ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

臨死体験

2014-12-31 09:03:13 | ワークショップ
「臨死体験」なんてタイトル、この大晦日にふさわしいものとは思えませんが・・(ある意味、古い自分を捨て去るということではふさわしいか)そんな丹波哲郎の「大霊界」のようなあの世のお話とかじゃないんで安心してください。



先日、モンロー研のフォーカス42という最高変性意識のトレーニングまで済ませていらっしゃるYさんと一緒にヘミシンクのワークショップをやっていただいたんです。
ヘミシンクについては、詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
http://www.aqu-aca.com/contents/whats-hemi-sync/about-hemi-sync.html



要するに特殊な音声が仕組まれているCDを聴くことによって脳波を特別な意識状態にもっていくものです。
こんなことをいうと「へ~、やだぁ、そんな科学的に自分の脳が操作されちゃうみたいなの。」とおっしゃるかもしれませんが、ヘミシンクは医療機関とも臨床実験済みで安全性が実証されているものです。
そして潜在意識をコントロールしてしまうサブリミナル信号のようなものは使われていません。



私も何年も前にヘミシンクとの出会いについてはブログに書いたことがありましたが、私の場合、何枚かCDを買ったきりで特にセミナーに参加しようとまでは思わずにこれまできました。
なんだかCDを聴きさえすればいいものを、なんでみんなでわざわざ集まってしなくちゃいけないの?と依怙地に思っていたのです。
かといってやはりひとりで聴いているだけでは途中でただ寝ちゃったり、逆に雑念が渦巻いてしまってなかなか入り込めなかったりでまったく効果を感じるような体験はできず、結局、忙しいから・・なんて言ってCDもしまいこんでしまい、なかなか聴くことさえなくなってしまっていたのでした。



それをYさんが「臨死体験ができるってものが発売されてるけど、一緒にやってみる?」って誘ってくださったのでした。
臨死体験というとちょっと引いてしまいますが、要は自分が光の存在になるということ感覚をえたり、自分の肉体から脱して非物体の肉体として浮遊する感覚を味わったりできる(かもしれない)というものです。
タイトルも「イントゥ・ザ・ライト」(光の中へ)と言います。



これは4部編成になっていて、それぞれが30分強くらいの長さですので、全部を聴くとなると2時間強くらいの時間となります。
これをYさんと一緒に1枚ずつ聴いていって、1枚聴いたところで自分に何が起こったかをシェアしあう、というように進めていきました。
やっぱり、オーラソーマでもそうですが、シェアしないと意味がないんですね。
だから私は1人で聴いていたって何も起こらなかったんですね。



さて、それぞれを聴いていき、シェア。
ちなみにCDを聴き終わったあとはちゃんとグランディングするためにお菓子を食べたりするんです。
自分が“肉体を持った人間として必要なこと”ならたぶんお菓子じゃなくてもいいのじゃないかと思いますが、シェアしながらお菓子をつまむ、って身近でお手軽で簡単に出来ることですもんね。



私が自分の感覚で一番気になったことは、明らかに私は眠ってなんかいない、って意識ははっきりとしているのに、いびきをかいて寝息になっている自分がいる、ってことに気付いているという状態があったことでした。
「あれ? だから私は寝てないってば。もう少し普通の呼吸ができないのぉ。いびきなんんて、Yさんに聞こえたら恥ずかしいじゃないの。」
って頭で思っているんですが、そのいびきをかいている明らかに寝ちゃってる寝息をどうしても自分でコントロールできない。
いびきをかいている自分と普通の呼吸をしている自分が2人いるようだ。
このことをあとでYさんにシェアしたら、
「あ、それ体外離脱しかかってるんだよ。」
と言われました。
え!?
そういうことだったの?
体外離脱ってそういう感覚かぁ。
そしてこの体外離脱的な感覚をして、「臨死体験」と呼ぶのであれば、確かに死なんて全然こわくないなぁ、と思いました。
「すごいね。ヘミシンクをこうしてちゃんと聴くのって恵津子さん、初めてでしょ。なのにそこまで行けちゃうなんて。
セミナーやっても、なかなか皆さんそこまで行けなかったり、なんにも感じないっていう人も多かったりするのに。
やっぱり、素地があるからなのかなぁ。」
と言われました。



これが「すごい」と言われるようなことなのかどうか自分ではよくわかりませんが、ヘミシンクはその性質上、けっこう男性の参加者が多いらしい。
で、いきなりスピリチュアル系のものはヘミシンクに出会って初めて、という方も多いらしい。
だからエネルギーとしての生命体が存在するだの、魂と肉体が・・とかいっても頭がパンパンになっちゃって、体感までは行かないということが多いのかもしれない。
確かに私はある程度瞑想もしてきているし、オーラソーマに出会ってからかれこれ10年近くなるからなぁ。
その間、いろんなほかのものにも出会ったし。
そういう意味では素地が出来ている、と言われたらそうなのかもしれない。



