモニターしてぜひ、実際にあなたの感覚で確かめていただきたい、と思っています。
いきなりモニターに募集するのもなんかちょっとこわい・・って思われる方、これまた冒頭でご案内しております、「オルゴナイト展示会」にぜひ足を運んでみて下さいね。
こちらは気に入ったものがあれば即売も致しますが、別に買わなくても大丈夫です。
買わないと帰れない雰囲気に追い込まれるのでは・・なんて心配もご無用です。
ただ純粋に、
「へー、オルゴナイトってどんなものなの?」とか、
「きれいなオルゴナイトがたくさん並んでいるところを見てみた~い。そこからパワーを感じてみたい」
ってだけでも十分です。
冒頭、モニター募集とともにご案内しておりますので、気になった方は是非ご連絡くださいね。
chakra@aura-soma.name
まで。







夢に出てきた父

2019-03-29 09:01:42 | 身辺雑事
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    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

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  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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最近よく夢を見ます。
先日の夢では亡くなった父親が出てきました。(現役の、生きている人として)
そして忙しそうに店の料理を作りながらも私に、
「お母さんに、そんな医者にいつまでもかかっていたらいかんわ、って言ってやれよ! お母さんの病気は深刻なものではないけれどでもとにかくあの医者にかかってる必要はないんだから!」
と言うんです。
夢のなかでは父は生きている存在として出てきているので、私は
「そんなん、お父さんが自分で言ってあげればいいや~ん。なんで私なん?」
と言っていました。
そして、
「難しい病気ではないけど、ってどんな病気なの? お母さん」
と訊くと、夢のなかでは何か長ったらしい名前で聞き覚えもないようなものだったので起きてからは覚えていられなかったんですが、なにやら「ケ」という言葉が私の中に残っていました。
「ケって毛かしらん? 毛髪に関する病気? そんなんあるの?」
とわけがわかりませんでした。



でも妙にリアルで気になったので、たまたま母がまた
「返信しなくちゃいけない書類があるけれどなんて書いてあるのかわからない」
と言うので、見に行ったときに、お父さんが出てくるこんな夢をみたよ、という話をしました。
するとなんと母は、
「わたし、この前血液検査でひっかかったんだよ。なんでも白血球の数が異常に少ないとかでね、んで再検査してもらって、今週にその結果が出ることになってるんだけど、結果聞きに行くの、忘れてたわ」
とのんびりした口調で言うではありませんか!
「白血球の数が異常に少なかった? 異常に多ければ白血病だろうけど、少ないってそれ、なんの病気の可能性があるって?」
と訊くと、
「う~ん、なんだか難しい名前のものだったから覚えていない。」
と言います。
「どっちにしても、その再検査の結果、もう出てるなら早く聞きに行かなきゃダメじゃないの。」
と言っておきました。



「ケ」って「血液」の「ケ」だったのか。
いやぁ、これ、正夢だったかもよぉ、と自分でもぞっとしました。
母さえ、「可能性としては、なんか難しい病名だったから覚えてない」って言ってたから、私が夢のなかのことを起きてからは覚えていなかったというレベルではなく、そもそもリアルで聞いても難しくて覚えていられるようなものではなかったのかも、とも思いました。
さて、そして次の日。
あの人、今日はちゃんと検査結果聞きに行ったかしら?と思い、電話してみました。
すると、
「あぁ、ちょうど今、病院に来てて、結果聞き終ったとこ」
と言いました。
「で、どうだったの?」
と訊くと
「うん、大丈夫だった。なんでもなかった」
と言います。
「なんでもなかったっていう意味は?」
とさらに踏み込むと、
「白血球の数も前の検査のときより戻っていたし、白血球のなかでもまたさらに詳しい分析をする検査をしたんだけど、そっちでは問題なかったんだよ」
と言います。
「ふぅん、それってちょっと疲れてたり寝不足だったりしたときに検査すると、すぐに蛋白なんておりちゃっう、っていうレベルだったのかなぁ?」
と言うと、
「まぁ、問題ないって医者が言うんだからいいんじゃないの」
としゃらっと言いました。



