この世に一番最初に出来た音が「AUM」(オウム)だというのは聞いたことがありますよね?
では、そのAUMとキリスト教でお祈りのときに使われる聖音AMEN(アーメン)が同じ周波数の音だということはご存知でしたか?
この音は両方とも一種の真言(マントラ)で、インドでもエジプトでも音そのものが元来神であったわけです。
周波数というのは、波動と置き換えてもいいと思います。
周波数というのは「波動や振動の周期の逆数」を言います。
逆数とは「0でないある数aに対して、a×b=1となる数bをaの逆数という」ので正確には周波数が波動とイコールではないですが、まあ、物事の事象を逆から捉えた数というような意味合いで同じものを言い現すための便宜上別の単位、というぐらいにとらえてもいいのではないでしょうか。
ですから、最初に述べたAUMとAMENが同じ周波数の音だ、というのは、AUMとAMENが同じ波動だ、と言い換えてもいいでしょう。
AUMの根源音から32オクターブ低いと地球の1年の周期となり、一方42オクターブ高いと青緑という色彩光線の周波数となります。
これらはそれぞれ時間、音、色と全く異なった領域に存在しているようにみえますが、実はオクターブの原理によってしっかりと結びついているのです。
万物は目に見えないオクターブと言う結びの仕組みで相互に影響しあっており、その結びを目に見える形であらわしたのが象徴(シンボル)であって、シンボルを駆使してこの結びの仕組みを使いこなす技術が儀式魔法を取り入れたカバラだ、とカバリストの本に書いてありました。
「魔法」というとおとぎの国の話のようでピンと来なくても、このように万物の仕組みを解き明かすためのシンボルをとりいれて使いこなすテクニックのことだ、と言われるとなんだか急に身近に感じますし、科学とは相容れない世界だと思っていた精神世界が実は科学と表裏一体のものだったのだ、と思えてきてなんだかほんわかとうれしくなってきます。
そして、本にはこうも書かれていました。
オクターブの原理は単純な整数比で構成されているから、「万物は数である」であると言ったピタゴラスの原理がここでぴたりと当てはまってくるわけだ、と。
このオクターブの原理のことは周波数を指して言っているわけだから、これをまた「万物は波動である」と言い換えてもいいわけで、そうすると「すべての源は思考という目に見えない物質だ」と言った「引き寄せの法則」のウォレス・ワトルズの説もまたぴたりとはまってくるわけで、(思考も波動の一種だ、と言っているので。思考を質量化せずに人間の頭のなかにぼんやりとうかんだ考え、というぐらいの解釈でいるとわかりにくいですが、『思考を目に見えない物質』と言い切ったことにより、では思考もまた波動で出来ているのだ、とわかりやすくなりました。)こうしてすべてのパズルがぴたりぴたりとはまっていくときの感覚ってとっても快感です。
さらにAMENとは地球の周波数と同じだそうで、人が年に1回、誕生日や記念日を祝うのはこの地球の1年という根源音に同調するためだそうです。
春分、夏至、秋分、冬至の4点は地球の1年と倍音系列で調和する重要な時点であって、ほかの日と明らかな差異があるんだそうです。
ですから、このような特別な時点は、自然や神々や精霊たちと交流する絶好のチャンスだったわけです。
こう考えると改めて、日本古来から大切にされてきた節目節目の行事などにちょっと今までとは違う目がいくようになってそういう記念日やら行事やらの日が待ち遠しくなってなんだかわくわくしてきませんか?
何でも意味がわからないと、それにともなって行われてきた慣習も失われていきます。
お年寄りが一生懸命守ってきた風習なども「なんでそんなめんどくさいことしなきゃいけないの?」という若者の無邪気な問いに答えられる大人がいないと「だったらそんなかったるいことやめりゃいいじゃん。」の一言で終わってしまったりします。
春分の日や秋分の日におはぎを食べるのはなぜか?
夏至の日にタコを食べるのはなぜか?(関西だけの風習のようですが)
冬至の日にかぼちゃを食べるのはなぜか?
「なぜ?」という疑問をもつことが「気づき」のはじまりだ、と以前にも書いたことがあります。
わからないことならやめちゃえばいいじゃん、ではなく、どうしてそういうことが根付いたのかを自分なりに調べてみると思わぬ発見があっておもしろいかもしれません。
そして、なかにはそれが唯一の神と交流しやすくなるための日だったことがわかったりして感慨深く、自分もその儀式や風習を大切にしよう、とかそういう気持ちになってそういった節目の日をすごしてみるのもいいかな、と思います。
例えば夏至の日なんて単に「1年でいちばん昼が長い日かあ。」というだけではなく、一番長く太陽に接していられる日であることを感謝するとともに祝おう、という気持ちになれば、太陽の化身といわれた天照大神についてちょっと想いをはせてみよう、なんてことになるかもしれません。
根源音の話からずいぶんそれてしまいましたが、音もまた波動であり、波動が宇宙の節目、節目で神と交信するための時点を設けてくれている、と思うとさしずめ24節気あたりでもちょっと調べてみようかしらん、という気になりました。
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