そのほかにも、体が振動するような感覚があったり、まったく自分の生い立ちに無関係だと思われる京都の町屋風の建物のなかにいる私が出てきたり、習い事をしている教室で言葉をかわしたこともない親しくない人が出てきたり、と「これはどういうこと? 何を意味しているの?」と自分ではまったくわけがわからないこともありましたが、それら全部をひっくるめて時間があっという間に経ってしまい、そんな風に時間が経過するということ自体、私は楽しんだんだな、と思いました。



Yさんはその後、ビーマーライトペンの施術を希望され、「なんだかヘミシンクのCDを聴いたあとにビーマーの施術を受けるってこの組み合わせ、いいわ~」なんておっしゃっていました。
そしてふっと「オーラソーマもやっぱりいいよね。少し離れてみたり、ほかのことをやったりすると改めてオーラソーマの良さがわかる。」ともおっしゃいました。
ちなみにYさんもオーラソーマのレベル3までを修了されている方なのですが、それ以降離れていた時間が長い方なのでした。
あぁ、その感覚っていいな。
例えば小さい頃から親しんできた幼馴染みが、実はある分野ですごい有名人だったと知ってへぇ~とその人の違う面の魅力に驚くことがあるように、近くでいてわかることと少し離れて見て改めてその魅力を発見するってことはあるに違いない。



そういう意味で、私はいま“ありのままの自分でいる”という実感を得たいがために禅に心が向かっているけれども、その過程のどこかで「あぁ、やっぱりオーラソーマっていいなぁ。」「表現アートセラピーって素晴らしいなぁ。」と思うことがあるかもしれない。
そんなごく自然の流れのなかに今、私はいるんだなぁ、と思いました。



さて、いよいよ今年も押し迫りました。
皆さま、連綿と続くなかの今日、明日があるだけのことではありますが、一度区切りをつけましょうね。
良いお年を!
ここ何年も大晦日であろうと元旦であろうと1日も欠かさずブログをUPしてきましたが、こちらのgooに移らせていただいてからは、何だかもう少しゆるゆるにしていこうかなぁ、という気もしています。
お正月3が日、いや4、5日は休ませていただくかもしれません。
でも・・
気まぐれに「やっぱり私はブログをUPしていないと落ち着かないわ。」とUPしちゃうかもしれません。
どうなるかわかりませんが、これからもよろしくお付き合いください。





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こんなことは初めて

2014-12-30 09:05:32 | 身辺雑事
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   ビーマーライトペン キャンペーン
    ミニセッション付で ¥1500  は、
  2015年 1月をもって終了予定です。

  まだお試しでない方は、この機会にどうぞお早目に!

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昨日、「THE 禅 プロジェクト」に申し込んじゃった、と書きましたが、その後、ふと「さて、ではビーマーライトペンのL3受講をあきらめようかな。」と思いました。
なんでそうなるんだ? その2つの間にどんな相関関係があるんだ? といえば、なんもありゃしません。
ただ懐事情が、両方をやれるほどない、ってだけのことですよん。



ビーマーライトペンのL3は来年の3月に予定されています。
先日その日程が発表されたばかりで、それを教えてくれた友人が、
「受けるよね!? 行くよね!?」
と電話をくれたときには、
「うん、もち。行く、行く!」
と言ったのでした。



そしてその日のうちにとりあえず宿を押さえようとネットでいろいろと検索したのですが、なんと来年の3月のことだというのに、教室の近くの九段下では一切ホテルが押さえられなかったのでした。
L3は5日間の日程となるので、同じホテルで4日間押さえたいわけですが、どうしても間の1日だけが空いていないとか、同じ条件では空いていないとかでホテルを移らなくてはならないわけです。
それは面倒でいやだな~、どうにか同じホテルでずっと滞在できるところはないかなぁ、と探していたら、結局神田でしか押さえられませんでした。
九段下と神田が歩ける距離なのかどうかよくわかりませんが、まぁ近隣ではそのあたりがせいぜいだったので仕方ないか・・と一応押さえたのでした。
今年L2を受けたときもそうでしたが、3月の東京ってどうしてあんなにもホテルが埋まってしまっているのでしょうねぇ。
受験シーズンだからでしょうか・・・?
それとも観光シーズンだからでしょうか?
たぶん、両方なんでしょうねぇ。
受験なんて日程はずいぶん前からわかっているわけですから、とりあえず押さえるだけは押さえておけ、ってことで予約いっぱいなんでしょうね。



