去る25日~27日の3日間、東京九段下でガーラ先生のビーマーライトペン レベル1を受けに行ってまいりました。
九段下、なつかしいなぁ。
私の大学があったところなんです。
北の丸公園と武道館以外、特に何もないところですけれどね。
でも、何十年ぶりかに訪れてみた九段下は、当時より神田っぽくなっていました。(ヘンな表現? つまりビジネス街っぽくなってました。)
ふぅ~・・・
もう何からお話していいやら・・
非常に気付きの多い講座でした。
そもそも私がどうしてビーマーライトペンの講座を受けようと思ったのか。
それは今年の7月、神戸の「せしゅうど かや」さんにてシュリーラ先生のビーマーライトペンのシェアリングデーを受けたからでした。
そのときは、その人の肉体から7.80センチ離したところからどんどん近づけて最後には肉体に直接当てる、ということをしました。
つまり、その人のサトルボディであるアストラル体を感じながら、その層を突きぬけ次にはエーテル体の層に突入し、そして最後には肉体に触れる、ということだったわけですが、通常、「ここがアストラル体、あ、ここからがエーテル体だ。」なんてことはまずわかりません。(わかろうとするような体験もしない、と言ったほうが正確かな。)
ましてやそのちょうど境目なんて・・・!
しかし、ビーマーライトペンだとそれがわかったのです。
すーっとペンが動いてきて、しかしなぜか何か空気の層にぶつかってここからは進みにくい、ごつごつざらざらする感じがする地点が必ずあります。
それが境目です。
シュリーラ先生は、
「何もしないで。むしろ何もしないほうがいいの。ビーマーがそれは知っているから。ビーマーの動きにすべてゆだねて。」とおっしゃいました。
私はもともとそんなに敏感に何かを感じ取るほうではありません。
なので、いたって素直にその言葉を受け取り、
「ハイハイ。私はなんにも致しません。ペンがお仕事をするだけ~」と割り切ることができたからか、初回からサトルボディの層を確実に感じ取ることができたのです。
この瞬間、私の中で思考がくるくると駆け巡りはじめました。
「待てよ。ということは・・
眼に見えないものの存在を信じられないタイプ、私と同じようにボトルを塗っても特に何も感じないんだけど、という方にそれでも我慢してちょっとボトルと向き合ってみてちょうだい、というよりは、ビーマーライトペンを体験してもらったほうが理解が早いんじゃないのかな。」と思ったのです。
ボトルとワークしても特に何も感じなかった、起こらなかったからボトルとワークすることをやめてしまう。
オーラソーマから離れてしまう、というのはあまりにも勿体ないと思うのです。
それはそれは素晴らしいシステムですから!
けれど何にも感じなかった、という人に対してそれでもお金を出してボトルを買いワークを続けなさい、というのも修行じゃないんだし、酷だよなぁ、と思っていました。
何とかして光の身体を築くためのサトルボディの存在を感じることができれば、そのあとはまたボトルを塗る気にもなるのでは、と思いました。
そのためのツールとしてビーマーライトペンは最適ではないか!と、ものすごい発見をしたかのように奮いたったのでした。
さて、動機としてはそんな程度のことでした。
はじめにガーラ先生が自己紹介をされました。
ガーラ先生ご自身があとでおっしゃったように、ガーラ先生の自己紹介は、自己紹介であると同時にビーマーライトペンの歴史を紹介する事でもあったので、それはまるで巻物を読むかのようにかなりの時間を費やしました。
けれど、ここでもすごく感じ入ることがあったので、長くても私にとっては意義あるものでした。(たいていの場合は長い自己紹介って最低ですよね。)
このことについては、また改めてご紹介したいと思います。
さて、そんなあとの私たちの自己紹介。
私は先述したビーマーとの出会いと動機をお話したのですが、皆さん他の方の自己紹介を聞いているうちにだんだん私は恥ずかしくなってきました。
なぜなら、10何人かの受講者中、なんと鍼灸師の方が3人、目医者さんが1人という構成で、当然、彼女たちは真剣にこの光のツールを自分の施術にいかに取り入れることができるか、ということで来ていたのでした。
なかには、経絡やツボを勉強してピンポイントで治療することのできる鍼に行き着きながら、それでも
「鍼は少ない面積であるとはいいながらも、やはり細胞を傷つけていることには違いありません。もっとまったく傷つけずにすむ治療法はないものかと探していたところ、この光の鍼ともいえるビーマーライトペンに行き着きました。」
なんておっしゃる方もいらっしゃいました。
鍼の効果は十分に認めながらも、もっと良い方法はないか、と探し求めたあげくここに行き着いた、とおっしゃるのです。このココロザシの高いこと!
