友人とコンサルテーションの練習をしていて、なぜか思いつき、こんな方法もたまには面白いよね~と言いあったものをご紹介します。
(※友人の了解を得たので、友人が選んだ4本を使ってご紹介いたしますね。)
通常、コンサルテーションでは、クライアントに4本のボトルを選んでもらいます。
そしてその4本を目の前に並べてリーディングしていきます。
どのボトルのことから話し始めるのか・・
それはプラクティショナーによっても違いますし、同じプラクティショナーでも、そのときに眺めた4本のボトルと目の前にいらっしゃるクライアントとのライブ感のなかでどこから手をつけていくかが何となく決まります。
「今ってこんな感じ?」というように3本目の話から始めるときもあれば、2本目から始めるというときもあるでしょう。(もちろん同様に1本目、4本目から始めるときだってあります。)
それに正解はないんです。
でも、このときふと、4本を全部目の前に並べずに1本目から順番に1本ずつそこに足していく感じで話をすすめてみました。
選ぶのは4本選んでおいてもらうんですが、まずクライアント役の友人の前に1本目に選んだB18「エジプシャンボトルⅠ」のみを持ってきます。
「さぁ、これがあなたが今のご自身の人生を泳ぎきるために天から与えられた一番の魅力ですよ。心の深くに人を癒してあげたい、とかそんな気持ちを持ってらして、それを楽しむ智恵がおありなんですよね。」
「そっかな~」なんてことから話を切り出します。
レベル1の再受講のときに新鮮に感じたこととして、目の前にあるボトルを1本だけじっと見つめていると、いつものとは違う感覚が沸き起こってきたり、とても自分の内面をそのボトルの色と結びつけて考えられる気がします。
内観が深まるんですよね。
特に1本目は“自分そのもの”なわけですから、じっくりとその1本と向き合って眺めてもらい、そこから感じ取ったものをどんどん話していただく、というのは価値のあることのように思います。
じっくりと話してもらえたな、と感じたら2本目のB82「カリプソ」を持ってきます。
「さて、そんな能力があなたには備わっているのに、何かに葛藤があって心にゆとりを失ってらっしゃる・・・ どうですか?」
「う~ん、そうかも。なんかずーっと引きずってきてるものがあって、なかなか吹っ切れないんですよね~」
「1本目と2本目を見ていてどんな感じがしますか?」
「う~ん、なんだか色~!って感じでちょっとどぎついですよね・・ ちょっと疲れちゃうような感じ。いつもはわたし、こんなに原色っぽいものばかりなんて選ばないのに。」
「ふ~ん、どぎつくて疲れちゃうような感じがするんだぁ。」
「あれ? ってことは、わたし、自分が持っている本来の魅力とはかけ離れたような場所にいたり、かけ離れたようなことで悩んでるから疲れてるってことなのかなぁ?」
「なるほど。そう見えるんだぁ・・」
こうして話していき、またたっぷり話せてもらえたなぁ、と思ったら、今度3本目を持ってきます。
まずは、3本目だけを見てもらいます。
「どんな感じがしますか?」
「なぁ~んか、私の中でどす黒いものが渦巻いているって感じ。」
「2本目で何か引きずっているものがある、っておっしゃったこととリンクしてるような感じですね。」
「このラインナップ見て、どんな気がする?」
「私が引きずっているものが凝縮されて、今の状態にあらわれてる、って感じ。」
「あ~、まさにそんな感じの色だものねぇ。」
「結局、私は自分のなかにくすぶっているものは、人には見せないようにしてたつもりで、だから誰にも迷惑なんかかけてないし、自分ひとりの心の中だけで起こっていること、って思ってたけど、こうして見てると、全然そんなことはなくって、じゅうぶん人目にもわかりまくるほどイライラしてたかもしれない・・」
「それに気付けてよかったね。」
そして最後、4本目を持ってきます。
B56「セントジャーメイン」です。
「どんなふうに感じますか? 見えますか?」
「なんだか前の3本に比べて、いじょーにすがすがしい。」
「そうですね~ これだけペールですもんね。これがあなたの行きたいところなのね。 すべてのものを統合してよりクリアになっていく、っていうふうにも見えるよね。」
「あ~そっか。こだわっているものを捨てなくちゃ、って思う必要もなくて、それも私だし、統合して組み入れたい、って思ってるのかなぁ。」
「これをちょっと見てみて。」と、私は今度は4本目と1本目を並べて見せました。
「1本目の下部にもバイオレットは入ってるじゃない。とすれば、もともと持っている資質や魅力と行き着きたいところは同じかすごく似てるんだよね。もがかなくてもありのままの自分でいいんだ、ってことに気付くんじゃない?」
「こうしてこの2本を並べてみると、1本目って補色だよね。それを統合してよりペールのバイオレットになりたい、って言ってるわけだよね・・ 1本目と4本目だけみてても、もう答えはここにあった、って感じだよね。」
「ほんとだねぇ。」
すると、何だか不思議なことにこのなかのどれが1本欠けていてもいけない、これはこれでまとまっているんだ、っていうように見えました。
この話は出来すぎだよ~
たまたまこの4本だったからこういうふうになったんじゃないの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は決してそうは思いません。
どんな4本でも同じように出来ると思います。
ほんとに面白い体験でした。
今回のコンサルテーションは、相手もオーラソーマを学んだ方だったから出来たことかもしれません。
けれど、時にはこんなコンサルテーションも面白いな、って思いました。
大切なのは、あの手この手を使って、いろんな角度からクライアントさんにご自身を感じてもらうことですからね。
どういう“説明”をしたらこの人に一番伝わるだろうか、ということに躍起になっていた時代もあったけれど、どういう“見せ方”をしたらこの人が自分らしい顔をのぞかせるだろうか、ということのほうが大切ですし、面白い(? っていったら失礼か・・)ですもの。
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