で、この時点でかなりげんなりしたことは確かです。
(5日間分の荷物だから、海外旅行用のサムソナイトのスーツケース登場となるわけだけれど、神田となると初日と5日目の日はそのスーツケースをゴロゴロひきずりながら九段下まで通わなくちゃならないわけか~)と思っただけでちょっと嫌気がさしました。
おまけにビーマーライトペンの講座が行われる場所って、普段は使われていない部屋をレンタルでそのときだけ借りるせいか、なんの備品もないんです。
コンクリートの打ちっぱなしの床にペラペラのクッションだけを渡されて、じかに坐るというのは腰に持病をかかえる私には大変つらいことです。
L1のときもL2のときも1日目こそなんとかもちましたが、2日目から10分と同じ姿勢がもたないくらいあれやこれやと姿勢を変えていました。
そして帰ってきてからは3日ぐらいダウン。その後も1か月ぐらいは不調がつづく。
またそうなるのか・・・とわかっているだけでも気が滅入る。



さらに加えて、私は1月に「クリスタルマスターズコース パート3」を受けるのですが、そのときにはクリスタルをワンドのようにして使うということはわかっています。
そしてビーマーライトペンのL3も、ペンの先端に取り付けるのがバイアルでなくてクリスタルを使うというワークを習うんだ、ということはわかっています。
それって・・ クライアントに与える効用としては同じようなことなんじゃないかなぁとふと思いました。
だから友人にはすぐに「行く、行く!」って言っちゃったけれど、クリスタルマスターズを受けてからビーマーライトペンを受けるかどうしようか決めることにしようかなぁ、なんてことも思いました。



そして極め付けは、その友人に聞いたことです。
「ねぇ、私たちってどうも誤解していたみたいだけれど、ビーマーってL2を修了したら、もうクライアントにお金をいただくセッションをしてもいいんだね。」とその友人は言いました。
「そうなの?」と私。
私は、L2の授業のときに確かに、ロバート先生から
「自信が持てないうちはクライアントにやるな。」と聞いていました。
そしてそれを協会の方に確かめていました。
あれはL2ではその資格は出ないよ、という意味なのか、あくまで自信がもてないのであればやめておきなさい、という意味なのか?と。
そうしたら協会では、L2ではその資格はでないよ、ということだ、とおっしゃったのです。
だから私はこれまでL3を修了するまでは、あくまでボトルのミニセッション代として¥1500いただくけれど、ビーマーライトペンとしては無料でセッションしております、という提供の仕方をしてきました。
でもどうやらそれは私の誤解だったらしい。
L2でも正式にメニューにしていいんだ。



これがわかった時点で私は何やら憑き物が落ちたかのように、すっと「だったら私は今のところ、ビーマーライトペンについてはL2までにしておこうかな」、と思ったのでした。
そしてそう思った自分に、自分が驚いていました。
これまでオーラソーマのコースを学びに行こう、と思ったとき、あれやこれや条件面のことを持ち出したりして「やめておこうかなぁ・・」なんて思ったことはありませんでした。
とにかく受けたいんだ、だったら今だ、今の私が受けたいんだ、という感じでした。
いくら今年じゃなくても・・ とかコースが逃げるわけじゃないからまた来年でもチャンスがあるから、と自分に言い聞かせても、いや、もうその気になっちゃったものを押しとどめることはできないんですよ~って感じでした。



だから今回のように、ホテルが近隣で確保できない、授業を行うスペースが体にとって辛い、なんてことは言うに及ばず、クライアントに対してやってあげられることとしてはクリスタルマスターとかぶる部分があるかもしれないなんてこともまったく意に介してきませんでした。
オーラソーマのL2を受けた時、「さて、これでプラクティショナー登録はできますよ。」と言われたって、いやいやまだ生命の樹ってやつがあるんでしょ? それ知らないもん、知らないことがあるのはイヤだもん、それ知りたいもん、だから当然次も進むもん、って感じでした。
だから今回のようにいろいろと悪条件を連ねてみせて、「だからやめておこうかなぁ・・」という弱気(?)になるってことはありえなかったんです。
そう思った時点でもう私自身がそれほどまでに受けたいとは思っていないんだろうから、だったらやめておこうかな、と思いました。
もっと狂おしいほどに受けたくなるときがくるかもしれない。
そうなってから受ければいいや、って思いました。



「THE 禅 プロジェクト」に参加することはまだ自分のなかで「どうしようかな~」と迷っていると思っていたのに、あにはからず右手が勝手に「受講します」の方をクリックしちゃってた、というくらいあれよあれよという間に決めてしまっていたのに、ぐじゃぐじゃとホテルも遠いし、腰も痛いし、なんて言っているようじゃやめておいたほうがいいんです。
でも、こんな風な考え方、感じ方をしてオーラソーマのコースを受けることを断念したということはこれまでの私にはなかったことでした。
だから、私は改めて形になって表れたものとして、自分の中の変化を見ることができました。