それでもまだ私は夢の中の父が
「あんな医者変わってしまえ」
と言っていたことが気になり、
「ちょっとでも、疑う部分が残ってたり、また近々もう1度検査してみたほうがほんとうはいいんだけど、なんて要素があるなら、ほかの医者に行ってみてセカンドオピニオンを聞くようにしなさいよ」
と言うと
「わかった」
とは言いましたが、その言い方からして、(あれは行かんな・・)と思いました。
まぁ、人間誰でも良い結果を求めますから、現状で「問題なし」と出たことをセカンドオピニオン求めてまた別の医者に行くか、と言われたら確かに私も行かないだろうしなぁ・・
何か自覚症状とか体調の変化とかがあれば気になるだろうけど、それもないなら余計に行かないだろうなぁ・・



それにしても、決して楽観主義者ではない、ううん、それどころか心配性の母が結果が出ているはずなのに「聞きに行くの忘れてた」と言ったのは意外でした。
それは本当に忘れていたのか、それとも万が一、悪い結果が出ていたらそれを聞くのが恐かったから忘れていたふりをしていたのか、どっちだろう? と思いました。
わたしなら・・・ 84歳という母の年齢になったときにもし、やっかいな病気になってますよ、と告げられたらどうするだろう? と考えてみました。
その時点では特に自覚症状もないとなったら、その時点で治療を開始する、という決断ができるだろうか、と疑問に思います。
周りを見ていても、健康診断でガンが見つかったからと抗がん剤治療を始めたり、手術をして、かえって病人のように(いや、病人なんだけど・・)なってしまった人を何人も知っています。
それは単なる時間差であって、そのときには何ともなくても放っておいたらどこかでがくっときちゃうんだって、と言われたって、84歳ですぐその場で治療を始めたからこそがくっと来ちゃうのと、もういいや、治療は、ただ穏やかな進行具合にコントロールしてもらって穏やかに死を迎えたい、というのとどちらを希望するかといえば、私なら後者かもしれない、と思ったりもしました。
母も、今回はたまたま心配なし、という結果が出たけれどもしそうであったなら迷うことでしょう。



そう思うといま、母とわたし、どちらともが特に悪いところがなく、ほかの人の介護の手を必要とすることがなく淡々と自分の好きなことだけをして暮らしていけているのは奇跡といってもよいかもしれません。
ある日突然、母に介護が必要となったら、私の生活は一変してしまうことでしょう。
それはいやだな~と以前は思っていました。
いくら母のことであっても、自分の生活のリズムを乱されたくはないし、私じゃなくちゃ出来ないってことではないのなら出来るだけ他人の手を借りたい、と思っていました。
しかし、ふと最後に介護をさせていただける、っていう考え方もあるな~と思いました。



そんなことをつらつら考えてふっと気付きました。
もし今回、母のほうから事後報告のようにして、
「この前、1度は検査にひっかかったんだけど、再検査でなんともないってことがわかってよかったわ」
とだけ言われたら、私は「ふぅん」と言うのみで、そこに何の気付きを得ることも、なんの考えを及ぼすこともなかったことでしょう。
けれど、たまたま父が夢に出てきて急かすように母のことを言ったものだから気になって私の方から聞いたことで、いろいろ考えてみるきっかけになりました。
ひょっとすると本当の父の狙いはそこだったのかもしれない、とさえ思います。
だって、あちらの世へ行った人は「ほんとうの世界はこちらだ!」という気持ちになり、とてもこの現世に舞い戻ってくるような気持ちにはなれないと言われます。
父もそう思っているとしたら、母がもし重大な病気だとしてそろそろ父と同じ世界に行こうとする話なら喝采を叫びこそすれ、
「それはいかん。お前はまだ来ちゃいかん」
なんて思わないはずじゃないですか。
でも夢のなかの父は「とにかく医者を代われ」と必死になって私に言っていた。
それは母というより、私に今後のことをいろいろと考えさせる期間が必要だと思ったから、ということであればなかなかに手の込んだことよのぉ、と思いました。




「名もなき家事」その後

2019-03-28 09:01:26 | 身辺雑事
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    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

