ちょっと昨日の話題から「子どもつながり」の話題ってことで。
私の友人で義務教育の教員をしている人がいます。
そんな彼女が、自分の子どもが小学校3年生のときに毎日身体のどこかにアザを作って帰ってきた時期があった、という話しをしてくれました。
服を脱がせると必ず新しいアザがある。
「これ、どうしたの?」と尋ねても、
「あれ? どうしたんだっけかなぁ・・」とはっきりせぬ返答。
彼女はそのとき自分の息子が何かを隠しているのではなく、本当にぽーっとしているところのある子なので、どこでつけた傷なのかよく覚えていないんだろうくらいに思ったそうです。
けれどあまりにも頻繁なので、あるとき息子の友人のほうに尋ねてみた。
すると息子の友だちは、
「あぁ、それ、○○くんにやられたんだよ、きっと。○○くんは毎日掃除当番をサボっては人にちょっかいを出してるもん。○○くんに追いかけられて突き飛ばされたりしているところを何度か見たことある。」と言ったので、そういうことだったのか!と担任に確認すると、その担任の先生は、
「○○くんを呼んで確かめたのですが、○○くんにはそんな覚えは無い、むしろボクのほうが追いかけられて突き飛ばされたんだ、って言ってるくらいなんです。だからこれ以上は確認のしようがないんで・・」とおっしゃいました。
まぁ、それ以降そうそうアザを作って帰ってくる、ということもなくなり、友人の息子さんが1人標的のようにいじめに遭っている、という話でもなく、コトは丸く収まりましたとさ、という一件落着でよかったんですが、私はこの話のなかで少し本筋ではないところがひっかかりました。
「結局○○くんが嘘をついてた、ってことなんでしょ? いろんなほかのクラスの子どもに聞いても明らかに○○くんがいつもほかの子を追っかけまわして、突き飛ばしたりしてたって話だよね。
そいで不思議なのはさ、そんな小学校も低学年っていう年齢の子どもが、担任の教師っていういっぱしの大人を向こうに回して、敢然と嘘をつき続けるかねぇ?
なんだか恐いよ・・
私たちの小学校の頃には、どのクラスにも悪ガキはいたけど、そんな風に嘘を突き通すっていうようなずるさを感じさせる子どもはいなかったよねぇ?」と友人に言いました。
そうしたら友人はまた別の子どもの話をしてくれました。
あるとき、誰かの持ち物がなくなったそうなんです。
ハンカチだとしましょう。
教師が「どうして無くなるの? 誰か知ってる人は言いなさい。」と言うと、数人の子どもたちが△△さんがやった、という。
そしてゴミ箱に捨てたのを見た、という。
確かめたら、確かにゴミ箱からそのハンカチが出てきました。
そこで△△さんに問いただしたら、
「はい、確かに私はそのハンカチをちょっと見たくて持ってかかげて眺めていました。ゴミ箱の上でこうしてただ見ていたんです。そうしたらハンカチがゴミ箱の中に落ちました。」と答えたんだそうです。
唖然。。。。
小学生くらいの子どもが、「ごめんなさい。私がゴミ箱に捨てました。」と謝るのではなく、“ゴミ箱の上で見ていたら”“たまたまそれが中に落ちただけ”というような言い逃れをするんでしょうか・・
「落としたものを拾わないのか!」という追及はされるとしても「私は盗もうと思ったわけではない。」という主張は通せるはずだ、と頭が働くんでしょうか。
大人でも思いつかないわ、こんなこと。
友人が言うには、
「結局、親がこずるいのよ。だから、そういう子どもになる。それに尽きると思う。教師なんて今は弱い立場だから、家で鍛えられた(?)子どもにとっちゃ、教師の対応なんてそれこそ赤子の手をひねるようなもの。ここは生ぬるくて天国だわ~ くらいに思ってるんじゃないの。」ということです。
もう、もう、びっくりびっくり。
びっくりの10乗くらいびっくり。
これは私の友人の見解ですから、こずるい子どもがいる、子どもが嘘を突き通す、っていう背景がその子どもの親たちがこずるいから、っていうだけではなく、違う理由があるよ、と言いたい人もいらっしゃるかもしれません。
ただ私がニュースになるほどの事件を見たり、自分の身近で起こる子どもたちのことを知るにつけ、ずっと疑問に思っていたこと、
「私の子どもの頃には、ここまでの子はいなかったのになぁ?」という疑問に対して1つの答えである、「その親の世代の大人がこずるくなっているから。」というのはとてもショックな見解でした。
では、その親がどうしてそんなに悪賢くなってしまったのだろう?ということは、またその親の世代がそう学ばせるようなことをしたのだろう、と考えていけばそれは累々と過去にさかのぼっていきます。
そしてそれはどの地点で、「ここが元祖元凶だ!」といえる地点に到達するのでしょう?
そんなところが特定できるのでしょうか?
それともどこかの地点で急にずる賢さが発揮されるようになったわけではなく、まぁ、これくらいならば・・ということが次の世代にちょっと増幅される形であらわれて、また次の世代にはもっと増幅されてあらわれて、ということから現代が出来ているのだと考えたら人間って少しずつずーっと悪くなり続けているってことなんでしょうか・・?
考えれば考えるほどわからなくなってきますが、何事にも原因は必ずあるはずです。
それがバタフライエフェクト(地球の裏側で蝶が羽根をバタつかせたことが、ひいては台風を巻き起こすことにつながっていた、というようなこと。)のように小さな小さな豆粒ほどのことだったとしたら、それを見逃さないように、放置しないようにしないとどんどん私たち人間は悪いことを増長させていってしまうということになります。
ひとりひとりがそういう意識をもたなければいけないのかもしれません。
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