もう数年前から「何でもかんでも吸収したいばっかりじゃなくて、いいかげん、発信することに重点を置いたらどうなんだ。」とは思ってきました。
でもどうしても興味のあるモノを受けることはやめられなかった私。
それは言葉を変えれば、興味の対象が絞り切れていなかった、ということかもしれません。
で、今の私は昨日も書きましたが、“ありのままの自分で生きる”ことにつながることしか興味がないのです。
これからは取捨選択がこれまでより出来るようになるかなぁ。



そんなわけで、わたくし、今回はビーマーライトペンのL3を受けることをやめます。
ビーマーライトペンの施術資格はすでに有していることがわかりましたので、冒頭で述べたようにこれまで提供させていただいてきました「ミニセッション付 ビーマーライトペン施術 ¥1500」企画は来年度1月をもって終了させていただきたいと思います。
それ以降は、正式なビーマーライトペンのメニューを登場させます。
お値打ちな今のうちにまだの方は是非来てね!






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それでも私は申し込んでしまいました

2014-12-29 09:03:35 | 身辺雑事
少し前に何日か続けて、「禅」について書いたことがありました。
そう、今の私は、これまで自分が学んできたスピリチュアルなものの“集大成”が「禅」にすべて詰まっているのではないか、と思ったのでした。
オーラソーマを学んできて自然に身についたものの考え方、身の処し方などについてはほんとにオーラソーマをやってきてよかった、とオーラソーマに感謝しているのですが、オーラソーマが最も伝えたい神髄とは何か?と言われれば、
“ありのままの自分でよい”
ということではないか、と思いました。
そして、ではどうしたらありのままの自分でいられるのか、と言えば、“今ここに生きる”ことであったり、“なにものにも執着せず手放す”ことだったりするのだ、と思いました。
それは今の私にはまだまだ難しすぎる。
そう素直に認めます。
まだ全然その域には達していない。
けれどオーラソーマのセッションで軽々に、わかったふうな口を聞いてそれらの言葉を使っている自分が嫌だ、と思いました。
せめてもう少し腑に落としたい。
その落としどころの地点がどこにあるのか、といえばそれは言葉では説明しにくい。
私の感覚の中にしかないことではありますが、ともかくそういう経緯で、私は、「これからの私のテーマは『ありのままの自分でいいことを知るために今ここの感覚を磨くことだ』と思ったのです。
そしてその追究は、オーラソーマの中でなされるものではないかもしれないな、と思いました。
そんなところへ禅に出会ったものですから、う~ん、なんとなく私が求めるものは、今はこっちかなぁ、という気がしたのでした。



そんな折り、阿部敏郎さんの講演会に行き、彼はその日えらく神がかり的に調子が良かったらしく(本人がそうおっしゃっていました。)、言いたいことは講演時間を大幅に残して言い切ってしまった・・という状況になりました。
なので、後半多くの時間を費やして何でもアリの質疑応答の時間となりました。
1人が質問を始めると「ならば、我も、我も。」となるのはだいたい世の習いでして、最後になるほど、まだまだ質問者はいらっしゃりそうな雰囲気でした。
そんななかで終了時間となり、阿部さんは
「何かまだ質問がある方がいらっしゃったら、またメールでね。」
とおっしゃいました。
あ、そうなの?
そんなことしてもいいの?
というわけで、私は帰ってから、やはりどうしても気になる・・と思っていたことをメールしました。



阿部さんが「どうぞ、メールしてくださいね。」とおっしゃっていたものの、返事はあまり期待していませんでした。
なにせ、日本を股に掛けてあちらこちらでしょっちゅう講演会をなさっている忙しい方なのです。
そんな講演会の1聴衆の質問なんかにかかわりあっていられるわけはないだろう、という気がしました。
けれど反面、彼のブログを読んでいる方ならおわかりでしょうが、毎日阿部さんのブログにはものすごい数のコメントが寄せられます。
そしてそのコメントにすべて阿部さんは目を通し、また次の日、それらのコメントの中から全員に紹介したほうがいいものと思ったものについて詳しく答えていたりすることもあるんです。
コメントに答えてくれることがあるのなら、メールしたって同様に答えてくれるかもしれないなぁ、とも思いました。
要するに、私の気持ちは半信半疑だったのです。



