断るのが下手な人、という方がいらっしゃいます。
実は私もそうなんですが・・
え! うそでしょ~、あなたってずいぶん、きっぱりとしたこと言いそうだけど?って?
う~ん、ですね~
きっぱりとしたこと言うこともあります。
でも、人が「あなたのために良かれ、と思ったわ!」というようなことを断るのは実は苦手です。
例えば、「ね! たまには絵画展もいいものでしょ? 好きだったでしょ? 行かない?」というお誘いがあったとする。
で、その方の絵を以前に「こういう筆致、好みだわ~」と褒めていたりなんかすればもう断れない。
前に褒めといて、その日も時間が作れて、となったらもう断る理由が見つからない、ってことになる。
行きたくない理由はあえて言えば、「行きたくない、というほど強固なものでもないけど、行っても私の魂をゆさぶるほどのものには出会えないと思うから。違う言い方をすれば、私自身が今、この人のものを受け取るだけの魂の準備が整っていないから。」というようなことなのですが、「そぉんなのぉ! 行ってみなければわからないじゃない。」という強いプッシュに会ったりすると、先のことは確かに誰にもわからないわけですから、「・・・・・・」と二の句が告げなくなって気乗りがしないまま行く羽目になったりする。
でも、実は行ってみなくてもわかってるんですけれどね。
だって、自分の魂がそれを受け取る準備ができていないっていうのは明白なんだから、行ってみてうわぁ、やっぱり来てみてよかった、ということになんてなるわけがない。
でも、それをどう相手の人に伝えればいいかわからないから行くことになったりする。
私には言葉がとても重要です。
相手の人に自分がなぜ行きたくないのか、という理由を上手に説明ができなければそれは負け。
気乗りがしなくても行かなくては、と思ってしまう。
なぜこんなところに勝ち負けが登場するのか、おかしいんじゃないの? そうですよね。でもそう思ってしまうんです。
別に相手の人は、私の気持ちがどこにあるのか、なんてことは重要じゃないでしょうから、理由をきちんと説明する、なんてことをせずに「う~ん、とにかく気乗りがしないから」の1点張りでほんとはいいのかもしれませんけれどね。
で、つい「その日は予定があるから。」というような日程的にどうしても都合がつかないから、という言い方で断ったりする。
つまり、ウソ、です。
これが一番どうしようもないことだから、相手も引き下がるしか仕方がないことだし、さきほどの例で言うならばその絵画展の画家の方の評価を落とすような感想も言う必要がないから、お互い傷つかずに済む。
だから、まぁ、これで通るならそれが一番無難かもね、と思っていました。(そりゃ、極力ウソはつきたくないですが。)
で、そんな私は、誘いベタでもあります。
自分がいかに断れないかを知っているから、相手もそうだったらかわいそうだな、と思ってしまって、最初から「あ、無理にとは言わないけれど・・・」とか「ご案内だけだけれど・・」とか余分なエクスキューズを言ってしまうのです。
自分がサロンでイベントをやる。
通常は封書などで案内を出しますが、たまたま初めての方がコンサルテーションにいらっしゃったり、案内を出そうかな、というようなタイミングでいつもの方がコンサルテーションにいらっしゃったりする。
そうすると、当然、ご案内はします。
で、そのときに「どう、来れそう?」というプッシュができないんです。
本当はその場で「来れそうか、来れそうでないか」がわかれば私も人数が読めるし、準備もできるからありがたいんです。
だから、知りたい。
だけど、「あ、後で見ときます。」とか「考えときます。」とか言われると、
「そうよね。はい、そうしてください。」で終わってしまう・・
そこで、「どう? 予約制だからお席が埋まってしまうといけないから、後でどうしても外せない用事が出来たとかの場合は断ってもらっていいから、とりあえず予約いれとかない?」というような、いかにもそれが相手のためだから、というようなふりをしたウソくさいプッシュがどうしてもできない。
そこまで言えば、「そうですね・・ じゃあ、○日の○時からのほうで一応予約いれといてください。」っておっしゃる方もいらっしゃるかもしれないけれど、それは本当はその人の本意ではないはずだから、って思っちゃう。
でも、最近、そういうふうにプッシュしなくていいんだ、って堂々と本心から思えるようになりました。
だって、「わぁ! 楽しそう。興味あるイベントですぅ。」ってその場で取り繕うように言われて、ドタキャンされたりとかより、よほど「まぁ、あとでじっくり考えておきます。」で、それが本当に興味があったら来ていただく、でいいや、って思ったから。
なんでも「これ、面白そう!」って言う人は逆にあまり信用できません。
そういう人は、目の前にいる人をとりあえずその場で喜ばせてあげたいから、っていう意識が強い優しい人なんだと思います。
でもそれでこちらが「この人は来てくれそうだな。」って期待しちゃうと、すごく褒めてくれた人に限ってお越しにならなかったり、来ていただいても義理なのかしら・・?というようなそぶりが見受けられるとこちらも疑心暗鬼になってしまいます。
それよりも、きっぱりと「このテーマには申し訳ないですけれど、あまり興味がありません。○○というようなジャンルのテーマのときには興味がありますから、それなら是非お邪魔させていただきます。」って言われたほうが、その言葉を額面どおり受け取ればいいな、って思えるからかえって嬉しい。
○○をいいヒントをもらったな、と研究して次にやろう、っていう気にもなるし。
だからね。皆さん。
是非、自分の興味あることだけに反応してもらえばいいですよ。
無理しないで。
「興味のないもの」に「興味な~い」って言われたって、誰も人格を傷つけられた、と思って傷つきゃしませんから、はっきりと言って下されば結構なんです。
私がそう思うから、みんな世間の人もそうだろうな~と思って、自分が誘われたり、断らなければならない立場のときには、今度からそうしようと思っています。
しかし、たまに時が過ぎてしまってから、「あ! えっちゃんのイベントって終わっちゃったんだっけ!? しまった~ 申し込みの期日が遅すぎるからいけないのよ。逆にまだまだいいや、って思って忘れてしまうの。なぁ~んだ。間際になったときにもう1回プッシュしてよぉ。」なんて言われることもあります。
こういう人にはどうしたらいいんだ・・・?
そのとおりに、間際にプッシュしていいんだろうか・・・ 今は、それが悩みです。
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