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  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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タイトルで「~その後」としたのは、ずいぶん前ですが、「名もなき家事」というタイトルでこちらのブログを書いた覚えがあるからです。
「名もなき家事」というのはそのとき私も何かで初めて知ったのですが、文字通り“名づけられないようなレベルのこまごまとした家事”というものを指しています。
たとえば、大ざっぱに言ってしまえば、「料理」「掃除」というように、家事はジャンルになるのでしょうが、一言で「料理」といっても、まずは「献立を決める」、その献立を決めるには冷蔵庫の中身を見て、なにが残っているかどんな食材がいま我が家にはあるのかを把握して決める、決めたら「スーパーへ行く」、行ったらそこでのお買い得品やセール品などを見たうえで決めたものからまた変更することもやむなし、という柔軟な姿勢で「買うものを決める」、帰ってきたらそれぞれ下処理なんかをして所定の位置にしまう、そして時間になったらようやく「料理をする」、料理をしたら「盛り付ける」、食べ終わったら「皿を洗う」、洗ったら布巾で水滴をぬぐって「棚に戻す」と、・・・まぁ、ここまでの色んなこまごまとした“名もなき家事”が「料理を作る」以外に横たわっているわけです。



結婚したての頃、私が何が1番イヤだったかというと、
「あ、今日の夕飯はいいかげんあの食材使わないとダメになっちゃうからあれをメインとした献立を組み立てないとな」とか、
「実際に料理する時間から逆算してあの山菜、あく抜きしておかないとな」とか、「魚おろしておかないとな」とか、「豆や昆布を水に浸しておかないとな」など、
要するに、仕事に集中したいのに1日のうちに何度も家事のことで、
「あぁ、そうそう。あれやっておかないと」ということが頭に浮かぶ、いや、頭に浮かべざるを得ないという綿々と家事というのはつらなって出来ているのだな、ということでした。
そのときだけそれに集中するのは、いい。
けれど家事というやつは、しじゅう頭の隅に何か段取っていないといけない。(まぁ、それは仕事も一緒なんだけど、なぜか仕事だとそういうものだ、と思っているので苦にはならない)
それが苦痛で苦痛でしょうがありませんでした。



ま、そんな時期を経て、いつのまにかそんな毎日にも慣れたせいかそれも大して気にはならなくなりました。
そんなある日、ダーリンが、
「俺がこれから皿洗いはやるわ」
と申し出ました。
どうしたんだろ? 私から何かアピったわけでも、「手伝って」と言ったわけでもないのに? と不思議に思っていましたが、どうやら昨年から私がぎっくり腰を期間を開けずに2度もやったことから、皿洗いというのが一番腰に負担がかかる、と彼なりに思ったらしく、また腰を痛めたら可哀そうだからそこは請け負ってやる、と決めたらしいのです。(しかし、せっかく申し出てくれたからまぁ、任せることにしたけれど、うちのシンクの高さは私にぴったりで、全然中腰になんてならないので実はそれはあまり負担に感じていない)



さて、最初の頃こそ、「わ~い、それやってくれるんだ」と、それでも1つ家事が減ったことに対して喜んでいたのですが、いま、別のストレスが私を襲っています・・・
それは、ダーリンの皿洗いに対する姿勢の問題。
あちらとしてはあくまでも“本来は私の仕事を俺の優しさで手伝ってやっている”という意識なので、
「あ、今日はさすがに俺は疲れているからできん」とか、
「明日の朝は早いからやめとく」とか、
「今日は俺が作ったんだから洗うのはやってよ」(1年に2、3回あるかないか)
とか平気で言ってくるんですよ。
内心、
(はぁ~? 私はいくら次の日の朝が早いときでも、皿洗いにかかるのが20分だとすれば、それを逆算してさらに早起きしてやったわ。)
とか思うけれど、いやいや、以前に比べたらほとんどの日をやってくれるようになっただけでもありがたいと思わなくちゃいかん、とにかく以前よりは私にとっちゃ改善されているんだから、とぐっとこらえる。



ほかには、ザルにあげてあった皿がまだ片づけてないときに、その上から洗ったばかりのお皿を重ねるとか、
「あぁ! そんなことしたらせっかく乾いてるお皿が・・!」
と言うと、
「はぁ? どうせ一緒のことだからいいじゃん」
と言う。
どこに片づけるのか把握していないものが多いので、次に私が料理をつくろうとするときに、
「ん? ここにあるべきしゃもじがない」
とか言うことになって、
「あれ、どこへやった?」
と尋ねなくてはならない。
いちいち料理を始める前にすべての調理器具を指さし確認するわけじゃないんだから、今このタイミングで必要だ!というときにそれがないというのはすごくストレスだし、実際にいったん火を止めなくてはならなかったりで料理のタイミングが狂う。
なんかイライラする。