そして予想どおり(?)、阿部さんから全然返事はきませんでした。
それでも私はそのことにはがっかりはしませんでした。
忙しいだろうからというのもありましたが、阿部さんの個人的なメールアドレスを知っているわけでもありませんから、私が送ったアドレスは「事務局あて」だったのです。
だから事務局が毎日たくさんくるメールを整理して、これは阿部さん本人に見せるべきもの、これはこちらで対処して削除してもいいもの、と振り分けているのに時間がかかっているのかもしれないし、それ以前に迷惑メールにでも入って知らないうちにもう抹殺されてしまったかもしれないな、とも思っていたからです。



そんなある日、メールを送ってから3週間近くもたったときだったでしょうか。
ひょいと阿部さんから返事がきたのです。
しかしその返事を読んで私はがっかりしてしまいました。
これなら事務局が整理しているうちにどこかに紛れ込んでしまって阿部さん本人の手元にまで届かなかったんだろうな、と思いこんだままでいるほうがよかった、と思ったくらいでした。
どうして私がそんなにもがっかりしたのか、私が説明するよりもここにそのときの私が彼に送った質問文と阿部さんからの返事をそのまま載せますので、皆さんそれぞれに感じてみて下さいね。
まずは私の文面から。

++++++++++++++++++++++++++++++
(講演会の感想と時節の挨拶を書いたあと)

私がお尋ねしたいのは、
あの講演会の場で阿部さんは、
「この世はゲーム盤のようなもので、私たちは自分という名の
キャラクターを演じているにすぎない。」
ということをおっしゃっておられましたが、
そうであれば、どうして私たちはわざわざ本当の自分に
気付かないように操作されているのか?ということです。
はじめから自分は「大いなる知性」とつながっている、というか 一体化した存在なのだ、と気付いていればラクのように思えるのですが。
私も含めみな、そもそもがそういう存在だったのだ、ということに
気付くためにものすごく多大な時間と労力を使っています。
(それでもまだよくわかりません。)
そんな多大な時間と労力を使わせられているのはどうしてなのか?
そこがよくわかりません。

そして、今世では「キャラクターを演じる」ということを余儀なくされているのであれば、
ほんとうの自分は違うところにいる、などということを知らずに
ただそのキャラクターをがむしゃらに一生懸命に生きるだけの人生で何が悪い、
という気もします。
これは開き直っているのでは なく、
精神世界のしくみなぞに興味はなく、
ただ毎日を必死に生きている市井の人が一番えらい、という言い方をしたりしますよね。
ほんとにそうではないか、とふと思うことがあるものですから。

どうか教えていただけると幸いです。

                               坪内恵津子
++++++++++++++++++++++++++++++++
    というものでした。
そしてそれに対しての阿部さんから来た返事というものが、これです。



++++++++++++++++++++++++++++++++
坪内さんへ

今世では「キャラクターを演じる」ということを余儀なくされているのであれば、
ほんとうの自分は違うところにいる、などということを知らずに
ただそのキャラクターをがむしゃらに一生懸命に生きるだけの人生で何が悪い・・・


そのとおりです

言葉に惑わされずに、その時その時一番いいと思ったことを精一杯生きてください。

阿部敏郎
+++++++++++++++++++++++++++++++++



いかがですか?
どぅお、このあまりの素っ気なさ。
素っ気なさだけにがっかりしたわけではありません。
いかなるときも返事は素っ気ない、というタイプの人であればそうは思いません。
だけど阿部さんはむしろ語りたくてしょうがない、という人だと思っていました。
実際、講演会のときの生の質問に対してはいろいろと言葉を尽くして答えておられましたし。
ブログでのコメントに対するものももっと言葉を尽くしていました。
これはどういうことなんだ?
私が、「何が悪い?」という言葉を使って質問したことが、何か彼の世界観を汚したとでも思われて腹立たしく思ったんだろうか?
でも、全体を通して私がそんな彼に突っかかるつもりでモノを言っているわけではないことはわかっていただけると思うんですが・・・
あるいは逆に「坪内さん、そんな小難しく考える必要はないんですよ。禅とはもっとシンプルなものです。」ということを伝えたかったんだろうか?



何より私が一番がっかりしたのは、私が本当に聞きたかったことに答えてくれていない、ということでした。
私にとってはこの質問の前半部分がむしろ大切だったのです。
「キャラクターの人生を一生懸命生きるだけで何が悪いのか?」ということが一番聞きたかったわけではなく、私たちがキャラクターを演じているのに過ぎないのであれば、「どうしてわざわざ私たちというのはそれに気づかないように操作されているのか?」という部分が一番聞きたいことだったのでした。
阿部さんは私の質問を読んで、「そこはこの人にとっても二の次の部分だな。」と思ったからスルーしたのか、あるいは逆にそれは言葉で簡単には説明できないぞ、と思ったからスルーしたのか、あるいはさらに語るに足らず、という気持ちだったのか、いったいなんだろう?と思いました。