あとの方々にしたところが鍼でなくてもご自身がやっておられる施術にビーマーを生かす方法を探るためにこの講座にきたとか、自分自身や近しい人にどうしても痛みが取れない持病があるから、とか何だか皆さん、ものすごくこの講座を受けるためのモチベーションが高い。
つまり、一言でいってしまえば、皆さんビーマーライトペンにははっきりと「治療、ヒーリング」を求めてやってきているのです。
オーラソーマでは今、マイクが「ヒーリング」や「セラピー」という言葉をなるべく使わないように、とそこから離れていっているところです。
そのなかにあって、これだけ真摯に「ヒーリング」に決まってるじゃない!と決意もあらたに集まっている人たちがいる・・
ちょっとちょっと、わたし、どうすりゃいいの、となんだか場違いなところに居るような気がしてどっしりと席についていられなくなってきたのです。(あ、もともと席なんてありませんけれどね。床に1枚クッションがあるだけ)
私は自分でよく考えた結果、「ん? これっておかしいんじゃないの?」ということに対しては声をあげるほうです。
長いものには巻かれておけ、という気持ちはありません。
けれど、それ以前に自分が大好きなもの、信頼しているものについてはひとまずそこが発信している情報については丸ごと信じようとするところもあります。
おかしい、と気付くのはあとになってからです。
「ヒーリング」が今避けられていることについても、私たちは何もマイクから書面で正式発表があった、とかで知っているわけではありません。
ウワサ、憶測の域を出ません。
私が聞いたのは、「イギリスは日本とは違い、医療とヒーリングを民間人は同等のものとして上手に使い分けているから、逆に言えば“ヒーリング”と銘打ってある限り、ヒーリングがクライアントに対してすること、及ぼす範囲についてすごく厳格だ、ということです。だから日本のようにいいかげんに雰囲気出すためだけに使うな。」って、まぁこんな感じでしょうかねぇ。
けれど・・ちょっと待てよ。
もし本当にそれだけの理由なら「ヒーリングという言葉を使うときには慎重に」ってことだけで十分じゃないの?
もっと根深い、っていうかちゃんとした理由があるような気がする・・
それは何なんだろう・・?
実際、私はレベル4の課題に取り組んだとき、いかにオーラソーマが「光と色は治療になるんだ。」ということに対して誇りを持っているか、そちらを見据えているか、ということを思いました。
なんだ、「ヒーリング」でいいんじゃん、と改めて思ったのでした。
本当に路線変更したなら、レベル4の課題だって変わるはず。
でもこれは明らかに、むしろヒーリングにシフトした課題ばっかりだよ?
私はレベル4の課題をやっつけたとき、「やっぱりいいなぁ、ヒーリングで。」と思ったのでした。
私はもっとこれから「ヒーリング」をやりたい、と思ったのでした。
そして自分でもそう腹をくくったつもりだったのですが、全然実は自分にそんな覚悟も何もできていなかったということを見せ付けられました。
このビーマーライトペンの講座に集まった方々の並々ならぬ決意を目の当たりにして。
そして今一度、私にとってヒーリングとは何なのか?
例えばそれが「オーラソーマはヒーリングじゃないんだってば。」と言われたときには、
「そうですか。なら、仕方がありませんね。私はオーラソーマから離れた異端児としてでもヒーリングにシフトしたことをやります。」と言いきるだけの腹のくくり方をしてるんだろうか・・?
いや、全然してない。
そもそもそこまで自分がヒーリングが好きなのかどうかも定かじゃない。
そんなことで、私はいきなり最初の自己紹介から、
「ちょ、ちょっと待って。ちょっと私をひとりにして。ちょっと考えさせて。この一番大事な根幹に腹が据わってない限り、この講座堂々と受けられないわ。」という気持ちになってしまったのでした。
やっぱり私は改めて真正面からそのテーマを突きつけられると、ヒーリングよりは自己探求、つまり「人々がより自分らしくありのままの自分でいいんだよ、という気付きを得る過程のお手伝い」の方が好きだなぁ、と気づきました。
まぁ、それならそれでいいんですよ。
自分のスタンスがどちらであれ、ちゃんと定まれば。
はためから見たら、単に長い自己紹介のコーナーでした、ということかもしれませんが、私にとっては波乱の幕開けというか、心のなかでは小さなストームが吹き荒れていたのでした。
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