これはひとえにダーリンが「皿洗い」という一連の「料理」という家事のなかからほんの一部だけを切り取った部分を請け負っただけで、実際には「料理」のカテゴリーの作業のなかにはもっともっと“名もなき家事”が潜んでいるんだよ、ということをまだまったく理解していないから起こることだと思うんです。
私はダーリンが皿洗いをもっと「これは自分の役割」として責任感を持ってくれたら、「次はこれもお願い」という感じで、そこにくっついてくる「乾いた皿を棚にしまう」とか食べた食器をシンクまでもって行って、少しでも洗いやすいように水に浸しておく、というようななんでもない“名もなき家事”を少しずつ増やしていってもらいたい、と思っているんですが、そこまではなかなかに遠い道のりのようです。
私は子育てをしたことがないので、子どもにしつけの一環として家事を手伝わせる、ということも当然したことがないわけですが、世のお母さん方は、
(あ~、もう! そんなんなら手伝ってもらわなくても、自分でやったほうがなんぼか早いわ!)
ということをぐっとこらえ、
「そうそう、そんな感じよ~ ありがとうね」
とか言いながら教えてるんだろうな~と思うと、皆さん、ようやるわ、と思います。
どうしたら、ダーリンがもっとヤル気を出して自ら、皿洗い前後の“名もなき家事”にまで手を出してくれるそそのかし方ができるか、いま勘考中です。

石あたり(石酔い)

2019-03-27 09:01:36 | 波長と波動
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  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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先日、お客様がいらしたとき、今度行う「オルゴナイト展示即売会」のために届いたオルゴナイトたちを一時的に並べてみていました。
「わぁ~! 素敵! 壮観ですね~」
としげしげと手に取ってご覧になっていたそのお客様が、10分くらいしたときだったでしょうか、
「なんだか、頭が痛くなってきた・・」
と突如おっしゃいました。
ひょっとしてこれは“石あたり”(温泉に浸かりすぎると起こる湯あたりと同じような現象で、石酔いといったりもします)ではないか、と思いました。
そこで、
「ちょっとこちらへ来てみてください」
と言って廊下へ連れ出すと
「あ・・ たちまち少し治った」
とおっしゃいました。
そしてサロンに入ると、
「あ、だめだ。また痛くなってきた」
とおっしゃるので、これは完全に石あたりだな、と思ってさっさとオルゴナイトたちをボックスに入れて片づけ、倉庫にしまいました。



オルゴナイトの中にはポイント水晶とそれぞれの色のメッセージに対応したパワーストーンたちがたっぷりと入っています。
そしてそのときそこには30個以上のいろんなオルゴナイトたちを並べていたので、それはそれはかなりなパワーストーンたちのパワーを放っていたことでしょう。
しかし、驚くべきことはそのお客様が「パワーストーンには波動があり、あまりに強烈な波動を一気に受けると石当たりといわれる症状を呈することがある」ということはなぁ~んにもご存じない方だった、ということです。
そういう情報を知っていると“その気になってしまう”という場合が多くあります。
事実、専門家のなかにも、
「石当たりというような症状は実際にはありえない。それはそういうものがあるのだ、と思っている人にだけ起こる」
と言っている方もいらっしゃいます。
しかし、実際にこの日、このお客様は石に対するなんの知識もなく、オルゴナイトという言葉すら知らずにいらっしゃったのにそういう症状を呈しました。



もっとすごいことは、その前日、私は
「いったん並べるだけ並べてみよう。そうするとどれくらいのボリュームか、どのくらいの広さのところに並べたらいいのかわかるだろうから」
と並べているところへ、「潜在意識活性塾」に参加していらっしゃる生徒さんからLINEをもらいました。
それに返事をするとなんとその人から、
「痛い、痛い! えつこさん、何をしているんですか? えつこさんからの返信が画面にパッと現れてそれを見たとたんに肩のあたりが痛くなるんですけど」
というメッセージが!
これには私の方が驚きました。
遠隔ヒーリングならぬ「遠隔石あたり」です。
それほどにこのオルゴナイトの中に入っている水晶やパワーストーンたちのエネルギーがすごかったんですね。
そしてそれに対してまた私が返信すると、
「あ! やっぱりそうだ。えつこさんからの返信が入って私がそれを見たとたんに肩が痛くなる」
と彼女からLINEが返ってきました。
もちろん、私がそのときオルゴナイトたちを並べていたなどの情報はいっさい彼女は知りません。
これを「石当たりはただの情報操作だ」という専門家はどう説明するのでしょうか・・?