そしてその後私の中に湧き上がった気持ちというのは、「禅問答などを読んでいてもそうだけれど、ときに禅はそれを学んでいない人にとって、カッとなるほど失礼な態度だと思うときがある。これもその1つか?禅に親しむと人はそうなってしまうのか?」ということでした。
以前に私が若い頃、街で「アンケートにご協力ください。」と言いながら私に禅問答まがいのことをふっかけてきたお坊さんに腹が立ったのと同じような気持ちになったのです。



だからその後、阿部さんが「THE 禅 プロジェクト」を立ち上げると言いながら、募集2日前に中止になってしまったのも、「ふぅむ。これは私にこの件に首を突っ込むのはやめておけ、ってことかな。」とそのときは思いました。
というか、その時点で私はこのプロジェクトに参加するのはもうやめておこう、と決意したと思っていたのです。
実際に阿部さんのところにも色んな賛否両論激しい意見が飛び交ったようです。
私は少なくとも「いったん保留」とか「延期」でなく、「中止」という言い方をされているくらいなのだから、「また準備が整ったら皆さんにすぐ連絡する」と言っていても、それは何か月か先の事だろうと思っていました。
だからその間にまた気が変わることもあるかもしれないが、そのときはそのときだ、とと思っていました。
けれど意外にも2週間後にはすぐに「お待たせしました! THE 禅 プロジェクト再開です。」というお知らせがきました。
なぁ~んだ、こんな程度の期間のことなら「延期」っていう言い方をしておいてくれりゃあよかっただけなのに、と思いました。



いずれにしても自分の気持ちはこのときの阿部さんの返事のことや、いったん頓挫したということもあって、冷めているだろうと思っていました。
けれど、意外にも私は「どうしようかな~」と思いつつ、その紹介動画やメール、音声メールなどを見ているうちに申し込んでしまっていました。
自分でもびっくりです。
あれ? あれぇ? 私の右手が勝手にあっというまにクリックしちゃったぞぉ? って感じでした。
でも意外に私の潜在意識は私がこれに申し込むであろうことをとっくに知っていたような気もします。
それで冒頭の発言に戻るのですが、よほど私はこれまでやってきたことの集大成が今の時点の私にとっては、禅なのだな、と思っているらしい、ということです。



この「THE 禅 プロジェクト」は、来年半年間にわたって、阿部さんと向禅師と共に“今”を生きている私たちは仲間(サンガ)なんだ、ということを体験していこう、という趣旨のものです。
具体的にはオンライン配信、DVD配布などが主で、実際の場で講演や授業があるわけではありません。
けれど時にはオフ会のような形でお寺で禅を体験する、なんてことも希望すれば出来るみたいです。
少なくとも来年「よし、これに取りくもう」というものはできました。
毎日毎日過ごしていく中での気付きをまたこの場でシェアしていきたいな、と思っています。







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新しい犬猫病院

2014-12-28 09:02:18 | ペット
3週間ほど前でしたか、このブログでも書いたのですが、飼い猫のアクアの右目がしょぼしょぼして涙目になっているのでそれ以来ずっとお医者さんでもらっていた目薬を差していたのですが、多少よくなったものの完治しません。
「ちょっと長くかかりすぎてるんじゃないのぉ?」と私とダーリンは言いあい、考えた末に違う病院に連れて行ってみることにしました。
今かかっているお医者さんは昔から開業されているテキパキとした老年にさしかかった頃合いの先生で、私はそのテキパキさが気に入っていたのですが、なにせこのアクアの目に関しては手こずっており、
「なんだかあまりよくなってきません。」
と言っても、
「う~ん・・・」と考え込み、
「ま、多少でも良化が見られるなら、もう少しこの同じ目薬を続けてみましょう。」
と言われるだけだったからです。



新しく違う病院に行ってみよう、と思ったのは、うちの近くに(といっても車は出さなくてはなりませんが)最近、新しい犬猫病院が開業したみたいだからです。
偶然前を車で通りかかって知りました。
外から見る限り、新しいだけあってすごく明るくて、シンプルだけれどゆったりとソファなんかが待合室にもつくられているようでくつろげる雰囲気だったからです。
そして名前が「けやき通りの動物クリニック」。
このネーミングが私は気に行ってしまいました。(そんなことで決めちゃいけないんだろうけれど)
確かにこの通りには街路樹としてけやきが植えられています。
私は街路樹としてはけやきが一番好きです。
あのなめらかに天高く伸びている幹。
シャンパングラスを思わせるような放物線を描いて、途中から枝を広げている。
それがまるで木々のトンネルみたいになっていてまるでロマンス映画に出てくる通りみたい。
きっとこの医院の先生もけやきが好きなんだろうな。
そしてそんな通りに開業できたことを誇りに思っているんだろうな、と思うとなんだか感性が似ているような気がしてきて。
なにせ、
「けやき通り動物クリニック」ではなくて、「けやき通りの動物クリニック」というところがいい。
この「の」が効いていると思う。
「けやき通り」をそのまま名詞化したのではなく、うちはあくまでもけやき通りにある名もなき動物クリニックですよ~という感じがいい。
うん、ここに連れて行ってみよう、と思ったのでした。



