ようやく蕁麻疹の痕もすっかり消え、体調も戻ってきたので、久々にjynちゃんの「J senang」さんでフーレを予約してやってもらいました。(jynちゃんも「心と身体のかかりつけの場所」というブログを書いてますから、そちらもよろしくね。)
今までも散々私はjynちゃんに、「筋肉、かたいね~! えっちゃん! うちに来るお客さんの中でも最強だよ。」と言われており、運動不足もあってか、やってもらっているうちは気持ちいいのに、次の日にもみかえしがきたりしてしまっていたんです。
せっかくちょっと慣れてきていたところで、ばーんと間があいてしまったので、また最初に逆戻りかぁ、明日はもみかえしを覚悟しなきゃいけないかもな・・と思いながら施術を受けようとしたら、jynちゃんが、
「あ、そうだ。えっちゃん、もみかえしや次の日のだるさの予防のために施術する前にディープマゼンタつけよう。」と言ってくれました。
jynちゃんも私のもみかえしについては前から心配してくれていて、そのことをオーラソーマの友人に何気に話したら、
「きっと、jynちゃんとえっちゃんは似ているところがあるからお互いに疲れとかをもらっちゃってるのかもしれないよ。だから、ディープマゼンタを使ってみたら?」と言ってくれた、というのです。
確かにグッドアイデアです。
そこに気づきませんでした。
ここで、なんのこっちゃ???と思われる方のためにディープマゼンタの少々説明をさせていただきますと、ディープマゼンタとはオーラソーマで使うポマンダーの一種です。
ポマンダーとは人間のエネルギーフィールドである電磁場を守る働きをする香りです。
人には肉体の周りを取り囲むようにして、目には見えないけれどその人のエネルギーは及ぶエリアがまだ15センチから2メートルくらいあります。体にはボディローションなどを塗って乾燥を防いだり直接保護したりすることができますが、目には見えないので単なる空間にしかすぎないこのエネルギーフィールドは保護することができないので、香りの力を使って保護するのです。香りは何ヶ月か塗って効果を発揮するイクイリブリアムボトルとは違って、かいでからものの数十秒で血流を巡り効果を発揮するのです。ま、自分のオーラフィールドを自分の力で強化するようなものですね。
ポマンダーには15種類の色があり、オーラソーマでは1本目に選んだ下層部の色を薦めます。なぜならそれはソウルボトルであり、さらに潜在意識の色なので、その人が本来持っている色のはずだからです。
しかし、ポマンダーの各色にはその色がもつ独特の働きがあり、自分のソウルカラーだからとか言うこととは関係なく、その色の力をもらうことができます。
ディープマゼンタには「エネルギーを与えると同時に沈静する作用」がありますし、「手のひらのくぼみにつけておくと人からいやなものをもらわずにすみ」ます。そして何よりそもそもディープマゼンタは「針やリフレクソロジーなど特定のツボに働きかける」という効用がそもそもあったではありませんか!
というわけで施術の前にふたりでディープマゼンタをつけて、深く吸い込んだのでした。
jynちゃんは「久しぶりだから、ちょっと弱めにやったほうがいいかな?」と聞いてくれましたが、「ううん、普通くらいでいいよ。イタ気持ちいいくらいのが好きだから」と言って普通にやってもらいました。
そして、次の日・・
なんともない! 体が軽い!! もみかえしなってまったくない!!!
ばんざ~い!!!
あんなに間が空いたのに、なのにいきなり弱めでもなくやってもらって全然へっちゃらということはこれはやはりディープマゼンタのおかげだろうか・・
改めて、オーラソーマプロダクツの品質の確かさを確認するとともに、身体の波長が合ってしまう、ということについても考えさせられました。
そういえば、先月インフルエンザで高熱をだし、家で寝たきりのとき、部屋のなかばかりにいて空気がよどんでるだろうな~、お気に入りのランプベルジェでも焚こう、と思って7~8種類は取り揃えてあるオイルのなかから何を焚こうかな、と考えていると、不思議と華やかな香りには全く惹かれないことがわかりました。
私の一番のお気に入りは「ブーケ・プロヴァンス」です。
でも、花束を思わせる華やかな香りはいつもなら大好きなのに、頭の中でその香りを想像しただけでも「今はいや!」とひどく拒絶を感じてしまいました。
そして、これなら焚きたい、と思うのはなぜか「アンバー」「オリエンタルウッド」「パチョリ」などの「ウッド系」のものばかり。
香りが重くて、なんとなく「和」を感じさせるものばかりです。
体が弱っているときというのはやはり、自分のふるさととでも言うような香りを求めるのかな~とちょっと不思議に思ったことでした。
以前に世界各国で風邪をひいてダウンしたときには何を食べる?という特集をしていたことがあって、確かイギリスでは「チキンスープ」でした。
スープといっても、チキンの塊がドン!と入っている、どちらかといえば「チキン煮込み」とでも言うような代物。
チキンは牛肉や豚肉に比べればさっぱりとしていそうですが、それでも体が弱っているときに「肉」を食べたくなるってこと自体がやはり農耕民族である日本人とは違うわ・・と思って見ていた事を思い出しました。
逆に日本人は、というとそのときは「お茶漬け」が紹介されていましたが(それよりおかゆとか雑炊のほうがふさわしいと思うんですけど・・)、それを聞いたイギリス人が「そんな消化の悪いもの!」と言っていたのに驚きました。
確かにお茶漬けはよく噛まなくてもさらさらと入ってしまいますからかえって消化はよくないでしょう。だからその感想は理にかなっています。
しかし、日本人はどうしても喉を通りやすいもの、を選んでしまうんですね。
そして、何も食べられないよりは口に運ぶ気が起きるものを少しでも食べておいたほうがまだしも体力がつくだろう、と考えるわけです。
ここいらへんの発想の違いというのが面白かったです。
ランプベルジェに話を戻しますと先日オリエンタルな香りの決定版、とでもいうような日本限定の香り「ひのき」が発売されました。
早速注文しましたよ。
だって、大好きですもん。ときどきひのきチップとか買ってきてお風呂にいれたりもします。
届いて、わくわくして早速焚いてみたところ・・・正直、ちょっとがっかり。
あの、ひのき独特のすがすがしい木の皮のような香りはしずに「アンバー」ととてもよく似た香りでした。
ちょっとそんな予感もしてたんですけどね。
だって、「緑茶」だって、全く日本人が考える茶香炉のような苦味のある香りではなくもっとフレッシュで、あくまでもフランス人が考える「緑茶」のイメージをブレンドした香りですから、ひのきもひょっとしたら・・とは思ってました。
「フランス人の考える」ってやつが日本人の私たちの感覚と似ていることを願うばかりでしたが、やはり、ちょっと違ったようです。
ま、ヒノキそのものとしてはちょっとがっかりですが、「アンバー」も好きなので、それはそれで楽しんでます。
身体と身体のシグナルの同調、身体の状態によっての香りとの同調・・
ちょっと「身体」のことについて考えさせられることが続きました。
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