ちなみに「石あたり」とは、石にエネルギーを感じてしまう敏感な方が頭痛やめまい、眠くなる、などの症状を指しています。
「エネルギー」とは物理学的には『物質や系が持っている仕事をすることができる能力』と説明されます。
わかりやすいのは日常的に私たちがお世話になっているガス、電気、ガソリンなどの熱エネルギーのことですよね。
だから「エネルギー」というのはなにか「生命体」だけが持っているもの、ということでもなんでもないんですが、私は「生命体」が持っているエネルギーの発するものと、化学的なエネルギーとは別物だ、という気がします。
うまく言えないんですが・・ 熱や移動や化学的反応などによって生じる現象ではなくて、生命体が発するエネルギーにはもっと固有の波動が生じていて、意志を持っているかのように突然発生することがあると感じているんです。
まぁ、石は生き物だ、と思っているくらいですからね。
実際に、科学的な定義ではエネルギーは「突然発生したり、いつのまにか消滅して消えてしまう」ということは「エネルギー保存の法則」によってありえません。
けれど、石が発しているエネルギーにはそういうこともありえる、と思えるんです。



石あたりの症状を起こしてしまうと不安になったり、その石とは相性が悪いのか、と考えてしまいがちですが、そういうことでもないと思います。
気持ちよいからつい浸かりすぎた温泉に湯あたりしたからといって、
「ここの泉質とは相性が悪い」
なぞとは思わないのと一緒のことです。
それだけ石の波動を感じやすいからこそそういう症状を呈したのだとも言えますし、私は感受性が強いんだな、と思えばいいと思います。
それぞれの石によって酔い方も違ったりするので面白いです。
ただ天然石が出している微弱な波動は人間の身体に影響を与える、ということは事実なんです。
このことは、水晶から出る波動を利用してクォーツ時計が動いているように、科学的にも証明されていることです。
自分の波動と石の波動が違ったり、ズレていると敏感な人はそれを石あたりという症状で反応することになる、ということなんです。
でも、これも人間関係と同じようなものだ、と捉えるとわかりやすいでしょう。
自分と似ているな~と思う人とは当然ウマが合うことでしょう。
でも似過ぎていてイヤになる場合もあるでしょうし、逆に自然すぎて刺激を感じずに魅力を感じない、という場合もあることでしょう。
反対に自分とは全然違うタイプだな~と思う人とは、だから合わないと思うときもあるでしょうし、やることなすことが新鮮でとても惹かれる、ということもあるでしょう。
ようするに出している波動が違うか似ているかだけでは、「合うか合わないか」は決められないんです。
自分の感性を信じるしかないですね。
あなたもどの子と波長があうか、確かめにいらっしゃいませんか?



ちなみに作家さんから新たな作品の写真が届きました~
いま、硬化中だそうです。
第一弾に間に合うといいのだけれど・・・。
とっても幻想的で素敵でしょ。







「もうこれで死んでもいい」と思える瞬間を目指して

2019-03-26 09:01:01 | ニュース
お知らせ NEW!

    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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イチローが引退しましたね。
私はイチローの80分にも及んだという引退会見のすべてを見たわけではありませんが、チラと見ただけでも、
「あぁ、これまで私はイチローを誤解していたかもしれない。今日のイチローは好きだ」
と、彼が話しているときの印象だけでそう思いました。
それは彼がもう現役生活から引退することによって、肩から力が抜け、ただただ、ファンや記者たちに対しても感謝の気持ちしかない、という気持ちで望んだ会見だったからかもしれません。
これまでのイチローはなんだか気難しくて、少しでも勉強不足のような状態でインタビューする記者には「は? 何言ってんの、あなた。出直してきなさい」的な雰囲気を漂わせている、近寄りがたい人、というイメージでした。
心から私は「お疲れさん。そしていろんな刺激をありがとう」と言いたい気持ちになりました。