連れて行くと、アレ? 電気が落とされている。
やってないのかしらん?
そーっとドアを押してみると、開いている。
「すみませーん。」
とカウンター越しに呼び掛けると「はーい。」という声がして、先生らしき若い男性がでてらっしゃいました。
「あの、やってらっしゃいますか?」
と尋ねると、
「あ、17時からです。」との返事。
私はてっきり午後の診療は16時からだと思い込んでいたのでした。
そのとき、時計は16時半を回ったくらいでした。
するとそう言ってから先生は、
「大丈夫ですよ。すぐに準備します。スタッフも揃ってますし。すぐに部屋も暖めますね。」
と言ってエアコンを入れてくださいました。
よかった!



診察室に通されるとすごく丁寧にこれまでのいきさつを尋ねられました。
なんと生まれたときのことから!
「それはわかりません。なにせ、この仔は生後1か月半くらいだと思われるときに拾ったので。」
と言うと、それもヒントになったようでした。
そして診察がはじまりました。
すごくわかりやすい説明をしてくださいました。
「涙目になるのは大きく分けて2つの事が考えられます。
角膜が傷ついているのか、なにかウィルス性のものなのか。
角膜が傷ついていた場合のほうが大変なことなので、まずは角膜表面の検査だけはさせてくださいね。
大丈夫、痛い検査でもなんでもありませんから。」
と言って、リトマス試験紙みたいなものをちょいとアクアの目のはしになじませました。
するととたんにアクアの目が蛍光グリーンになって、そして部屋を暗くして表面に流れおちていかない色が残っていれば、そこが傷ついて凸凹しているからだ、という判断のもとにみているのだ、と説明してくださりながら、診察しておられました。
そして、
「大丈夫! 角膜の傷はないです。きれいです。ということはウィルス性が疑われますね。」
と言われました。



ウィルスというものは、それを持っている仔は、「0」には出来ないんだそうです。
人間の帯状疱疹と同じで少し体の調子が悪くなり風邪気味くらいになるとすぐに口唇ヘルペスを出す人と同じで、どこかにウイルスが増殖して現れる。
それはもう上手につきあっていくしかないんだ、と。
「0」にすることはできないけれども、そのときの症状をやわらげることはできるし、猫にとって不快で痛い症状がでていれば、それを取り除くこともできる。
けれどこの仔の生い立ちを聞いても、拾ったときにもやはり目ヤニをだしていて鼻かぜを引いていたということを聞いても、大人になったから免疫ができてきて鼻かぜまでに至らないけれども目に不調があらわれることは避けられない、っていう程度の事だと思う。
それでも前のお医者さんで出された目薬が効かないのなら、ちょっと違うものを出してみましょう、と言われました。



1つの病気を探り当てるのに、疑われるいくつかを想定しながら、検査や詳しい話によってその中からつぶしていき、最後に残ったものを、「だからたぶん、これだと思います。」というまるで推理小説を読んでいるような説明に納得してしまいました。
猫の図鑑を見せながらの説明もわかりやすかったし、先生みずからイラストを描きながら、説明してくださいました。
これからの時代はこういうお医者さんなんだなぁ、とつくづく思いました。
徹底的というほど優しく懇切丁寧に説明する。
なにせ、動物自身は話すことが出来ませんから、飼い主から徹底的に話を聞いたり、徹底的に飼い主が納得しないといけない、という姿勢。
セラピーもそうですが、コンサルテーションということが大切な時代になったんだなぁ、と実感しました。
前のお医者さんのテキパキも悪くないけれども、それは「逐一、自分の判断について患者に説明する必要はない。」というようにも見受けられるところがありました。
確かにそれほどご自身の判断に自信がある、ということの裏付けだとも思います。
けれど今回のように「これだけ長引くというのはどういうことなんだ?」という不安をかかえたときの場合はこういう先生のほうがいいな。



診察が終わって、内心(さて、えらく丁寧な診察だったから、診察料が高かったらどうしよう・・)と思っていたのですが、前の医院と同じ値段でした。
ほっ。
これから少しお世話になりそうな予感です。