さて、その引退会見のなかで私が最もハッとさせられたイチローの言葉がありました。
それは、
「後悔していることはありますか?」
という質問に対して、
「今日のこのような光景を見せられたら、後悔などあろうはずがありません」
と答えたときです。
“今日のこのような光景”というのは、彼がこれで引退なのだと速報ニュースで知った球場の人たちは誰ひとり帰らず、イチローに万雷の拍手を送ったことを指している、と思われました。
イチローは、
「あれを見たとき、もう死んでもいいと思いました。いや、実際には死なないですよ、死なないですけれど、もう死んでもいい、って言葉はこういうときに使うんだ、と思いました」
と言ったのです。
この“もうこれで死んでもいいと思える瞬間”という言葉が、私にとても響いたのでした。



なぜ、そんなにも響いたのか、と言えば、私もそれを目指して生きているからにほかなりません。
喉から手が出るほどその一瞬が欲しい。
そして文字通り、そんな気持ちになれる瞬間があるとすればほんとにもう死んでもいいや、と思います。
しかし、友人にこの話をしたら、その友人はいかにも意外そうに、
「へぇ~、私はそんなこと考えたこともないな。ただ穏やかに平和な日々が続けば幸せだな、と思うだけ」
と言ったのです。
“もうこれで死んでもいいと思うほどの瞬間”を望む人と望まない人がいるのを知りました。
そりゃ“穏やかに平和な日々が続いて欲しい”と私とて、願わないわけがありません。
しかし、ほんとうにそういう日々が続いたとき、私はそれらの日々に感謝する気持ちが沸き起こる人間か、と言うときっとそういう日々を、
「平穏で安寧ではあったが、ダレて、精一杯できる努力を怠った日々」というように断罪してしまうことでしょう。
でも友人は想像するに、ほんとうに心からそういう日々に感謝を捧げられるタイプの人だな、と思いました。(また、これからの人生、そういう日々を送るにふさわしいほど、その友人はこれまでの人生で大きな谷を味わっているので)



要するに、死ぬ瞬間にこれまでの人生を振り返ったとき、「後悔したくない」ということなんです。
そして私にとってはその「後悔したくない」は、では何をすれば後悔しないで済むかといえば、思い切り、あえぐほどにギリギリ出来るところまで自分の可能性を追及しきった、ということをやらないと感じないでしょうね。(わかってんならやればいいだけなんだけど)
これまでの人生を振り返ったとき、
「もうこれで死んでもいい」
と思うほどの瞬間には出会っていない・・ と、思う・・
死ぬまでにそれを味わって死にたいな、というのが私の望み。



イチローのことをずっと私は「恵まれた人だ」と思ってきました。
どういうところが、と言えば、
「幼い頃にすでにプロ野球選手になりたい、という夢を持ち、早くにそういう夢を持ったがゆえにほかによそ見せず、そこに注力できたこと」
「自分のスタイルを確立していたがゆえに、米メジャーに行っても、パワーバッティングに惑わされずにコツコツとヒットを積み重ねることができたこと」
だと思ってきました。
しかし、会見を聞いていたら、あのイチローでさえこんなに大変なことがあったんだな、ということがわかり、勝手な邪推を恥じ入りました。



それがわかったのは数ある中でも最もほぉ~と感動した次のやりとりです。
「これまでの28年間の野球人生のなかで、これが1番誇りに思える、という瞬間はなんですか?」
という問いに対する答えが、
「僕の数々の記録は、きっと後から出る人たちが次々と塗り替えていくことでしょう。でもボクはそういう記録よりも、去年の5月からこれまでの自分の過ごし方については誰も真似のできないことだったんじゃないか、と自負しています」
だったんです。
去年の5月から、というのはイチローがマリナーズの「監督付き補佐官」に任命され、一線の試合から遠ざかる、と報道されてからこの前の開幕戦にスタメンで出場するときまでの日々のことを言っています。
多くの人は昨年5月のこの報道を、
「あぁ、球団はイチローに現役を退いてもらって、それでもう運営サイド、経営者サイドの人間になってほしいとポジションを用意したんだな。だからもう2度とイチローは選手として試合には出ないのかもしれない」
と思ったことでしょう。
私もその1人です。
そしてそれを球団サイドにしても、イチローサイドにしても望んでいたことだと思っていたんです。
さすがイチローぐらいになるとすぐに次のポジションを用意してもらえるんだわ、と。



しかし、イチローは全くそんなつもりはなかったのですね。
成績が悪いからスタメンから外されるのはやむなしだけれど、自分はまだまだ出来ると思っている、だからひたすら一生懸命トレーニングを積んで、まだ選手として出来る、というところをアピールしよう、とずっとひそかにトレーニングを積んできたようです。
これは確かに誰にでもできることではない、と思いました。
誰にも望まれていないことを(球団も選手たちもひょっとしたらファンでさえイチローはもう2度と現役に復帰することはなく、フロント陣に居たほうが彼のためだ、と思っている人たちはわんさかといたことでしょう。私もその1人なのですから)、もくもくとやる。
自分ひとりでやる。
ここまでやったらもういい、という終わりが見えないトレーニングを積む。
それは一条の光を見つけるより厳しいことだったかもしれません。



「いいじゃないか。イチローくらいになれば、もう食べていくのに困るわけじゃなし」
なんて考えが我々しもじもの、今日食べていくことに一生懸命の人間は思ったりもするわけですが、イチローの身になってみれば当たり前のことですが、「今日食べていければもうあとのことはいい」なんて気持ちで生きてはいません。
だからイチローはヤンキースに移籍になった時期が1番辛かった、と言います。
プロ野球球団のなかでもとくに精鋭たちが集まっているといわれるヤンキースで、思うような成績があげられなければ、
「自分はいつ首を切られるんだろう・・?」
ということばかりを恐れていた、と言います。
あぁ、イチローでもそういうことに恐れを抱いたときがあるんだな~というだけでも身近に感じました。



そして、いま私は思います。
潜在意識の講座、引き寄せの法則を扱っている多くの人たちが、
「頑張って夢を勝ち取ろう、と思うのはバカみたいよ。そんなことしなくても潜在意識の仕組みさえ知っていればもっとラク~にそうなれちゃうんだから」
というようなまるで馬の前においしそうなにんじんがぶら下がっているような惹句を使います。
確かに、なんでも特性やしくみを知っておくのは良いことです。
知っておいてソンすることは何もないと思います。
けれど、こう言われたら誰だって、「今よりずっとラクに」「なんの努力もせずに」そうなれるのか!?と思っちゃいますよね。
違います。
ラクな道を選ぶ、ということは辛そうにみえる道に背を向ける、逃げる、ということですよね。
あえて辛い道に飛び込む必要もありませんが、私がいつも言っているように、何よりも先にまずは自分が「大好きで」「情熱を感じている」ものを見つけたら、決してそこで起こることから目をそむけてはいけないのだ、と思います。
でないと、いったい自分は何を愛していて、何を求めているのかさえわからなくなってしまいます。
どんなに辛いことがあっても、「これは自分が選んだ道じゃないか」「これが大好きだから何があっても耐えられる」と思わない人に、“もうこれで死んでもいい”と思えるほどの達成感が味わえるとは到底思えません。
“大好き”“情熱を感じてる”というものには辛かったことでさえ後から振り返ったら「たいしたことじゃなかった」と言えるパワーがあると思っています。
もちろん、それも自由ですからぬるま湯に浸かっているような人生のほうが好きならそれでいいと思いますが。



私もつまずきそうになったら、イチローほどの偉業を成し遂げた人物でも、野球をやっていて辛いことばかりだった、と言っていたことを思い出そう、と思います。
なにせ、
「いつが楽しかったですか?」だったか「野球は好きですか?」という問いに対してだったか忘れましたが、そんな質問に対してなんとイチローは、
「楽しかったのはプロ野球に入って1年目、2年目までだった。そのあとは仰木監督に見込まれちゃって、自分のそのときの実力よりも優ったポジションを与えられてしまったので、それに相応しい人間になることで精いっぱいの野球人生だったように思います」
と答えているのです。
まぁ、いくら自分の実力以上のポジションを与えられてしまって、それに後から追いつくように努力した、とは言ってもどうしてもその器にさえなりきれずに脱落していく人も多いだろうと想像できますから、相応しい人間になることができた、ということ自体がすでに相当の実力を持っていた人なのだ、という言い方もできると思いますが、やっぱりイチローは人並み外れた努力をそれに惜しまなかったからこそのことだと思います。
そしてそれでも、イチローは誰よりも野球を愛しているし、大好きだと思いますよ。
そういうものでしょう。