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自分が主体でボトルを使うようにしよう

2014-12-27 09:07:52 | オーラソーマ
1人用とか2人用とかのごくこじんまりとした個食用のおせちがブームだそうですね。
どんどん取り扱う百貨店やスーパーが増えているそうです。
なるほど!
こりゃ、やられた~!と思いました。
個食ブームといわれて久しいですが、核家族化しようが、独居老人が増えようが、家族や親族がいるかぎりはお正月ぐらいは集まって一緒に過ごすのだろう、という“思い込み”がおせちというジャンルにも個食という概念を持ち込むことをさせないでいたのでしょうね。
考えてみれば、個食ブームといわれてもう何年・・  いや、ひょっとしたら何十年もたっているのですからさすがに誰か「このマーケットがあるのでは・・」と気付けよ、と思わないでもありませんが。
私もニュースで「1人用や2人用のおせちが売れています。」と言われて初めて、なるほど!と思ったクチでしたから、人間の“思い込み”って相当根強いものがあるんでしょうね。



さて、“思い込み”つながりってことで、話題はガラリと変わりますが・・
昨日に引き続きまして、オーラソーマのイクイリブリアムボトルとのワークについての“思い込み”についてです。
私も含めて、ボトルを提供する側にいる者や、ボトルを使い続けている者にはちょいと自戒もこめて、なんですが、こうしてブログなどで時に、
「○○番を使っていたおかげでこういうことが起こりました!」
なんてことを書いたりするものだから、オーラソーマに馴染みの浅い人などは、「ボトルを使いさえすれば何か良いことが起こるんだ!」という期待を抱いてしまいかねないと思います。
でもそれは“ボトルへの依存”“他力本願”な姿勢を産むだけですよね。
ボトルとワークする、ということは「ボトルに何か望むとおりの結果になることを期待して使う」ということではありません。
一部、レスキューボトルなどは「体の不調を和らげる」というような効果を期待してよいでしょうが、通常コンサルテーションで4本選んだなかの1本とワークするとき、あるいはゴールデンスレッドから導き出されるボトルをその道筋どおりに使う場合では、ボトルに“願掛け”のように何かを期待して使うといいのだ、ということではありません。



それはわかっている。
わかってはいても、せっかくボトルとワークするのだから何か起こるのではないか、と期待するのは人情というものではないか、という気持ちはわかります。
そしてそう思うことがいけないことでもありません。
「ボトルとワークするときはただ、ワクワクして使ってね。そうしないと共鳴が起こらないから。」というように、何かが起こりそう、とワクワクする気持ちが共鳴を引き起こし、願った事態を連れてくるのだ、ということもそりゃあ確かにありますから。
じゃあ何がいけないっていうんだ?と言われるともう1度言いますが、「依存」「他力本願」な姿勢です。



「ボトルとワークしていたおかげでこんなステキなことが起こったわ。」と言うのと、
「ボトルのおかげでこんなステキなことが起こったわ。」と言うのはほんの数語違うだけですが、内容的には全然違うことを言っています。
前者はワークするという“行為”のことを言っていますが、後者は“ボトルそのもの”のことを言っています。
ボトルそのものに対して、「このおかげで・・」と言ってしまうと、それは依存だと思います。
なぜ依存がいけないかと言えば、「ボトルのおかげでステキなことが起こったわ。」ということは、もしでは辛いことが起これば、それはすぐに裏返り、「ボトルのせいでこんな辛いことが起こってしまった。」ということにすり替わります。
いつもそこには主体である“自分”が存在しない。
それではせっかくボトルとワークしていても逆に意味がない、と思います。



では、ボトルとワークするということは何なのだ?と言えば、それは「自分により意識的に生きられるようになる」ということだと思います。
「自分の人生に責任を持って生きられるようになる」と言い換えてもいい。
“依存”とは真逆ですよね。
ボトルは常にそのときの自分自身です。
自分を映し出す鏡。
自分はこの色を持っているはずなんだから、それを信じて生きて行こう、ということです。
その信じる心にフォーカスするのは良いと思いますが、「このボトルは天使だから、天使が何か良いものを運んできてくれたらいいな。」という願掛けのようなことをしてもボトルも困っちゃうと思うんですよね。
あくまでもボトルは自分に寄り添ってくれる存在で、主体は自分自身だということを当たり前のことではありますが、忘れてはならないと思います。



でもつい、ボトルそのものも1本1本個性を持った存在だとか、「リビング・エナジー(生きているエネルギー)」だ、なんて言われるとボトルを擬人化してしまうんですよね。
そして頼ってしまう。
そして最初に「自戒も込めて」と書きましたが、けっこう気軽に「○番を使っていて、こういうことが起こりました~! これもボトルのおかげです。」みたいなことを書いてしまうことがあるので、これはすごくデリケートな問題ですから、表現にはほんと、気を付けないといけないなと改めて思いました。







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